フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

一発屋講義

2007年08月30日 | テレビ
『アメトーーク』 8月23日(木)23:15-24:10 テレビ朝日

N「売れっ子だらけの夏祭り。あんな売れっ子やこんな売れっ子が、そんなことを。さらにイジリー楽屋お見舞い申し上げます。あのビッグスリーもやってくる今夜のアメトーーク!」
売れっ子オブ・ザ・イヤーの皆さん 木下宏勝 ジャガー横田 夏川純 チュートリアル(徳井・福田) ムーディ勝山 時東ぁみ 品川庄司 ケンドーコバヤシ

◆特別講義 一発屋にならないために
蛍原「売れっ子の皆さんはやっぱり一発屋にはなりたくないと思うんですよね。ということで、一発屋に詳しい講師のかたが来てますんで、それではお願いします。どうぞ!」
一発屋BIG3 ダンディ坂野 有吉弘行 つぶやきシロー

蛍原「特別講座ということで」
有吉「お忙しいところ、どうもすいません」(「低姿勢やな~」)
蛍原「売れっ子としてあちらのね、席にね…」
有吉「ボクらも元々は、こういうふうな立場だったわけですから」
宮迫「いや、すごかったですよ」
つぶやき「前は座ってました」
(立って講義の元・売れっ子BIG3。座っている現・売れっ子の皆さん)
有吉「ボクはもうCDは120万枚」
蛍原「120万枚ですよ!」 <「白い雲のように」売り上げ120万枚>
有吉「本に関しては250万部」
蛍原「250万部!」 <「猿岩石日記」シリーズ 売り上げ250万部!>
蛍原「それ何年ぐらい前でしたっけ?」
有吉「えーと、約12年前ですね」
蛍原「はい、しっかりおぼえてますからね」
つぶやき「ボクも12年前」
宮迫「そうか。つぶやけばつぶやくほど周りがドーっと」
つぶやき「いま、つぶやいても『エッ?』って言われます」
宮迫「聞こえにくいって?はっきり喋ってみたいなこと?」
つぶやき「はい。なんか思いっきり嫌悪感を出されるので、喋んなくなっちゃいました」
品川「つぶやかないシロー?」
つぶやき「今日は負のオーラを皆さんに、いっぱい」
蛍原「ダンディさんも」
ダンディ「ボクはこの中ではいちばん新参者で、3年半くらいですね」
宮迫「そんなもんですか」
ダンディ「ゲッツ着ボイス、おかげさまで11ヵ月連続第1位を」
有吉「だからボクたちのようにならないために、何点かちょっとお話を」

◇一発屋にならない為に 1 手広くやらない
有吉「売れてきますと、あちこちからやっぱりオファーがいろいろ来ます。歌を出さないかとか、映画に出てみないかとか。そういうふうな、自分の範囲以外の仕事に手を出してしまうんですけれども、こういうことをやるとですね、やっぱり『粗』が見えやすい!」
つぶやき「たとえばゲストでたまに呼ばれるじゃないですか。ボクなんか役とかやりたいんですけど、『つぶやきさんのままで』っていう、つぶやきシローとしての出演なんですよ。役者でもなんでもない」
ダンディ「ボクも『このまんま来てくれ』って言われますね。で役名が『黄色い男』、大体死ぬパターンが多いです」
有吉「グッズなんかも、なるべく出さないほうがいいかなと。なるべく露出は避ける!!ということですね」
庄司「グッズとか売れればね、自分の収入になったりするんじゃないですか?」
有吉「ただ、一発屋になりますよ!!(「こわいー!」)売れてるときこそ露出を避ける!!これ、おぼえておいて下さい」(「なるほど」)
ダンディ「出すぎちゃダメですね、やっぱり」
宮迫「なんでしょうね、ムーディだけが本気で聞いているんです」(笑)
蛍原「勉強になる」
ムーディ「本当に他人事とは思えない!」
宮迫「だって完全に衣裳が色違いです」(ダンディ黄色、ムーディ白のタキソード)
ムーディ「ほんまにいとこのお兄さんが来てくれたみたい。すごい不思議な心境です」
蛍原「着うたみたいの、めっちゃやもなあ」
ムーディ「いま180万件ダウンロードぐらい。グッズもいまいっぱい販売してます」
夏川「わぁっ、あぶないー」
ケンコバ「CMとか手広くやってるもんな」
ムーディ「手広くやってます、はい」
品川「ドラマとか来たら、このままでお願いしますって」
ムーディ「これ(いまのスタイル)以外で出たらわけわかんないですね」
品川「「ダンディとムーディって」(笑)
蛍原「でも手広くやらない、と」
有吉「なるべくやらないと」

◇一発屋にならない為に 2 「これぞ!!」というものを作らない。
有吉「それで2点め。やっぱり、これぞというイメージ、ひとつ強いイメージがあるとそればっかりになっちゃうんですね。ボクの場合はヒッチハイクだったりとか。つぶやいたり、ゲッツだとか、そればっかりになっちゃうんで、あきられてきます。それで次のものを作る力がないですから」
宮迫「ごめんなさいね。ムーディほんまに真剣に聞きすぎや。あまりにも首を(タテに)ふりすぎ」
ムーディ「大体あてはまってるんです」(笑)
有吉「残念ながら、やっぱりもう皆さんは大体イメージがついてきてるんで」
品川「ないでしょう」
有吉「まずジャガーさんところは、『夫婦ゲンカ』。といえば、この二人。で夏川さんは、『サバ』」
夏川「えー!」
有吉「徳井さんは、まあ『変態…ニヤケ男』」
蛍原「(笑)いま決めてるやろ、有吉」
有吉「(イメージが)つき始めてますよ」
徳井「え、世間で変態ニヤケ男と思われてるんですか?」
蛍原「有吉、福田は?」
有吉「(笑)アブラムシ」
福田「いまアドリブで考えてるでしょ、完全に」
ケンコバ「じゃ、みんな言うてきましょう」
品川「ムーディは?」
有吉「まあ『コミックソング』」
ムーディ「コミックソング?…はい」
蛍原「あみちゃんは?時東あみちゃんは?」
有吉「『メガネ女』」
時東「(笑顔でうなずく)」
蛍原「ちょっと品川は?」
品川「オレは絶対ないよ」
有吉「『おしゃべりクソ野郎』」
宮迫「(大受け)」
蛍原「おい、それオマエだけのことやろ、オマエが思ってることやろ」
有吉「つき始めてるんです、注意しましょう!」
品川「おしゃべりクソ野郎で売れないでしょう」
ケンコバ「…クソヤロウ(笑)」
宮迫「ああ、面白い」
蛍原「じゃ庄司は?庄司」
有吉「ああそうですね、これは『筋肉クソバカ野郎」(笑)
庄司「筋肉クソバカヤロウってどういうことですか。オレ、クソバカヤロウですか。なんでオレ、バカ入るんだよ」
蛍原「品川庄司どないなん、コンビとして」
つぶやき「言ってくれる人いないよ、こういうこと」
蛍原「ケンコバさんは?」
有吉「『プロレスひげ野郎』」
ケンコバ「あ、全然おもろないやないか」

◆感想
アメトーーク史上に残る面白名講義です。「一発屋」が「笑い」に昇華して、爽快でした。今回登場の売れっ子の皆さんの中で最も旬なムーディさんが、終始神妙な面もちで、一発屋BIG3の優勢が際立つ結果となりました。有吉さんのネーミングのセンスは素晴らしい。世の縮図を見る思いで、爆笑し、大拍手を送りました。

ビーチサッカー

2007年08月26日 | テレビ
『ものまねバトル★CLUB』 8月15日(水)25:56-26:41 日本テレビ

◇オープニング
N「今夜のものまねバトルクラブは、真夏のビーチで大熱戦!番組対抗ビーチサッカー大会!ものまね芸人たちがサッカー界に殴り込み!正真正銘のガチンコ対決!スーパープレイヤーたちを相手にニセモノ軍団が見せるビッグプレイの数々!感動!熱狂!興奮!奇跡の奮闘記をごらんあれ!」

N「7月24日、ここ逗子海岸にある日本テレビ海の家、『@sea zoo』(アットシーズ)で一大イベントが開催された。そのイベントとは、日本テレビの人気番組が集結し、ビーチサッカーで優勝をめざす。参加チームはこの4チーム」

N「武田修宏を筆頭に元日本代表がズラリと並ぶ『スポーツうるぐす』。こちらは元ヴェルディ北澤豪率いる『ズームイン!!サタデー』。人気芸人タカ&トシや城、前園など多くのビッグネームが揃う『サッカーアース』。われらが『ものまねバトル』チームは、これらのチームに勝つことはできるのか!?」

 
◇選手紹介
ビーチに並ぶ3人。向かって左からスザンヌ、神奈月(竹原慎二)、原口あきまさ。

ものまねバトルチーム選手リスト
1 東国原英夫(はなわ)=持ち前の顔の広さと腰の低さで、さりげなくゴールを狙う!
2 松浦亜弥(前田健)=今大会の特別ルールでもある『女性がゴールすると2得点』を狙う!

スザンヌ「いまのところ、すごく不安ですね」
原口「全然ピシッとしないですもん」
神奈月「あ、そう。じゃあ、このチームにピリピリ感出すためにのう、気合い入れてもらう人、呼んどるけん」
原口「そういう人、必要ですね」
神奈月「ちょっと入って下さい」

♪『ソイヤ~』
有吉「いや、どうも愛川ゆず季です!うっふん(グラビアポーズ)と。…違うか?」
(黒っぽいスーツ、ズボンのポケットに片手を入れ、サングラスを上げながら)
3 哀川翔(有吉弘行)=チームに気合いを入れる!

神奈月「ピリピリしとるじゃろ」
原口「すいません、よけいダラダラしちゃうでしょ。できるんですか?サッカー」
有吉「できるできる。蹴り殺しちゃえばいいんだろ?」
原口「違う違う。ファールになっちゃいますよ」

4 中沢佑二 5 羽生直剛(ビックスモールン)=サッカーといえば日本代表
6 中村俊輔(ずん・飯尾)=FKからの得点を狙う!
7 空手の師範代(ずん・やす)=鉄壁の守りでチームを支える
8 中田英寿(岡本富志光) 9 三浦知良(カズノコ)=ヒデとカズがいるだけで安心感
10 ラモス瑠偉(原口あきまさ)=チームを鼓舞する!


◇1回戦
N「今回のビーチサッカー大会は、4チームによるトーナメント方式で優勝を決める。ものまねバトルの1回戦の相手は、サッカーアースチーム。なんとサッカーアースチームには、名だたるスーパープレイヤーたちが名を連ねる。不屈のゴールハンター城彰二、日本屈指のドリブラー前園真聖、ビーチサッカー日本代表河原塚毅、元なでしこジャパン川上直子、そしてトモダチならアタリマエでお馴染みのアルシンドも助っ人としてチームに合流!」

実況 田辺研一郎(NTVアナウンサー)
解説 武田修宏 岡田武史(イジリー岡田)

ものまねバトルチーム
 三浦 ラモス 東国原 武藤敬司(神奈月) GK・助っ人 監督・Wオシム(ザ・たっち)
サッカーアースチーム
 城彰二 前園真聖 アルシンド 川上直子 GK・タカ 監督・トシ
(有吉さんは、スザンヌさん、前田健さんと並んで観戦・応援)

前半 城ゴール
後半 アルシンドゴール

(後半途中、ボールが観戦中の有吉さんの足を直撃)
前田「大丈夫?翔さん、キレちゃダメ!」
原口「(ボールが)哀川翔さんにぶち当たりました!」
有吉「…気をつけろよ、バカヤロウ!」

N「哀川さんにボールがぶつかったことでチームに生まれた一体感!『勝ちたい』という気持ち、その気持ちは形となって現れる!」
(ものまねバトルチームはチロさんが2点ゴールするも、相手チームの河原塚選手が3点目をゴール。善戦するも、2-3で惜しくも敗退)


◇3位決定戦
N「一方、スポーツうるぐす対ズームインサタデーの試合は、3本のゴールでスポーツうるぐすの快勝。ということで、ズームインサタデーチームとの3位決定戦」

ズームインサタデーチーム
 北澤豪 宮本知和 藤井健太 藤井貴彦 GK・古庄享
ものまねバトルチーム
 松井秀喜(はなわ)=メジャ-級の一発に期待 松浦 空手師範代 助っ人 GK・助っ人

N「開始早々、宮本ゴールで先制を許す。しかし中沢(ゴン)のゴールですぐに同点。…北澤のゴールでまた離される。1点リードされて、ここで最終兵器投入!果たしてその実力は?」
IN・哀川翔 OUT・松井秀喜
(有吉さん、豪快にシュートするも、バランスを崩して派手にビーチに倒れ、ボールは大きくゴールを外れます)
N「哀川さんのミスキックで前半終了」

有吉「全然パスが…来ない」
神奈月「最初っから足もつれてたよ」
有吉「あー、ちょっとパスが悪いんだよね」
神奈月「パス!?」
有吉「パスが全然来ない。周りが全然動かないから!」
(と、ビックスモールンの二人や原口さんに鉄拳制裁。そこへずんのやすさん登場。逆に背負い投げをくらって砂に沈む有吉さん。有吉さんは腰を手で押さえて立ち上がります)
有吉「おあとがよろしいようで」

(後半、なぜかWオシム投入。ラモス、ゴールで同点。サッカー経験者の番組スタッフ金沢さんがゴールを決め、結局3-4で、ものまねバトルチーム勝利)

N「こうして見事3位という結果でビーチサッカーは幕を閉じた」

日テレ番組対抗ビーチサッカー大会
優勝サッカーアース。2位スポーツうるぐす。3位ものまねバトル。4位ズームインサタデー。


◇感想
本物の元Jリーガーたち、そうそうたるメンバーが顔を揃え、豪華なビーチサッカーでした。そんな本格サッカー選手を相手に、ものまねバトルチームは、野球のユニフォームや柔道着でボールを追いかけて、まさしく仮装大会の様相を呈していました。そのなりきりっぷりが楽しく、爆笑でした。快晴の青空の下、夏の砂浜の大熱戦、お疲れさま。
なお、番組後半は「新ネタの祭典 お試しバトル」の前編です。次回はその後編。予告映像に、激しく踊る「土屋アンナ」と思われる人が映っていました。

『ピエール靖子 銅脳編』

2007年08月24日 | DVD
8月24日、DVD発売!
『ピエール靖子』企画でわかる脳タイプ
 第3弾「銅脳編」


  あなたはどの脳タイプ!爆笑企画でズバリ脳診断!
  テレビ大阪発、ハチャメチャ系バラエティ!総合演出:マッコイ斉藤


◆本編75分

7 キャバクラ店対抗 落とし穴ロワイアル(落とし穴でわかる脳タイプ)
8 椿鬼奴 炎の三番勝負(推理でわかる脳タイプ)
9 暗闇大運動会(暗闇でわかる脳タイプ)

詳しい内容は、番組サイトで
http://pierre-yasuko.com/


◆特典映像8分 番組未放送映像
N「ピエール靖子、わけあって地上波では放送できなかったシーン大公開」

◇『椿鬼奴 炎の三番勝負』
N「人気AV女優範田紗々の赤裸々トークをノーカットでご覧下さい」
(オンエア時、テロップ上にモザイクがかかっていて読めなかった文字は、「フェラ」)
「超高級ソープ嬢シリーズ」が人気(byピエール瀧氏)の紗々嬢。高速フェラは5倍のスピード。

◇『暗闇大運動会』
暗闇スポーツグルグルバット幻対決
・ムッシュかまやつ(似)ことADまりもvs椿鬼奴
 →ムッシュ20秒で圧勝
・暗闇紳士こと古川プロデューサーvs巨人上原(似)佐藤構成作家
 →両者ゴールならず
(この競技を終えて、プロデューサーの不甲斐なさに、浮かない表情の有吉さん)
ピエール「有吉くん」
有吉「はい」
ピエール「なんでそんな表情なんでしょう?」
有吉「いやもう…(プロデューサーに)オマエ、なにをやってんだ!」
古川「『オマエ』って言ったね」
有吉「(笑顔であやまる)」
<番組プロデューサーについキレてしまった有吉>

◇『キャバクラ店対抗 落とし穴ロワイアル』
N「意外な人物が穴のエジキに。その一部始終をご覧下さい」
(次の競技へと向かうスタッフ&出演者一行。落とし穴は、かなり気合いを入れて作られており、さながら竪穴式住居といった広い空間です。千葉のバニラさんが落ちてもなお、その周囲は崩れずにトラップ状態を維持しており、そこへ小走りに移動中のAD井上くんがドサっとハマってしまいました)
ピエール「誰ですか?落ちてんのは」
有吉「ADです。ADが落ちました、また。次々と被害は広がっております」(マイク片手に実況中継)
ピエール「(笑)」
光浦「なんでしょう。この落とし穴、広がってんですか?」
ピエール「面白いなあ。穴がデカすぎるんだよ、これ」
有吉「落とし穴の魔の手にハマっております。大丈夫ですか?(とADが大丈夫なのを見て)いい加減にして下さいよ」
N「スタッフも思わずハマる落とし穴。あなたも落ちてみませんか?」


◆感想

ときおり雨の降る蒸し暑い金曜日、DVDが到着しました。「ピエール靖子」の第3弾「銅脳編」です。「落とし穴」と「暗闇」という、「ピエール靖子」を代表する二大企画が登場します。
「落とし穴ロワイアル」は、千葉と埼玉のキャバ嬢対決。千葉埼玉というところが、この番組らしいところです。結局、3回落とし穴にハマるバニラ姉さんがこの企画のMVPと言いましょうか。気持ちよく落ちていただきました。ゲストは神奈月さん。いつも厳しい表情の脳科学の荒関先生が、神奈月さんの「萩原流行」で初めて笑顔を見せました。
「炎の三番勝負」では、鬼奴さんがボコボコにされ、ヘロヘロになりながらも、最後まであきらめずにガンバリました。ゲストの範田紗々さんは「淀川キャデラック」にも出演していて、エロ可愛いです。
「暗闇運動会」では、ゲストのアレクサンダー大塚さんが驚異の活躍を見せます。鋭い勘と大胆な行動で、暗闇は阿鼻叫喚の地獄と化しました。
というわけで、今回も有吉さんは自ら、痛い恐い辛いの三拍子をしっかり体現し、また現場進行役としても余裕のレポートで競技を盛り上げ、笑いの渦を巻き起こしてくれました。お疲れさま。面白かった!

5時の虹

2007年08月21日 | 日記
写真は雨の中の虹。
昨日、病院帰り、急に激しくふりだした雨の向こうに見えました。

どうも気温の高い日が続き、血圧が高いことが判明した落花生です。
ロックンオムロンなんて言いながら手首式血圧計。

猛暑に地震に雹、びっくりな当地、千葉県です。
チバケン、、バチカンは遠いな。

オチのない話2 後半戦4 ぽろぽろ

2007年08月18日 | テレビ
『ダチョ・リブレ #31』 ばっかス 8月12日(日)17:30-18:00 CS朝日

 竜兵上島のオチのない話2 後半戦4


9 有吉弘行のオチのない話 『柔道部の危険な伝統』

上島「じゃ最後、ラスト」
有吉「おっ、ラスト誰だ?」
上島「土田が出てないからね。土田、行ってほしいんだけどな」
安田「肥後さんもあんまり出ていない」
上島「そうだな。どっちか行ってほしいんだよな」
肥後「これはでも、しょうがない」

 果たしてサイコロは、『有吉』さん!

有吉「わぁっ!これ最悪だなあ、もう無いなあ…」
肥後「今日、有吉さんがいちばん多いんじゃない?」
土田「いまウソつこうかどうか迷ってるとこですよ」
肥後「ウソはダメだよ!」

有吉「これちょっと危険な話ですよ。のぞきに関する話です」
一同「(笑)」
有吉「ボクらの、さっきも言ったとおり高校のとき柔道部だったんですけど、代々の伝統があって。春先に身体測定があるじゃないですか。あれは女子の体重と身長、胸囲とか測ったり、武道館で行われるんですよ、わが柔道部が通常練習している。そして、わが部伝統で、皆さん合いカギを持ってるんですよ。先輩からどんどん伝わってる武道館の合いカギを。そして、その身体測定が行われる前日の夜から武道館に入って、屋根裏にひそむと」
一同「(笑)」
上島「若いからね」
有吉「そして10時間ぐらい屋根裏で過ごさなければならない。ただし、そこをクリアした者は身体測定がのぞけるという伝統があって」
一同「なるほど」
有吉「それで、鉄骨の上を歩かなきゃダメなんです。こういうモルタルみたいな感じになってるんで、屋根って。鉄骨の上で過ごさなきゃならない。で、そのとき2年の先輩のヤマシタさんがずっとひそんでたんですよ。ひそんでたんですけど、キリで穴をあけるんですけど、女子がいたとき、興奮しちゃって穴あけすぎて、モルタルの粉がポロポロポロポロ落ちてきちゃって」
一同「(笑)」
有吉「女子がハッと見上げたら大きな穴があいてて、『先生!先生!』って言って、みんな『キャーキャー』なったら、ヤマシタ先輩、鉄骨から足、落としちゃって」
(「動揺して」)
有吉「足がドドーンと出てきて、モルタルのこのキズの所で太腿バーッと擦ってるから、血がボタボタ落ちてきたんです」

一同「あー!(笑)」
土田「作りましたねー」
安田「作ったなあ」
土田「でもまあ学生時代のそういうエピソードなんてのは、どんな学校にもあったりしますもんね。学生だから許されるみたいのはあるじゃないですか。ね、まあ、山崎さんなんてね、もう30越えてから、おんなじような経験ありますもんね」
肥後「ええ!もうないでしょう。学生だったらまだしも」
土田「だって、押し入れに隠れてね。そのヤマシタ先輩も、ほら多くのぞきたいから穴を大きめに空けちゃったじゃないですか。山崎さんも押し入れの中から多くのぞきたいから、これぐらい(両手を肩幅まで広げて)開けちゃって」
 <丸見え>
土田「『わっ誰かいる!』って言われた。で、そんときの言い訳が『あかん、寝てもうた』、押し入れの中で!」
一同「(笑)」
ヤマザキ「で、部屋を出ました」
ノッチ「だって、シュミレーションのときはこれぐらい(数センチ)だったのが、本番のときはこれぐらい(1メートル=広めの「ノッチです!」サイズ)」
土田「なんでいまカブせてきたのにハズした感じなんですか?」
上島「(笑)」
安田「やんなきゃよかったねえ」
土田「だったら、ちゃんと事細かに説明しなきゃいけない。佐藤さんの家でこういうことがあったんだみたいな。そのエピソードがなく、興奮して喋りすぎなんですよ」
(「土田教室」)
ノッチ「いま本番中だから、説教はあとでしてくれ」
土田「本意気で泣かすからな!」
一同「(笑)」
(「やだやだ」「ほんとにイヤがってる」)

上島「ええまあ、そういうことで、もっとやりたいんですけど、時間がもうないということで」
肥後「残念ですね」
上島「どうですか?土田くん」
土田「そうですね、やっぱりこの元となった、みんなで居酒屋で飲んでて、上島さんがいつもオチのない話をしてるっていうのが、ようやく出たじゃないですか。ようやく視聴者に伝えられるっていう喜び、たまらなかったですね」
上島「うれしいね。こういうことだったんだね」

有吉「仏壇の話、聞きたかったですね」
土田「あれはよかったですね」
安田「仏壇は第2弾、第3弾があるんですけどね」
有吉「あるんですか!?」
上島「それまた聞きたいね」
土田「シリーズが!いいですね」
安田「その後、母ちゃんが(仏壇)を組み立ててね」
有吉「えー!」
土田「なんですか?それ」
 <次回乞うご期待!>
安田「まあまあ、次回」
上島「なるほどね。はい。ということで竜兵上島のオチのない話でした。それではまたお会いしましょう」
一同「(笑)」
土田「硬いエンディングですねー」
有吉「終わっちゃった」

N「オチのない話を成功させた今日の太陽様は、久しぶりの晴れ!」


◇というわけで、4回にわたって紹介しました。猛暑を超える面白話、9編です。
また、「いっき落花生」の「レビュー」のほうに、まとめて一括転載するつもりです。

オチのない話2 後半戦3 御意見無用

2007年08月17日 | テレビ
『ダチョ・リブレ #31』 ばっかス 8月12日(日)17:30-18:00 CS朝日

 竜兵上島のオチのない話2 後半戦3


7 有吉弘行のオチのない話 『柔道部の顧問 フクモト先生』

有吉「ボクね、高校のときに柔道部だったんですよ。それで、顧問の先生が定年間近のおじいちゃん先生で、フクモト先生っていうんですけど、なんにも怒らない温厚な人なんですよ。だから柔道部の顧問なんですけど、誰も恐れることがないし、先生も何にも言わないし。ただ、チンコがデカイということは、リスペクトの対象にはなりましたね」
土田「それは、なりますね」
有吉「そのフクモト先生とともに、一日泊まりがけの遠征合宿試合があったんですよ。で、そこに行ったときに、近大福山という広島ですごい強豪の、全国優勝もするような、恐ろしい、150キロの男たちが集まってるような、みんな坊主のトラ刈りで、そのチームとボクらのチームが、旅館が一緒だったんです。ボクらは精鋭6人しかいないチームで。でね、食事のときにフスマ一枚はさんで、食事なんですよ」
一同「なるほど」
有吉「あっちはごはんの前に監督から厳しい話があって、『明日の試合は先鋒のオマエがなんとかな』と。で、ごはんを食べる前に、『黙祷!』ってやって。そんな中、ボクらのほうはチンコがどうしたとかウンコがどうしたとか遊んで、食いもの投げたりとか、騒がしいわけですよ。そんな野放しの状態だから、あっちの恐い高校の先生も、まさかこっちに先生がいるなんて思ってなくて、フスマをバーンって開けて、『オマエらなに騒いでんだ!』って言ったら、フクモト先生が腰抜かしちゃって」
一同「(笑)」
有吉「座椅子に座ってたんですけど、座椅子でこうなっちゃって(後ろに倒れて)、そのときに奇跡的に浴衣でしょ、フクモト先生、パンツはいてないんですよ。その自慢のチンコがボロッと!相手の先生はそれ見て、『ハッ!』」
一同「(笑)」
有吉「『ハッ!』となったのは、『先生いらっしゃったんですか!』なのか、『なんてチンコだ!』どっちでハッとなったのか、わかんないですけど」
一同「(笑)」
有吉「それは定年間際の先輩ですから、相手のチームの先生が、『すいません、失礼しました』って帰っていったんですよ。そしたらね、ボクらは尊敬しますよ、フクモト先生を。チンコがデカイという以外の部分でも。それで、がんばろうと。フクモト先生腰抜かしちゃったわけだから。『次の試合がんばろうぜ』って言って。次の試合の日ですよ、その近大福山高校と対戦の機会は、なかったんですよ」

一同「あー、なるほどね」
肥後「いい感じだったのにね」
土田「でもやっぱ、チンコがデカイのと腕力があるのは、あこがれの対象になりますからね」
肥後「ただオチ前に、必ず全盛期のテリ-伊藤みたいにボボボボボボーッて吹いちゃう」
 <条件反射>


8 上島竜兵のオチのない話 『スーパーでの話』

上島「この間ね、久しぶりにカレーライスでも作ろうかと思って。カミさん実家帰ってたもんで。自分で買い物に行ったんですよ。久々にジャガイモとかいろいろ買いまして、レジに行きました。ああいうとこって、セルフサービスで全部自分で袋に詰めてくれと」
肥後「ああ、そういうスーパーなのね」
上島「そういう。でまあ、お金払って、持って、ポーンと、ビニールとか包む所に行きました。したら、オレの財布がここに出てるわけよ、袋に入れようとしたら。『あれ、オレ財布カバンに入れずにここに置きっぱなしにしたんだ、あぶないあぶない』と、こう取ろうとしたら、その手を『泥棒ー!』って、つかまれたわけだよ」
肥後「上島さんの手を!」
上島「オレ、よく土田にやられるみたいに(笑)、こうネジリ上げられて、『これ、わたしの財布ですよ!何やってんだ、店長呼ぶぞ店長を!おいコラこっち来い!』、『いやいや違うんです、ボク勘違いして自分のカバンの中に入れてあるんです、ボクの財布とそっくりだったから』、黒のノーマルな財布だから、わかんないわけよ。『そっくりなんですよ、ボクの財布ちょっと見て下さいよ』、『いやいや御意見無用!店長!店長!!』」
一同「(笑)」
ヤマザキ「時代劇みたい」
上島「『店長呼んで来い、泥棒だ!』、だから、いやらしいけど、しょうがないから、『勘弁して下さい』って、パッと帽子を脱いで『ヤー!ヤー!』(ダチョウ倶楽部ポーズ)、『あ、竜ちゃんじゃない!竜ちゃん生活苦しいの?』」
一同「(爆笑)」
上島「『いや違う違う。だからオレはホントそっくりな財布なんです。ちょっと見せます』って、『ほら!』、『ああ、まあ黒の財布だからね』、『ボクはこう来て、財布ここにポンと置いたと思ったんですよ。で無用心だなと思って取ろうとしたら、ボクは勘違いしてたんです、ちゃんとカバンの中に入れてました。ホントごめんなさい』、『なんだ、そういうことだったのか。いやいや、でもあれだよ、そんな理由は通じないよ。まあ竜ちゃんだからボクは信じるけども、テレビ出てる人、こんなことしないと思うけども。でも普通の人だったら、これ突き出されても文句言えないよ』と。だから、それホントにちゃんとチェックしてやったほうがいいと。だから、物を買ったりしたときに財布ちゃんと入れたなとか、お金ちゃんと入れたなとか、これは人のもんだな。あの、財布にシルシつけとけばいいかなとオレ思ったね。だから、似たような財布って、黒とか赤とか、みんないまあるじゃない。ね、だから財布に、わかりやすいシルシでもつけとけば、どうですかね」

一同「(笑)」
土田「出ましたね!」
有吉「これは出ました」
土田「これがホントのオチのない話ですから」
一同「(拍手)」
土田「あの居酒屋での輝きが、いま!」
上島「…よかった(安堵)」
土田「これがオチのない話です」
有吉「すごい。財布にシルシつけましょうね~って」(笑)
土田「これだよ。ようやく出たよ、上島さん」
有吉「すばらしい」

オチのない話2 後半戦2 キングとはなんだ

2007年08月15日 | テレビ
『ダチョ・リブレ #31』 ばっかス 8月12日(日)17:30-18:00 CS朝日

 竜兵上島のオチのない話2 後半戦2


4 すぎのオチのない話 『オーストラリア人の彼女』

すぎ「ボク10年前、24歳ぐらいのときに、オーストラリアに留学してたんです。現地でオーストラリア人の彼女、ボク作っちゃったんですよ。もともとボクの家庭教師をしてた人だったんですけども、その家庭教師が、会っていくうちに彼女と彼氏の、要は付き合うような形になっちゃったんですよね。でまあ彼女の家にボクが行く形で、家庭教師みたいな形をさせてもらったんですけど、3回目ぐらいから授業終わりでSEX…」
一同「はあっ?(笑)」
すぎ「性行為をすることになりまして、初めての金髪のかただったんで興奮したんですけども。ある日、普通にSEXが終わって、お茶するじゃないですか。終わったあと、オーストラリアのかた、たぶんお茶するんです。で、お茶をしてたんですけど、なんかよくわからない紙きれが出てきまして、ボクに渡すんですよ。『あなたはキングになれます。あなたはあたしの言うことを聞くとキングになれます』って英語で。ボクもよくわからなかったんで、『キングとはなんだ?』って英語で言ったら、『とにかくあたしの言うことを聞くと、キングになれるから、いまから言うことをやって下さいね』って。『何をすればいいんだ?』って聞いたら、『毎週50ドルあたしにくれ』と」
一同「(笑)」
すぎ「『え、毎週あなたに50ドルあげるんですか?』って言ったら、『そう、あたしに50ドルあげて下さい。1ヵ月間は50ドルを。要は4週間50ドルで、2ヵ月目に入ったら250ドルずつください。それをやったら、あなたはキングだ』」
一同「(笑)」
すぎ「なんだそれはと思うじゃないですか。ボクはヤだよと答えたら、今度はものすごいデカイ表がバーンって出てきて、王冠のマークが上に書かれてて、その下がちょっとちっちゃい王冠で、その下、見たこともないコアラみたいな絵があって、どんどんどんどん枝分かれになって、『あなたはいまここ(いちばん下)にいる』って言われて」
一同「(笑)」
すぎ「あ、ボクはここなんだ。『ここはみんな50ドルの人』って言われて。『ここは250ドルの人で、500ドルの人、1000ドルの人、ここ払わない人、って言って王冠、でキングの人』って言われたんですよ。ちょっと面白いなと思って、1週目50ドル払ったんですよ、2週目も50ドル払ったんですよ。だけどほかの人に、これはマルチ商法だからって言われて、ボクはやめました」

一同「(笑)」
土田「正当な話ですね。マルチ商法だという情報もありました」
上島「いまのはけっこういいね」
肥後「最初にね、SEX3回連発してね、ちょっと違う意味で興味をそそったよね」
上島「そういう話かなと思ったら、うまいことネズミ講みたいなほうへ行ってね」
すぎ「そうですね。でも大丈夫でした」


5 有吉弘行のオチのない話 『極悪レスラー シーク』

有吉「ボク、プロレスがすごい好きで、高校生のころよくプロレスを見に行ってたんですよ。当時、大仁田さんがやっているFMWというすごいデスマッチ系の、有刺鉄線とか凶器とかを使うのが、ボクいちばん好きだったんですよ。それで出待ちとか入り待ちとかするぐらい、ボク大仁田さんのことがそのころ好きだったんです」
一同「(笑)」
有吉「で、そのときいちばんの強敵がザ・シークっていう、もう凶器を使わせたら天才的で、手から火出したり、ナイフ使ったり、すごいヤツなんですよ。もうボクはそいつが憎くて。会場中こうやってシークが回って、ボクらを脅してくるんですよ」
肥後「客席来るよね」
有吉「だけど、あいつはおじいちゃんですから、ボクらは高校生ですから、多少やっぱ大仁田のために、ちょっと手助けになることをしなきゃいけないと」
肥後「ファンとしてはね」
有吉「カバンでこうバーンとケツを叩いたりしてたわけですよ、ザ・シークに。そしたらザ・シークに付いてるサブとかが、ボコボコにボクらを叩くわけです。そのバーンとやったときに、カバンからコンパスがパッとこぼれたんです」
土田「(笑)」
有吉「そしたらシークがそのコンパスを持って大仁田を血だるまにしたんです」
一同「(笑)」
有吉「オレのコンパスが大仁田のもっとも恐ろしい武器に!(笑)それでボクは言ったんです、その係員に。『あれボクのコンパスですから返してくれ』と。そしたらね、当時いたリッキー・フジさんという人が優しくてね、『あっ、あとで返してあげるから』って言われて、セーフでしたね」

一同「おー!」
上島「返してもらったんだ」
土田「いいですね」
肥後「だから、あんまりね、プロレスラーに手出さないほうがいいね」(笑)
有吉「そうですね」
土田「あと、有吉さんの話はオチどころのとき、必ずヨダレたれますね」(笑)
有吉「全盛期の天才ディレクターと呼ばれてたときのテリーさん状態」


6 ヤマザキモータースのオチのない話 『嫁』

ヤマザキ「じゃあボクの、結婚したんで、奥さんの話しましょうか。この春、結婚しまして、皆さんの話をよくするんですね、やっぱり、家でね。でまあ、上島さん筆頭に、上島さん、肥後さん、ノッチさんは佐藤さん、安田さん、土田さん、すぎのことも杉山さんと言うんですけど。なんか知らんけど、有吉さんのことだけ、うちの嫁は『有吉』って」
一同「(笑)」
ヤマザキ「呼び捨てなんですよ。でまあ、予想するには、ボクが入院してたときに、ボクの動かない足にタバコとかゴミとか足の指に詰めて、動きましたよ動きましたよって、うちのに見せたら、もうゴミだらけですよ。ゴミだらけのヤツを見て、有吉がキャッキャキャッキャ笑うてる。みんなもやってたんですよ。でも、うちの嫁にしては、有吉が全部首謀者やと思うてるんで。で、『有吉』って言うてんのかなあと思って。あかんぞと。『あかんぞオマエ。有吉も、絶対有吉さんやろ。ちゃんと有吉さんって言えよ』って言ったら、うちの嫁が、『あ、有吉さんは年下やと思った』と言ってました」

一同「おー!」
上島「いまのはいいんじゃない?」
肥後「いいね」
ヤマザキ「セーフ?」
有吉「セーフとかないから」(笑)

オチのない話2 後半戦1 ぶんぶん

2007年08月13日 | テレビ
『ダチョ・リブレ #31』 ばっかス 8月12日(日)17:30-18:00 CS朝日

N「今回のばっかスは、上島竜兵があの名物企画を勝手にオマージュしたオチのない話、いよいよ怒濤の後半戦がスタート!」

 竜兵上島のオチのない話2 後半戦


1 安田和博のオチのない話 『母の宗教』

安田「うちの父親はもう亡くなってるんですけど、生きてるときに、母親がある宗教にものすごいハマってまして、それで家でバンバンお祈りをするんです。でも親父が大っ嫌いで、それが。やめろって言って、いつも喧嘩するんです。すごいモメて。でまあまあ、母親も父親がいるときだけは、絶対にそういうお祈りはしないようにしてたんですけど、夜まだ帰って来ないだろう、まだ酒飲んでるだろう、という時間にお祈りしてたら、父親が酔っぱらって帰って来ちゃったんです。で、うち5階なんですけど、すごい怒って、その仏壇っていうんですか、それを持って、5階から下の保育園に思いっきり、ぶん投げた」

一同「(笑)」
土田「保育園に!?」
安田「保育園にぶん投げたんです。やめてー!とか言ったら、うちの親父が、『神様がお前を助けてくれるのか?いままで助けてくれたことあるのか!?』。親父かっこいいなと思いましたよね」
一同「おー!!(感心)」
有吉「すっげえ期待しましたよ」
肥後「いいオチのない話だね。王道だよ、王道」


2 肥後克広のオチのない話 『選挙カー』

肥後「最近の話なんですけど、区会議員ってあるじゃないですか、選挙ね。それで選挙カーっていうのがあるじゃないですか。たとえば、『上島、上島をよろしくお願いします。上島竜兵をよろしくお願いします』って。普通ね、ああいうのって、無視するじゃない、子供たちって、小学生。なのに、『上島竜兵をお願いします』って言ったら、こんな小学生よ、1、2年生が手を振るのよ、ウァーッて追いかけて。『ありがとうございます』とか言うのよ、選挙権ないのに」
一同「(笑)」
肥後「オレも歩いて、子供と一緒に歩いて。子供と歩くときは、顔を隠すわけじゃないけど、ニット帽をかぶって、別にダチョウ倶楽部の雰囲気でも何でもないの。子供と歩いてたら、選挙カーが来たの。『上島、上島をお願いします』って女の人、オバサンが。オバサン来たな、と思ってウァーって言ったら、オバサンも、『はっ!肥後さん!肥後さん!ありがとうございます!』。うえっ、オレのことわかってるわと思って。ハコ乗り、ホントこんななって(身を乗り出して)『肥後さん、ありがとうございまーす!』。おいおい落ちるよと思ったけど、落ちないでそのまま行っちゃって、そのかわり選挙に落ちやがった」

土田「これは落語家さんみたいな、きれいなバージョンじゃないですか」
肥後「車から落ちないで、選挙に落ちた」
ヤマザキ「そしてこれがオチのない話」
 <座布団一枚>


3 有吉弘行のオチのない話 『親父』

肥後「有吉さん、もう安心できるね」
上島「ミスターオチのない話」

有吉「ボクの親父の話なんですけど、うちの親父っていうのは、すごい自然とかに強い男なんですよ。野生児なんですよ。それで、うちの家の屋根裏に、ワイドショーとかでもやる、大きなスズメバチの巣ができたんです。もう普通にメシ喰ってても、パチッパチッてブンブンブンブン言ってるんですよ。これは危ない、駆除しなきゃいけないっていうことで、普通は防護服とかですよね、危険ですから。一匹刺されたら死んじゃうというようなヤツですから。そうなんですけど、うちの親父は黒いビニールを手に付けて、あとスーパーの白いビニールをこうやって(顔に)巻いて、ちょっと目(の部分)をあけて、それにサングラスをして、謎のレスラーみたいに、セーターを2枚着て、屋根裏にのぼって行ったんですよ。かあちゃんが、『ダメだって、こんなビニール1枚でマンガみたいな格好して、危ない!』。親父は、『大丈夫だ、基本、スズメバチは刺してこねえ。女王蜂をいじっちゃうと怒るけど、それ以外そんな怒るもんじゃない』。で、親父はあがったんです。ボクらは危ないから障子をぴっちり閉めて、親父を心配してたら、親父が明らかに、『痛い!ウエッ!』」
一同「(笑)」
有吉「のちのち得た情報では、スズメバチっていうのは黒いものに向かってくるんです。だから親父の黒いビニールの手がすごいことになって。でね、結局バンバンビニール入れて捨てたんですけど、親父の手がもうポパイみたいに腫れ上がって、こんなにパンパンになってて、オレが『お父さん、もうポパイみたいになってるよ』って言ったら、親父が言ったんですよ、『俺はポパイじゃねえ』」

超人

2007年08月09日 | テレビ
『世界!!キテレツ超人大賞2007』 8月5日(日)18:56-20:54 テレビ朝日
 
 人と違う事をしたら嫌がられるこの時代…
 人と違う道を突き進む奇跡のような存在…
 それが…キテレツ
 その中でも選ばれしキテレツ超人たち
 今宵、その世界に酔いしれて下さい
  (世界キテレツ超人大賞製作委員会)

N「キテレツ超人!それは人類66億の中から選ばれし者。誰もが目を疑うような驚くべきスゴ技を持ちながら、スポットライトを浴びずに生きてきた者、そんな超人たちが今夜ここに集結!世界キテレツ超人No.1を決定。あなたは歴史の目撃者となる!」

◆外国キテレツ部門(外国のキテレツ超人を紹介する部門)
  外国キテレツ部門プレゼンター 有吉弘行

◇スタジオ
有吉「どうもおじゃまします。人口11億人を誇るインドのほうへ行きまして、さらにインドの番組のサバシュインディアという大人気番組とともに、VTRごらん下さい。どうぞ」

◇VTR
インドで大人気のテレビ番組
 Shabaash India (スゴイぞ インド)

キテレツ超人を紹介するTV番組
 平均視聴率12%(=1億3千万人)

インドのキテレツ超人を紹介!
舌でマッチの火を消す超人 舌でロウソクの火を消す超人 全身爆竹超人 炎のでんぐり返し超人 砂食い超人 手縄跳び超人3人組 究極軟体超人 炎を吐く怪獣超人 まぶたで9㎏お手玉超人 コブラキッス超人 髪の毛だけで全身を支えビルの上から300m滑り降りる超人

◇インド India ♪『ガンダーラ』
N「そんなキテレツ超人大国インドに降り立ったのは」
 
 有吉弘行

有吉「求む超人!超人求む!」
 (現地語で『求む!!超人』と書かれたボードを持って)

N「早速、超人を探しに町へと繰り出す有吉。今回、有吉の使命はインドを旅して一人でも多くの超人と出会うこと」
有吉「メインストリートに出てきました」
N「そんなインドで最初に出会った超人は」

◇キテレツ超人 インド編
 超高速ラッパー!
 バーラット・シャルマンさん(37歳)

N「どうやら彼はラップを高速で続けることができるのだと言う」
有吉「レディーゴー!」(ストップウオッチを押す)
 (ゲップを始める超人)
N「なんと彼のスゴ技はラップじゃなくてゲップ!果たして1分間に何回ゲップをすることができるのか!お食事中の皆さん、大変失礼いたしますが、さあ今回注目の記録は?」
有吉「…ゼロ!106回!スゴイ!あなたはスゴイゲップ超人だ!このワザはいくつぐらいから?」
超人「7歳の時、偶然気づいたんだ」
有吉「じゃゲップ歴は30年ということですね。やっぱり超人ですね」
N「超高速ラッパーあらためゲッパー、大賞にノミネート!」

N「さらに超人探しを続ける有吉。すると路地裏で何かを発見!」
有吉「あれ!?えっ!?口で!?」

◇キテレツ超人 インド編
 シザーマウス
 アリフ・シェイクさん(32歳)

N「シザーハンズじゃなくて、シザーマウス。こちらの男性、手を使わず、口にくわえたハサミを器用に動かし、髪を切るという、地元でも人気のカリスマ超人。大胆かつ繊細なハサミさばきに、常連客も多いんだとか」
有吉「(怪訝そうに眉を寄せて)手でやったほうが…便利だとは思うんですけど、なぜ口で?」
超人「……(ハサミを口にくわえていて無言)」
有吉「超人?超人?」
N「有吉の質問には答えようともせず、無言で座らせると」

 シザーマウス超人 有吉のヘアカット体験

有吉「わぁっ超人!えっ、あ、はっ、はぁ…超人の、超人の吐息が…吐息と、ハサミの動きが相まって、非常に恐怖感があります。けっこうバシバシいってますけど…超人?」(切り落ちた髪を見ると、3~5㎝ぐらいカットしてます)
N「その出来栄えは?」
有吉「(正面向いて晴れやかに)いやあ、いかがでしょうか?<普通。> 散髪超人に切っていただいて、スタイリングまでしていただきました」
N「インドのカリスマ超人も大賞にノミネート!」

N「ほかにも、手の圧力だけでボトルの底を破壊する超人や、なぜか炎の中で柔道の受け身を続ける超人、さらにはココナッツの実を頭で割ると豪語する超人まで登場。しかし…」
有吉「(超人がココナッツの実をヘディングするが、その際、頭を負傷した模様で)ちょっと…(超人の頭を見て)わあっ!(カメラ映しては)ダメです!すいません!」

有吉「(家の前で)こちらのお宅だと思います」
N「中でも今回インドで出会った最もキテレツな超人が、こちら」

◇キテレツ超人 インド編
 たこライター
 タパン・デイさん(36歳)

有吉「(家の中で)さあ超人、大変器用なワザをお持ちだというふうにうかがいましたけれども」
超人「はい。わたしはカラダのいろんなところを使って文字を書くことができるんです」
 (鼻の穴に入れたペン、髪の毛ペン、眉間ペンで書く)
N「そう、彼はカラダの至る所で文字を書くことのできる超人なのだ」
有吉「それじゃ超人、これで最後ということで、よろしいですか?」
超人「では最後にカラダの全ての部分を使って同時に書くワザをお見せしましょう」
有吉「全身を使うんですか!?あら、紙を4つ並べて…スゴイ!これはタコのような!見事におんなじタイミングですよ。足と手はもう全然見てないですからね」
N「これが超人の最後の奥義、同時5枚書き。両手両足、さらには口と、全身5ヵ所にペンを持ち、同じ文字を書くという、日本人には到底マネのできない荒技」
有吉「はい、できましたか!<同時5枚書き完成!> これは全部一緒です。『I am KITERETSU SUPERMAN!』わたしはキテレツ超人です!と。いやあ、スゴイ!(拍手)サバシュ!サバシュ!」
N「たこライター超人もノミネート!」

N「名誉のため?それとも自己満足?人とは違うオリジナリティを追求するその姿勢、11億人の見えない応援に支えられたインドのキテレツ超人、その底知れぬパワー、スゴイぞインド!」
 
 
◆感想
というわけで、タキシード姿も凛々しい有吉さん、インド編のプレゼンターです。ナレーションが木村匡也さん、インド、有吉さん、と揃って、いい感じでした。中でも私が面白かったのは、シザーマウスの散髪超人こと、アリフ・シェイクさん。口の筋肉が発達してるのでしょう。歯と舌も重要ですね。スリルたっぷりです。ヘアカット体験者の有吉さん、インドで丸坊主か!?という思いがよぎりましたが、涼しげな短髪になって、オールバックのスタイリングで、スッキリさわやかでした。全体を通して、有吉さんは表情豊かに、びっくりどっきり超人に接して、ストレートな体当たりレポートで、とてもわかりやすかったです。インドの人々は、凄いキテレツ技を披露しながらも、のんびりした素朴な雰囲気で楽しかったです。

ソイヤ!

2007年08月04日 | テレビ
『モクスペ ものまねバトル特別編 真夏の名曲 頂上決戦!』
 8月2日(木)19:00-20:54 日本テレビ

N「今夜は夏休み特別編、日本音楽史上に輝く名曲の数々を一挙大放水!なんと6つのステージに分かれてライブを行うのだ。サマーソング、ナツメロ、最新J-POPをはじめ、アイドルソング、ロックミュージック、さらにこちらの審査員によって各ステージのチャンピオンを決定!まさにものまね真夏の頂上決戦なのだ!」

MC 研ナオコ ヒロミ 羽鳥慎一(NTV)
ナレーター 佐藤賢一 山寺宏一

◆2ndステージ
N「時代を超えてなお色あせない、誰もが口ずさめる、あの懐かしいナンバーが今宵このステージに復活します!ものまねナツメロバトル」

◇コロッケ
♪私鉄沿線/野口五郎 (1975年)
N「75年に発売され、野口五郎を一躍トップスターに押し上げたのが、この『私鉄沿線』。今宵もコロッケが変な思い入れたっぷりに歌います」

◇ノブ&フッキー
♪WON’T BE LONG/バブルガムブラザーズ (1990年)
N「男性R&Bシンガーのハシリとして大活躍していたバブルガムブラザーズ。この曲、実は阿波踊りをモチーフとして作られたとか。最近はEXILEと倖田來未がカバーして話題となりました。さあ今回は名人ノブ&フッキーのものまねでノッちゃって下さい」
 ブラザー・コーン フッキー
 ブラザー・トム ノブ

◇イジリー岡田
♪春夏秋冬/泉谷しげる (1972年)
N「このところすっかり俳優業のイメージが強い泉谷しげる。その泉谷しげるの初期の代表作といえば、この曲。イジリー岡田渾身のものまねでお楽しみ下さい」

◇TAKE2
♪憧れのハワイ航路/岡晴夫 (1948年)
N「1948年、戦後まもない日本に南国ハワイという憧れの楽園を紹介した大ヒット曲。今夜はなぜか、TAKE2扮する曙とKONISHIKIが陽気に歌います」
 KONISHIKI 深沢邦之
 曙太郎 東貴博

◇岩本恭生
♪LOVE(抱きしめたい)/沢田研二 (1978年)
N「沢田研二といえば、78年紅白歌合戦で演歌以外で初めて大トリを飾った歌手。そのとき歌ったのがこの曲。岩本恭生がムードたっぷりに歌います」

◇小野正利
♪Yes-No/オフコース
N「小田和正オフコース時代の代表作。ものまねするのはクリアボイス、小野正利だ!」

◇原口あきまさ&有吉弘行
♪前略、道の上より/一世風靡セピア (1984年)
N「84年、一大ブームを巻き起こした柳葉敏郎、哀川翔の出身グループ、一世風靡セピアが誕生!ホコ天から生まれたこの集団の『ソイヤ』の掛け声も流行しました。さあ原口と有吉、一世一代のパフォーマンスに集中だ!」
 柳葉敏郎 原口あきまさ
 哀川翔 有吉弘行

 ♪素意や 素意や 素意や 素意や~
  素意や 素意や 素意や 素意や~

有吉「…そういやさ、この前ファミレスでさ、ハンバ-グの味が薄いなあと思ってさ、塩かけたんだよ、塩をね。塩ずーっとかけてたら、それさ、つま楊枝でさ、ハンバ-グほら、ハリネズミみたいになっちゃって(笑)笑っちゃうね、笑っちゃう…」
原口「(踊りの途中で静止を余儀なくされ、無言で目を剥いて怒っている)」
有吉「(原口が怒っているのに気づいて)やろう!…でも、そういやさ、これ(腕を斜め上に上げる動作)ってなに、何を持ち上げてるわけ?俺のイメージでは牛が落ちてきた感じで、牛をこう押し返してる感じで、やってんだけどさ」
原口「(口を尖らせて怒っている)」
有吉「(後ろのメンバーたちに)なんで真面目にやんねえんだオマエら!ジョニー(原口)が怒ってるだろオマエ!ちゃんとやれ!!ちゃんと!!(原口に)あやまっときましたから。ちゃんとやるように。やろう!」(スタンドマイク運び)

 ♪咲きほこる花は 散るからこそに美しい
  散った花びらは あとは土へと還るだけ
  それならばいっそ 斜めを見ずに
  おてんとうさんを 仰いでみようか
  素意や 素意や 素意や 素意や~

有吉「以上、一世風靡ネピアでした。それはティッシュか、違うか」
原口「(有吉の頭を叩く)」 ソイヤ!

◇ものまね終えて
ヒロミ「有吉がやりきった感で!」
研「一世風靡いいよ!」
ヒロミ「いいですね」
羽鳥「やりきりました」
有吉「原口がいると違いますね!」
ヒロミ「(一世風靡)っぽく見えるね!」
羽鳥「それでは審査に参りましょうか」
山寺「さあ大混線のナツメロバトルチャンピオンは!?」

◇審査結果
渡辺裕之ー原口&有吉 早見優ーノブ&フッキー 高田万由子ー岩本恭生 熊谷真実ーコロッケ 保阪尚希ーイジリー岡田 山本梓ー原口&有吉 田丸麻紀ー小野正利

山寺「なんと原口有吉ペアに決定!」
羽鳥「おめでとうございます!チャンピオンです!」

 ナツメロバトルチャンピオン
 原口あきまさ&有吉弘行
 一世風靡セピアのものまね

ヒロミ「こういうのは嬉しいでしょ?」
有吉「こういうのは嬉しいですね。こういうのがね、やっぱ仕事につながっていきますから!」
羽鳥「おめでとうございます!」
原口・有吉「ありがとうございます」
 

◇感想
というわけで見事トロフィーを手にした有吉さんでした。今回は名曲決戦で、歌中心の勝負なのかと思っていましたが、大爆笑のネタ披露!硬派な歌も聴けて、興奮です。ハリネズミハンバ-グ!ネズミの料理、レミパンですな。お茶目モードで暴走する哀川有吉さんです。横に柳葉原口さん、後ろに切れ味ある踊りのニセセピアのメンバーたち、豪華な布陣です。かっこよくて面白くて、牛を押し返すほどの力持ち!ちゃんと!!