フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

気になるドア

2005年02月20日 | 日記
わが家は相当ボロくて、ビフォーアフター欲をそそる家らしく、よくリフォームどうですか、と言われます。そんな誘いを瞬殺する今日このごろ。

最近、洗面所のドアがなかなか開きません。立て付けが悪くなっています。ひらけゴマ!の魔法はきかず、いきおい渾身の力でドアのノブを引っ張ると、ノブが取れそうになります。取れたノブを握りしめたまま開かないドアの前でボーゼンとするミスタービーンになるのも、もうすぐだ。

力加減に配慮してノブをガチャガチャやるわけです。ノブくん、いい子だからドアにくっついていてネ。まったく家ってヤツは、生き物だね。大林監督の「HOUSE」を思い出します。若い女の子を喰う家。喰ってもドアは直りそうにない。

ドアをあけたら別世界、というのはイマジネーションかき立てられますね。「どこでもドア」が支持されるゆえんです。「ドアをあけたら断崖絶壁」は追われる者の悪夢だな。「ドアをあけたら恐山」は寺山修司、内なる冒険を求めて。

何とかしなければ。抜本的解決策として、いっそドアを外しちまおうか、風通しいいぞ、と持ちかけたら家族に却下されました。理由は、風通し良すぎて寒いから。春を待ちわびつつ、今日もドアと格闘です。