フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

GyaO『竜兵会』

2006年07月31日 | ネット
無料パソコンテレビ「GyaO」(ギャオ)の
「バラエティ」チャンネルで好評配信中の番組です!

→GyaO『竜兵会』

GyaOオリジナル番組『竜兵会』
会長上島竜兵が、後輩芸人たちが
カラダを張って笑いに挑む!!

第1回・2回「踊る!上島御殿DX」前編・後編
第3回・4回「マスコットガールオーディション」前編・後編
第5回・6回「わるのり○○ワゴンの旅」前編・後編

というわけで、抱腹絶倒、驚天動地、最強お馬鹿軍団『竜兵会』でございます。
最新の「わるのり」編では、凄腕モテモテの有吉さんを目撃できます。
なにしろ白いシャツ姿で、あの「メゾンドヒミコ」のオダギリを凌駕する勢い。(笑)
まだのかたはすぐに、すでにごらんかたはもう一度、チェックメーーイト!

デリバリ

2006年07月29日 | 日記
写真はコカ・コーラデリバリーミニチュアカーコレクション。
これは歴代のコーラ運搬の12台の車です。
こうして並べると、いちばん可愛らしいのが、やはり真ん中の右端のミゼットです。
昨夜放映された「となりのトトロ」にも水色のオート三輪が登場しました。
梅雨時から初夏にかけてのこの時期、毎年一度はトトロを見たい。
犬が外で吠えていると、猫バスが夜空を疾走していやしないかと、
天を見上げてしまうのでした。

『博士の愛した数式』

2006年07月26日 | 映画
レンタルDVDにて。

◆内容紹介
「博士と過ごしたひとときは私とルートにとって本当に大切な時間でした」
記憶がたった80分しかもたない天才数学博士のもとで働くことになった家政婦と、幼い頃から母親と二人で生きてきた10歳の息子。母子は、純粋に数学を愛する博士に魅せられ、次第に、数式の中に秘められた、美しい言葉の意味を知る―。
数式という一見小難しく思われるものから溢れる美しく温かい愛、心に生き続ける大切な人。164万人が泣いた大ベストセラー原作を、『雨あがる』の小泉堯史監督が待望の映画化。全ての世代にアピールする温かな物語が感動をよび、興収12億円の大ヒットを記録。寺尾聰、深津絵里、吉岡秀隆、浅丘ルリ子と日本を代表する俳優が豪華競演。

◆感想
原作と映画は、それぞれ別個の作品です。あまり比較したくないのですが、原作の小説を、勝手に想像をふくらまして読みましたもので、映像化されると、やはり自分のイメージと違うことに気づきます。
私にとって「博士」は中島らもさんのような風貌でした。彫りの深い、強い意志が感じられるエキセントリックな御仁です。それが、映画では寺尾聰さんですから、、顔がペチャンコ!違う!と強く思いました。でも映画が始まると、その物静かで深い哀しみと洞察を秘めた無垢なる魂に、ああ、これは博士だ、と納得するのでした。
かたや、家政婦さんは原作者の小川洋子さんを若くしたような感じを想像してましたから、深津絵里さんだと美人すぎる!もっとペッタンコな顔!と違和感がありました。が、彼女に感情移入して物語を追っていくわけですから、美人は美人で、気持ちのいいものです。細やかな気配りと控えめながらしっかりした信念を持つ可愛い女性の深津さんは、魅力的でした。
で、いちばんよかったのが、博士の義姉の浅丘ルリ子さん。この物語の世界にいちばん合っていると思いました。毅然として静謐な風情で、圧倒的な存在感です。
映画は全体的に格調高くて、登場する役者さんの演技も素晴らしく、私は後半眠くなりました。物語とは直接関係ないシーンを想像しました。江夏豊投手に、ご登場願えたら、、たとえば、大人ルートの吉岡くんの勤める学校の野球部の顧問(大リーグに挑戦した過去を持つ)の役とか、あるいはキャッチボールをしていて遠くへ飛んでいってしまったボールを拾ってくれるヤクザの人(ムショ帰り)の役とか。

大暑

2006年07月24日 | 動物
写真はセイウチ一家と氷(鴨川シーワールド)。

鴨川市の鴨川シーワールドで、セイウチ一家に氷柱がプレゼントされた。
セイウチ一家は、体重が1トン近い父親タック(23)と457キロの娘ミック(6)、315キロの息子ロック(3)。本来の生息地は北極圏なので夏は苦手だ。
このため地元の観光協会が、毎年、暑中見舞いの氷柱をプレゼントしている。5回目の今年は重さ約150キロの氷柱3本と、約70キロの特製イカ入り氷柱1本、約20キロの氷ブロック5個が贈られた。
(asahi.com 7/24)


どうもウナギを食べる日を間違えて一日早くウナギを食べてしまったウナギフライングの落花生です。昨日は「大暑」(たいしょ)でした。陰暦6月の中。極熱の盛んなる時で、この最も暑い時期を乗り切るために、土用の丑の日にウナギを食べる風習が生まれたそうです。

 兎も片耳垂るる大暑かな 芥川龍之介

 念力のゆるめば死ぬる大暑かな 村上鬼城

いやはや「おおあつ」というのは暦の上だけで、日本各地で雨が降り過ぎて大変なニュースが流れています。そんな中、ホッと力の抜けるセイウチの写真を載せました。「70キロの特製イカ入り氷柱」というのが凄いです。「70キロの氷柱」でしょうね。「70キロのイカ」は想像できません。


さて、話かわります。
その人のことを強く思っていると、その幻影が見えたり幻聴が聞こえたりするということがあったりなかったり。
本日、お昼の「いいとも」を見ていたときのことです。「ヒントワード」から「ドカンワード」を当てるというクイズのコーナーでした。
ヒントワードとして「300円」「秘密にしたい」「夢」という言葉が出されました。回答者のよゐこの浜口さんは何を思ったのか、何も思わなかったのか、
「猿岩石日記」
と回答したのです(私の聞き間違えでなければ)。正解は「宝くじ」でした。おそらく浜口さんは、この前のクイズの答えが「夏休み」で「絵日記」というヒントが出ていたので、その「日記」が頭に残っていて「300円」とドッキングして「猿岩石日記」が出てきたんじゃないかと思います。秘密と夢と猿岩石日記と宝くじ。ぐっちょん、ぐっじょぶ。

アマル監督

2006年07月23日 | サッカー
写真はアマルの父。あまるちち。
シーズン途中でジェフ千葉の監督を「契約解除」となりましたのは、
もちろん日本代表監督に就任したからです。
がんばれ!オシムジャパン。


日本サッカー協会は21日、J1ジェフ千葉の前監督、イビチャ・オシム氏(65)の日本代表監督就任を発表した。契約期間は、10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会が終わるまでの4年間で、1年ごとに契約を更新する形をとる。
オシム監督は記者会見で、「最初にやらなければいけないのは、初心に帰り、日本が本来持っている力を引き出すこと」と基本方針を語り、俊敏さなど日本選手の持ち味を生かすサッカーを目指すことを明らかにした。
ジーコ前監督で臨んだW杯ドイツ大会では、02年のベスト16を下回る1次リーグ敗退(2敗1分け)に終わった。しかしオシム監督は「がっかりする成績だったと考えてはいけない。日本は経済的には先進国だが、サッカーもすぐ世界トップになれると思わない方がいい」と語り、選手育成を含め、長期的な強化の必要性を強調した。
(朝日新聞 7/22)


そして22日、J1ではジェフ千葉がサンフレッチェ広島に、4-2で快勝。アマル・オシム監督が初白星を挙げました。
「選手はこれでいい監督でなくても勝てることが分かっただろう」
「(対戦相手の広島について)以前の広島より球をつなごうとしている」
というのが試合後の「アマル語録」です。ひねりの利いた言葉や、相手チームのよいところを指摘するのを忘れないのは、父親譲りだと思いました。

夏おでん

2006年07月22日 | 日記
写真は~銚子風~夏おでん缶。
「冷やしておいしい!」
というわけで、缶をパッカンと開けてそのまま食べました。
具はサトイモ、大根、ニンジン、したらき、昆布、なると、うずら卵、ベーボ貝。
野菜も入ってヘルシー。それぞれちっちゃっこくて柔らかくて食べやすい。
しかし、アツアツあっちっち、ハフハフしながら、ちょっと格闘モードで食べるのがおでんの王道なわけです。あとやっぱり汁は温めたい。香りが違います。さっぱり醤油味で美味。
まあ、なかなか梅雨明けせず、このところ涼しい日々なので、夏おでんがいまひとつピンとこないのかもしれません。真夏の猛暑が到来したら、この夏おでんをキンキンに冷やして、おまっとさん、とばかりに食したいと思います。

ジューン風亭6/28

2006年07月20日 | ラジオ
『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)
2006/06/28(水)11:30-13:00
パーソナリティは春風亭昇太と乾貴美子

◇オープニング

昇太「はい、ペーパーご夫妻も来る6月28日、水曜日のビバリー、春風亭昇太でございます」
乾「乾貴美子でーす」
昇太「ご夫妻が来ますよー、きょう」
乾「ねえ、楽しみですねー」
昇太「ご夫妻だけじゃなくて、スタジオには有吉くんが」
乾「大好評の中継レポーター有吉さんが、きょうはスタジオにお越しです。おはようございます」
有吉「あ、いいんですか?もう喋って。よろしくお願いします。わざわざ呼んでいただいて、ありがとうございます」
昇太「ずっと話してたんだけど、有吉くんって『女の人顔』なんだよね」
乾「そう、綺麗ー」
有吉「綺麗ですか?」
昇太「綺麗だとは思わないけどさ」
乾「いや、可愛いですよね。あたし、テレビで見てた印象と違いますね」
有吉「そう、ボク、意外とやっぱ可愛いんですよ」
昇太・乾「(笑)」
有吉「そういうところあるんですよね、やっぱりね」
昇太「なんかちょっとね」
有吉「1回ブレイクしてるわけですから、なにかしらの理由があるわけですよ」
昇太「そうですね」
有吉「可愛いんでしょうね」
乾「可愛い、女の子みたいですね」
昇太「日本中が熱狂した人だから」
乾「そうですよ」
有吉「ボク、久々に昇太さん、スタジオで見ましたけど、小男ですね、ほんとに。ちっちゃい」(笑)
乾「改めて見入ちゃいました?」
有吉「改めて」
昇太「あのね、ボクはカラダだけ小さいんじゃないの。気持ちも小さい男だから」
乾・有吉「(笑)」
有吉「どうしようもないですね」
昇太「そして薄っぺらいのね。人間としての厚みみたいなのが全くなくて、ペラッペラな人生」
有吉「はいはい、色もパステルカラーというか、くすんでるというか」(笑)
昇太「そう、くすんでるくすんでる。太陽光線にあんまり当たらないようにしてるし、かといって健康でもないっていう。居酒屋で鍛えると、こういうカラダになる」
有吉「なるほど」(笑)
昇太「深夜に及ぶ深酒と睡眠不足だと、こういうカラダ」
乾「透きとおった色じゃないんですよね、モヤモヤっと」
昇太「なんかモヤモヤっとした、淀んだような」
有吉「居酒屋ボディですね」(笑)
昇太「言っとくけど、血液はドロドロだからね」(笑)
有吉「自慢げに言うんじゃないですよ」
昇太「身長低いけど、血圧高いから」
乾「なるほどね」
有吉「しょうもない」
昇太「そんなこんなで」

◇ヤクルトこだわりハッピータイム(まとめ)

昇太「さ、水曜日、このお時間は」
乾「はい、ここからは有吉さんのコーナーが最終回ということですので、ご苦労をねぎらいたいと思います」
昇太「はいはい」
乾「橋本志穂さんに始まりまして、きょうのペーパー子ご夫妻まで、いろんなかたに中継をお願いしたわけですけども、有吉さん自身は結婚していいかなっていう気持ちになりましたか?」
有吉「ボクはね、ちょっと思ったかなと思ったんですけど、やっぱり無理ですね」
乾「え、どうしてですか?」
有吉「このゲストのメンツ見たら、やっぱりね」
昇太「改めて、こうやって見ると、ちょっと片寄ってるというか」
有吉「片寄ってますよね。あとね、気づいたのがね、大体結婚してよくなかったことベスト3のほうが多いんですからね。結婚してよかったことは1コしか聞かないわけですから、この時点でまずオカシイんですよね」(笑)
乾「そうですよね」
昇太「とても人に勧めてる話の持っていきかたじゃないのよ」
有吉「そうなんですよ」
昇太「まずマイナスを多めに発表するということで」
有吉「昇太さん、結婚する気になりました?」
昇太「実際、楽しそうではあるわけでね。こんな変なことがありますと言いながらも、意外と楽しそうだなと。川崎麻世さん以外は(笑)。みんな楽しそうだったんで、そういうのを見ると、そういうのもいいかな、なんていうことは思うけどね」
有吉「ボクね、毎回思ってたんですけど、結婚どうですか?っていうときの、昇太さんの、答え方とか態度がムカつくんですよ」(笑)
昇太「あれ?」
乾「(笑)」
有吉「ちょっと上から目線なんですよね」
昇太「ま、してやってもいいかな、みたいな」
有吉「そうなんですよ。あれがもうずっと鼻についてしょうがなかったですね」
昇太「なんならしてやろうか、みたいな」(笑)
有吉「オマエみたいなヤツが何を言ってんだと。ほんとにこれはストレスたまりましたよ。毎回最後に、そういうこと、ドスンと言われますから」
昇太「わかったわかったみたいな」
有吉「はい」(笑)
昇太「だけど実際の話ね、結婚もしないと、もういかんなとは思ってるわけです、ボクは」
乾「いや、でも年齢的に中途半端じゃないですか。もういっそ60歳とかになってからのほうが面白いんじゃないですか」
昇太「60歳とかな。で、やたらと若い人とか。60歳で年上の人と結婚するとかな」(笑)
有吉「ちょっといいですね」
乾「それいいですね」
昇太「そうか、そっちかよ、みたいな。それ面白いね」
乾「その手があったか、みたいな。いまだと、やっぱりギリギリ焦っちゃったかな、みたいな印象になりますから、もうちょっと寝かせておきましょう」
昇太「なるほどね」
有吉「素敵な結婚をしてください」
昇太「ありがとうございます。またぜひ、ゆっくり来ていただきたいと思います」
有吉「またぜひ。はい。ま、来てやってもいいかな、みたいな」(笑)
昇太「上からだ」
乾「有吉さんでしたー」
有吉「どうもありがとうございました」


◇感想
というわけで、もう7月も半ばを過ぎましたが、「ジューン風亭昇太改造計画」最終回をご紹介しました。橋本志穂さんから始まり、川崎麻世さん、上島竜兵さん、ノッチさん、そして林家ぺーパー子ご夫妻、と全5回、それぞれ大変楽しかったです。
この中継を通して昇太師匠が結婚する気になれなかったのは残念ですが、いろいろ苦労も含めて結婚の面白さがビシビシ伝わってきました。
有吉さんにはまたぜひぜひ登場していただきたいです。来てやってください。
今回の放送の真ん中の部分は、「いっき落花生」の「レビュー」の「レビュー18」で。ペー師匠のご発言の後には、漏れなくパー子師匠の笑い声が響いていました。

喧嘩上等

2006年07月17日 | テレビ
7月14日(金)26:05-28:50
秋山成勲の『虎の門』仏恥義理ケンカ上等SP

仁義なきスペシャルな企画が目白押し!
 こちトラ自腹じゃ 監督今夏一番のミッションに挑む!!
 緊急討論!仁義なき朝まで生どっち!!
 ガチンコ勝負!極悪非道の喧嘩柔道!!
 番長大喜利!!
 
というわけで、『虎の門』2時間45分スペシャルです。
「ケンカ柔道」は、去年12月の「サンタ柔道」、今年4月の「スーツ柔道」に続いてのコスプレ柔道シリーズか、と思いましたが、「スペシャル大型新企画」と紹介されていました。大型と言いながら出場者4人です。だんだん少人数になってる気がします。厳選された精鋭揃いということなのでしょう。
出場者は「先輩」という敬称で呼ばれます。柔道着は青紫色の特攻服仕様で、動きやすくするためか、丈の長い上着の両脇に大きく切れ込みが入っています。ズボンはニッカポッカふうでボリュームあります。背中に大きく金色文字が刺繍され、コスプレ度満点。

◇極悪非道 喧嘩柔道  司会 いとうせいこう

 「自分こそ最強のワルだ!」という
 皆さんによる真剣勝負の柔道大会

いとう「今夜はこの熱いバトルを見守るべく、こちらの皆さんにお越しただいております。そしてパリ国際柔道大会80キロ級優勝の秋山さんに特別解説をお願いします。皆さん光栄だと思いますけれど、スタジオにお集まりいただきました4人のかなりのワルに登場していただきたいと思います」

◇入場
有吉弘行先輩(背中に『☆喧嘩上等』、左胸に『御意見無用』の文字)
ずん・やす先輩(背中に『夜露死苦』、左腕に『夜主』の文字)
つぶやきシロー先輩(背中に『愛羅武勇』、左胸に『恋人募集中』の文字)
バッドボーイズ・佐田正樹先輩(背中に『全国制覇』、左胸に『天下御免』、左腕に『悪少年達』の文字)

豪華な刺繍文字なんですが、読めないものもありました。有吉さんは、前をはだけていて(白いさらしを巻いた裸の胸をアピールするためか、動きやすく、脱ぎやすくするためか)、動きが素早くて、左腕の文字が画面ではよくわかりませんでした。

いとう「まず有吉先輩にお伺いしたいんですけども、きょうはもちろん相手をぶん殴るつもりでいくわけですね?」
有吉「はい。ぐちゃぐちゃにしてやりたいと思います」

◇ルール
・試合時間2分の柔道ガチンコ勝負
・4人のトーナメントバトル
優勝者には「極悪非道喧嘩柔道王」の称号を!
審判 荒井修

◇第1試合
つぶやき先輩vs佐田先輩。勝者、佐田先輩。

◇第2試合
有吉先輩vsやす先輩。

勝俣「有吉!行け!!有吉がいちばんケンカ柔道ですからね」
いとう「そうなんですね。恐いですね」
勝俣「ものすごい攻めますからね。ひるまないんですよ、どんな相手にも」

勝俣さんが大きな声援を送って、有吉さんは素早い動きで、足を攻めたりしてたんですが、、やす先輩にスリっとキレイにすくうように投げられ、、45秒で畳に沈みました。左腕から落ちたんで大丈夫だとは思いますが、後頭部を打ってました。勝者、ずん先輩。

いとう「あのメイクの甲斐もなく、素早く負けてしまったんですけど」

スロー映像が流れて

上田「有吉先輩、いま喋んないのは吐き気をもよおしてんじゃないでしょうか」
いとう「有吉先輩、これはちょっとした油断ですよね?」
有吉「柔道的に言えば、紙一重です」
いとう「でも、仕掛ける動きもなかったんですけども」
有吉「やっぱりケンカ柔道では一枚も二枚もウワテでした」
勝俣「なるほど」
いとう「素直に認めているという」
上田「紙一重じゃねーじゃないか。一枚も二枚もウワテなんじゃ」(笑)
いとう「もうその判断力、彼にないんですよ」
勝俣「脳が揺れてますからね」
いとう「お二人ともどうもありがとうございました」

◇決勝戦
勝者、ずん先輩。


◇感想
「喧嘩柔道」と銘打たれていましたが、もちろん殴り合ったり凶器攻撃したりするわけではなく、きちんとルールにのっとった正々堂々の柔道の試合でした。出場者も、佐田先輩は、もともとワルなキャラクターですし、つぶやき先輩は「白髪」が増えたことを指摘されるような哀愁の人ですし、やす先輩もニコニコ人の良さそうな感じで(それでもって無敗なわけですが)、従来どおり、お変わりございませんでした。有吉先輩は、眉毛を描き、目の下にクマを作り、唇は紫色で、強面でした。でも髪がピッチリ系で丸顔が強調されて、なかなか味があって、ご愛嬌の風貌でした。
やっぱり、やす先輩、強すぎます。「柔道」では紙一重、「喧嘩柔道」では一枚も二枚もウワテということなのですね。お疲れさま。

吾輩は主婦である

2006年07月14日 | テレビ
『吾輩は主婦である』
TBSテレビ 5/22-7/14 13:00-13:30

今日は第四十話(最終話)「こころ」でした。
この2ヵ月、面白かったです。月曜から金曜まで楽しみでした。
有吉さんが「ビバ!チョイ役」ということで注目しまして、はじめから見た方がよいだろうと見始めて、ハマリました。全部見ました。好きなドラマは、出てくる人みんな好きになります。「木更津キャッツアイ」がそうでしたし、この「吾輩は主婦である」も主要人物から脇役まで、みんなそれぞれ好きです。やはり斉藤由貴さんは凄かったです。朝ドラ「はね駒」を見たとき、新人離れした演技力に感心したものでした。「吾輩」は素晴らしいです。

最終話では、なんといっても「夏目漱石の声」の本田博太郎さんが登場したのが嬉しいです。「雑司ヶ谷墓地の管理人」で、「喪服の男」です。黒スーツに黒サングラスの姿を目撃したやすこ(池津祥子さん)が「今の何?ノープラン?レザボア?」とひろし(レッド吉田さん)に訊くところが、笑えます。レッドさん、黙って首を横に振っていました。レザボアはタランティーノですし。内Pファンはニヤリです。

株で大損をしたという柴田(有吉弘行さん)です。遠慮がちな好青年。ローソンの夜の店長から、郵便屋さんになっていました。パリっと郵便屋さんの格好で登場したときには、思わずニヤケました。素敵です。きっと、柴田宛の吾輩の「遺書」に、郵便屋になってくれ、と書いてあったんじゃないかと思います。ちよこ(竹下景子さん)の亡夫も郵便屋さんで、息子に跡を継がせたかったわけですから、実の息子のたかし(及川光博さん)が辞めても、娘のももえ(猫背椿さん)の夫、つまり義理の息子が跡を継ぐことになって、ハッピーな展開です。台所で、ももえと柴田が二人並んで昼食のラーメンを作る後ろ姿のショットがよいです。

「なまはげ」の絵が、畳をはいで出てきたというオチが、うまいです。大好きなドラマが終わって寂しいですが、お昼にネギを切って「出前一丁」を作って食べて、「うまい!」と言おうと思います。

柴田

2006年07月13日 | テレビ
写真は本文とは関係ありません。

TBSのお昼のドラマ『吾輩は主婦である』に、有吉さんが出演しています。
6月20日の22話に続いての再登場です。
昨日(38話)、今日(39話)、そして明日の最終回(40話)に、チョイと出演です。
役柄は、主人公「みどり」の夫の「たかし」の妹の「ももえ」の旦那です。名前が「柴田」であることに、誰も気づいていない、ライトな存在です。でも「吾輩」からはちゃんと「柴田」あての「遺書」がありました。ヘビー級の存在感の「やすこ」はまだもらっていないので荒れること!

さて今回、「柴田」という名前について考えました。義理の娘たちからも「誰だっけ」と名前を覚えられていないわけですが、何故「柴田」なのか?
脚本の宮藤官九郎は野球の選手の名前を付けたりしますので、柴田といえば「勲」、赤手袋。古いな。また今回、「朝野匠」君もいるので、時代をさかのぼりますと、戦国武将「柴田勝家」が思い出されます。勝家は織田信長の妹、お市の方と結婚していますから、たかしを信長、ももえをお市の方に当てはめれば、「柴田=勝家」説が成立すると思うのですが、いかがでしょう。
念のため検索してみると、「柴田有」という先生が出てきました。古代哲学の人です。柴田錬三郎という作家もおったな。しばれん。う~む、わからん。

ファイト一発屋

2006年07月13日 | テレビ
『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーク!』
7月10日(月)24:15-24:45 テレビ朝日

芸人11人が考案!!持ち込み企画プレゼンSP
いい企画は本当に放送します。

というわけで今週は後半戦です。
先週の前半戦では、「元コンビ芸人」と「ガンダム芸人」の土田さんなど、4人のプレゼンが放送されました。
そして今週は、出川さんに続いて、有吉さんが登場しました。

◇有吉弘行のプレゼン企画は
『一発屋芸人の生態』
有吉「あんまり視聴率とかも取れないと思うんですけど」

◇メンツ(フリップ)
『つぶやきしろう ダンディ坂野 電波少年系の芸人 など多数』
有吉「すいませんボク、誰とも仲良くないんで」
土田「オマエなに途中で心折れてんだよ」
有吉「なんかイヤだな~」

◇企画内容(フリップ)
・すでに落ちぶれているのに、まだ人気があると紹介される心境
・落ちぶれる寸前の立居ふるまい
・芸人である事をアピールする為、下ネタなどに走る傾向

有吉「それで、企画内容なんですけども、すでに落ちぶれているのに地方などで、『はい、さ、大人気の!』という感じで紹介されるときの心境」
「人気あるってことだよー」の声
有吉「後半は、芸人であることを一応アピールするんですよ。キャーキャー言われているんで、アイドルじゃないと、わたしは芸人ですということを意識するあまり、下ネタなどに走り過ぎる傾向が出てくる」
土田「売れてるときと今の差の話とか。忙しいときはこんだけ忙しかったんですよとか、そんな話は?」
有吉「それもいいですねー」
宮迫「だって、芸人で普通の新聞に載ったのって猿岩石が初めて。帰国してきたときね。いっぺん、企画でおじいちゃんおばあちゃんばかりの商店街で知名度、今いちばん知ってるもの何か100%が、たまごっちと猿岩石だった」
有吉「だから、そういうのに頼っていたから今となっちゃ何にも貯金がなくなって大変だみたいなことを」
宮迫「当時、たまごっちと猿岩石とあって、たまごっち、また再ブームですよ」
有吉「ボクはもう解散してますから違いますけどね」

・「あの人は今」に出る際の注意点
・一発屋になりそうな芸人へのアドバイス


有吉「最後なんですけど、すいません、お時間とらせて」
蛍原「ゆっくりやって」
土田「最後のは何?悲しい事?」
有吉「なんかちょっと自分でシュミレーションしてみたんですけど、ここまではボク、できないなと思って」


◇感想
有吉さんは「ART JUNKIE」の赤いTシャツ姿です。他のかたがたがテンション高くプレゼンする中で、独特の醒めたスタイルが目立っていました。
あくまでネガティブ路線の有吉さんに、「そんなことないよ」「大丈夫だよ」と励ましの声がかかりました。
有吉さんのフリップが面白いです。これだけ状況分析できるのは、さすがです。すごい洞察力です。普通ここまでやりません、というか、ここまでできません、ここまでできるのは相当の力量です。ツッコミどころ満載で、ツッコまれ、それを受け止めて自分の姿勢を崩さないで応酬する。ここまでやられると、もうマイった!という感じで、頭が下がります。有吉さん、サラっと微笑しながらも決して目は笑っていません。その徹底ぶりに、土田さんは横を向いて、こらえるように笑っていました。私はテレビの前で爆笑でした。
ちなみに、今回欠席ながらも提出された上島竜兵さんの企画は、「くるりんぱ芸人」と「ヘッポコおじさん芸人」でした。

ピンタ

2006年07月09日 | 新聞
おとといの朝日新聞に「ピン芸人」についての記事がありました。
文化芸能面ではなく、生活面です。「モンジロー」というおサルさんが読者の疑問にお答えするというもので、題して「疑問解決モンジロー」。毎週金曜日の生活面の質問回答コーナーです。
今回は、「ピン芸人の『ピン』って?」ということで、「ピン」という言葉の由来や、「ピン芸人」の苦労について説明されています。有吉さんのコメントも載っていました。以下、一部引用します。


一人ゆえの苦労も多く

…ピンの芸人さんは極端なキャラを作ったり、目立つ衣裳や小道具を使ったりする人も多いんだって。だからかな、ずいぶん目立つようでも、実際はコンビの方が圧倒的に多いそうだよ。
 太田プロのマネージャー、大竹昇司さんは「一人で表現できることには限界がある。相当計算していかないと苦しいですよ」と話す。コンビ経験のある有吉弘行さん(元猿岩石)も「ツッコミという通訳がいないので無責任なボケができず、比較的安全策をとりがちです」。…
(朝日新聞 2006/7/7)


「ピン芸人」という言い方をよく耳にするようになったのは、最近です。昔は、「大阪は漫才、東京は落語」と言われていました。「一人で立ったまま喋る」というと、アメリカのスタンダップコミックといったところに話が及んで果てしがないので、そのへんは小林信彦さんの著書を参照。いまや、ピン芸人はマルチ芸人なのですが、やはり「お笑い」というところがいちばん楽しみです。

なお、この「ピン芸人の『ピン』って?」の新聞記事全文は、「落花生のホームページ」に「資料」というページを作って、載せました。「いっき落花生」のトップ、「レビュー」の下に「資料」の入り口があります。

七夕

2006年07月07日 | 日記
どうもダルっとしながらも食欲は決して衰えないダルメシアンな落花生です。
ベガ(織姫)とアルタイル(彦星)が年に一度だけ会えるのは、七夕の夜です。
天の川はどのくらいの確率で見られるかといえば、気象庁によると、
過去30年間、7日が晴れるのは東京33%、名古屋20%、那覇53%
と、南の空のほうが高いそうです。
旧暦7月7日の雨は、「洒涙雨」(さいるいう)と呼ばれます。


  『あらまほしきカプル』  by エドアリバン翔

今宵、七夕だというのに空は晴れず
小生いささか無念
年にひとたびの逢瀬も叶わぬ不運の二人に
思いめぐらせ、めらんこり
天を仰ぎ、目を閉じる
あいや待たれい
七夕伝説を越える伝説のカプルが
この平成の日本におるぞ
ひときわ甲高い笑い声を響かせ
星の輝きにも似た、きらびやかな男女
梅雨にも台風にも負けぬピンクタイフーン
フラッシュの嵐 シャッターの音
最強にして理想のご夫婦
ペーパー師匠
あらま~
ほしきって、欲しいと星を掛けたわけだね

とりあえず短冊にしたためた文字は
世界平和

紅花

2006年07月05日 | 
写真はベニバナ。別名、末摘花。花言葉は包容力、熱狂。

どうもクーラーの利きがよくないと思ったら庭の室外機に草が絡んでいた、そんな荒地に住む落花生です。七月、文月になりまして、梅雨バテといいましょうか、ダルっとしてます。

ワールドカップ熱狂の最中、中田英寿選手役引退表明で、ええーっと驚いていると、今度は不穏なニュースが。北朝鮮ミサイル発射で日本海着弾。えええーっ!そして今夜、王監督が手術のため休養発表。早い回復をお祈りします。

ところで今週月曜日から「ラジオビバリー昼ズ」に高田文夫さんが2ヵ月ぶりに元気に復帰しました。お休み中は、図書館に通ったり、昼ドラ「吾輩は主婦である」を見て面白がったりしていたそうで、オシム語録を高田語録にしてみたり、快調なトークを展開。高田亭健在です。

度肝

2006年07月01日 | テレビ
『ものまねバトル★CLUB』
6月28日(水)25:50-26:35 日本テレビ


◇伝説のラジオ番組

N「ものまねバトルクラブでしか聞くことができない伝説のラジオ番組が、今夜ついに放送」

<ON AIR>

有吉「哀川翔のオールモーニングニッポン」

♪『ビタースイートサンバ』

有吉「エー、時計の針がね、午前4時を回りました。おまっとさんでした。あいかわ…きんやです、違うか。哀川翔だけどね。いやあ、きょうもいつもどおり2時に起きましてね」

<哀川翔情報 芸能界一の早起き>

有吉「勝俣に電話したんだけどね、寝てんだよね、びっくりして。まだ寝てるっていうことで、ちょっと度肝抜かれちゃってね。度肝ね、度肝抜かれちゃってさ、NTT DOGIMOだよね。違うか。勝俣オマエ笑ってんじゃないよ。いま来ましたよ、勝俣ね」

<哀川翔情報 ダジャレ好き>

有吉「いやまあね、そんなこんなで始まりました、哀川翔のオールモーニングニッポン。まあ、あのー、いわゆる、ラジオだよね。それじゃ、いってみましょうか。最初のコーナーね、哀川翔談室」

<哀川翔談室>

有吉「わかった?これ、哀川翔の翔とね、相談室の相を掛けてみたんだけどね。勝俣爆笑してるよ」

<哀川翔情報 本当にダジャレ好き>

有吉「これはオレがみんなの相談に答えていくから。さ、最初のおハガキは、東京都千代田区のペンネーム、ヘラクレスさん。ヘラ(!)…ヘラクレスはあれだね、知ってるかな、大きいカブトムシいるよね。世界一デカイって言われてるヤツだけどね。けっこう最近日本でも、あのヘラクレス売っててね。ついついペットショップなんて行ったら、100匹200匹単位で買っちゃうんだけども」

<哀川翔情報 カブトムシ大好き>

有吉「あれ大きいね。これぐらいあるね、これぐらい…あ、ラジオだからわからないかな。日本で言うと、ヒラタクワガタ3匹分の大きさしてるんだよね」

<哀川翔情報 比べる対象も昆虫>

有吉「で、やっぱりあれ、幼虫のころは動くんだけども、サナギになっちゃうと動かないんだけどね。やっぱボクぐらいになると、あの…なに?」

<哀川翔情報 昆虫の事になると話が止まらない>

有吉「ああ、わかってるわかってる、もういくんだろ。わかってるよ。Vシネおまえ何本やってると思ってんだよバカヤロウ、わかってますよ、はいはい。これペンネームが悪いんだよ、ヘラクレス。いい名前してるね。えー、はい。『好きな子ができたのですが、どうやって告白したらいいですか?』 恋の相談ね、なかなか難しいね。でも、そうね、恋は…勝俣なんてどう思う?」

<哀川翔情報 とりあえず勝俣にふる>

有吉「(ヘッドフォンで勝俣と会話)…うん、うん、なるほどね。やっぱり。…オレもそうだね。…バカヤロウ、おまえカブトムシ喰わせちゃうぞ!」

<哀川翔情報 ツッコミも昆虫>

有吉「なるほどね。まあ、でも、そうやってね、勝俣もそう言ってますから、ヘラクレスくんも自分でよく決めてね、考えてくださいね」

<哀川翔情報 結局 未解決!>

有吉「はい、それじゃここで1曲? はい、1曲聞いてください。aikoでカブトムシ」

♪『カブトムシ』aiko

<伝説は続く…>


◇感想
というわけで、有吉さんの「哀川翔」を紹介しました。白いスーツに薄いサングラス、独特のイントネーションのアニキ、絶好調です。この「ものまねバトルCLUB」では、「アイコロッケ」にダウンロードするための商品紹介ということで、ものまねが繰り広げられます。有吉さんの「越路吹雪」、またもうひとつの「伝説のラジオ番組」の「桃井かおりのオールナイトピーチ」などにつきましては、落花生のホームページの「いっき落花生」の「レビュー」の「レビュー19」で紹介しています。