フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

kinezo 2006#1

2006年01月30日 | 雑誌
週末、近所の本屋さんで、たぶん無いだろうと思っていた雑誌を映画の本のコーナーで発見。立ち読みするも、結局じっくり読みたいので買ってしまいました。と、先月と似たような行動を繰り返している落花生です。


キネマ旬報臨時増刊2月2日号 2006 No.1449
『kinezo』 (キネマ旬報社 定価1000円)

「きねぞう」と聞いて、杵つき餅のお雑煮かと思ったら、キネマ旬報の増刊号のことでした。キネ増です。キネ旬は懐かしいです。その昔、白井佳夫が編集長のころ毎号ヘヴィに読んでいました。私にとって映画鑑賞および映画感想文の教科書的存在でした。

この『kinezo』には、映画『ピーナッツ』が巻頭特集でインタビューやシナリオなどが掲載されています。次いで『内村プロデュース』の特集、内Pガイドです。その中に「キーワード100」という解説記事があります。「内P事典」とも呼ぶべきものです。番組内の用語やキャラクターや企画などが7項目にわけられ、約100個のキーワードで詳細に解説されています。では有吉さん関連を3つ紹介します。以下、引用です。


【主な出演芸人】
●猿岩石(=手裏剣トリオ/有吉弘行、森脇和成)
 手裏剣トリオと改名時(01年4月~9月)に、第52回『抜き打ちお笑い家庭訪問をプロデュース!』で初登場。劇団プロデョーヌの公演にも出演。初期は有吉が暴力的なキャラだった。第84回『芸人魂チェック隊~森脇私生活クイズをプロデュース!!』では、森脇がホストクラブを経営しているという噂をネタにして出演したほか、第56回『手裏剣トリオをプロデュース』などメインの回もある。04年3月の解散後は、有吉弘行は単独で『芸人家庭訪問すごろく』シリーズなどに全裸のうえ猫メイクで登場することが多くなり、“猫男爵”という愛称がつく。04年の正月SPで獲得した『番組一本丸々あなたをプロデュース』権を一時は辞退するも、第169回『有吉弘行という男をプロデュース!!』でメイン企画が実現。有吉は『笑わない王』としても度々登場するが、すぐに撃沈してしまう。

【定番企画/○○王シリーズ】
●笑わせ王
 ウーロン茶や牛乳などの飲み物を口に含んだ、絶対笑わない3人の“笑わない王”を、一発芸を駆使してひとりずつ笑わせていく企画。“笑わないキング”として有吉弘行がよく登場するが、王の名に反して瞬殺されることが多い。(略)

【主な定番キャラクター、ギャグ、名言】
●猫男爵
 猫風メイクで登場した有吉弘行を指すキャラクター。『芸人家庭訪問すごろく』などで、訪問した芸人宅のお風呂場を勝手に拝借し、全裸で泡だらけになって、“猫男爵”が登場というパターンが多い。近年の『芸人不信バスツアー』では、猫ペイントをしたB級バスに乗って現れるのが定番で、06年のスペシャル『地獄の芸人不信 箱根温泉修学旅行2006』では、本物の猫連れでやってきた。


思い返せば、手裏剣トリオで出演時の森脇さんは、チャーハン名人で、部屋がきれいに片付いていました。クイズなどでは至って普通すぎる「普通」の答えであるのに対して、チェック隊の「タンバリン師匠」の弾け方が面白かったです。有吉さんは、「裸芸人」から「猫男爵」、「猫漫談」を披露し、「ネコバス」のオーナーです。「怪獣アリヨシドン」も楽しかったです。

なごや雪

2006年01月28日 | フィクション
写真は雪の名古屋城(SAPPORO)。

大雪から一週間、まだ溶けない雪があります。日陰でカチカチに凍って春を待つようです。こんなふうに残るものもあれば、いつのまにか消えたり、ほかのものに変わったり、さまぁ~ざまです。先日も、以前行った長崎チャンポン店を探したら、トンカツ店に代わっていました。カツ丼定食を食べて帰る。カツは勝つ。


  『ご近所の美味い店』 by月若

行きつけのソバ屋がつぶれた
立ち食いだけにタチが悪い



だんらん

2006年01月26日 | フィクション
どうも。おでんの具は「ちくわぶ」が好きな落花生です。へろっと無愛想なところが好きです。親しい者たちが集まって仲よくあつあつの鍋を囲むのは、寒い冬の醍醐味です。


  『ノック』 by月若
 
『そんな馬鹿な!』
「落ち着けよ」
『おでんは冬がいちばんよ!』
「コンビニに一年中あるじゃないか」
『わたしは冬しか認めない!』
「夏のおでんは冷たいのもあるよ」
『あんなもん邪道よ、おでん界の風上にもおけない』
「わざわざ温めなくていいよ」
『だめ!寒い時にこそヤケドしそうなおでん!』
「もう何度もヤケドしたよ」
『いくわよ!はい、タマゴ!』
「ギャー!!」
『次、ダイコン!』
「やめろ!」
『よけるな、軟弱もの!』
「カラシをつけて目を狙わないでくれ」
『がんも!』
「汁がいっぱいしみたのはカンベンしてくれ~」

今日の献立は『おでん投げ』

凍結

2006年01月24日 | フィクション
どうも。昨日バスに乗ったら道路渋滞で先に進まず目的地の手前で降りてツルツル歩いた落花生です。まだ、雪がとけて川となって山を下り谷を走ることはなく、かき氷の歩道はザクザクのオーザックでした。こんな日は暖かい部屋でぬくぬくしていたいです。


  『続続続暴力団事務所潜入』 by月若

冬将軍が我が物顔で大暴れする1月某日、
東京の危険地帯を訪れた。雪で凍って滑るので非常に危険なのだ。
某有名企業のオフィスに強制捜査が入ったとのニュースが流れた。

実はかねてから、長い付き合いの木村さんの案内で、
何かと噂のそのオフィスに潜入しようと計画していたのだった。
が、地検に先を越される。
とるものもとりあえず駆けつけて家宅捜索を見守る俺と木村さん。
ただの野次馬だ。

仕方なく潜入先を広域暴力団の事務所に変更。
見るからに強度の弱そうなドアを蹴破ると、
すぐに室内が全部見渡せるワンルームだ。

『ドアの正面がベランダというのはマズイ』
いきなり木村さんは冷静に指摘する。
『運気が逃げる』
的確な判断だ。鋭い。
『キッチンには仕切りが必要だ』
木村さんはきっぱりと断言した。

折しも、数人の構成員が熱帯魚の水槽を撤去し、
代わりに暖炉を設置している最中だった。

ようやく事態が飲み込めてきた俺は訊ねた。
「ここは水よりも火が運気を呼び込むからか?」

木村さんはゆっくり首を横に振り、重々しく答えた。
『いや、寒いから。暖炉はいいぞ』

今年の寒さははんぱじゃないもんね。

積雪

2006年01月22日 | フィクション
どうも。「積雪」を「つみゆき」ではなく「せきせつ」と読む落花生です。こちら千葉では何年ぶりか、すっぽり雪に包まれています。昼間、散歩に出かけた黒い犬が白い犬に変身して帰ってきました。さて寒い夜だから、お風呂でゆっくりあったまって眠ることにします。


  『テングが覗いたスーパー銭湯』 by月若

今回先輩が薦めるスーパー銭湯に行ってきた。
従来の銭湯より広く、健康ランドより安価、駐車場完備。
露天風呂、リラックスバス、エステバス、
ローリングバス、遠赤外線サウナ、水風呂。

まことに快適。充実のプログラム。
しかし、いかんともしがたい難点を発見。
すなわち、ここには番台が無い!
「低めの良き番台」なくして銭湯と言えるだろうか。

この銭湯でも男性は男湯に入る方式。銭湯代500円。
何も見えねえよ。失意のうちに男湯に乳頭、いや入湯。
湯けむりの向こうでオッパイはあったまっているのだな。
露天風呂で憤然と過ごし風邪をひく。

失敗。

大寒

2006年01月20日 | フィクション
どうも。「大寒」を「だいかん」と読まずに「おおさむ」と読んでしまう落花生です。一年の中でいちばん寒い時です。雨は夜ふけすぎに雪へと変わるのでしょうか。では、こちらで「贋作」シリーズです。


  『奇跡の見舞い客』 by月若

男は突然、病いに倒れた。長い闘病生活に飽き飽きしていた。
『入院してもう3ヶ月、いつまで続くのだろう』

その時、奇跡の見舞い品をもった見舞い客が現れた。
漫画先生と呼ばれる彼は、漫画全集を携えていた。
『これを読み終えたら、また次のと交換しますよ』

男はこの日から、順調に回復しリハビリに励んだ。漫画本が面白かったから。

漫画先生のチョイスに、はずれはないぜ。

相撲

2006年01月18日 | テレビ
『徳光&所の世界記録工場』
1月7日(土)21:00-23:24 日本テレビ

N「今夜、世界記録が生まれる。めっちゃ悔しいの田島が潜水で。マウンテンバイクの選手が。一輪車が驚異のスピードで。プロの一流ピッチャーと真剣勝負、ヒットを打ったら100万円。その結末は!?あなたは奇跡の瞬間を目撃する」

<トップアスリートが今夜 様々な世界記録に挑戦する>

◆ダイナミックアプネア 潜水

◆プロ野球の現役一流選手と真剣勝負

◆ターゲットアーチェリー

◆史上初寺尾の100人抜き
村山「はい、こちら相撲会場の村山(喜彦・日テレアナ)です。きょう、この土俵で元関脇寺尾の錣山(しころやま)親方が現役に復活します。史上初相撲100人抜きに挑みます。親方いかがですか、いまの心境は」
親方「うーん、ものすごいむずかしいですね、これ。考えた人を恨むぐらいですよ」(笑)
村山「そして貴乃花親方(松村邦洋)、どうですか、ごらんになって、親方は」
松村「あのー非常に現役時代からですね、錣山親方とはいい一番が多々ありましたので、親方になりましたけども、非常に精進しておりますので、わたくし自身は100人いけると思います」
村山「そうですか。ということですが、ごらんいただいてるように、こちらの会場には屈強な男たち100人が、早くもスタンバイできております。寺尾関が負けた時点で即、取り組みは終了となります。そして寺尾関を敗った人は100万円の賞金がもらえると(歓声)いうことになっております。場内ヒートアップしました」
徳光「親方、この挑戦を引き受けて失敗したな、というお気持ちはありませんか」
親方「非常にあります」(笑)
村山「意気込みをうかがいます」
親方「見た顔もあるし、からだがものすごい自分より大きい人がたくさんいるんで、100万取るつもりで一生懸命やって。はい」
村山「という闘志を燃やす元寺尾関の錣山親方、いよいよ100人抜きが始まります」

そして、43人目、今田賢二(元「安芸ノ州」=寺尾の元付き人、幕内力士)に敗れる!

村山「ということで本当に残念だったんですが、親方、43人目で負けてしまいました」
親方「いちばん負けたくないケツの青い野郎に負けたんで、すごくショックです」
村山「いかがですか、その親方に勝ったという心境は」
今田「稽古場でも一度も勝ったことないんですけど、きょうは途中で怪我されてまして、ほかの人に負けるんだったら僕が倒したいなと思って、思い切っていきました」

さわやかに語る親方の斜め後ろに、腕組みし眼光鋭い有吉さんの姿がありました。有吉さんとの対戦の前に終了してしまいました。本当に残念です。「寺尾vs有吉」この黄金の一戦、見たかった!

『交渉人 真下正義』

2006年01月15日 | 映画
どうも。外出したらお店で♪粉雪~と♪クロージュア~イが3回ずつ流れていて頭から離れない落花生です。週末、雨にも風邪にも負けず、映画を見ました。

レンタルDVDにて。

解説:「踊る大捜査線」シリーズの主要人物のひとりで警視庁交渉課準備室課長の真下正義が、最新鋭の地下鉄実験車両強奪事件に挑む物語を描いた作品。監督、本広克行。

ネゴシエーターということで、エディ・マーフィみたいに犯人と丁々発止やりあうのかと思ったら、違いました。地下鉄の場面は大仕掛けで緊迫感に満ちて圧倒されます。これに比べて交渉場面は比較的こじんまりとした印象です。あとクリスマスイブの街は、きらびやかなイルミネーションで雰囲気ありました。コンサートホールも、以前行った上野のクラシック会場を思い出させ、なかなかでした。ただ指揮者が西村雅彦で、きっと何かあると思い込んだりしちゃいましたが、考えすぎてはいけませんね。先読みせずに楽しむのがよろしいかと。

交渉人は犯人と対決というより、犯人と気持ちがリンクしていくのかとも思いましたが、なんだ結局これはホラーか、という気がしないでもありません。続編があるのかな。ともあれ、「深夜プラス1」が出てきてニヤリとさせられたり、「勘」が根拠だったり、プロファイリングや爆発装置などで、2時間ずっとドキドキが続きました。

渡哲也様

2006年01月12日 | テレビ
『ものまねBATTLEお正月スペシャル』 1月3日(火)20:00-23:24 日本テレビ

番組サイト→ものまねバトル

有吉弘行、去年の10月に引き続き、2度目の出場です。3人のものまね披露です。では以下、登場したコーナーの紹介です。


◆登場1 コスプレカラオケBAR
N「ネオンきらめく都会の片隅に、有名人がお忍びでやって来るコスプレカラオケBARがあった。今夜はこんな超大物が歌いにやって来ました」

◇石田純一with神奈月(三木谷浩史)・有吉弘行(村上世彰)
石田「(神奈月と有吉が登場して、誰だか)わかりにくい」
福澤「全くわからないので自己紹介していただけますか」
神奈月「楽天の三木谷です」
有吉「村上や。村上ファンドや」
福澤「これまでの流れで言うと、その人ゆかりの、関係者にお越しいただいてるんですけど、どういうゆかりが、石田さんとは」
石田「よくヒルズで会う。六本木ですね」
福澤「じゃ六本木を代表して石田さんに何か1曲入れてくださいよ」
石田「エルヴィス・コステロで『SHE』」


◆登場2 マジ歌グランプリ2006
福澤「今宵限りの全く新しい試みであります。これまではいつも面白おかしいネタでわれわれを笑わせてくれていた芸人のかたがた、かれらが熱き胸のうちを明かしてくれました。それは、俺たちだって本当は笑いなしで歌が歌いたいんだ、ということで今回はそんな熱き思いを胸に秘めた5人の選手たちに思う存分まじめな歌のものまねを披露していただきたいと思います。それでは選手入場!」

<お笑い芸人が真面目な歌ものまねで勝負する本気バトル>

N「ホリって喋りだけだよね、そんなタワゴトは二度と言わせない。ミスターファンタジスタ。ホリ!」
N「合コンのカラオケで鍛えた喉を、ついに披露するときがやって来た。原口あきまさ!」
N「甘い歌声、オレにホレるなよ。笑いを封印しステージにいま上がる。Take2東貴博!」
N「デビューからはや20年、若造たちには負けはしない。魂の叫びを聞け。神奈月!」
N「マジうた?余裕だよ。オレはミリオンセラー歌手だ。有吉弘行!」

福澤「以上5人の選手によって争われます。このものまねマジうたグランプリですが、ここでひとつ重大発表がございます。今回この場を設けるにあたりまして、ご本人たちの強い要望によりまして、負けた選手は次のものまねバトルのネタ披露を辞退しようと、そういう申し入れがありました。はい。それほど5人の選手たちは、この戦いに命を賭けております。ルールを説明いたします。8人の特別審査員のみなさまがたに、それぞれ10点満点で審査をしていただきます。それでは笑いなしのガチンコ勝負、ものまねマジうたグランプリ、さっそくスタートいたしましょう」

ホリ サンプラザ中野『大きな玉ねぎの下で』
原口 T-BOLAN『離したくない』
東 沢田研二『ダーリング』
神奈月 森進一『襟裳岬』
有吉 山崎まさよし『One more time,One more chance』

結果
第1位 77点 神奈月 有吉
第3位 76点 原口
第4位 69点 ホリ

福澤「ということで次回ネタを披露することができないのは、東選手に決定しました」


◆登場3 紅白ものまねバトル
福澤「さ、続いての対戦、紅組はどなたを」
研「うちはエース出します。コージーです」
福澤「あ、コージー冨田さん、来ましたねー」

<コージー冨田 天才コージーが見せる究極のタモリ登場!予想を裏切る展開が!>

ヒロミ「そちらがエースで来るならば、こちらはジョーカーでいきます」
福澤「ジョーカー?」
研「誰だろう」
ヒロミ「ジョーカー有吉」

<有吉弘行 前回最も笑いを取った男有吉が渡哲也のものまねで再び参戦!>

『くちなしの花』(渡哲也)
♪くちなしの花~の~花の香りが~旅路の果てまでついてくる~

山寺「白組は、有吉弘行が調子に乗ってまたまたやって来た。今回は大御所渡哲也になりきって、石原軍団のパーティーを完全再現するそうです」

<石原プロモーション43周年記念パーティー>

有吉「え(咳払い)。アテンションプリーズ。アテンションプリーズ。本日は石原プロモーション、43周年記念パーティーにお越しいただき、まことに…ひろし、触らない。エー、先代も、この事務所を建ち…ひろし。エー、ここにおります神田正輝、そして舘ひろし、ひろし!なぜお前はさっきからこの太腿の辺りをさわさわさわさわと触ってくるんだ? 皆様大変、ひろし!!もういい!もういい。申し訳ございません。やんちゃ坊主の舘が、話が長いと申しておりますので、今日はもう早速本題のほうに移りたいと思います。先代の石原が生前、わたくしのものまねを大変好んでおりまして、今日はそのものまねを皆様の前でご披露したいと思います」

めくり <何事にも豪快な竹内力>

有吉「今日は焼肉屋でのワンシーンをお送りしたいと思います。『えー、のどかわいたなあーおい。あー、のどかわいたよー。オマエなに飲む?ビール、ビール、ビール。オマエはビール?オマエはビール。ああ(うなづく)。店員さん、とりあえずカルビ10人前。アホウ!喉の渇きは肉の脂で潤せや!どあほう!』 ありがとうございます。正輝、どうだった? キレがあってなかなかよかった。そうか。ひろし、お前はどうだった? 唇がセクシーで思わずキスをしたくなった。それは俺もおんなじだよ。なんでやねん。なんでやねん!Don’t kiss me!Don’t kiss me。英語だ! 申し訳ございません。それでは次のものまねをごらんください」

めくり <ずっと半笑いのジャッキー・チェン>

有吉「本日は日本に来日して記者会見をしているときのジャッキーチェンをごらんください。『えー、日本のみなさま…、笑ってしまって申しわけございません…』 これぐらいです。正輝、どうだ? さすが名人芸。なるほど。ひろし…徳重! ひろしはどうした? 帰った? 帰った…。本当にあいつは、舘だけに、たちが悪いぜ。おあとがよろしいようで」

ヒロミ「もうね、完全に有吉ワールドを創り始めてますね」

◇決戦審査
審査員 平尾昌晃 片平なぎさ 乙葉 森泉 村上里佳子 金子貴俊 小野真弓 林家正蔵

福澤「さあ、それではさっそく審査にまいりましょう。スイッチオン。新たなる世界を築きつつある有吉か、はたまたコージーか。20対80。白組有吉圧勝!」

正蔵師匠「ほんとに有吉さん、面白いわ。猿岩石のまま消えちゃうのかとずっと思ってたんだよ。そうしたらもうこのピンの喋りの芸とものまねで、最高に面白かった。びっくりしました。いいものを見せていただきました。ありがとうございました」
有吉「ありがとうございます」


◇感想
村上ファンドは、びっくりしたような目と、なんとなく落ちつきなさげな感じが似てました。腕組みして聞いてるところ、マジメなつもりがどこかフザケた印象なのでした。
山崎まさよしの歌まね、かわいかったです。髪型とチェックな服が愛らしい。声質が似てます。この調子でスガシカオとカルロストシキもいけると思いました。
渡哲也はもう言うことありません。面白かったです。感服いたしました。

眼鏡

2006年01月10日 | 野球
どうも。風邪と越年闘争中の落花生です。鼻水と腹痛の第1段階から、寒気と頭痛の第2段階へ移行しました。ぼおっとスポーツ新聞を読んでいると、こんな記事が。

神宮眼鏡デー企画
ヤクルト古田敦也兼任監督率いる球団改革プロジェクトチーム「Fプロジェクト」が9日、本格始動した。東京・新橋の球団事務所で今年初の会議を行い、球場演出や各種ファンサービスなどを3時間半にわたり検討。
会議の内容は「サプライズ感を持たせないと」と詳細は伏せたが、同監督がプランの一端として披露したのは「選手デー」の設置だった。
「選手デー」にはその選手の特徴的な部分がプローズアップされる。古田兼任監督ならもちろん眼鏡だ。「古田デーなら眼鏡デー。眼鏡デーはやりますよ。一塁側が全部眼鏡だったら面白いじゃないですか。眼鏡かけたら安く入れるとか、プレゼントもらえるとか。いろんな眼鏡をかけてくれる人もいると思うしね」。青木なら「ヒット」にちなむもの、岩村ならイメージカラーの赤いグッズ…。それぞれに冠スポンサーも期待できるだけに、具体化への期待感は十分だ。
(日刊スポーツ・1/10)

「神宮球場一塁側が全部眼鏡」という光景、見てみたいです。

アフリカ

2006年01月06日 | テレビ
『紳助の世界オドロキ人間GP2006』
1月2日(月)18:00-21:00 日本テレビ

紳助「世界一のスポーツの祭典がオリンピックならば、ビックリ人間の世界一の祭典が境オドロキ人間グランプリです」

◆世界一唇が大きい人々
N「アフリカの奥地に、『ムルシ族』という唇が大きい人々がいるという。これはぜひとも日本に呼びたい。そこで直接アフリカに赴き、スタジオ出演の交渉をすることに。日本からおよそ4000キロ離れた東アフリカ、エチオピア。この地に降り立った人物、それは」

<有吉弘行>

有吉「遠いわー」

N「『進め!電波少年』の大ヒットコーナーだった『ユーラシア大陸横断ヒッチハイク』。10年前、有吉はこの無謀ともいえる企画を見事成功させた。そんな彼なら、アフリカの奥地に住んでいる唇が大きい人々を日本に連れて来てくれるに違いない。日本から飛行機で1日移動。2日目はアフリカの大地を車で走る。その道中では牛と出会い、こんなに大きな川も渡った。奥地に入ると当然ホテルは無い。この日はテントで宿泊。日本を離れて4日目、そのころにはもう有吉はぐったりしていた。そしてついに世界一唇が大きい人々、ムルシ族がいるという村へとやって来た」

有吉「あー、いた。いたいた!」

N「さっそくムルシ族を発見!」

有吉「こんにちは、はじめまして」

N「このかたがたがムルシ族。唇が大きいのは皆女性である。女性は下唇に穴をあけ、『テプディー』と呼ばれる粘土のプレートを入れる独特の習慣を持つ。このテプディーの大きさが、大きいほど美人だと言われている。ムルシ族は、イバラの小枝を組み合わせた小さな家で生活を送っている。主食は、モロコシの実や大豆をすった粉にミルクを混ぜた『ティラ』と呼ばれる食べ物。有吉は女性に気に入られようと、お土産を渡すことに。それは」

有吉「あのー、口紅。お化粧道具なんですけど」

N「口紅に興味を示すムルシ族の女性たち。彼女たちは唇と同じように耳にもプレートを入れる習慣を持つ。この口紅には女性たちも喜んでくれたようだ」

有吉「いいよー」

女性「こんなものがあるとは知らなかったわ」

N「ここで本題のスタジオ出演のことを訊くと、村長の許可なしではできないとのこと。そこで」

有吉「村長、村長ですか」(握手して、お互い何度もお辞儀)

<村長 ビドンギア>

有吉「有吉です。アチャリアチャリアチャリ」

N「とっても物腰が低い村長。さっそく村長に女性たちのスタジオ出演の件を伝えると、きょうの会議で話し合ってみてくれるという。ムルシ族の村では男たちの会議によってすべてが決定されるのだ」

村長「みんなちょっと聞いてくれ。わがムルシ族の女を日本という国に連れて行きたい男が現れた。そこでみんなの意見を聞かせてくれ」
村民「そんなどこかもわからない国に行ったら、帰って来れなくなるんじゃないのか」

N「その後も意見が飛び交う中、会議は2時間にも及んだ。会議の結果、村長が出した答えとは!?」

村長「(有吉と握手しながら)君たちの国に行かせることにするよ。ただし私も日本に行ってみたいから、ついて行くからな」
(男たちはみな片手に細長い棒を杖のように持っています。このときは有吉さんも同じように片手に棒を持って、ずっと握手です)

N「ムルシ族の女性が来日決定! しかし、なぜ村長まで?」

有吉「じゃあ日本で待ってます」

N「このあとスタジオにムルシ族の女性が登場」


というわけでムルシ族御一行様来日と相成ります。有吉さんの出番はここまで。では、私の感想をいくつか。

◇電波少年
有吉さんの登場シーン。アフリカの空港に降り立った有吉さんの出で立ちが、ヒッチハイクのロンドンゴールシーンのときの衣裳です。いまでも、たまにテレビで流される映像で、おなじみです。ゴールして10年間ずっとこの格好でいたわけではないことは言うまでもありません。体格よくなってます。オーバーオールが全然ダボついていません。リュックサックじゃなくて、右手でキャスター付きの荷物をガラガラ引き、左手に「唇の大きな人」のカラー写真のボードを持っています。

服の胸に『猿岩石』の大きな文字。作り手の思い入れからか、『有吉』ではなく、『猿岩石』。やはり困難な旅をするのは『猿岩石』なのでしょう。そういえばナレーションも、ちょっと木村匡也ふうです。

ヒッチハイク当時はずいぶんハラハラドキドキしたものです。どんどん無謀に進んで行く無茶なとことか、見ず知らずの現地の人との交流がほのぼのとしていたり、「猿岩石日記」の無類の面白さとか、有吉さんの魅力がいっぱい、すでにそこにあったのだと思い返しました。

◇世界オドロキ人間
なんというか「異形」の人々です。第一印象では、感情移入とか親近感といったものをはるかに超えた存在です。生まれついてのものもありますが、人為的に作られたものもあって、文化の相違に衝撃が大きいです。

「唇が大きい」と聞くと、まずタラコ唇ぐらいしか思い浮かびませんが、ムルシ族の場合、私の想像の及ばない形成のされかたが日常です。ずっとそこにいれば、そのことがそこでは当たり前のことと感じられるようになるのかもしれません。はるかアフリカの大草原は別世界です。大自然が果てしないように、世界の国々の価値観も果てしがない。思いがけない方向から感覚をゆさぶられました。驚異の人々を知ることができました。

猫俳句

2006年01月04日 | テレビ
『内村プロデュースSP』 1月1日(日)24:35-26:00 テレビ朝日

本日の内村プロデュースは「新年を祝い芸人がこぞって箱根温泉ツアーに出掛ける楽しい企画」という触れ込みで、まんまと集合した芸人達を地獄の底へと突き落とす恐怖の芸人不信バスツアー!!箱根に向かう道中、芸人としてやってはいけないNG行動を取った芸人は、毎回過激さを増すB級芸人バスに強制連行!そんな油断ならない温泉ツアーを見事制し、真の一流芸人に輝くのは一体誰なのか?!今夜その全てを85分に凝縮してお届けします!!

内村プロデュース元日スペシャル 地獄の芸人不信 箱根温泉修学旅行‘06!! 年に一度の無礼講温泉ツアー!! 今宵 真の芸人に輝くのは誰なのか?!

ルール テレビ朝日を出発し、箱根小涌園ユネッサンに向け、楽しいバスツアー! 道中様々なお楽しみ企画に挑戦、高ポイントを獲得した芸人にお年玉をプレゼント
とウソ企画のルールを一応説明しておいて
芸人不信バスツアー 旅行と呼ぶには余りにも過酷なデスゲーム… 芸人として決してやってはならない行動を取った者に与えられる罰は、B級芸人の烙印と屈辱のB級バス移動


というわけで3ヶ月ぶりの内村プロデュースSPが始まりました。
以下、このブログでは、猫男爵・有吉弘行の名言・名回答をお届けします。

◆登場
今回も猫男爵は愛車のネコバスに乗って堂々の登場です。
有吉「今年もハッピーニューイにゃあ~」
と、タバコ片手に悠然たる風格、素晴らしい笑顔です。メイクさん入魂のネコメイク、気合い充分です。

◆B級芸人ペーパーテスト
Q1 TIMの本当の意味は?
有吉「T 高い所から失礼します I 今、御紹介ににあずかりました M 者です」→正解

Q2 F.ザビエルは本当は日本に何を伝えに来た?
有吉「ザビ流野球」→惜しい

Q3 野球といえば「攻・走・守」 モテる男と言えば?
有吉「『宗』『選』『手』」→正解

3問中2問に正解でB級脱出です。
有吉「やったー!やっと脱出できた!」と、三村さんと抱き合い、喜びを分かち合います。

◆大観山クイズ
ルール 箱根ターンパイク大観山のPRを兼ねた大観山クイズを行います!!正解者には10ポイント!
Q1 ターンパイクビューラウンジの2階のトイレは、その立地条件を利用したある特殊な仕掛けが施されています。その仕掛けとは何でしょう?
有吉「水のかわりに重油があふれる」
→本当の正解は「マジックミラーで絶景が望める」

Q2 ターンパイクビューラウンジの天井は、冬の季節に付きモノのあるモノをイメージしてデザインされています。それは何でしょう?
有吉「鬼やテング」→正解

昼食タイムに、NG行動である「一番最初にタバコを吸って」、アウト。有吉さんは2年前から、NG行動でアウトになる確率の高さといったら神がかり的です。B級バスへ。
有吉「また~」(がっくり)
N「猫男爵有吉、自分のネコバスに出戻り」

◆B級芸人ペーパーテスト
Q だろう運転の中で最もやってはいけないだろうは何?
有吉「キダダロー」→正解。A級入り。

◆箱根ケーブルカークイズ
Q 「箱根登山鉄道」の登山という文字を何に変えると面白い?
有吉「良夫」

◆2006新春俳句大会(ケーブルカーの終点、早雲山駅を降りて)
ルール この絶景をお題に指定された文字数で俳句を完成させる。ハイレベルな俳句を発表した人には高ポイント。

◇5・7・2
有吉「恐ろしい 突然出てきた 鬼」→10ポイント獲得

有吉「魚介類 美味しい部分 肝」→10ポイント獲得
<猫 絶好調>
内村「いいよネコ。ネコさん快調です」

有吉「マグロとか ブリとか混ぜた ツナ」→10ポイント獲得
<爆進中>
内村「(笑)ネコさん調子いいですね。サカナ関係強い。ネコだから。ネコ、サカナ好きだからね」

◆宴会料理争奪箱根クイズ大会
箱根クイズルール 箱根ユネッサン全面協力の下 豪華宴会料理を賭け 箱根クイズに挑戦!正解すれば選んだ料理をGET!
LEVEL1前菜、2水菓子、3ご飯&味噌汁、4和牛しゃぶしゃぶ、5海鮮陶板焼き、6鮑踊り焼き、7タラバガニ、8舟盛り、9日本酒、10ビール
なお、クイズの正解ハードルは料理のレベルによって変わります。

◇第1問 2001年1月1日オープンから昨年8月11日で総入場者数600万人に達した箱根小涌園ユネッサン。何故そんなに人気なのでしょう?
有吉「器などの小物が充実」→前菜獲得

◇第2問 昨年オープンした「えのすい移動水族館」に新しい仲間が増えました。それは何と何?
有吉「ジャンボと尾崎」

◇第4問 焼きたてのソフトバームクーヘンやチョコレート菓子などユネッサンオリジナルのお菓子を製造する「森のお菓子工房」がオープン。ユネッサンの最終目的とは何か?
有吉「ドミニカの選手を大リーグへ」→ご飯&味噌汁獲得

◆絶叫露天風呂ばら撒きクイズ
ルール 数ある露天風呂の中には獲得ポイントの書かれた裏返しのコインが浮いている。それを内村の下へ持って行き、クイズに正解そのポイントを獲得!(ワイン風呂、緑茶風呂、酒風呂、水風呂など) 100ポイントは最も困難な場所に多く浮いている!

N「今回はシャッフルコンビでチャレンジして頂きます!」
ということで、もっとも大変そうな組が「三村・有吉・出川」のトリオです。手首を繋いで合体した3人組の真ん中の有吉さんが、三村さんと出川さんを引っ張って突き進んで行きます。
「冷てェやだやだ」「死んじゃうから」「あぶない」「やめろ」と渋る二人に、「大丈夫」と水風呂に入って行きます。
<無茶好き>
しかし、残念ながら100コインは残っておらず。

◇50ポイントの問題
ユネッサンにあるモノを見ながら入るお風呂が誕生。一体何を見ながらお風呂に入るのでしょう
三村「おカネ」
出川「ヒルトン姉妹」
有吉「いくえちゃん」→正解

結果、三村さんが優勝するも、NG行動によって優勝はなしに。

<内村プロデュースSP 本年もよろしくお願い致します>

熱湯

2006年01月01日 | テレビ
『大笑点2006史上最強の初笑い14時間生放送!!』
1月1日(日)5:55-20:00 日本テレビ

午後1時20分すぎころです。
「笑点への道!サバイバル大喜利の準決勝」 10人が残っています。

◆時の運勝負「めでたいハプニング」
<笑点の舞台では指名される運が必要 運のいい人にはおめでたいハプニングが!!>

ハプニングが起こってリアクション、そして「○○しちゃってどうしたんだい?」という問いに答えます。
というわけで、タイ式キックボクサー、おサルの獅子舞に続いて、熱湯ハプニングです。
1人だけ運のいい人に頭の上から熱湯が降ってきます。ヘルメット(なぜか剣山つき)をかぶって座布団に座る10人の中で、熱湯を浴びたのは、有吉さん。熱い熱いと、必死の形相でのたうち回る有吉さんに、司会のガダルカナルタカさんが訊きます。

タカ「有吉、そんなにはしゃいでどうしたんだい?」
有吉「あ、これはダメな温度のヤツだ!これはダメなタイプの。熱い!ルール守んなきゃ!」
タカ「えーテレビごらんのかたがたにはわかりにくいと思いますけども、ちょっと予想以上のお湯を用意してしまいました。生放送、ときどき手違いがあります。さ、リーダー、このリアクションはどうかな?」
城島「驚きの座布団1枚ということで」
有吉「これはダメだ。こっちもルール守るから、そっちもルール守んなきゃ」

「ダメなタイプの温度」に笑いました。はい。ルールは守りましょう。お疲れさま。