フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

宿題

2005年08月31日 | 映画
どうも。8月最後の日です。やっぱり涼しいですね~。ことしも海、山、プール、花火、なし。あ、梨は食べてます。季節に関係なく週末には、レンタル屋、ゲーセン、本屋、ドーナツ屋に行ってます。先週も忙しいのに『ネバーランド』借りて、結局見ないで返しちゃいました。ごめんジョニデ、また借りるね。このブログに映画の感想を書いているのは、備忘録のつもりです。最近見たけどまだ感想書いていないのがあります。とりあえず忘れないうちに3本簡単に書いておきます。
『シンデレラ・ストーリー』現代版シンデレラ物語。主演のヒラリー・ダフが鈴木杏ちゃんに見えて仕方ありませんでした。意地悪な継母が印象的。
『アイル・ビー・ゼア』シャルロット・チャーチの天使の歌声。オペラの人です。パパ役のクレイグ・ファーガソン(監督・脚本も担当)がやりたい放題やってます。
『チェイシング・リバティ』若手実力派のマンディ・ムーア主演。ローマの休日ふうです。プラハ、ベニス、ベルリンと風光明媚。
以上、アメリカのコメディタッチのアイドル映画。息子がDVDで見ていたんでつきあいました。

懐かしの名番組・夜の同窓会SP

2005年08月28日 | テレビ
24時間テレビ28 愛は地球を救う「生きる」であります。感動と挑戦の24時間チャリティ番組。深夜はだいたいお笑い企画なのですが、今年は「伝説の番組が今夜復活!日本テレビ懐かしの名番組が同窓会を開き一夜限りの大復活!」です。大拍手!

まずスポーツ企画「限界に挑戦!史上初 古賀稔彦100人と勝負」。あの古賀選手の柔道100人掛け。連続勝負、2人目に登場しました有吉弘行!元祖芸能界柔道王です。カッコよかったです有吉さん!久しぶりの柔道着姿!わああ!と思ったのもつかのま・・秒殺でした。14秒で一本背負い決められちゃいました。ほんと紙一重(笑)で。あっぱれな投げ飛ばされっぷり。頸椎、大丈夫でしょうか。お疲れさまです。

電波少年同窓会。なつかしいですね~。松村邦洋のアポなし。思えば松村さんのは全部ヒドかった。ひどい!非道い!人の道にあらず。当時こんなのテレビでやっちゃいけないよーと思って見てました。そこが面白かったわけで。松本明子さんの♪アラファ~トわたしが~は傑作ですけど、デュエットといえば松村さんの「静香(工藤じゃなくて亀井)とデュエット」もケッサクでした。
ヒッチハイク企画は「ユーラシア大陸横断」が断然1位です!もう殿堂入りですよ、別格です。あれを超えるものはありません。爆風スランプの歌の場面は感動ですけど、「その辺です」ってホンワカと適当な感じの有吉くんが良し!ほかにもいいところがいっぱいの猿岩石の旅でした。当時見ていなかった人はいまからでもビデオを見るべし。「猿岩石日記」読むべし。
T部長!いまや局次長なんですか、このかたもお痩せになられて終始笑顔で別人ですね。なにゆえピコハン持参なのか、プロデューサーだからか。ダースベイダーというよりジョーズみたいな登場でした。のびのびビーチに襲いかかる津波のような緊張感。(笑)
あと「スーパージョッキー」のことにも触れたいんですが、長くなりそうなので、それは後日、私のHPのほうで書けたら書きます。ではでは。

内村P9月で終了

2005年08月27日 | テレビ
本日付け日刊スポーツより

テレビ朝日の10月改編が26日発表され、5年半続いた深夜の人気バラエティー番組「内村プロデュース」(月曜午後11時15分)が9月いっぱいで終了することが分かった。深夜帯放送のバラエティー番組リニューアルのためで・・(以下略)

数日前、『オーラの泉』が水曜午後11時15分へ、というのをテレビで知って、んんっ!!と思いました。このところ大幅改編がなかったから、そろそろドカーンとくるかもしれない。それにしてもテレビ朝日の月曜深夜番組は面白いものが多く、終了となると残念なことが多い。『笑わせろ!』、『ナイナイナ』、ココリコだって『A級伝説』のほうが面白かった。

内村プロデュース。4年前、手裏剣トリオで登場してたっけ。森脇さんはレタスチャーハンにチェック隊。有吉さんは、笑わない王、猫男爵。アリヨシドンもいました。脱ぐか着るか、全裸か着ぐるみか、極端です。そういえば裸芸人への道は、やはりこの内Pからでしょうか。いいキャラクターです。猫漫談も好きです。なんといっても温泉は最高です。大喜利、「だるまさんがころんだ」は後世に残ります。「劇団プロデョーヌ」、楽団もありました。ああ、もう楽しい思い出が多すぎる!

『理由』

2005年08月26日 | 映画
レンタルDVDにて。

『人気作家宮部みゆきが直木賞を受賞した渾身のミステリー巨編を、大林宣彦監督が大物スターたちを贅沢に起用し映像化したサスペンス・ドラマ。荒川のマンションで発生した一家4人殺人事件に端を発する不可解な謎を、多数の人々の証言から解き明かしていく。本作は元々WOWOWのテレビ向けドラマ作品として企画され、放映後に劇場公開が実現した。』

これは原作を読んでいたので、どう映像化されるのかという興味がありました。160分、長いですが、飽きることなく集中して見ることができました。
それぞれの人々の結びつき、事件の全貌が明らかになっていくところが、ストーリーを知っていても面白かったです。被害者、加害者、容疑者、目撃者、発見者。みんな深い背景、事情があるのです。その時代に居合わせた運命。巡り合わせの悲劇。人の過去や欲望が事件の核となり、社会の不合理を訴えかけているのでした。
主役は誰といって特にいないのですが、やはりキーパーソンとなる勝野洋は役柄上、印象深いです。マンションの管理人の岸部一徳は狂言回し的なポジションで、見ている者を無理なく謎解きへ導きます。ほかにも村田雄浩、柄本明、渡辺えり子、ベンガル、根岸季衣、石橋蓮司などなど、みないい仕事してるなあという感じです。伊藤歩が哀しみをたたえて、かわいい。立川談志、永六輔まで、この役をこの人が!という楽しみがありました。
エンディングは独特の雰囲気でした。画面で小説を読むような不思議な感覚でした。殺人事件の真相を追うサスペンスドラマなんですが、突き抜けた感じがあります。青空や信州の風景など随所で詩情を感じさせ、恐いメルヘンのようです。大林監督ならではの映像です。市井の人々に寄せる鋭くも優しい眼差しは、宮部みゆきの原作から感じられました。映画でも、彼らがそうせざるをえなかった理由に対して、静かに描ききる優しい眼差しが感じられました。

処暑

2005年08月23日 | 日記
写真はオオクワガタ(ムシキング)。
日本を代表するクワガタムシ。力は強いが用心深い。超必殺わざはドラゴンアタック。

昨日病院に行くと、一部改装中。ご苦労なことです。工事音と振動。クラクラしました。

『お父さんのバックドロップ』

2005年08月20日 | 映画
レンタルDVDにて。中年プロレスラーと息子のハートウォーミング映画。監督、李闘士男。

「下田牛之助」という役名が、私プロレスの知識ありませんけど「上田馬之助」からきているのはわかりました。クライマックスの試合の場面では私も思わず「うしのすけ!」と、うしのすけコールを送りました。
主役のお父さん、宇梶剛士は長身で正統派の体躯ですが、諸事情によりヒールに転向、髪を黄色く染め、ド派手なメイク、チェーン振り回して凶器攻撃。哀愁です。息子のカズオ役の神木隆之介くんがとても可愛い。ともだちのテツオ役の田中優貴くんも素朴で元気で、よいコンビです。おじいちゃん役はチャンバラトリオの南方英二。ドスのきいた声色でアクが強くて存在感あります。
1980年の大阪、人々の逞しさ、可笑しさが散りばめられています。古めかしさを感じさせず、どこか洒脱な雰囲気が漂うのは、全編に流れるcobaのヨーロッパふうのノスタルジックな音楽によるところも大きいと思います。最後のスネオヘアーのリリカルな主題歌もよいです。
バーのママ、南果歩に対してもストイックなお父さん、醒めた情熱、その透徹した生き方は哲学的ですらあります。とにかくお父さんは世界一のヒーローなのです。奇を衒ったストーリーではなく、常道にのっとった展開で心あたたまります。親子っていいな、家族っていいな、と素直に思えます。床屋のオヤジ役で原作者の中島らもさんも出演、貴重なフィルムです。

ひまわり

2005年08月17日 | 
写真は夏の女王ひまわり(1本100円)。

ひまわりを見ると思い出す映画があります。
『ひまわり』(1970年イタリア)、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の名作です。
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ。戦争で引き裂かれた愛。
ウクライナのヒマワリ畑に圧倒されます。哀しく激しく燃えさかるように咲き誇ります。

ジモンスペシャル

2005年08月13日 | ラジオ
高田文夫のラジオビバリー昼ズ。8月12日(金)11:30-13:00、ニッポン放送にて。
パーソナリティ高田文夫、松村邦洋、増田みのりアナ。ゲスト土田晃之、有吉弘行。
来週火曜日からの企画「どっちのお笑いバトル」2組のお笑いトークバトルの前夜祭。
ということで以下、内容を少々紹介。

◇竜兵会の幹部2人。太田プロ期待の新星登場。
有吉「期待の新星って言っても、ボクもう13年目です」
土田「オレも14年ですよ」

◇竜兵会
高田「あとメンバーは?」
有吉「ボクがいちばんいま『愛妻』って言われてるんです」
土田「そう、いちばん愛妻なんです、上島竜兵の」
有吉「週5日いっしょにいます。…一晩に5回同じ話を聞かしてくれます」(笑)
高田「つらい会だね(笑)それも朝まで」
松村「5回目けっこうまとまってんだよね」

◇元相方
有吉「ボクの相方はホストを経ていまマスターにという」
高田「出世魚」
有吉「六本木のホストはやめて、いまマスターをやってるというウワサなんですけどね」
高田「ヘイマスターとか言われてるらしいね、失恋レストランみたいなもんだ」

◇上島さんのサイン会
有吉「200人ぐらいいて笑い声がいちばん竜兵会が盛り上げてましたからね。ボクらサクラですよ」
高田「ふつうのファンのふりして盛り上げて、笑い声で。いいね」

<先輩芸人の伝説暴露バトル>

◇土田のひとつめ…寺門ジモン、ミルコに勝てる。

◇有吉のひとつめ…寺門ジモン『対戦相手を殺しちまうぜ』
有吉「番組で腕相撲をやる企画があって、対戦する相手が本格的な外人さんだったんで、『あれぐらい強いとオレは本気になっちまうから…首をしめて殺しちゃうかもしんないな』」
高田「真顔で言ってるの?」
有吉「だから腕相撲にならないと。もう手が出ちゃうと」
高田「格闘家として」

◇土田のふたつめ…寺門ジモン、ノゲイラにも勝つ。

◇有吉のふたつめ…肥後克広、何も知らない。
有吉「朝青龍ってナニゴルじんだっけ?」
高田「わかるだろうゴルまで出てたら、モンゴル人って」

有吉「高校時代にUFOを見て、その形がゴーヤの形をしてたって」
高田「ゴーヤかよ。UFOじゃねーだろ、それ」
松村「緑なんだ」
土田「ちょっと沖縄要素も入れなきゃって」

◇土田のみっつめ…春一番クビ。

◇有吉のみっつめ
有吉「上島竜兵、新党旗揚げ」
高田「記事になっちゃうよ、立ち上げると。やっと竜ちゃん出てきたよ。竜ちゃんノッてるからね。いま来てるからね時代が」
有吉「キャッチフレーズは『郵政民営化ってなに?』」(笑)
高田「イヤなキャッチフレーズだな。なに?って聞いちゃってるんだ」
有吉「さんざんみんなに郵政民営化のことイエスかノーか聞いて、最後に、で結局なんなんだ郵政民営化って」

などなど、ほかにも「上島語録」「肥後手帳」からのエピソードを披露。土田さん喋りまくりです。有吉さんもいい感じで、ダチョウ倶楽部3人のナイスなお話を展開。竜兵さんはもう本になっているからということで、いきおいジモンさんの話題が多く、高田さんいわく「ジモンスペシャルじゃねーかよ」。

また、増田アナが必ず「元U-turnの土田さんと元猿岩石の有吉さん」と冠を付けるので途中、
土田「元ユーターンいらない」
高田「土田でメシ食ってるからね」
有吉「ボクは元猿岩石つけてもらって」
松村「ビビる大木みたい」
高田「ヒット曲もってるからな、そこそこ」
財産です。

これが俺の芸風だ

2005年08月10日 | イベント
8月10日(水)夕方、有楽町三省堂書店にて。
上島竜兵出版記念サイン会&トークショーが行われました。
『これが俺の芸風だ!!』竹書房刊、1400円。
マスコミのカメラ、レポーター、一般客たちで大盛況。
駅前の店頭は、熱気であついあつい。
そんな中とにかく竜ちゃんは可愛い。
盛り上げるサクラのお兄ちゃんも元気。

BEAT LOOSE

2005年08月07日 | ライブ
ABBEYROADの街、六本木の夜。
懐かしのビートルズをたっぷり。
森脇さんの『雨』、名曲『白い雲のように』。
生演奏、生歌、そして生ダンスの迫力、
ごきげんなナンバーをたくさん、ありがとう。

『パッチギ!』

2005年08月04日 | 映画
レンタルビデオにて。井筒和幸監督の青春映画。
ザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」の哀切に満ちた美しい曲が全編に流れます。もうそれだけでたまりません。好きでした。当時、発売禁止になって、国境問題とかなんとか全然納得できなくて、世の中、理不尽なことがあるんだなと思ったものでした。とてもいい歌なのに。
映画は1968年の京都が舞台。日本と朝鮮の若者のたちの交流を描いてます。何かっていうと喧嘩ばかりしてます。殴り合ってます。血気盛んってヤツです。京都の鴨川が、朝鮮半島を南北に分けるイムジン河をイメージさせます。朝鮮の美少女と頼りなげな日本の男子高校生との恋、お葬式、出産と、人間ドラマが骨太に展開します。反骨精神に貫かれた邦画の系譜に位置すると思います。
今の若い人が見たらどうなのか想像をめぐらせる余裕がないほど、私は懐かしい十代のころの記憶にどっぷりつかってしまいました。よく聞いていたLPはフォークルのライブだったし、いちばん影響を受けた深夜放送は北山修のパックインミュージックだったし、文化祭でギターも弾いていたし・・。
失神オックスのオカッパ頭を似合わないのにマネたり、バスがゴロンと倒されたり、ボーリング場が破壊されたり、泥臭くて垢抜けない。小洒落た映像が見当たらないのは、時代性というより、井筒監督の強烈な個性によるものと感じました。

♪誰が祖国を二つに分けてしまったの 誰が祖国を分けてしまったの

「イムジン河」のサビの部分です。あれから40年近くたって現実はどうなっているのでしょう。明るい明日と夢と希望、なんて言葉を自分の文章に多用できるのは、このころ、とにかく前向きにならなければ何も変えられない、という歌の姿勢が染みついているせいなのかもしれません。

葉月

2005年08月01日 | 日記
写真はニコニコカップとニコニコスプーンのコンビ。
8月になりました。夏まっさかり、土用波、落雷。暑い日には熱いコーヒーで気をひきしめます。7月が若い夏なら、8月は大人の夏です。アンニュイに頬杖ついて、シニカルに夕陽を眺めて薄くほほえみ。
小説はフランソワーズ・サガン、歌は石川セリ「八月の濡れた砂」。