フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

第4回 有吉先生のタレント進路相談

2012年08月10日 | テレビ
『ロンドンハーツ』
8月7日(火)21:00-21:54 テレビ朝日

「まだ間に合う!?有吉先生のタレント進路相談」

MC 田村淳・田村亮

先生 有吉弘行

N「タレントの今後の方向性に悩むマネージャーからの依頼で、有吉先生が厳しい進路指導! そして今夜は1年半ぶりに第4弾を敢行! 一度地獄のどん底に落ち、再び這い上がってきた男の適切なアドバイスがメンバーたちに突き刺さる! さらにオリンピック金メダル級の衝撃スクープが!」

淳「有吉先生に進路相談を受けると、芸能界に残ってらっしゃるかた多いですよね」
有吉「そうですね、結婚されたかたも結構出てますし」
亮「あ、そうですね」
有吉「熊田さん、夏川さん。ま、にしおかすみこさんだけ申しわけなく思ってまして…」
淳「あ、そっか。にしおかすみこさんは確か進路相談受けましたね」
有吉「受けたんですけど、エンタの復活を待て」
淳「とアドバイスしてましたね」
有吉「したんですけども、先日のエンタの復活した際にですね、呼ばれなかったと…」(笑)
淳「呼ばれなかった?」
有吉「申しわけなかったですね」

N「と、そこへ企画の中身を知らされぬまま本日の出演者5名がスタジオ入り」


(というわけで始まりました。待望の有吉先生の進路相談です。では以下、テレビ朝日の番組サイト様より詳しい内容紹介を引用させていただきまして、最後に私の感想を軽く記しておきます)


担当しているタレントを、今後どう売っていけばいいのか悩んでいるマネージャーたちから、「有吉先生にぜひうちのタレントの進路相談にのって欲しい!」との依頼を受け、有吉先生が厳しい進路指導をする!

相談者 1 手島優担当・中村マネージャー
[手島優の現状]
大きなバストと大胆なポーズでトップグラドルとして活躍。ロンドンハーツではちょっぴりイタイ魅力を発揮。近年では演技の仕事にも挑戦している。先日、2歳サバ読みを告白。
[有吉先生の分析]
グラドルがみんな言う「生涯グラビア!」は結局ウソっぱち!全てのグラドルに言いたいのは、今後「女性の支持が欲しい」は相反することだから二度と言うな!
手島の空回りの返しが“手島タイム”を生んでいる。手島の一番の問題点は自分のことを肯定的に発表してハードル上げといて、実際やらせたら全て期待以下。
[有吉先生の最終判断]
何でも出来ると言わずに、何にも出来ないキャラで行け!本当はポジティブな人間じゃないのに無理にポジティブぶっているから手島タイムを生んでいる。ネガティブで行け!

相談者 2 ゆってぃ担当・大竹マネージャー
[ゆってぃの現状]
‘95「マンブルゴッチ」結成。‘02解散。‘06「グーニーズ」解散。引退も考えた2009年、「ゆってぃ」としてブレイク。最近では、サッカー4級審判の資格取得やクラブでDJも。
[有吉先生の分析]
こういうタイプに多いのは、「だいぶ仕事なくなったでしょ?」と聞かれて「今、いいスタンスで仕事させてもらってます。」と暇なくせにカッコつける。妙なプライドがある。サッカー番組やDJなど今の仕事はゆってぃじゃなくてもいい仕事ばかり。「ゆってぃ」っていつまで言い張るの?今の仕事は逆にゆってぃキャラが邪魔してない?
[有吉先生の最終判断]
淳がゆってぃを気に入ってるから、淳にゆってぃを預けます。

相談者 3 菊地亜美担当・松原マネージャー
[菊地亜美の現状]
‘06事務所所属。バカリズムがMCを務める番組から生まれたアイドルグループ・アイドリング!!!に加入。しかし、歌のパートは少なく、ポジションも後ろの方。そんな菊地が、物怖じしないおバカキャラでバラエティ番組で人気者に。今後レギュラーを増やしたい。
[有吉先生の分析]
バラエティはアイドルの受け皿じゃない!芸人は最初からバラエティやりたくてこの世界に入ってきて逃げ道はない。アイドルはアイドルになりたくて入ってきてるのに、それがダメだからじゃぁバラエティでいいかってナメた口利くのが気に食わない!
[有吉先生の最終判断]
アイドリング!!!はバカリズムの愛弟子。菊地はバカリズムの最高傑作だから、名前を「キクリズム」に変える。

相談者 4 我が家 杉山担当・山田マネージャー
[我が家 杉山の現状]
‘97矢田部と「ルーキーズ」結成。坪倉が加わり「我が家」が誕生。「言わせね~よ」のフレーズがウケ、CSで冠番組を持ったり、ピンでも活躍中。
[有吉先生の分析]
「堤下の劣化版」「ポテンシャル以上に自分の実力を過信している」「コメントがうるさい」など今まで数々アドバイスをしてきたが、それを受け流した結果が「ヒルナンデス」の卒業。宣材写真の顔がムカツク。髪型を変えたら?太ってるのに可愛げがない。
[有吉先生の最終判断]
好感度を上げるためにアイテムをプラスしてポップに変身。

相談者 5 あやまん監督担当・轟マネージャー
[あやまん監督の現状]
試合という名の飲み会を中心に活動する謎の集団「あやまんJAPAN」のリーダー。持ちネタ「ポイポイ」で歌手デビュー。今年に入り個人としての活動も増加。キックボクシングにも挑戦。
[有吉先生の分析]
去年、一昨年なら、世間からは「あやまんJAPANを見て楽しくなって元気もらえるな。」という評価だったかもしれないが、今は「俺よりも下の人間がいるな。じゃぁ、俺もがんばろうかな。」という評価に変わってきている。今のキャラは賞味期限が過ぎちゃってる。今のままではこの先は「あの人は今?」に出るくらいしかない。
[有吉先生の最終判断]
事業に専念し10年後にTV復帰。もしくは淳に預ける。


◇感想

いやあ面白かったです。有吉さんの出演番組が多いので、なかなか見返す時間がないのですが、やはりロンハーの進路相談は名作でありまして、もう一度鑑賞した次第。

手島優さんは、深夜のさまぁ~ずの番組で「インスタント女王様」を見たのが最初だったのですが、その後、グラドルを集めた番組でトークも図抜けていました。最後に有吉先生に促されるまま、ネガティブ発言を繰り返すところは、かつての女王様として指示されていた時を思い出させて、笑いました。

大竹マネージャーは先週に続いての登場で、裏方というより表の人のようでありまして、面白いです。ほんと「藤堂雄太」はカッコイイ名前です。

アイドリングというと、必ずと言っていいほどバカリズム先生が引き合いに出されていて、今回ついに「キクリズム」と名前に合体されるに至って、シュールでございました。菊地亜美ちゃんの背後にバカリズムさんの笑顔が浮かんでるような気がしました。有吉さんの毒舌ブレイクを語るとき、バラドルに物申す姿勢は必須事項だと思っています。

トリオで小太りというと、どうもダチョウの上島さんを思い浮かべてしまうのですが、このへん大好物のように思えて、我が家・杉山さん受難の歴史が面白いです。ポップなアイテムを受け入れて意外に可愛くなっていて、密かに好感度が上がりました。

冒頭のナレーションにあった「オリンピック級の衝撃スクープ」って、もしかしてあやまん監督の年齢のこと!?だとしたら「33歳」はそれほど驚きでもなく、なんならそんなものかと肩透かしを食わされて、脱力した結末でした。

鋭い指摘でナルホドと感心したり、妙な提案でくだらなく笑ったり、実に楽しい1時間でした。


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