フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

『イン・ザ・プール』

2006年03月30日 | 映画
レンタルDVDにて。

◆内容紹介
やばい病には・・・トンデモで精神科医。
原作は「空中ブランコ」で直木賞を受賞した作家・奥田英朗の伊良部シリーズ第1弾。シティボーイズライブの作・演出から、映画やテレビドラマの演出も手掛ける三木聡が監督。

◆ストーリー
水泳中毒、持続勃起症、強迫神経症。ヘンな病気とヘンな精神科医による気分開放ムービー。「さあ、ストレスを笑え」
伊良部総合病院の精神科医・伊良部一郎(松尾スズキ)。彼はいつもテキトーな診察でお気楽に過ごしている。だが何故か彼のもとには、その不思議な魅力に引き込まれるように患者が次々と訪れるのだった。そしてまた、徹夜仕事の合間でもプールに通うプール依存症のエリート管理職・大森和雄(田辺誠一)、24時間勃ちっぱなしという継続性勃起症の営業マン・田口哲也(オダギリジョー)、確認行為を極度に習慣化してしまう強迫神経症のルポライター・岩村涼美(市川実和子)ら、ストレスが原因による奇妙な病気に悩まされる患者たちが伊良部の診察室に駆け込んでくる。

◆感想
とても精神科医には見えない、ぶっとんだ松尾スズキの立ち居振る舞いです。さあどうなるのか。これが意外や意外、患者たちにとっては・・という展開です。ヘンなんですけど、共感できる部分もあり、トンデモ医師は実に楽しそうです。昔の植木等の映画ふうにいえば、無責任ドクター野郎。これが思いがけない方向に転がっていくから可笑しい。

3人の患者がそれぞれチャーミングです。オダギリジョーが勃起症で常に立派な状態なのが悩み、というだけで大笑い。マジメに悩む姿が良い。田辺誠一はモーレツエリートです。自信をもって頑張り続けたあげく状況が悪化していきます。このあたりは筒井康隆ワールドをホーフツさせます。市川実和子は、外出先で家のガスの栓をしめたかどうか気になって仕方がないという、わりと誰にでも多少はありそうな悩みです。度が過ぎると生活に支障をきたして困りますが、トンデモ仰天事態につながるのが面白かったです。

悩んだら、まず行動せよ、というわけです。世の中なんとかなるもんです。森本レオ、きたろう、岩松了、綾田俊樹といった、オトボケ世界の住人たちが脇を固めているのも楽しかったです。

『メゾン・ド・ヒミコ』

2006年03月28日 | 映画
レンタルDVDにて。

◆内容紹介
涙はきっと暖かい。オダギリジョー・柴咲コウ主演。『ジョゼと虎と魚たち』の監督・犬童一心×脚本・渡辺あやの第2弾。5年の時をかけて温められたオリジナル・ストーリー。共演は映画初出演作『たそがれ清兵衛』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞と新人賞を受賞した田中泯。音楽、細野晴臣。

◆ストーリー
私を迎えに来たのは、若くて美しい男。彼は、父の恋人だった。
わけあって借金を抱えてしまい、昼はしがない会社の事務員、夜はコンビニのバイトをして働く24歳の沙織は、いっそ風俗ででも働こうかと思い悩んでいる。身近に気になる男性もいるが、ままならず。そんなある雨の日、彼女のもとに若くて美しい男が訪ねてくる。青年の名はは岸本春彦。春彦は、沙織の父が癌で余命幾ばくもないと言い、父の経営する老人ホームを手伝わないかと誘う。沙織の父・照雄は幼い沙織と母親を捨て、ゲイバー「卑弥呼」の二代目を継ぎ、そして今は神奈川県の海岸近くにゲイのための老人ホームを作ったというのだ。そして春彦は、父の恋人だった。父を憎み、その存在さえも否定してきた沙織だが、破格の日給と遺産をちらつかされ、老人ホームの手伝いに行くことを決意する。翌日曜の朝、沙織はおそるおそる老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」の門をくぐる。プチ・ホテルを改装した洒落た建物には、個性的な住人ばかりが暮らしていた。


◆感想
異色メルヘンです。主役二人が『また逢う日まで』の音楽にのって踊るシーンが泣けます。さりげなく切なく綺麗でグッと感極まってしまいました。二人の距離がいちばん近づく瞬間。柴咲コウは恵まれない境遇で不器用でひたむき、オダギリジョーはゲイでつかみどころがなく魅力的。ふわふわと現実離れしているような設定ながら、人の生と死という普遍のテーマを、常に身近に意識させられます。メゾンドヒミコの住人たちは皆、強烈な個性で、見ているだけでクラクラしました。建物やインテリアがとても素敵で、思わずためいきが出ました。オダギリジョーは難しい危うい役で最高に輝くと思いました。


 また逢う日まで逢えるときまで
 別れのそのわけは話したくない
 なぜかさみしいだけ
 なぜかむなしいだけ
 たがいに傷つき すべてをなくすから
 ふたりでドアをしめて
 ふたりで名前消して
 そのとき心は何かを話すだろう

グラウンド

2006年03月26日 | 日記
写真は庭の木と青空(3/25)。

3月25日(土)快晴。

プロ野球パリーグの開幕です。観客動員も3割増で乾杯!
しかし、ソフトバンク対ロッテ、7-2でロッテ完敗。
バレンタイン監督「WBCはこの試合に関係ない。ただ相手が良かっただけ」。

そして、
サッカーJリーグ、鹿島対千葉、1-0で千葉惜敗。
オシム監督「私の想像以上のいいゲームだった。人生の中で運が必要なときもある」。


さらに夜。
インターネットテレビ『PRIDEひかり道 第4回芸人寝技王決定戦』。
第5試合レイザーラモンRG対有吉弘行、4分57秒ヒザ十字固めでRG辛勝。
有吉選手「寝技も笑いもRGがいちばん」

第4試合の最中にパソコンがフリーズして大いに焦りました。第5試合までになんとか蘇生しましたが、どっと疲れました。うちのポンコツパソコンで長時間動画視聴は、荷が重いのかもしれません。

有吉さんは終了時間3秒前にギブアップ。よほどセッパつまっていたのでしょう。「痛い」と思わず声に出すほどでした。かなりハードな試合だったのは言うまでもなく、試合中「ゲー」と吐きそうになっていました。リアルゲー相手で、ハードゲーも登場していました。

試合前からRGのギャグのあまりにあまりな、あまりっぷりに、「笑わない王」のように爆笑する有吉さんでした。ほぼ5分間の戦い。格闘技のことを全く知らない私が言うのもなんなんですが、とても見ごたえありました。去年のどくろ団とのパワー戦と同様、真剣勝負に手に汗にぎりながらも、今回は笑っちゃうのです。勝ったほうが一瞬キョトンとするという、やや不条理な世界が好きです。

全試合終了後、出場全選手がリングに上がり、ひとことインタビュー。最後の最後に突然マイクスタンドが用意され、あれっと思うと、HGの「フォー!」披露。芸人戦らしく締めくくられました。

有吉さんを応援していましたから負けたのは本当に残念ですが、ドキドキハラハラしつつも大笑いできて面白かったです。無事終わって良かったです。お疲れさま。

ももまね

2006年03月24日 | テレビ
『ものまねBATTLE38 春のオール新ネタ祭り!!』
3月22日(水)21:00-23:24 日本テレビ

有吉弘行、3度目の出演。では有吉さんを中心に紹介します。


◆対決

N「原口あきまさvs有吉弘行、個性輝く独自のキャラ笑バトル!」


◆紅組

山寺「紅組はついにエース原口の登場。いまや、ちまたで大ブレイク大木こだまひびきに扮して漫才に挑戦するぞ」

<大木こだま・ひびきのまね 原口あきまさ>


◆白組

『ろくでなし』
♪ろくでなし~ろくでなし~なんてひどい~お~言いかた~

山寺「対する白組は無冠の帝王、元猿岩石の有吉弘行。挑戦するものまねは、女優の桃井かおり。独特の間合いとシュールな話術で今宵も魅せるか、奇跡の有吉ワールド!」

<桃井かおりのまね 有吉弘行>

「桃から生まれた、桃井かおりだけど。…ウソよ、びっくりした?(シガレットケースからタバコを取り出す)…なに?禁煙なの?ここ禁煙なの?も~(ライターでタバコに火をつけてゆっくり吸う) ごめんね、あたし女優だから!禁煙とか関係ないの」

「で、なんなのきょうのインタビュー。うん、美しさについて。美しさ…アンタさ、あたしいくつか知ってる?…40?馬鹿言ってんじゃないよ!あたしことしで53。ことしなにどしだっけ?去年たぶん、トリドシよね。じゃことしは…(指折り数えて)ね、うし、とら、う、たつ、みー、もも、いー、かお、りー、あた、しー、女優の、もも、いー、だから…ももどしじゃない?ほら~桃年だけにあたしのお肌は、ピーチピチ。ダジャレ。…なによアンタ、なにそのリアクション。ホントにアンタって、シュビドゥビドゥな女ね!ダバダバダーにしてやろうかしら!」

「で次の質問ちょうだい。うん?ファッション?普段の私服…私服?(ぺっ) あたしが袖を通した服は、みんな衣裳になっちゃうの。わかる?わたしが飲んだ水道水はワインになっちゃうし、あたしがゴキブリ食べても、それはフォアグラになっちゃうわけ!わかるかな~」

「でもね、本当にあたしの気持ちわかってくれる人って、いないわけ。ホント昔はいたんだよね。優作。松田優作ね。でも優作もほらもう天国行っちゃったじゃない。でもね、優作がたまに、天国から戻ってくるわけ。蝶々になって。あたしの周りをフラフラフラフラ飛んで、肩に止まったりして。あたしのことをずっと見てくれてるわけ。蝶々…優作?きょうも来た!ほらここで、休んでいいのよ優作。(パシッ)(腕に止まった優作蝶々を手で叩きつぶして払いのける) もう、あたし帰るわ!ピーチバイバイ!」


◆審査

ヒロミ「有吉の、8割がたアドリブショーでした。ありがとうございます」
研「でもね、ところどころ似てるのよ。似てんの」

福澤「これはレベルの高い戦いですよ」

眞鍋「おふたりかたともホントお上手で。…有吉さんは、ご本人が言ってないんだろうけど、なんか言いそうなことを言ってるのが、すごい面白かったです」
福澤「世界観がなんか似てるんですね」
研「そうですね」
福澤「さっそく審査まいりましょう。スイッチオン。さあ、独自の世界観を持つ男たちの戦いの結末は。40対60で白組有吉さんの勝ち!」

勝利 白組 有吉弘行


◆感想

どうもうまく再現できませんが、蝶々をパシッとしてサッサとした後の表情が何とも言えず、すごいです。そのへん呆気にとられて大笑いしました。面白かったです。可愛いし、鋭い。桃井かおりじゃないけど桃井かおりでした。独特の巻き舌です。軽く酩酊状態っぽい雰囲気もあり、辛辣なところも垣間見せる。厳しく自信に満ちた大女優の貫禄で、お茶目な洒落っ気も兼ね備えている。繊細にして大胆、アンバランスな魅力。有吉さん、誰も寄せつけません。

有吉さんのモノマネはとても楽しいです。誇張したり写実的だったりするものとはひと味違って、粋な感じがします。遊び心にあふれています。何度繰り返し見ても面白い。モノマネ3度目にして大女優に挑戦した有吉さんの勇気やる気に拍手です。「ちょっとマイウェイ」というテレビドラマで桃井さんと共演したことのある研ナオコさんが、「ところどころ似ている」と言っているので、似ていることに関しても折り紙つきです。

そして、「ゴキブリ」と「フォアグラ」について。以前たしか「タモリのジャングルTV」という番組で、「ファアグラ」を食して「ブリ」と発言していた有吉さんです。うん。ブリはブリでもゴキブリさえも、女優桃井にあっては「フォアグラ」になっちゃうわけ。わかるかな~わっかんねえだろうな~シャバドゥビダバダ。

世界王者

2006年03月22日 | 野球
写真は優勝してトロフィーを持って喜ぶイチロー選手(AP)。

優勝おめでとうございます!
あきらめない勝負強さに勇気づけられました。
  

   『ティファニーのトロフィーを』  by夢摩呂

一時は絶望視されていた日本だったが
メキシコのがんばりで奇跡のWBC準決勝進出
三度目の正直で韓国に雪辱を果たす
そしてキューバを破り、初代世界一となった
人々は喜びを爆発させた

高級宝石店の前でホリーは毎朝パンを食べていた

でもティファニーといったらトロフィーだよね
パンよりもシャンパン
目にしみるけど美味しい

雪の結晶

2006年03月20日 | 日記
第9回冬季パラリンピックトリノ大会が19日閉幕しました。3/10から10日間にわたって熱戦が繰り広げられました。史上最多の39ヵ国が参加。日本勢は銅メダル3個だった前回のソルトレーク大会を上回り、金2、銀5、銅2の計9個のメダルを獲得しました。

冬季パラリンピックの新競技として、今大会から「車いすカーリング」が加わりました。4年前に世界選手権が始まったばかりで、年齢に関係なく気軽にできると、欧米では人気です。氷の表面をブラシなどでスイーピングするルールはありません。

スポーツの話題が続きます。

冬のオリンピックの長年の顔、ジャンプの原田雅彦選手(37)が現役引退です。20日、記者会見を開きました。「自分の力の限界を感じました。競技者としてのプライドもあり、世界で活躍するのは無理だと冷静に判断しました」と説明。28年間のジャンプ人生に別れを告げます。

4月からは所属する雪印スキー部のコーチに就任します。最後の試合は25日に札幌・大倉山で開催される伊藤杯です。うっすらと涙を浮かべながらも、「原田スマイル」で質問に答えました。お疲れさま原田選手。感動をありがとう。ガラコは永遠の謎です。

王殿

2006年03月19日 | 野球
写真は決勝進出を決めファンの声援に応える王監督(共同)。

WBCは18日(日本時間19日)、準決勝2試合があり、日本は韓国に6-0で快勝しました。20日(同21日)の決勝で、ドミニカ共和国を3-1で破ったアテネ五輪金メダルのキューバと、「初代世界一」をかけて対戦します。

というわけで、三度目の正直で雪辱を果たした日本代表、完封勝ちです。福留選手の代打ホームランに興奮しました。スカっといままでのツカエが取れました。イチロー選手はプレイもインタビューもストレートに取り組んでいて熱く、ブーイングに燃えるところも頼もしいです。

以下、asahi.comより一部引用です。


「最高の勝利。自分の野球史の中で新たな一ページが加わった」。日本の王貞治監督は試合後、そう喜んだ。この日3安打のイチローは「勝つべきチームが勝たないといけない。それが僕らだと思っていた」と言った。

日本は2次リーグ1勝2敗で準決勝進出が絶望的だった。大リーグのスターを集めた米国がメキシコに敗れる波乱で、準決勝に進む権利が転がり込んだ。1次、2次リーグで惜敗したアジアのライバルとの3度目の対戦。日本国内では、ファンがスポーツバーなどに詰めかけ、声援を送った。韓国では、ソウル市庁舎前など各地に設けられた大型テレビの前に数十万人が集まった。

米大リーグ機構(MLB)は五輪出場を認めなかった大リーグ選手を参加させることで、この大会を「世界一決定戦」と位置づけた。地元開催の第1回大会だったが、ホスト国の米国は2次リーグで敗退。大リーグのスター選手を集めたドミニカ共和国もこの日、「アマチュア最強」と言われるキューバに敗れた。

そのキューバとの決勝戦。「このままの勢いで一気呵成にいきたい」と王監督は言った。

ブラジルっと

2006年03月18日 | 日記
先日、春の強風の中、眼科に行くと案の定、花粉症友の会になっていました。
目はチカマツモンザエモン、鼻はジュールベルヌ、頭はポワトリンです。

気づくと♪恋のダウンロード~ふたりパレード~と口ずさんでいます。
きのう17日のMステで仲間さんがうたっていました。白い衣裳で綺麗でした。

堤さんのブログによると、18日は「トリック劇場版2」の声録りだそうです。
「トリック劇場版2」6月10日(土)全国東宝系ブラジルっと大公開!前売券発売中。

秋のモノマネの詳細

2006年03月17日 | テレビ
2005年10月3日(月)21:00-23:24 日本テレビ
『ものまねバトル獲れたて秋の新ネタCARNIVAL』

◆哀川翔のものまね 有吉弘行

『前略、道の上より』(一世風靡)
♪ソイヤソイヤ~

N(山寺宏一)「対する白組も初登場、有吉弘行。過去の栄光をかなぐり捨て、きょうから新たにものまねイバラの道を歩み出します。哀川翔のものまねで、ものまねをする哀川翔」

めくり <哀川翔のものまね>

有吉「おまっとさんでした。あいかわーきんやです、違うか。勝俣オマエ笑ってんじゃねえよバカヤロー。あのーきょうはさ、ちょっと今度一世風靡で忘年会のほうでさ、モノマネやることになっちゃったから。ちょっとそれ練習してるヤツ、ひとつ見せるんで、よろしく頼むね。見とけよヤツマタ」

めくり <「あっぱれ」と「喝」がごちゃまぜになった大沢親分>
   
有吉「これは、ほら朝やってるサンデーモーニングっていうテレビでさ、大沢親分が“あっぱれと喝”ってやってんだけどさ、そこでちょっと大沢親分が興奮しすぎて、わけわかんなくなっちゃったヤツやるから。『かっぱれ!あのーかっぱら。カッパかオマエ、カッパみたいな顔しやがって。カッパか!』 あのー、思いがけずウケてるよね。勝俣、なに見てんだ勝俣オマエ。カブトムシ食べさせちゃうぞ。じゃ次いくから見とけよ勝俣」

めくり <「そうですね」しか言わないハンマー投げの室伏広治>

有吉「ハンマー投げの、ほら室伏広治が、人がちょっといいもんだからさ、インタビュー受けてても、ほとんど“そうですね”しか言ってないときがあるんだよね。それちょっとやるから、ひとつ見とけよ勝俣。『エーそうっすね。はい、あの…そうっすね。金メダ…そうっすねぇ。ええ。そうっす』 もうどうも眠たいと思ったら、もう夜の6時だ。もう寝なくちゃいけないから、そろそろオレ行くから。ほんじゃ」

ホワイトサーモン

2006年03月15日 | 日記
3月14日の夜のことです。テレビで7時から『特上!お台場世界寿司芸能人命がけ一本釣り幻の美味ネタ今夜入荷』という番組を見ていました。

その中で、やるせなすの二人が幻のホワイトサーモンを求めて酷寒の海へ船で行く、というコーナーがありました。マイナス何十度という極限の世界、荒れる海、船は大揺れ。フジテレビですが、なんか電波少年みたいでした。ナレーション木村匡也氏。

キングサーモンは普通中身はレッドで、まれにホワイトもあり、これが貴重なのです。首尾よくホワイトサーモンを釣り上げた中村くん。一方、レッドしか釣れない石井ちゃん。「オマエだけホワイトが釣れるまで居残り。マネジャーの了解とったから」みたいなことを言い渡され、アゼンとする石井ちゃん。

このとき、居残り命令を下したスタッフのかたが、有無を言わさぬ、カンペキ上からの物言いなのです。「まるでシメタニさんみたい」と思いました。電波少年の猿岩石のヒッチハイクのときの同行ディレクターさんです。10年前のことで記憶アイマイですが、松村邦洋さんがこの「シメタニさん」のモノマネをするので、コワイ人と認識しています。ヒッチハイクの猿岩石はピッカピカの新人でしたけど、現在のやるせなすは芸歴10年以上の中堅どころです。そのスタッフのかたの凄味と、石井ちゃんの日本に帰りたいよおという情けないところが、面白かったです。

そして、送られてきたVTRはここまでです、とスタジオの司会者。ホワイトサーモンが釣れずに居残り続ける石井ちゃんの安否不明のまま番組終了という電波的展開。はたして、ありました。最後に流れたスタッフロールの中に「〆谷」の名が。

火曜日に花金鳳花

2006年03月14日 | 
写真はラナンキュラス(一束300円)。
Ranunculus。別名、ハナキンポウゲ(花金鳳花)、ハナキツネノボタン。

どうもホワイトデーに白じゃなくて赤い花です。昨朝は白い雪がちらつきました。外は寒いですが、野球は熱いです。12日のWBC2次リーグの日米戦、日本は惜しい悔しいサヨナラ敗けでした。アメリカの誤審のおかげでいやがうえにも盛り上がっています。それにしても韓国、強いわ。

ジェフケーキ

2006年03月11日 | サッカー
写真は松月堂のジェフケーキ(12個入り735円)。
梨とブルーベリー入りで美味。

本日、Jリーグのジェフ千葉とヴァンフォーレ甲府の試合がフクアリでありました。
結果は2対2の引き分け。ホーム開幕のジェフは残念でした。

では、オシム監督の試合後のコメントから。
相手チームのヴァンフォーレについて。
「J1のチームらしくないプレーをしている。すごく勇気をもって攻めているし、戦術的にも勇気がある。逆に、ウチはそこの裏をつけなかった。あのようなプレーをしていくというのは本当に興味深い。すごくサッカーに対していいことだと思う。普通と違う考えをしたプレーをしている」

勇気やる気ケーキ!

『リンダリンダリンダ』

2006年03月09日 | 映画
レンタルDVDにて。

◇内容紹介
女子高生がブルーハーツ。ボーカルは韓国からの留学生!?韓流を超越する爆弾娘ペ・ドゥナが日本語でシャウト!山下敦弘監督が描く、青春バンド・ムービー!!

◇ストーリー
高校生活最後の文化祭のステージに向けて、オリジナル曲の練習を重ねてきたガールズバンド。ところが本番まであと3日という時になって、メンバー2人が怪我と喧嘩で脱けてしまった。残されたドラムの響子(前田亜季)、キーボードからギターに転向した恵(香椎由宇)、ベースの望(関根史織)の3人はふとしたきっかけからブルーハーツのコピーをやることに!そして、彼女たちがボーカルとして声をかけたのは、なんと韓国からの留学生ソン(ぺ・ドゥナ)!?4人の寄り道だらけの猛練習が始まった!

◇感想
楽しかったです。文化祭の喧噪の中で、不眠で練習に励む女の子たち。文化祭の雰囲気は何だか懐かしい。ブルーハーツを歌うというところから、もういい子たちだなあと感心してしまう。キリっと美少女の恵も魅力ですが、なんといってもソンちゃんがいい!どうなることかとハラハラしつつもだんだんサマになっていきます。たくましくも可愛い。さりげなくも真っ直ぐな友情が面映ゆく嬉しい。脇役の先生(甲本雅裕)や母親(りりィ)もニヤっとさせてくれます。エンドロールの「終わらない歌」で、ほおっと力が抜けて泣けてしまいました。清々しかったです。

 終わらない歌を歌おう 僕や君や彼等のため
 終わらない歌を歌おう 明日には笑えるように

春一番

2006年03月07日 | 
写真はパンジー。
千葉市花の美術館の今月の見頃の花。
2/28-3/26までパンジーフェア開催。

どうも目がショボショボのショボボノビッチの落花生です。
昨日は千葉で元気ですかー!と春一番が観測されました。
春一番は、立春から春分の間に、
初めて吹く南寄りの風速8m以上の強風のことです。
また啓蟄でもありまして、
冬眠をしていた虫がガチョーンと穴から出てきますとさ。