フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

アッハ

2008年07月21日 | テレビ
『21世紀エジソン』
7月15日(火)23:50-24:25 TBSテレビ
 
MC 名倉潤(ネプチューン) 竹内香苗(TBSアナウンサー)
解説 ブラザートム
お笑い測定器 開発者 木村洋二(関西大学社会学部教授)


竹内「今回は、こちらの笑いの測定器を使って真のフリートーク王を決めようという『芸人戦闘力バトル アッハ』という企画でございます」

『笑いの測定器』とは…
世界で初めて『笑い』の大きさを
はっきりと数値化した画期的な機械
計測された『笑い』の単位 aH(アッハ)

ルール
90秒一本勝負 15秒でポイント権交代
観客の笑い(アッハ値)の大きい方が勝利

あっため時間
試合の前にお互いの様子を探る時間
この観客の空気なら『笑い』を取れると思った方が
手前のボタンを押して先攻権を得る


◇一回戦第一試合

  庄司智春vsメッセンジャー黒田○


◇一回戦第二試合

  アントキの猪木vs兵動大樹○

    
◇一回戦第三試合

  有吉弘行vs中川家剛○

竹内「さ、続いて第三試合ですが、世界中をヒッチハイクした男もいまや芸人界の悪口王。毒舌爆発となるか。有吉弘行さん」

 芸人界の悪口王
 有吉弘行

竹内「そして初代M-1チャンピオンに輝いた小さな王者、中川家剛さん」

 初代M-1チャンピオン
 中川家 剛

竹内「通好みの一戦と」
名倉「これもう、通好みですねー」
トム「僕、一回も笑わずにうちへ帰ってから笑いたい」

 有吉弘行(34歳)
 お笑い界の毒舌王

 中川家 剛(37歳)
 初代M-1チャンピオン

N「悪口のデパート有吉弘行。初代M-1チャンピオン中川家剛。またしてもトーク展開の読めない一戦が始まる!」

 あっため開始!

N「(有吉がいきなりボタンを押して)有吉、あっため開始ゼロで仕掛けました」

有吉「えー、どうしますか?」
剛「どうすんの?」
有吉「どうしましょう。とりあえず、剛さんにまかせていいですか?」
剛「何を?だって秒数あるから」
有吉「全体の構成は剛さんに」(笑)
剛「構成も何も、(ポイント権の)先、俺、違うから、これ」
有吉「お願いします」
剛「(ポイント権が剛に移って)どうしよう、これ(腕組みする)…」(笑)
有吉「…(頭をかく)すいません」
剛「ちょっと、初めて会って、初めてしゃべるから」
有吉「(ポイント権は有吉で)全く面識がないんで…」
剛「俺、ちゃうやろ、これ」
有吉「とりあえず、その…どうしましょう、あの…」
剛「どうしたいの?」
有吉「いや、そうなんです。いけるかなと思ったんですけど…。ま、とりあえずM-1チャンピオンおめでとうございます」(笑・拍手)
(両者、お辞儀)
剛「(ポイント権は剛で)ヒッチハイクだいぶ疲れましたか?」
有吉「そうですね(笑)けっこうもう14年ぐらい前になりますけども」
剛「僕はあんなこと、ようしません」
有吉「そうですよね。僕もやっぱりM-1はなかなか厳しいかなあと思いますけどね(笑)…(ポイント権は有吉に)そうですね、どうですか、趣味とかは?」(笑)
剛「趣味、あの、こうしてこういう場に出ることが、僕、リハビリなんで」(笑)
有吉「あ、そうですね、(ポイント権が剛に移って)…剛さん、お願します」
剛「だからみんなとこうしてワイワイガヤガヤしてんのを、ゆっくりこそっと見てるのが、僕の幸せかな」

 ここでタイムアップ
 アッハ値 有吉83 中川家剛107

 勝者 中川家剛

N「中川家剛が制しました」

トム「しゃべってないんですけどね。名勝負続いてますもんね」
名倉「そうなんです。剛しゃべってないのに」
トム「だらだらだらだら笑ってるうちに凄く大きくなってる感じなんですね。ずうっと笑い続けてた感じです、いまのは。これは平成の名勝負ですね」
有吉「ありがとうございます」

N「通好みの一戦を制し、中川家剛、2回戦進出」


◇一回戦第四試合

 ○TKO木下vsTKO木本


◇一回戦第五試合

 ○中川家礼二vsなだぎ武


◇一回戦第六試合

 ○小藪千豊vsカンニング竹山



◇というわけで

「有吉弘行vs中川家剛」の不思議な対決を中心に紹介しました。ハイテンションで白熱したマシンガントークが多い中、ホッと癒される一戦でした。対戦前から両者はド緊張。初顔合わせということで、人見知りの童顔対決は、微笑ましかったです。

「お笑い界の毒舌王」「悪口のデパート」と紹介された有吉さんです。デパートというと、悪口を各種取り揃えているんでしょうか。「悪口でブレイク」が浸透しているのがわかります。

有吉さんが出演した「ものまねバトル」に中川家も出演したことがありましたが、本格的な絡みは今回が初めてなんですね。初々しいです。以前、太田プロライブで一度だけ、有吉さんが弟さんと「有吉家」というコンビ名で漫才をしていたのを思い出しました。面白かったです。

そんなこんなで

2008年07月20日 | 
『高田文夫のラジオビバリー昼ズ そんなこんなで20年』

笑芸人/編  ニッポン放送/監修

2008年7月10日発行  1,800円

発行所 白夜書房

月~金 11時30分~13時 好評放送中の 『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』放送開始20周年を迎えて、初めて刊行されたオフィシャルブック。
全ビバリーファンにおくる、永久保存版の内容です!

番組20年のアーカイブスから、よりすぐった番組傑作シーンを収録した豪華CD付。
放送第一回のオープニングはもちろんのこと、爆笑でつなぐ貴重なプレミアム音源はまさにマストアイテムです!



 というわけで、CD BOOKです。
 先日よみうりホールで行われた
 20周年感謝祭・還暦記念ライブに行かなかったので、
 本でビバリー20周年を味わい尽くそうと、購入しました。
 有吉さんについて触れられているのは、次の箇所です。


●ラジオビバリー昼ズ
 隠れキャラ紳士録

有吉弘行…現・準レギュラー。東のピンチヒッターと、忘年会の賑やかしで呼ばれることが多い。性格悪し。「竜兵会」懲罰委員長。


 性格悪いんですって。
 そうかなあと、よくよく考えたら、
 今年初めに出たDVD『我々は有吉を訴える』が決定的です。
 あれは相当悪いわ。(笑)
 それと、同じ「紳士録」で土田さんも取り上げられています。


土田晃之…ビバリー野球部ドラフト6位。その正体は清水ミチコ並に野球のルールを知らなかった男。「東会」理事長。「竜兵会」組織委員長として暗躍。


 そうねえ。ガンダムに野球は出てきませんから。
 スポーツだったらサッカーのほうですね。
 それから、出川さん。


出川哲朗…元・レポーター。俳優。宴会での脱ぎっぷりを買われてレポーターに抜擢された。宮崎文子デスクの天敵。
 

 脱いでおくもんですね。

 そんなこんなで、ビバリーの代打男、有吉さんです。
 東MAXや昇太師匠のピンチヒッターはもちろん、
 増田みのりアナの夏休みにも代わりに登場します。
 25日には高田先生が夏休みにつき、出演です。

ジェントルマン決定戦

2008年07月12日 | テレビ
『神さまぁ~ず』 TBSテレビ

ジェントルマンNO.1決定戦

司会 さまぁ~ず 青木裕子
ゲスト 山里亮太 日村勇紀
実況 矢野武
ジャッジマン 有吉弘行

いかに女性に触れずに、ある競技をクリアできるのかを競う

ジェントルマンvsジャッジ有吉


◇7月1日(火)24:55-25:25 

前半戦

・1st STAGE アイドル20人30メートル走
 リラックスゾーン
 オフィスゾーン
 引っ越しゾーン
 コンタクトレンズ探しゾーン
 お説教ゾーン


◇7月8日(火)24:55-25:25

怒濤の後半戦

・2nd STAGE ラジオ体操でメガネっ娘レース

 ラジオ体操中のアイドルに触れることなく
 メガネを何人にかけられるかを競う

・最終STAGE エアーマットで早アクセサリーレース

 不安定なマットの上で
 アクセサリーを何個付けられるかを競う
 指輪10p ブレスレット5p ネックレス3p

(ジャッジに熱心なあまり、マットの上で接近して暴れて揺らしてしまい、思わぬ効果を生むジャッジマン有吉)

三村「あいつ動き激しいけど、審判としてできてないよ」

日村「審判がガチャガチャ動くから、あれじゃなんにもできないですよ」

大竹「ふくらはぎが張ってパンパンです。この上にいたらカラダ強くなると思う」

山里「いちばん驚いたですよ。ジャッジは疲れがきたから、この試合早く終わらしたい感じで、女子ちょんと押したんですよ!」

(最後の三村戦では、有吉と三村がもつれて、三村、有吉の股間にローブロー。有吉倒れる間に三村が指輪を装着して、三村優勝!初代ジェントルマンの栄光に輝く)



◇というわけで

2週にわたって放送された「ジェントルマン決定戦」です。ジェントルマンと言いながら、紳士にあるまじき、積極的いやらし目線のオッサンたちのパワープレイ。くだらなくて大笑いです。水着の女子の大群は、深夜ならではの醍醐味。

特にジャッジの有吉さんの存在が際立っていて、これが白熱した戦いを促進させる結果となりました。要するに、有吉さんがみんなのジャマをするわけで、それがステージが進むにつれ、顕著になります。

最後の三村さんの競技では、三村さんの飽くなき勝利への執念が有吉さんの股間ヒットという荒技を招きました。三村さん、いちばん体力はなさそうですけど、勝負運は抜きんでて凄いです。内Pの「だるまさん」で伝説の玉職人と化して連続優勝という金字塔を打ち立てていたことが思い出されます。

ジャッジ有吉さんも、山里さんには厳しく、三村さんには甘いという、実にわかりやすい審判基準で、三村さんの大逆転勝利に貢献しました。

当ブログでは、有吉さんの名言、面白発言などを記すことが多いのですが、この『神さまぁ~ず』では、審判という立場ゆえ、発言がありません。しかし、競技の勝敗を左右する神の領域の審判として、偉大なオキテ破りで楽しいので、記事にしました。鬼審判、お疲れさまです。腰、お大事に。

肥後という男

2008年07月08日 | テレビ
『アメトーーク』
7月3日(木)23:15-24:10 テレビ朝日

 有吉プレゼン企画
 肥後という男!!

N「今夜は有吉プレゼンツ、『肥後という男』。今まで明かされることのなかったリーダーのド天然ぶりを告発! ムッシュムラムラ、アメトーーク!」

 20年以上隠されてきた
 肥後の変人ぶりを告発!!

 MC
 雨上がり決死隊

 ゲスト
 有吉弘行 上島竜兵 土田晃之
 ノッチ 安田和博 すぎ。

有吉「…でも確かに肥後さんのことを、ほんとにボクらはみんなナゾだと思ってるんです」
土田「普通の方だなと思ってる方、多いと思いますけど、全然普通じゃないですから」
蛍原「やっぱりメンバーを引っ張っていってるリーダーという感じですけどね」
土田「そう、世間のイメージは」
有吉「番組上も、呼ぶ側のスタッフは肥後さんに仕切らせて、上島さんにボケさして、ジモンはほっとけみたいのがあるじゃないですか」(笑)
蛍原「そんなことはないと思うけどね」
土田「テレビ見ててもコイツ(上島)なんか全然面白いこと言わないし、お客さんとかも思ってるじゃないですか」
上島「コイツってなんだよ」
土田「上島なんかは全然…」
上島「呼び捨てかい! オレとしてはやっぱりそういう新しい部分も発見したいと。だからそういう部分でね、いろんな構成が変わってくるかもわかんない…」
蛍原「構成が変わってくるって?」
土田「オマエ(上島)はほんとトークヘタだなあ」

 肥後克広登場

・(有吉による肥後の名言紹介)朝青龍は何ゴル人? (モンゴルしかない)
・(有吉)ミッションなんとかポッシブル (インしかない)

N「ということで今夜はダチョウ倶楽部リーダー肥後という男の知られざる変人ぶりを徹底的に告発!」

肥後「むずかしいよタスキは」
(カメラが止まってる間、タスキを外すのに手間どる)


◇肥後という男の名言

・(土田)ちょいヒゲおやじ (ちょいワルおやじ)
・(土田)家でフラフラしてた (ゴロゴロしてた)

・(有吉)小錦っていうのは相当重いぞ (あたりまえです)

・(安田)オマエ、TKだな (KYだな)
  (肥後「チーケーは間違えないでしょ」)

・(土田)原子力爆弾を作ったのはファーブル (昆虫記)

・(有吉)ジーコって現役当時は何の選手だったの? (サッカー)

・(安田)アメリカの首都はジョージ・ワシントン (ワシントンD.C)
  (肥後「ああワシントンWC」)

・(土田)出川アイツ言い間違い多いな (オマエだよ!)

蛍原「こんな人やと思えへんかった、リーダー」
有吉「基本、なんとなくでしか生きてないんですよ、この男は」

・(有吉)自分の年齢が2つある (沖縄がアメリカから返還されるときのゴタゴタに巻き込まれた)
・(上島)娘の誕生日とか年齢も知らない

・(土田)赤ん坊のときにマッカーサーに抱っこしてもらった (マツオカさんだった。マツオカさー)
・(安田)写真はサングラスをしてパイプくわえたマツオカさん
・(有吉)となりのババア

・(すぎ)おでんで家が建つんだよ
・(有吉)夕食におでんが出ると娘さんとか息子さんがちょっと警戒する



◇というわけで

待ちに待った、有吉さんプレゼンの「肥後という男」です。面白かったです。CSで放送中の「ダチョ・リブレ・ばっかス」みたいな感じかなあと予想してました。あまりディープになりすぎず、これは入門編とでも言いましょうか、肥後さんの面白さがよくわかる楽しい放送でした。肥後さんのおバカっぷりは、以前「ネプリーグ」でも、その片鱗がうかがえました。今回はたっぷり天然ぶりを堪能できました。お会計のときに見せたように、細かいとこは細かいのに、抜けてるところはびっくりするくらいズボっと抜けていてファンタジー。酔っぱらって、ダウンタウンの番組のフレーズを繰り返すところとか、その稚気愛すべし。竜兵会で語られる悪口は、好きな仲間のことだから言えるんだと思いました。ニコニコのリーダー、大爆笑でした。

飲み会の模様や、肥後さん上島さんの比較、有吉さんの「ゾマホン」発言など、何度見ても面白いので、この続きの内容紹介は、「いっき落花生」の「レビュー」の「レビュー56」にて。

ものまねプロレス祭

2008年07月03日 | 日記
プロレスLOVEなモノマネ芸人によるイベント「ものまねプロレス祭2008 まねんのか!」(8月7日 後楽園ホール)の対戦カードが決定した。2日、大会に協力する全日本プロレス事務所でF-1タッグ王者の神奈月と武藤敬司が会見を開き、決定した3試合のカードを発表。メーンイベントでは、これまでFー1に出場した選手たちによる6人タッグマッチに決定。神奈月(武藤敬司)は、原口あきまさ(蝶野正洋)、ザ・たっち(佐々木健介)とかつての90年代新日本トリオを結成し、肥後克広(ジャンボ鶴田)、上島竜兵(大仁田厚)、イジリー岡田(三沢光晴)の旧全日本プロレス軍と、現実ではもう実現不可能な対抗戦に臨む。

また、有吉軍とノッチ軍によるイリミネーションマッチでは全日本プロレスの若手たちがF-1ルールに果敢に挑戦。この日の会見にはデンジャラスのノッチが出席したが、いつもの「ノッチです!」を封印し、なぜか険しい表情。コメントを求められるとひと言「Yes We Can」。そう、あの国の大統領候補だ。すでにモノマネモードに入っているノッチ軍はKAIと征矢も「SPとして頑張る」とやる気マンマン。3人で「Yes We Can」を連呼し必勝を誓った。

(スポーツナビ 2008/7/3)


というわけでノッチさん大活躍の記者会見です。

このところ火曜の深夜、テレビはTBSを見ています。おとといは『21世紀エジソン』で、デンジャラスを見ました。ノッてるノッチ、オバマ大統領候補でブレイク中です。いつ見ても心なごむノッチさんです。

この後はお風呂に入って、『神さまぁ~ず』を見ました。ナイーブな鬼ジャッジマン、有吉さんがとてもナイスです。

あるときは「ドS審判」、あるときは「生粋のM」、その実態は「謎」の有吉さんです。見れば見るほどミステリアス、底知れぬ深さが魅力です。

昨夜の『ゴッドタン』は実にド深夜らしく、あ、あ、いけないわ~と泥沼に引きずりこまれる快感でした。さすがマンクマンの社長と会長です。悶絶しました。行くとこまで行かなきゃ。私、ふだんは深夜放送を一人で見ていますが、この夜は幸か不幸か、夫と共に見ました。仕事で遅く帰宅した夫は、晩ごはんを食べながら、『ゴッドタン』を視聴。始めのほうは笑いながら見ていましたが、やがてディープな展開に、無言。大笑いする私に向かって、ポツリと「有吉は何をやってるんだ…」と呆れかえっていました。あまりゴチャゴチャ言いたくなかったので、「うん、こういうので有吉さんブレイクしてるみたいよ」と言っておきました。