フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

バレンタイン

2006年02月15日 | フィクション
  『ボビーとチョコレート工場見学の秘密』 by Dream Brusher

貧しい少年に幸運が訪れた
夢の金色の券を手に入れたのだ

チャーリーはおじいちゃんといっしょに
謎のチョコレート工場見学にやって来た

♪ウィリーウォンカ ウィリーウォンカ

工場長のウォンカ氏は不思議な人
そこは驚きの連続だった

そして何がいちばん大事なのか分かった


♪ウィリーウォッカ ウィリーウォッカ

バレンタイン監督はウォッカで祝杯をあげた
アナタたちがイチバンです!

なごや雪

2006年01月28日 | フィクション
写真は雪の名古屋城(SAPPORO)。

大雪から一週間、まだ溶けない雪があります。日陰でカチカチに凍って春を待つようです。こんなふうに残るものもあれば、いつのまにか消えたり、ほかのものに変わったり、さまぁ~ざまです。先日も、以前行った長崎チャンポン店を探したら、トンカツ店に代わっていました。カツ丼定食を食べて帰る。カツは勝つ。


  『ご近所の美味い店』 by月若

行きつけのソバ屋がつぶれた
立ち食いだけにタチが悪い



だんらん

2006年01月26日 | フィクション
どうも。おでんの具は「ちくわぶ」が好きな落花生です。へろっと無愛想なところが好きです。親しい者たちが集まって仲よくあつあつの鍋を囲むのは、寒い冬の醍醐味です。


  『ノック』 by月若
 
『そんな馬鹿な!』
「落ち着けよ」
『おでんは冬がいちばんよ!』
「コンビニに一年中あるじゃないか」
『わたしは冬しか認めない!』
「夏のおでんは冷たいのもあるよ」
『あんなもん邪道よ、おでん界の風上にもおけない』
「わざわざ温めなくていいよ」
『だめ!寒い時にこそヤケドしそうなおでん!』
「もう何度もヤケドしたよ」
『いくわよ!はい、タマゴ!』
「ギャー!!」
『次、ダイコン!』
「やめろ!」
『よけるな、軟弱もの!』
「カラシをつけて目を狙わないでくれ」
『がんも!』
「汁がいっぱいしみたのはカンベンしてくれ~」

今日の献立は『おでん投げ』

凍結

2006年01月24日 | フィクション
どうも。昨日バスに乗ったら道路渋滞で先に進まず目的地の手前で降りてツルツル歩いた落花生です。まだ、雪がとけて川となって山を下り谷を走ることはなく、かき氷の歩道はザクザクのオーザックでした。こんな日は暖かい部屋でぬくぬくしていたいです。


  『続続続暴力団事務所潜入』 by月若

冬将軍が我が物顔で大暴れする1月某日、
東京の危険地帯を訪れた。雪で凍って滑るので非常に危険なのだ。
某有名企業のオフィスに強制捜査が入ったとのニュースが流れた。

実はかねてから、長い付き合いの木村さんの案内で、
何かと噂のそのオフィスに潜入しようと計画していたのだった。
が、地検に先を越される。
とるものもとりあえず駆けつけて家宅捜索を見守る俺と木村さん。
ただの野次馬だ。

仕方なく潜入先を広域暴力団の事務所に変更。
見るからに強度の弱そうなドアを蹴破ると、
すぐに室内が全部見渡せるワンルームだ。

『ドアの正面がベランダというのはマズイ』
いきなり木村さんは冷静に指摘する。
『運気が逃げる』
的確な判断だ。鋭い。
『キッチンには仕切りが必要だ』
木村さんはきっぱりと断言した。

折しも、数人の構成員が熱帯魚の水槽を撤去し、
代わりに暖炉を設置している最中だった。

ようやく事態が飲み込めてきた俺は訊ねた。
「ここは水よりも火が運気を呼び込むからか?」

木村さんはゆっくり首を横に振り、重々しく答えた。
『いや、寒いから。暖炉はいいぞ』

今年の寒さははんぱじゃないもんね。

積雪

2006年01月22日 | フィクション
どうも。「積雪」を「つみゆき」ではなく「せきせつ」と読む落花生です。こちら千葉では何年ぶりか、すっぽり雪に包まれています。昼間、散歩に出かけた黒い犬が白い犬に変身して帰ってきました。さて寒い夜だから、お風呂でゆっくりあったまって眠ることにします。


  『テングが覗いたスーパー銭湯』 by月若

今回先輩が薦めるスーパー銭湯に行ってきた。
従来の銭湯より広く、健康ランドより安価、駐車場完備。
露天風呂、リラックスバス、エステバス、
ローリングバス、遠赤外線サウナ、水風呂。

まことに快適。充実のプログラム。
しかし、いかんともしがたい難点を発見。
すなわち、ここには番台が無い!
「低めの良き番台」なくして銭湯と言えるだろうか。

この銭湯でも男性は男湯に入る方式。銭湯代500円。
何も見えねえよ。失意のうちに男湯に乳頭、いや入湯。
湯けむりの向こうでオッパイはあったまっているのだな。
露天風呂で憤然と過ごし風邪をひく。

失敗。

大寒

2006年01月20日 | フィクション
どうも。「大寒」を「だいかん」と読まずに「おおさむ」と読んでしまう落花生です。一年の中でいちばん寒い時です。雨は夜ふけすぎに雪へと変わるのでしょうか。では、こちらで「贋作」シリーズです。


  『奇跡の見舞い客』 by月若

男は突然、病いに倒れた。長い闘病生活に飽き飽きしていた。
『入院してもう3ヶ月、いつまで続くのだろう』

その時、奇跡の見舞い品をもった見舞い客が現れた。
漫画先生と呼ばれる彼は、漫画全集を携えていた。
『これを読み終えたら、また次のと交換しますよ』

男はこの日から、順調に回復しリハビリに励んだ。漫画本が面白かったから。

漫画先生のチョイスに、はずれはないぜ。

タイムリー

2005年10月25日 | フィクション
   『タイムリーねえだ3』  by 夢摩呂

コンピューターと人間との壮絶な戦いは続く
ジョンは不安だった
人類の未来は本当に塗りかえられたのだろうか

ターミネーターは衝撃的な真実を告げた
運命の時は引きのばされただけで、必ず訪れると


阪神の岡田監督は言った
『タイムリーが出ない…』

日本シリーズを引きのばすべく「4」では打線のタイムリーを!

ロッテちゃん

2005年10月22日 | フィクション
   『ロッテ、ちゃんと阪神と初めての日本シリーズ』  by 夢摩呂

かわいいロッタちゃんはご機嫌ななめ、セーターがチクチクして仕方ありません
なんとハサミでジョキジョキ切り始めました、さあたいへん

だが、バレンタイン監督は決して怒らなかった
『選手の適性を生かすことが大切だ、自主性を重んじる』

プレーオフの勢いで第1戦を迎えるのであった

原監督

2005年10月05日 | フィクション
   『原辰徳と不死鳥の巨人軍』  by夢摩呂

次期監督は抱負を語った
『ジャイアンツに対する愛情、情熱、責任の重さを背負って、最高のチームを作りたい。優勝に向かって全身全霊をかけて戦い抜きます』

魔法使いが現れた
「では、あなたの2年前の‘わだかまり’を消してあげよう」

『そういうの全くありませんから』

「ほんと?」

『この2年でボクの視野は広がりました』

「広がった?」

『はい、広がりました。ほら、長崎も熱海も東京ドームの夜景も、みんなキレイですよ』

がんばれ原ジャイアンツ!