『相談バカ一代』
12月29日(月)24:30-25:24 テレビ東京
◆オープニング
相談を制する者
芸能界を制す
テレビ東京アナウンサー
松丸友紀 植草朋樹
植草「相談、それはあらゆる言語能力が問われる口先の総合格闘技。そして、相談を極めた者は芸能界を制すという言葉のもと、今宵3人の猛者が伝説の荒行、『相談百人組手』に挑みます」
お悩みデストロイヤー
ケンドーコバヤシ
「悩み解決するために言わなきゃ!」
悪口のデパート
有吉弘行
「バッカにもほどがあるよ!」
相談界の篤姫
大島美幸(森三中)
「オチンチンついてる人とは誰でもやっちゃうってことでしょ!」
N「わずか1時間で100人の悩みをバッタバッタと解決する『相談百人組手』、その現場は壮絶を極める」
大島「ヤリマン気質よ!あんた」
ケンコバ「アナルってそれくらいケアのいるもんなんですよ!」
有吉「おまえバカじゃないのかっていうこと!」
N「Pカップの巨乳アイドルに有吉が激怒」
有吉「ビックリするぐらいブスだな」(笑)
N「さらに」
長井「長井秀和、38歳…」
N「女で身を滅ぼしたあの男が、事件の真相を語る」
長井「…お酒が入るとね、愛し愛されたくなる性質なんですかね、なんかこう…」
N「悩める者たちよ、その全てを3人の猛者に委ねよ!『相談バカ一代』始まります」
◆というわけで
始まりました。『相談バカ一代』というタイトルは、『空手バカ一代』のモジリと思われますので、相談員の3人は、白い空手着、黒帯というイデタチでキリリとキメています。ドンドコ、ズシリと迫力の太鼓が鳴り響きます。この太鼓と笛が要所要所で効果的に鳴ったり止んだりして、場を盛り上げます。この太鼓の叩き手も空手着です。
別室には「悩みを持ったまま年を越したくないという100人の相談者」が控えています。一般の人たちに混じって、オバマ氏(ノッチ)、プチ・ブルース(ブルース・ウイリスのソックリ)、長井秀和さんもいます。
ケンコバ「(長井を発見して)サンジャポ見る限りでは、ボクらで乗れる相談やないですよ」
◆相談開始
◇一人目
ムーディ勝山さん
お笑い芸人 28歳
お悩み「引っ越しをするべきか」
N「一世を風靡したムーディ勝山さん。今年3月になんと家賃27万円の高級マンションに引っ越し。しかし最近、風向きが変わってきたので悩んでいるそうです」
有吉「まずね、これ言いたいのはオマエ、バカじゃねえのかっていう。オマエみたいな、そんなスタイルでやってたら、早いとこ落ちるぞっていうのは、もういっぱい人見てわかるでしょ」
ムーディ「はいはい」
有吉「それをなに東京出てきてんだオマエっていう。27万の家賃でしょ」
ムーディ「はい、27万です」
有吉「バカにもほどがあるだろ!」
ムーディ「ま、高いとこに住めば…」
有吉「オマエ何年それでやれると思ったの?」
ケンコバ「(笑)」
有吉「そのスタイルで」
ムーディ「いや…」
ケンコバ「いまオマエは、27万の家賃は貯蓄を切り崩してる感じで払ってるの?」
ムーディ「いまたぶん、お笑い界でいちばん貯金を減らしてる男じゃないかと」
有吉「もうそうなると早いよ。(笑) いま仕事で『どうもムーディ勝山です』って言うとき、恥ずかしいでしょ?」
ムーディ「正直恥ずかしいです」(笑)
有吉「そうでしょうね。ボクも『どうも猿岩石です』って言うとき、すごい恥ずかしかった。(笑) 自分で思っちゃったんですよね、『古っ』と。(笑) 『古いな自分』って思う。そうなっちゃうと、やっぱりなかなか、ね、いまからの浮上は絶対むずかしいね。うまくっていうことではね」
ケンコバ「なんらかの違う形じゃないと」
有吉「そうですね。全く違うものじゃないとダメだし」
ケンコバ「確かに(有吉は)こんな悪口言うてなかったもん」(笑)
ムーディ「確かに笑顔のイメージしかなかったですね」
有吉「でね、もっと言うとね、いま一発屋ふえてますよ。一発屋業界にも入れないですよ」
ムーディ「一発屋業界にすら?」
ケンコバ「そこまでも行ってない?」
有吉「『あの人は今』っていう番組にさえ出れない状態」(笑)
大島「ええ!」
有吉「ほんとにとりあえず家賃は下げなきゃダメ」
ムーディ「下げるべきと…」
有吉「27万って売れっ子の家賃だろオマエ」
ムーディ「確かに、はい」
有吉「そりゃダメよ、絶対」
ムーディ「ただ、もう少し頑張りたいっていう気持ちもあるんですよね。ボク、彼女と同棲してるんですよ。ボクが家賃を払ってるんです。彼女に最近ヒマになってきたってことを言えずに、ボク同棲してから朝弱いんで彼女にいっつも朝起こしてもらってるんです。彼女は夜になると、かっちゃん明日仕事何時?って聞いてくるんです。仕事休みの日でも、かっちゃん仕事明日何時?って言われたら、休みと言えずに、ああ明日?明日7時ってウソついて、朝7時に起こしてもらって家を出て、公園をたむろしてしまうんです」
ケンコバ「リストラサラリーマンやないか!(笑) 家賃下げろやオマエ。家賃を下げなさい!」
解決
3人が納得する答えが出た時点で
相談は終了させられる
ケンコバ「必ず地獄はやって来ると?」
有吉「必ず地獄は来ますし、まずその地獄から這い上がることは不可能です」
→どのみち地獄だが
引っ越しは必要
◇二人目
柏木美里さん
レースクィーン 24歳
お悩み「乳首が見えても気にならない」
乳首を見せても気にならない私はおかしい?
→乳首の長さで
キャリアを切り開け
◇三人目
灰野峻平さん
学生 20歳
お悩み「好きな人に告白できない」
好きな女の人に告白できない!どうしたらいい!?
(その場で美容師の彼女に電話をしますが、カレがいるからとあっさり断られてしまいます。絶対に失敗しない告白の仕方を、という相談だったんですけど)
→その美容室には
もう行かない方がいい
◇四人目
風子さん
Pカップアイドル 20歳
お悩み「順序を間違える」
付き合う前にHするけど、バカじゃない!
→そもそも悩んでない
◇五人目
鈴木咲さん
グラビアアイドル 21歳
お悩み「Aカップ」
Aカップ"貧乳"でも人気アイドルになれる方法とは!?
→Aカップアイドルでも
風子と組めば大丈夫
◇六人目
寺尾元子さん
アパート経営 70歳
お悩み「美容整形を受けたい」
→70歳で米倉涼子を
目指すのは自由
◇七人目
長井秀和さん
お笑い芸人 38歳
お悩み「同情の目で見られるのがツライ」
フィリピン美人局!
カナダ人女性不倫!
離婚!
不祥事男、長井秀和に明日はあるのか!?
(「世間から見たその人のイメージを簡潔に言ってあげてる」有吉さんからの命名)
フィリピンとかげ
→フィリピンとかげで
間違いない
◇八人目
小林梨沙さん
レースクィーン 20歳
お悩み「冬になるとキレ痔になる」
アイドルなのにキレ痔なんです
どうしたらいい!?
→アナルをしっかり見つめ直し
保湿クリームを塗りたくるべし!
◇九人目
谷桃子さん
グラビアアイドル 24歳
お悩み「バラエティタレントにむいてない?」
恐怖!日本一サムいアイドル
私、今スベってます?
(途中で助っ人登場。白い空手着の鳥居みゆきさんです。そこで、「日本一サムいアイドルvs鳥居みゆき」となり、結果なぜか不思議とウマが合って意気投合)
→鳥居と組めば大丈夫!
◇十人目
斉藤智裕さん
解体業(元暴走族総長) 20歳
お悩み「彼女ができない」
茨城のヤンキー
俺になぜ彼女ができないのか!?
→コワイ男は嫌われるゾ!
◇十一人目
ノッチさん
お笑い芸人 43歳
お悩み「オバマの今後の展開」
2008年、オバマ新大統領の物まねで
一躍大人気となったノッチさんですが、
この勢いのまま2009年もオバマで
さらなる新展開を考えたいのですが
どうすればいいでしょう?
有吉「ないでしょう、新展開。正直飽きてますもん」(笑)
ノッチ「…」
有吉「もっと言っちゃうと、似てないでしょ」
ノッチ「(笑)」
有吉「だからまたあのころに舞い戻るんですよ。奥さんを殺したっていうウワサが」(笑)
大島「殺した!えっ?」
ケンコバ「ノッチさん、聞き捨てならないんですけど、奥さんを殺したって、どういうことですか?」
ノッチ「それは最初、初婚のときに。離婚したんですけど、住んでたところが二世帯住宅で、下が大家さんだったんです。そしたら大家さんがあるとき、あれ~最近奥さん見ないわね~って言われたもんで、そのときもう動揺しちゃって、そのまま自分の部屋に駆け込んで行ったんです。そしたら次の日、ピンポンって鳴るから玄関あけたら、警察が来まして。大家が、嫁を殺したんじゃないかと思って、警察に通報したんです!」(笑)
ケンコバ「そんな時代にもう戻りたくないからこその相談ですよね?」
ノッチ「そうなんですよ。オバマだけじゃなくて、それから特技みたいなね、ところにこう、もっていけば…」
有吉「特技なんてないだろ!」
ケンコバ「あるんですか?特技」
ノッチ「ありますよ。ボクね、誰にビンタされたかっていうのを、一回テイスティングすれば、大体わかるんです」
◇利きビンタ
オバマ大統領の新ネタ
「利きビンタ」披露
テイスティングタイム
大島「すいません。じゃ、失礼します。(ビンタを見事にキメる)」
ノッチ「…女性としては結構スパイシですねー、はい」(笑)
ケンコバ「じゃ。(ビンタを豪快にキメる)」
ノッチ「ウォー!この震え、いい味出してますねー」
ケンコバ「…体重のっちゃう」
ノッチ「有吉くんはだいぶ叩かれてるんで…」
有吉「(ビンタを壮絶にキメる)」
ノッチ「…(顔が曲がって言葉が出ない)」
大島「目、あいてないですよ!腫れてますけど、大丈夫ですか?」
ノッチ「大体わかりましたから、これで当てますよ」
ケンコバ「じゃ、目を閉じて」
松丸アナによる力まかせのビンタ
ノッチ「(周囲の異変を察して目をあけて驚き)テイスティングしてねーじゃん!」
ケンコバ「そういうルールでしたっけ?」
ノッチ「そういうルールじゃねーよ!」
有吉「こんなゲームできるわけねーだろ!何が利きビンタだ、バカヤロー」
ノッチ「有吉くん…」
→少なくともオバマの次は
"聞きビンタ"ではない
相談百人組手
百人中十一人
◆というわけで
抱腹絶倒の「相談百人組手」でした。くっだらねえ。別室に100人ぐらい控えていましたが、結局11人のみの、「十一人組手」でした。その中で、ムーディ勝山さんとノッチさんのところを詳しく紹介しました。
ムーディ勝山さんは哀愁で、公園にたむろする姿は別役実の芝居に出てきそうだと思いました。
オバマ大統領の新ネタが「利きビンタ」っていうのも、バカバカしくて大笑い。「ダチョリブレ」でお馴染みの利きビンタ、しょうもなく嬉しかったです。
全体的に、相談するまでもなかろうという当然のことを聞いてくる可笑しさです。ただ、長井さんだけは重くて、ちょっと笑うのをためらいました。
依頼者が若い可愛い女の子だと、とたんに親身になって機嫌よく積極的に話を広げる、ケンコバさんと有吉さん。反対に、コワイ男やおばあさんは秒殺でした。
いちばん強烈なキャラクターは風子ちゃんで、どんなに有吉さんに毒づかれてもビクともしない逞しさでした。Pカップっていうだけでも驚きです。
「解決!」とボタンを押して、幕が下りるタイミングが絶妙で快感です。テンポよくて、相談員の3人もテンション高くて、面白かったです。
12月29日(月)24:30-25:24 テレビ東京
◆オープニング
相談を制する者
芸能界を制す
テレビ東京アナウンサー
松丸友紀 植草朋樹
植草「相談、それはあらゆる言語能力が問われる口先の総合格闘技。そして、相談を極めた者は芸能界を制すという言葉のもと、今宵3人の猛者が伝説の荒行、『相談百人組手』に挑みます」
お悩みデストロイヤー
ケンドーコバヤシ
「悩み解決するために言わなきゃ!」
悪口のデパート
有吉弘行
「バッカにもほどがあるよ!」
相談界の篤姫
大島美幸(森三中)
「オチンチンついてる人とは誰でもやっちゃうってことでしょ!」
N「わずか1時間で100人の悩みをバッタバッタと解決する『相談百人組手』、その現場は壮絶を極める」
大島「ヤリマン気質よ!あんた」
ケンコバ「アナルってそれくらいケアのいるもんなんですよ!」
有吉「おまえバカじゃないのかっていうこと!」
N「Pカップの巨乳アイドルに有吉が激怒」
有吉「ビックリするぐらいブスだな」(笑)
N「さらに」
長井「長井秀和、38歳…」
N「女で身を滅ぼしたあの男が、事件の真相を語る」
長井「…お酒が入るとね、愛し愛されたくなる性質なんですかね、なんかこう…」
N「悩める者たちよ、その全てを3人の猛者に委ねよ!『相談バカ一代』始まります」
◆というわけで
始まりました。『相談バカ一代』というタイトルは、『空手バカ一代』のモジリと思われますので、相談員の3人は、白い空手着、黒帯というイデタチでキリリとキメています。ドンドコ、ズシリと迫力の太鼓が鳴り響きます。この太鼓と笛が要所要所で効果的に鳴ったり止んだりして、場を盛り上げます。この太鼓の叩き手も空手着です。
別室には「悩みを持ったまま年を越したくないという100人の相談者」が控えています。一般の人たちに混じって、オバマ氏(ノッチ)、プチ・ブルース(ブルース・ウイリスのソックリ)、長井秀和さんもいます。
ケンコバ「(長井を発見して)サンジャポ見る限りでは、ボクらで乗れる相談やないですよ」
◆相談開始
◇一人目
ムーディ勝山さん
お笑い芸人 28歳
お悩み「引っ越しをするべきか」
N「一世を風靡したムーディ勝山さん。今年3月になんと家賃27万円の高級マンションに引っ越し。しかし最近、風向きが変わってきたので悩んでいるそうです」
有吉「まずね、これ言いたいのはオマエ、バカじゃねえのかっていう。オマエみたいな、そんなスタイルでやってたら、早いとこ落ちるぞっていうのは、もういっぱい人見てわかるでしょ」
ムーディ「はいはい」
有吉「それをなに東京出てきてんだオマエっていう。27万の家賃でしょ」
ムーディ「はい、27万です」
有吉「バカにもほどがあるだろ!」
ムーディ「ま、高いとこに住めば…」
有吉「オマエ何年それでやれると思ったの?」
ケンコバ「(笑)」
有吉「そのスタイルで」
ムーディ「いや…」
ケンコバ「いまオマエは、27万の家賃は貯蓄を切り崩してる感じで払ってるの?」
ムーディ「いまたぶん、お笑い界でいちばん貯金を減らしてる男じゃないかと」
有吉「もうそうなると早いよ。(笑) いま仕事で『どうもムーディ勝山です』って言うとき、恥ずかしいでしょ?」
ムーディ「正直恥ずかしいです」(笑)
有吉「そうでしょうね。ボクも『どうも猿岩石です』って言うとき、すごい恥ずかしかった。(笑) 自分で思っちゃったんですよね、『古っ』と。(笑) 『古いな自分』って思う。そうなっちゃうと、やっぱりなかなか、ね、いまからの浮上は絶対むずかしいね。うまくっていうことではね」
ケンコバ「なんらかの違う形じゃないと」
有吉「そうですね。全く違うものじゃないとダメだし」
ケンコバ「確かに(有吉は)こんな悪口言うてなかったもん」(笑)
ムーディ「確かに笑顔のイメージしかなかったですね」
有吉「でね、もっと言うとね、いま一発屋ふえてますよ。一発屋業界にも入れないですよ」
ムーディ「一発屋業界にすら?」
ケンコバ「そこまでも行ってない?」
有吉「『あの人は今』っていう番組にさえ出れない状態」(笑)
大島「ええ!」
有吉「ほんとにとりあえず家賃は下げなきゃダメ」
ムーディ「下げるべきと…」
有吉「27万って売れっ子の家賃だろオマエ」
ムーディ「確かに、はい」
有吉「そりゃダメよ、絶対」
ムーディ「ただ、もう少し頑張りたいっていう気持ちもあるんですよね。ボク、彼女と同棲してるんですよ。ボクが家賃を払ってるんです。彼女に最近ヒマになってきたってことを言えずに、ボク同棲してから朝弱いんで彼女にいっつも朝起こしてもらってるんです。彼女は夜になると、かっちゃん明日仕事何時?って聞いてくるんです。仕事休みの日でも、かっちゃん仕事明日何時?って言われたら、休みと言えずに、ああ明日?明日7時ってウソついて、朝7時に起こしてもらって家を出て、公園をたむろしてしまうんです」
ケンコバ「リストラサラリーマンやないか!(笑) 家賃下げろやオマエ。家賃を下げなさい!」
解決
3人が納得する答えが出た時点で
相談は終了させられる
ケンコバ「必ず地獄はやって来ると?」
有吉「必ず地獄は来ますし、まずその地獄から這い上がることは不可能です」
→どのみち地獄だが
引っ越しは必要
◇二人目
柏木美里さん
レースクィーン 24歳
お悩み「乳首が見えても気にならない」
乳首を見せても気にならない私はおかしい?
→乳首の長さで
キャリアを切り開け
◇三人目
灰野峻平さん
学生 20歳
お悩み「好きな人に告白できない」
好きな女の人に告白できない!どうしたらいい!?
(その場で美容師の彼女に電話をしますが、カレがいるからとあっさり断られてしまいます。絶対に失敗しない告白の仕方を、という相談だったんですけど)
→その美容室には
もう行かない方がいい
◇四人目
風子さん
Pカップアイドル 20歳
お悩み「順序を間違える」
付き合う前にHするけど、バカじゃない!
→そもそも悩んでない
◇五人目
鈴木咲さん
グラビアアイドル 21歳
お悩み「Aカップ」
Aカップ"貧乳"でも人気アイドルになれる方法とは!?
→Aカップアイドルでも
風子と組めば大丈夫
◇六人目
寺尾元子さん
アパート経営 70歳
お悩み「美容整形を受けたい」
→70歳で米倉涼子を
目指すのは自由
◇七人目
長井秀和さん
お笑い芸人 38歳
お悩み「同情の目で見られるのがツライ」
フィリピン美人局!
カナダ人女性不倫!
離婚!
不祥事男、長井秀和に明日はあるのか!?
(「世間から見たその人のイメージを簡潔に言ってあげてる」有吉さんからの命名)
フィリピンとかげ
→フィリピンとかげで
間違いない
◇八人目
小林梨沙さん
レースクィーン 20歳
お悩み「冬になるとキレ痔になる」
アイドルなのにキレ痔なんです
どうしたらいい!?
→アナルをしっかり見つめ直し
保湿クリームを塗りたくるべし!
◇九人目
谷桃子さん
グラビアアイドル 24歳
お悩み「バラエティタレントにむいてない?」
恐怖!日本一サムいアイドル
私、今スベってます?
(途中で助っ人登場。白い空手着の鳥居みゆきさんです。そこで、「日本一サムいアイドルvs鳥居みゆき」となり、結果なぜか不思議とウマが合って意気投合)
→鳥居と組めば大丈夫!
◇十人目
斉藤智裕さん
解体業(元暴走族総長) 20歳
お悩み「彼女ができない」
茨城のヤンキー
俺になぜ彼女ができないのか!?
→コワイ男は嫌われるゾ!
◇十一人目
ノッチさん
お笑い芸人 43歳
お悩み「オバマの今後の展開」
2008年、オバマ新大統領の物まねで
一躍大人気となったノッチさんですが、
この勢いのまま2009年もオバマで
さらなる新展開を考えたいのですが
どうすればいいでしょう?
有吉「ないでしょう、新展開。正直飽きてますもん」(笑)
ノッチ「…」
有吉「もっと言っちゃうと、似てないでしょ」
ノッチ「(笑)」
有吉「だからまたあのころに舞い戻るんですよ。奥さんを殺したっていうウワサが」(笑)
大島「殺した!えっ?」
ケンコバ「ノッチさん、聞き捨てならないんですけど、奥さんを殺したって、どういうことですか?」
ノッチ「それは最初、初婚のときに。離婚したんですけど、住んでたところが二世帯住宅で、下が大家さんだったんです。そしたら大家さんがあるとき、あれ~最近奥さん見ないわね~って言われたもんで、そのときもう動揺しちゃって、そのまま自分の部屋に駆け込んで行ったんです。そしたら次の日、ピンポンって鳴るから玄関あけたら、警察が来まして。大家が、嫁を殺したんじゃないかと思って、警察に通報したんです!」(笑)
ケンコバ「そんな時代にもう戻りたくないからこその相談ですよね?」
ノッチ「そうなんですよ。オバマだけじゃなくて、それから特技みたいなね、ところにこう、もっていけば…」
有吉「特技なんてないだろ!」
ケンコバ「あるんですか?特技」
ノッチ「ありますよ。ボクね、誰にビンタされたかっていうのを、一回テイスティングすれば、大体わかるんです」
◇利きビンタ
オバマ大統領の新ネタ
「利きビンタ」披露
テイスティングタイム
大島「すいません。じゃ、失礼します。(ビンタを見事にキメる)」
ノッチ「…女性としては結構スパイシですねー、はい」(笑)
ケンコバ「じゃ。(ビンタを豪快にキメる)」
ノッチ「ウォー!この震え、いい味出してますねー」
ケンコバ「…体重のっちゃう」
ノッチ「有吉くんはだいぶ叩かれてるんで…」
有吉「(ビンタを壮絶にキメる)」
ノッチ「…(顔が曲がって言葉が出ない)」
大島「目、あいてないですよ!腫れてますけど、大丈夫ですか?」
ノッチ「大体わかりましたから、これで当てますよ」
ケンコバ「じゃ、目を閉じて」
松丸アナによる力まかせのビンタ
ノッチ「(周囲の異変を察して目をあけて驚き)テイスティングしてねーじゃん!」
ケンコバ「そういうルールでしたっけ?」
ノッチ「そういうルールじゃねーよ!」
有吉「こんなゲームできるわけねーだろ!何が利きビンタだ、バカヤロー」
ノッチ「有吉くん…」
→少なくともオバマの次は
"聞きビンタ"ではない
相談百人組手
百人中十一人
◆というわけで
抱腹絶倒の「相談百人組手」でした。くっだらねえ。別室に100人ぐらい控えていましたが、結局11人のみの、「十一人組手」でした。その中で、ムーディ勝山さんとノッチさんのところを詳しく紹介しました。
ムーディ勝山さんは哀愁で、公園にたむろする姿は別役実の芝居に出てきそうだと思いました。
オバマ大統領の新ネタが「利きビンタ」っていうのも、バカバカしくて大笑い。「ダチョリブレ」でお馴染みの利きビンタ、しょうもなく嬉しかったです。
全体的に、相談するまでもなかろうという当然のことを聞いてくる可笑しさです。ただ、長井さんだけは重くて、ちょっと笑うのをためらいました。
依頼者が若い可愛い女の子だと、とたんに親身になって機嫌よく積極的に話を広げる、ケンコバさんと有吉さん。反対に、コワイ男やおばあさんは秒殺でした。
いちばん強烈なキャラクターは風子ちゃんで、どんなに有吉さんに毒づかれてもビクともしない逞しさでした。Pカップっていうだけでも驚きです。
「解決!」とボタンを押して、幕が下りるタイミングが絶妙で快感です。テンポよくて、相談員の3人もテンション高くて、面白かったです。