アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

朝井まかて著「最悪の将軍」

2017年05月12日 | 読書三昧

直木賞作家朝井まかてさんの最新作は、徳川5代将軍「綱吉」の生涯を描いた伝記的小説である。
小説「すばる」2015年1月~16年3月号連載、298頁。

物語~早世した実兄「家綱」から「強き将軍に成りて、天下を束ねよ」との遺訓を受け5代将軍となった「綱吉」は、これも遺訓である「泰平の世を」実現すべく政務に励むのだが・・・」

兄弟間という前例にない世継ぎだったこともあり、綱吉は、優れた天下人たらんと努力するが、例えば、「生類憐みの令」ひとつとっても、その真意を理解されぬまま、「犬将軍」の汚名を着ることになる。

一方、この間、赤穂浪士の討ち入り、富士山の噴火や大火など、度重なる困難に見舞われながらも、自らの信ずるところに従い、その強権をもって「文治政治」を徹底する。

この点からすれば、表題は、「最悪の将軍にあらじ」とすべきだったのではないか。まかてさんの新境地を拓く硬派の物語である。

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どうかしなければ~沖縄の基地負担

2017年05月12日 | ドラミング

日本の防衛に寄与しない米軍基地の存在が、多大な負担を強いている沖縄の現状を変える必要があります。

ましてや、耐用年数200年もの最新鋭の米軍基地を新たに辺野古の海を埋め立てて造るなどナンセンスです。なぜ、米軍のための基地を日本の負担でつくる必要があるのか、政府は納得できる説明をしていません。

15日は、沖縄が日本に復帰して45年になる記念日です。この辺の事柄を、特に本土に生活する私たちは自分の問題として考えてみる必要があるのではないでしょうか。

これらを含め、過日、地元の琉球新報が行った世論調査結果が、10日のしんぶん赤旗に載っていたのでご紹介します。

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