アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

トランプ有罪

2024年05月31日 | ドラミング

今朝のニュース。

トランプ前米大統領が不倫相手に支払った口止め料を不正に会計処理した事件で、ニューヨーク地裁の陪審員は、全会一致で(同氏の)有罪評決をしたという。(関連動画がこちらにあります)

米国の歴代大統領経験者が、刑事事件で有罪の評決を受けたのは初めて。加えて、同氏は米国議会乱入事件を扇動したなどとされて来た。(蛇足欄参照)

こうした品性に問題のある人物を大統領に選出した米国民にとっても、大きな恥辱となる結果だと思う。

翻って、現下の東京都知事選挙をめぐって、現職の小池都知事にまたもや「学歴詐称」問題が浮上している。

月刊誌などの報道で、今や彼女のカイロ大学卒業は実態としてなかったことは明白になっており、この点でも長期間選挙民を偽って来た彼女の罪は極めて重いと言えよう。

先の都知事選(2020年)でもこの問題が取り沙汰されたが、その際は、在日エジプト大使館のフェースブックに「カイロ大学の声明」なるものが掲載されることによって蓋がされた結果、再選された。

今回は、元側近の関与発言等もあり、同一の呼称で出馬すれば刑事告訴するとしていることから簡単に済みそうにない。

敢えて言えば、このようなないものをあるように偽って(都民を)愚弄するような人物を、三度も知事にしてはならない。

その点で、米国民と同じ轍を踏んではならないと思う。

蛇足:トランプ氏が刑事訴追されている他の3つの事件は、下記の通り(の由)

 ・ジョージア州における(大統領選の)集計作業に介入した。
 ・大統領選の敗北をひっくり返そうとした。
 ・機密文書を持ち出した。

 

 

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村山由佳著「星々の舟」

2024年05月30日 | 読書三昧

 

2003年上半期第129回直木賞受賞作。
「別冊文藝春秋」第237~42号掲載の短編6編を収める。389頁。

村山さんの作品はこれまでいくつも拝読して来たが、どういう訳か本書に接する機会がなかった。今回、改めて本書を読み受賞にふさわしい作品であると思った。

連作短編集だが、それぞれ完成度の高い作品群となっている。特に人物描写が鮮やかで、同氏の作家としての素質の高さを感じさせる。

最終章、父「重之」の従軍記には鬼気迫るものがある。納得の受賞作と言えよう。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

選者評:平岩弓枝氏 
「凄いところは一人の人物を描くことから、まるでつながっている糸をひき出すように一つの家族の人々が各々、主人公となって浮び上って来る構成力の巧みさと適確な人間像の描写力だろうと思う。小説というものの魅力と怖しさを久しぶりに堪能させられた。」

 

 

 

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首都決戦

2024年05月29日 | ドラミング

7月7日投開票の東京都知事選挙に、立憲民主党の蓮舫参議院議員が立候補する由。

現行の小池都政には、知事自身の学歴詐称問題を含め数々の問題があり、到底3選は支持できない。

加えて、蓮舫さんの勝利で、政権交代への機運をさらに高めたいとの思いもある。
各方面の声を「X」から拾ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

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新着ジュウタン~アルバン・ベルク「ベート-ヴェン:弦楽四重奏曲集①」

2024年05月27日 | 音楽三昧

 

ベートーヴェンは、生涯を通して16曲の弦楽四重奏曲を書いた。
これらの弦楽四重奏曲こそ、彼の生き方を最も色濃く反映した作品とされる。

そこで、遅ればせながらこれに取り組んでみようと思った。

これは、アルバン・ベルク四重奏団が1989年に、ウィーン・コンツェルトハウスで行った演奏会のライヴ録音(前半部)である。

一応、収録順に聴いているが、まだその何たるかを知る至ってはいない。

収録曲 ベートーヴェン

  String Quartet No. 4 in C Minor, Op. 18 No. 4
  String Quartet No. 14 in C-Sharp Minor, Op. 131
  String Quartet No. 1 in F Major, Op. 18 No. 1
  String Quartet No. 10 in E-flat major, Op. 74 "Harp"
  String Quartet No. 3 in D Major, Op. 18 No. 3
  String Quartet No. 13 in B-Flat Major, Op. 130
  String Quartet No. 12 in E-Flat Major, Op. 127
  String Quartet No. 7 in F major, Op. 59, No. 1

演奏

 アルバン・ベルク四重奏団
 ギュンター・ピヒラー(ヴァイオリン)
 ゲルハルト・シュルツ(ヴァイオリン)
 トーマス・カクシュカ(ヴィオラ)
 ヴァレンティン・エルベン(チェロ)

録音 1989年6月 ウィーン、コンツェルトハウス Warner Classics

 

 

 

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収入が欲しい~働き続ける高齢者

2024年05月26日 | ドラミング

 

リタイアしても十分な収入がないため、働き続けなければならない高齢者が増えているという。

総務省の調査によると、65歳以上の雇用者が2002年の152万人から23年では543万人へと3.57倍に増加した。特に、75歳以上では6.5倍もの増加となっている。

非正規雇用が目立ち、65歳以上では4.43倍に、75歳以上では10.83倍になっているという。

理由の第一は、収入が欲しいで半数近い41.6%だが、老化防止や働き甲斐をあげる人もそれなりにいる。

いずれにせよ、高齢無職世帯は万年赤字で、唯一黒字になったのは、コロナ対策で一律10万円が支給された20年のみだった由。詳しくは、記事(しんぶん赤旗24日号掲載)をご参照下さい。

 

 

 

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桐野夏生著「柔らかな頬」

2024年05月25日 | 読書三昧

 

1999年上半期第121回直木賞受賞作。
講談社刊、2段組み365頁の大作。

北海道支笏湖畔の別荘で発生した幼児失踪事件を縦糸に、それを取り巻く人間模様を冷徹な眼で活写した問題作。

硬質な文章と巧みな構成で、読者を虜にする上質のエンターテイメント。

例えば、昔、新田次郎氏の「銀嶺の人」などを徹夜して読んだことを思い出すほど夢中で読んだ。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)

桐野さんは現在、日本ペンクラブ会長として、昨今の軍事化の世相に警鐘を鳴らしている。

選者評:阿刀田高氏
「きっかりとした構造を作り上げ、その舞台の上で、それぞれの登場人物が持つ心の闇をあぶり出している。どの登場人物も必死になって生きる手応えを求めているのだ。それがこの作品のモチーフなのだ。最後の数十行を人間たちの心の闇を伝える深遠な寓話として読んだ。」

 

 

 

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引っ越し間近か

2024年05月24日 | アーバンライフ

 

正月に購入した小さなコーヒーの木がみるみる大きくなって、現行の器に収まり切れなくなった。

やむなく大き目の家を用意し、引っ越し準備中。

その後も成長が続きそうで、果たして1年後はどうなっているか考えるだけでも恐ろしい。

蛇足:取説によると、やがて白い花が咲き、赤い実がなるそうです。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2024年05月23日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1句:いつまで下雪やってんだ~。

2句:ちいせえ、せこい、4万円ばっかで・・・。

3句:もとから支持などしてないが、今度ばかりは許せねえ。

4句:先生狩り出して傍聴席埋めただと・・・。

5句:あっちい立てれば、こっちい立たずか。

6句:ひと玉1,000円もするそうな。

7句:退職通知請負会社まであるんだとか。

 

 

 

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音狂い爺さん来訪

2024年05月22日 | 音楽三昧

昨日午前中、生憎の雨の中を隣町の音狂い爺さんがおいでになった。

主たる目的は、彼が最近入手した真空管アンプを、拙宅のスピーカーに繋いで鳴らしてみたいということであった。

これは、彼が持参したアンプ(と同型機)だが、1950年代に英国で生産された電球型の出力管を持ち、出力はたったの2.5ワットx2。現代のトランジスタ方式に比べると、20~30分の1ほどしかない。

 

 

早速繋いでみると、やはりと言おうか「古き良き時代の音」がした。つまり、細かい音のデティールなどはないが、何かホッと安心できる人肌の温もりを感じさせる音がする。

音量も、静かに聴くには十分で、「いいじゃない。これで十分だよ」とお互いに納得した。

因みに、現在拙宅で使っているアンプは、昨年(本邦で)生産されたトランジスタ式で、これ以上は造りようがないという良質な特性を持っている。出力は、45ワットx2。

果たして、このアンプに戻すと、スピーカーが全身を使って大声を張り上げ始めた。

 

 

 

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美味しい味噌ができました

2024年05月20日 | アーバンライフ

 

昨年秋、11月15日に仕込んだ味噌ができました。

仕込みから半年のこの15日が仕上がりのターゲットでしたが、少し遅れて本日開封しました。

幸い、ほとんどカビも生えておらず、きれいな美味しい味噌が出来ました。

早速、味噌容器に移して今夜の味噌汁で試飲してみようと思います。

それにしても、仕込みから半年もの間休まず活動をつづけて、美味しい味噌に仕上げてくれた麹菌に感謝です。

 

 

 

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