アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

頭痛肩こり樋口一葉

2017年02月28日 | アーバンライフ

掲題は、井上ひさしさん(故人)の傑作戯曲である。

フッとそれを思い出したのだが、問題は、拙宅のオーディオである。

オーディオ機器などにも頭痛・肩こりがあって、時には凝った部分をよくもみほぐしてやらないと良い音で鳴ってくれないのだ。

例えば、大きな電流を流すことを前提に設計された電気回路に、いつも小さな電流しか流していないとその回路が小さな電流に馴染んでしまって、いざ大きな電流が入って来た時追随できず、本来の性能を発揮できないと考えればよくわかる。

これを是正するため、いろいろな種類の電流を流すように工夫されたソフトがあって、CDでは出回っていたのだが、レコードを再生する回路向けにはなかった。

最近、それがようやく紹介されたので、早速試してみた。

これを規定回(初めて使用する場合は、両面合わせて約1時間を続けて4回、つまり4時間)演奏すると、あら不思議。頭痛・肩こりはすっかりなくなって、はつらつとした音を奏でるようになった。

次回からは、概ね月1回、両面1回の演奏がお勧めという。

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臭いプンプン

2017年02月27日 | アーバンライフ

昨日の「東洋経済オンライン」にすごい記事が出た。
”「森友学園問題」は、まだ何も解決していない”という。要は、これほど「異常で奇怪な(国有地の)取引」は、政治家の関与なしにはあり得ないというのだ。

詳細は、記事をご覧いただくことにして、この森友学園という学校法人。
日頃から右翼政治家とつながり、やりたい放題のことをやっているようだ。

例えば、先にご紹介した傘下の幼稚園で、園児に「教育勅語」を暗唱させるにとどまらず、運動会では「安倍総理ガンバレ」と連呼させたりしているというのだからあきれる。

ちょうどこの時期(2015年9月)に、ただ同然での国有地の払い下げが決まったという。

国民の財産である国有地を、このような団体にただ同然で払い下げるなどあってはならない。徹底した解明が必要だ。

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税かえる

2017年02月26日 | アーバンライフ

昨日、所管の税務署からはがきが来て、所得税の還付が完了したという。

8日にeTaxで申告したばかりだから、2週間ほどで収め過ぎの税金が還って来たことになる。

eTaxでの確定申告は、手順が煩雑で且つ、送信不具合などもあり嫌気もさすが、還付処理の速さは抜群だ。

まだ、eTax制度がなかった頃(ニセコでの田舎暮らしの前半)は、書面での申告だったから、還付まで確か2ヶ月くらいかかっていたと思う。

この還付の迅速化は、eTaxによる確定申告の動機付けになり得ると思った。

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また、脱線しちゃった

2017年02月25日 | アーバンライフ

一昨日(23日)午前4時頃、道南の洞爺湖町付近(バルーンマーク)を走行していたJR貨物の19両編成貨物列車が脱線した。

脱線したのは、2重連となっていたデイーゼル機関車の先頭車両で、その後の調査で車輪の台車と車体をつなぐ金具が破損したためとわかった。

この「レッドベア」の愛称を持つ機関車は1台で約100トンもの重量があり、これが2重連で高速走行をすれば線路に対する負荷も相当なもので、保線上の問題もあろう。

現に、この道南エリアでは2013年9月にも(貨物列車の)脱線事故があり、この際は、保線情報の改ざん等で、線路の間隔が規定値を越えていたのが原因とされた。

実際、昨秋、このエリアを在来特急で移動したが、その際の列車の揺れの激しさは想像を絶するものがあり、素人感覚としては、また脱線してもおかしくないと思った。

今回も貨物列車だったので人身被害はなかったが、安全対策面からも車両は勿論、保線にも万全を期して欲しいと思った。地図、写真はネットから拝借しました。

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教育勅語?

2017年02月24日 | アーバンライフ

今どき、戦前の「教育勅語」を暗唱させ、皇国史観にもとづく幼児教育を行っている幼稚園があることを知り愕然とする。

しかも、その経営母体である森友学園が、この4月に開校する「瑞穂の国小学校」の名誉校長に、安倍首相夫人が就任していた(一昨日、同学園のHPからは削除された由)というから驚く。

加えて、学園の総裁を務める籠池氏に対し、防衛大臣が(その教育が褒章に値するとして)感謝状を出していた。

国有地払下げ問題を含め、これら一連の問題の闇は深い。
徹底解明が必要だ。

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富士山

2017年02月23日 | アーバンライフ

今日は、語呂合わせで「富士山(223)の日」なのだそうだ。
昨日は、222で「猫の日」だったり、「忍者の日」だったりと忙しい。

そう言えば、過日のバレンタインデーはいかがでしたか。

最近はあまり騒々しくありませんが、それでも、行きつけのコープはチョコレートのディスプレイで埋まっていました。

拙宅では、娘と孫娘が横浜から遊びに来ることがわかっていたので、モロゾフの板チョコ(ザ・チョコレート)を準備しておきました。

このチョコ、カカオの含有量を変えた4種類の板チョコを楽しめるというので、彼女たちにもなかなか好評でした。

モロゾフと言えば、今年創業85周年を迎える老舗で、凝りに凝ったチョコレートや焼き菓子で有名ですが、同社のサイトを覗くと、デジタルカタログなどもあって見るだけでも楽しめます。(写真は、そのカタログから)

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1日1枚

2017年02月22日 | 音楽三昧

件のDG(ドイツグラモフォン)世界音楽全集(LP 150枚セット)のハイレゾ化についてである。

その後飽きもせず、1日1枚の割で録音、編集を行ってライブラリー化している。

昨日録音したLPは、1965~69年にカラヤンが、ベルリンフィルを指揮してモーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などポピュラーな管弦楽曲を収録した1枚であった。

早速、NAS(音楽サーバー)から引き出して聴いてみると、DGのレコードから録音したとは思えないとても柔らかな、ノイズレスの音に仕上がっていた。

これは、昨秋以来のシステムのグレードアップも寄与してのことだが、以前のそれとは大分異なる佇まいである。

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遂に荷札が~

2017年02月21日 | アーバンライフ

昨日、懸案となっていたマイナンバーカードを受領した。

日常的には、顔写真入りの運転経歴証明書で用が足りるので、カードの申請を躊躇していたのだが、来年からは、これがないと(eTaxによる)確定申告ができないというので、やむなく申請・受領した。

つまり、確定申告に伴う(5万円ほどある)還付金の魅力に逆らえなかったというわけである。

交付されたカードには、XXXX-XXXX-XXXX というマイナンバーが記されているのだが、この数字の並びは、宅急便の伝票のそれと同じだ。

ちなみに、同日手元に届いた宅急便の番号は、7802-7639-6386 というものであった。

いよいよ、小生にも荷札が付いたかと複雑な気がした。
この先、どこへ送られるのだろうか?

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宮本輝著「草花たちの静かな誓い」

2017年02月20日 | 読書三昧

芥川賞作家で人気絶頂の宮本輝氏の最近作。2014年3月~16年8月神戸、四国など地方14紙に連載された395頁の大作。

物語~来日中のキクエ叔母が、修善寺の温泉宿で病死した。主人公で甥の弦矢は、彼女の遺骨を携えてロス近郊のリゾート地に建つ(叔母の)豪邸を訪れると、そこには40数億円の遺産を譲るとした(叔母の)遺言書が残されていた・・・。

スケール感のある物語に度肝を抜かれていると、今度は、叔母にはレイラという一人娘がいて、実は、6歳の頃誘拐されて行方知れずになっていると言う。そして、彼女を探し出し遺産の7割を届けて欲しいというのだ。

ロス郊外のリゾート地に展開される奇想天外な物語に引き込まれ、一気に読んだ。そこには人間のやさしさや草花との対話など、宮本氏だけが持つ独特の世界がありとても良かった。本を読む楽しさを満喫させてくれる一冊だ。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

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五嶋みどりさんのバッハ

2017年02月19日 | 音楽三昧

NHKオンデマンドのプレミアムシアターに、五嶋みどりさんの「バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲演奏(ドキュメント)」が登場した。

これは、バッハがドイツ・ケーテンの宮廷楽長としてレオポルド侯に仕えていた頃(1717~23年)に作曲した人類遺産的名曲を(その同じ宮廷で)連続演奏する様子をドキュメンタリー風に収録したもの。

このバッハの名曲は、教会ソナタの形式(4楽章)からなる「ソナタ」と舞曲を組曲風にアレンジした「パルティータ」各3曲の6曲から成り、その長大さと演奏の難しさで知られている。

この難曲を(暗譜で)一気に弾き切るというは大変だが、彼女は、記憶にないくらい幼少の頃からバッハに親しみ、バッハの音楽とともに成長して来たと語っていたので、どの曲も、始めの1音を奏でれば、あとは泉のように湧き出てくるのだろうなと思った。写真は、放映画像から作成しました。

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