体調が良くない。
コロコロ変わるお天気のせいだが、歳を取るとなかなかついていけない。
ところで、久しぶりの「新着ドーナツ!」である。これもMBでの放送をエアーチェックしたものだ。
リスト生誕200年記念の年(2011年)にジョージア(グルジア)から彗星のごとく現れ、その華麗なピアニズムでファンを魅了し続けているカティア・ブニアティシヴィリ嬢。
今回聴いたのは、彼女の5枚目のアルバムとなるラフマニノフのピアノコンチェルト。共演は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮チェコフィルというから興味深々だ。
収録曲
・ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
・ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30
非常に美しいピアニズム。オーケストラもバックに専念して、決して出しゃばらない。
やはり、コーカサス地方と言う出身地のDNAを色濃く受け継いでいるのではないかと感じられる演奏だ。つまり、寂寥感漂う土漠の地にありながらも、凛とした佇まいを感じさせる音楽だ。ご一聴をお勧めします。
Sony Music:SICC30427