アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

宜野湾市の怒り

2015年06月30日 | ドラミング
過日の自民党の有志議員による懇話会での作家、百田尚樹氏の発言が波紋を広げている。

渦中の宜野湾市の議会が全員一致で、百田氏のデタレメ発言に抗議したという。



日頃、極右的発言で知られる札付きの作家を講師として会合に招き、それを基調にして何事かとなそうとするなど、結果は見え見えであった。

結局、言論抑圧に道をひらくマスコミ規制論が飛び交ったというが、推して知るべしである。記事は、30日付けしんぶん赤旗から転載しました。
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ブラボー!

2015年06月29日 | 音楽三昧
一昨日午後、改装なった札幌Kitaraで、札幌交響楽団の名曲コンンサートを聴きました。

 

プログラムは、

 ・ロッシーニ 歌劇「ウィリアム・テル」序曲
 ・リスト 交響詩「前奏曲」
 ・ドヴォルジャーク 交響曲第9番ホ短調 作品95「新世界より」

の3曲でした。

いずれも、美しい旋律に満ちた親しみのある名曲でもあり、また、地元のオーケストラということから熱烈なサポーターも多く会場は熱気を帯び、ほぼ満員の聴衆と一体となったすばらしいコンサートでした。

特に小生らは、席が1階の前から3列目の中央と、ちょうど、指揮者の真後ろにあたる位置だったので、オーケストラが発する大音響と色彩に満ちた音の洪水に圧倒されました。

また、眼前に(オーケストラが)左右に大きく展開していますから、いろいろな楽器の音があちこちから聞こえてきてとても興味深かったです。

例えば、ヴィオラの音色はかなり地味なので、日頃はよく聴き分けられないのですが、今回はそれが右手の真上から、実にまろやかな旋律を響かせていて驚きました。

こうして、オーケストラの直近で聴くと、その迫力や音色の豊かさに圧倒されました。

この名曲コンサートは5回シリーズで、残り4回も同じ席で聴くことができます。せいぜい、オーケストラ三昧といきたいと思っています。

蛇足:終演後、地下鉄とJRを乗り継いで50分ほどで帰宅できました。ニセコに住んでいた頃は一晩泊りでしたから、この点、アーバンライフの便利さを実感しました。
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立ち上がる若者たち~戦争する国づくり許さない!

2015年06月28日 | ドラミング
昨夕の東京渋谷は大変だったようです。

安倍政権が進める戦争する国づくりを許さないと、大勢の若者が立ち上がり街宣活動を行った由。





もし、戦争法案が成立すれば、戦場へ送り込まれるのは若者たち。

今、たたかいの正念場。
国の将来を決めるのは若者たち。

前を向く若者たち、ガンバレ!

蛇足:上の「つぶやき」にある写真で、マイクを握ったSEALDsメンバーの佐竹美紀さん(23)は次のように訴えたそうです。

「この国の平和と国民の命を守るために、友人やそのまた友人が戦地に行くことに、私は耐えられません。やられたらやり返す、やられる前にやる。そんな報復合戦に参加し、これから先も誰かの犠牲の上に自らの平和が成り立っていくことに私は耐えられません。

私たちの憲法は先進的ですばらしいものだと信じています。徹底して武力行使をしないことこそが、世界の平和と安全を形作ると信じています。過ちは繰り返さないと、70年前の犠牲者に私たちは誓ったはずです。

私たちなら止められる。私たちが止めるんです。2015年6月27日、私は戦争法案に反対します。」
(「弁護士ドットコム」から転載)
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手前味噌の仕込み

2015年06月27日 | アーバンライフ
この春は、引っ越し騒動の影響で味噌の仕込みが遅れてしまいました。

過日、コープで必要な材料を求めてきて味噌づくりをしました。

材料
 ・国産大豆(お隣の恵庭産) 1kg
 ・米麹(200gパック)10袋 → 2kg
 ・あら塩 550g

手順

 ①麹2kgに塩550gを混ぜ込んで「塩切り麹」を作る。





 ②前日から水に放しておいた大豆を煮て、よく摺りつぶす。



 ③これを塩切り麹とよく混ぜ合わせてこねる。



 ④容器に詰め、周囲に塩少々をのせる(カビ防止)



 ⑤重石(2kgくらい)をのせ、3ヶ月後に切り替えしを行う。
 ⑥6ヶ月経つと美味しい「手前味噌」の出来上がり。

上記の材料で、約6.5kgの味噌ができます。
麹が多めなので、甘みの強い美味しい味噌になります。

拙宅では、秋田味噌とブレンドして使っています。
一度、手前味噌の美味しさを味わうと、また作ろうという気になりますよ。

材料も手順も簡単なので、ぜひ、トライしてみて下さい。

こちらに詳しい作り方があります。
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自民若手のマスコミ規制志向

2015年06月26日 | ドラミング
今朝の新聞(朝日)をひらいて驚いた。

総合(政治)面に次のような記事が載っている。



自民党の若手議員らが、自党に近い文化人を通して発言力を強化したいとして開いた勉強会で、広告主をしてマスコミの政権批判を規制しようという意見が出たという。

「文化芸術懇話会」という勉強会だそうだが、招かれた講師があの「百田尚樹」氏だと言うから、その方向性の何たるかは推して知るべしである。


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LPまとめて45箱

2015年06月25日 | アーバンライフ
過日、中古LPのオークションを見ていたら、欲しいと思っていたアルバムが出品されていたので(競合者と最後まで争い)落札しました。



欲しかったのは、「ベーム・ウイーンフィルの東京ライブ」(写真)でしたが、これが「LPまとめて45箱」という商品の一部だったのです。

ちょっと迷いましたが、過去の経験から、「箱もの」はレコード盤の痛みが少なく新品同様で入手できることから他のアルバムも問題あるまいと、思い切って45箱全部購入(48,000円)しました。

ディスク数は、概ね、200枚ほど。
これでしばらくは、飽きずにLPレコードに浸れそうです。

蛇足:45箱の内訳→マエストロもの8箱、オペラ13箱、声楽・宗教曲(マタイ受難曲4箱含む)13箱、交響曲集・他など11箱。
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お化け

2015年06月24日 | アーバンライフ


菜園でひとり気を吐くズッキーニ。
大きな葉を四方に広げてまるでお化けのようですが、実がそこそこ大きくなってうれしい初収穫です。

昨日は、朝散を兼ねて菜園の見回りに行き、ズッキーニの他に、紫蘇の葉とパセリをつまんで来ました。

これらは、早速、チキンカレーに化けて胃の腑に収まりました。
いずれにせよ、手前味噌の単品野菜と葉物は、いずれも新鮮で香りも良くささやかな初収穫に華を添えました。
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まるでゴロツキ~自民推薦憲法学者

2015年06月23日 | ドラミング
昨日の衆院平和安全特別委員会。
憲法学者など5人の学識経験者を招いて参考人質疑を行った。

参考人は、

 ・小林節(慶應義塾大学名誉教授 弁護士)
 ・阪田雅裕(弁護士)
 ・西修(駒澤大学名誉教授)
 ・宮礼壹(法政大学法科大学院教授)
 ・森本敏(拓殖大学特任教授)

の各氏であった。

注目されたのは、元内閣法制局長官のお二人(阪田氏と宮崎氏)の意見陳述であったが、いずれも現法案は、政府の従来の(集団的自衛権に対する)見解の延長線上にはなく憲法違反の疑いがある、という緻密な論証によるものであった。

他方、自民党推薦の参考人、西修名誉教授は、単に個別的自衛権も集団的自衛権も固有のもので、(法案は)合憲であるとしただけで、極めて大雑把な議論であった。

むしろ、民主党枝野幹事長や共産党の古い主張のあれこれを持ち出して野党攻撃に終始するなど、まるで政治ゴロツキを思わせる態度であった。

こんな品性のない学者(と称する人物)の主張を土台にせざるを得ない現下の安保法制案の危うさを見たような気がした。

この委員会審議の模様は、こちらで視聴できるので、ご覧いただければ幸いです。



上記は、昨日の「つぶやき」から。
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アーティストコンサート

2015年06月22日 | アーバンライフ
昨日、市の芸術文化ホール(花ホール)で「北広島アーティストコンサート」があり、聴きに行った。



このコンサートは市の音楽協会の主催で行われ、所属するアーティストにより、毎年、この時期に多彩な演奏が披露されるという。

昨日は、ピアノ、チェロ、ヴァイオリンに加え歌曲の独唱など、地元と札幌在住の演奏家13人が出演する賑やかなコンサートであった。

プログラムは、

・ピアノ独奏 ショパンの「ノクターン作品9-2」と「幻想即興曲」
・チェロ独奏 フォーレの「夢のあとに」など
・ソプラノ独唱 成田為三の「浜辺の歌」、山田耕筰の「この道」など
・ヴァイオリン独奏 サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」
・音楽物語 サン・サーンスの「動物の謝肉祭」

などであった。

どの曲も親しみ易く、懐かしいメロディで楽しめた。
特に、日本歌曲は、詩(言葉)そのものに力があるせいか、訴追力がありとても良かった。

聴衆は400人ほど。
曲間に赤ちゃんの声が聞こえるなど、アットホームなコンサートであった。
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ガマフヤー

2015年06月21日 | ドラミング


戦死者の思いに寄り添う具志堅さん。


「ガマフヤー(壕掘り人)」という言葉の存在を知らなかった。
33年もの間、ガマフヤーを続ける具志堅隆松さん(61歳・那覇市在住)の話を聞き、世の中すごい人がいるものだと感嘆した。

今でも、年100体ほどの遺骨が収容されるという沖縄。
70年目の(沖縄戦の)「慰霊の日」を迎える。

写真は、しんぶん赤旗6月20日号から拝借しました。
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