アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

My Favorite Analog!~カラヤンの「オペラ間奏曲集」

2017年03月31日 | この一枚

昨日、録音してデジタル化した1枚です。

これも、オールドファンならよくご存じのカラヤン指揮ベルリンフィルによる「オペラ間奏曲集」。

「椿姫」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」や「タイスの瞑想曲」など、どなたも一度はお聴きになった懐かしいメロディーの数々。

カラヤン指揮ベルリンフィルの卓越した演奏で、せつなく、しかもドラマチックな演奏を楽しむことができます。

収録曲は、

 1. 歌劇≪椿姫≫ 第3幕前奏曲
 2. 歌劇≪カヴァレリア・ルスティカーナ≫ 間奏曲
 3. 歌劇≪修道女アンジェリカ≫ 間奏曲
 4. 歌劇≪道化師≫ 間奏曲
 5. 歌劇≪ホヴァンシチナ≫ 第4幕間奏曲
 6. 歌劇≪マノン・レスコー≫ 第3幕間奏曲
 7. 歌劇≪ノートル・ダム≫ 間奏曲
 8. 歌劇≪タイス≫ 瞑想曲
 9. 歌劇≪フェドーラ≫ 第2幕間奏曲
10. 歌劇≪アドリアーナ・ルクヴルール≫ 第2幕間奏曲
11. 歌劇≪マドンナの宝石≫ 第3幕間奏曲
12. 歌劇≪友人フリッツ≫ 間奏曲

の12曲です。

レコードプレーヤーをお持ちの方なら、レコード店やネットで手に入れることができると思いますので、ぜひお聴きになってみてください。

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あなたにいて欲しかった・・・

2017年03月30日 | ドラミング

国連で始まった「核兵器禁止条約」締結会議。
会場の日本代表団の席には着席する人の姿はなく、大きな折り鶴が一羽おかれているという。そこには、「wish you were here」の文字が・・・。

世界で唯一の被爆体験国日本の政府代表が、この画期的な会議の開催に反対しボイコットしたことに対し、被爆者をはじめ多くの心ある人士の怒りをかっている。

その中心的存在としての岸田外務大臣が、なんと、広島1区選出議員だというのだから驚く。
どうなっているのだ、この国は! 

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馬脚をあらわす

2017年03月29日 | ギャラリー

来年度予算は、政権側の思惑通り年度内に成立した。

しかし、2月初旬に発覚した「森友(国有地大幅値引き払下げ)問題」は、籠池氏の証人喚問を経ても尚、解決していない。

特に、首相夫人から手渡されたとされる(安倍首相からの)100万円の寄付の有無と、夫人付きの政府職員から送付されたファックスの存在によって、疑惑はますます深まる結果となった。

一方、政権側は、これに反論すべく(首相夫人の)Facebookにコメントをのせた(下記)が、これがまたお粗末極まりなく、独特の言い回しから官僚が作文したものをコピペした疑いが生じている。

以下、これを分析、コメントした郷原信郎氏(元東京地検検事・弁護士)の記事をご紹介しよう。

郷原氏は、次のように述べている。

「まず、形式面から、このFBコメントは、少なくとも、昭恵夫人の他の投稿とは多くの点で異なり、昭恵夫人自身が自ら書き込んで投稿したものかどうか疑問がある。

一つは、昭恵夫人のフェイスブックの投稿は、すべて年号が西暦表示になっており、数字はすべて半角表示であるのに、このコメントでは年号が元号で表示され、数字がすべて全角で表示されている。フェイスブックでは常に西暦表示を使っている昭恵夫人が、森友学園で講演をした日を「平成27年9月5日」と自ら書くことは考えにくい。また、昭恵氏のフェイスブックでは、通常、数字は半角で使われており、全角を用いているものは見当たらない。

また、昭恵夫人が使うとは考えにくい、典型的な「役人用語」が多く使われている(コメントの引用にアンダーラインを引いた部分)。特に「旨」「当該」「何らか」などの言葉は、典型的な「官僚的、公用文書的表現」であり、そのような役人仕事、公的事務の経験がない昭恵夫人が書いた言葉としては違和感がある。

これらのことから、このFBコメントは、昭恵夫人が直接フェイスブックに書き込んで投稿したのではなく、別に作成された文書を、フェイスブックの投稿欄にコピー・アンド・ペーストしたのではないかと考えられる。」と。

やはり、しかるべきところ(証人喚問)で事実をしっかり述べてもらう必要がある。

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蕗味噌

2017年03月28日 | アーバンライフ

昨日の朝、寝坊して8時過ぎに起きた。
「春眠暁を覚えず」か、最近、いくらでも眠れる。

洗面を済まし食卓につくと、何やら焼き味噌のような一皿がある。
「蕗味噌」だったのだが、家内が朝散で摘んで来てつくったという。

口に含むと、あの独特の香りと苦みが口中に広がった。

この辺(札幌近郊)は、道路はすでに雪が掃けてアスファルトが剥き出しになっているが、周囲はまだ雪に覆われている。

「よく見つけたね」と言ったら、何でも、南に面した土手の片隅にたった二つだけ出ていて、その内の一つをいただいて来たとのこと。

本格的な春が待たれる北国の話である。

イメージ画像はネットからお借りしました。

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周回遅れの傑作選

2017年03月27日 | ドラミング

引き続き関心の高い「森友学園」問題。
週末の新聞(朝日)には、時事川柳の傑作が並んだ。

ところで、これも週末(25・26日)に実施された「共同通信」の世論調査。
疑惑解明のカギを握る安部明恵首相夫人を喚問すべきとの結果が示された。以下、同社世論調査から。 

「昭恵夫人招致を」52%

以下、詳細下記の通り。

①「森友学園」の国有地払い下げ問題に絡み、安倍晋三首相が昭恵夫人を含めて関与を否定していることに「納得できない」とする回答が62.6%だった。「納得できる」の28.7%を大きく上回った。

②国有地が格安で払い下げられた問題の経緯に関し、政府が十分に「説明していると思わない」との回答は82.5%に上り、「説明していると思う」の10.7%を大きく上回った。

③籠池泰典氏が国会で証言した首相からの100万円の寄付に関し、事実関係を否定している首相の説明を「理解できない」とした回答は58.7%、「理解できる」は30.2%だった。

④昭恵夫人を国会に招致して説明を求めるべきだとの回答は52.0%、必要ないとした回答は42.8%だった。

⑤内閣支持率は52.4%で前回の11、12両日調査に比べ3.3ポイント減った。不支持率は32.5%。

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大作~森絵都著「みかづき」

2017年03月26日 | 読書三昧

今年の本屋大賞にノミネートされている森さんの「みかづき」。
小説「すばる」2014年5月~16年4月連載、467頁の大作。

 

物語~昭和36年、用務員の吾郎は、授業についていけない子供たちを集めて教えていたが、その教え方に惚れ込んだシングルマザーの千明と結婚し、学習塾を立ち上げる・・・。

そして、ベビーブームと経済成長を背景に「塾」は順調に成長を遂げるが、補習を主体とする吾郎と進学指導を志向する千明との間には、いつしか深い溝ができてしまう。

山あり谷あり涙あり、昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって子供たちの教育に携わった家族の物語。

たくさんの登場人物や教育をめぐる世相の移り変わりを、見事に描き切った著者の努力に拍手をおくりたい。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)

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アルゲリッチのラヴェル:「夜のガスパール」

2017年03月25日 | 音楽三昧

これ(ジャケット)も、オールドファンならどなたもご存知のアルゲリッチが弾くラヴェルの「夜のガスパール」。

件の「全集」(DG LP150枚)の中の1枚なのだが、昨日、改めて聴き録音した。

「夜のガスパール」は、ルイ・ベルトランの詩集から、「オンディーヌ」、「絞首台」と「スカルボ」の3編に想を得たピアノ独奏曲。いかにもラヴェルらしい透明度の高い美しい音楽だ。

これは、例えば、モーツアルトのそれのように世俗的なものでなく、いかにもおしゃれな雰囲気に満ちた曲で思わず耳をそばだてた。

1977年、アルゲリッチ33歳での録音。レコードには、B面に「ソナチネ」と「高貴で感傷的な円舞曲」も収録されている。

アルゲリッチが演奏する「夜のガスパール」から”オンディーヌ(水の精)”は、こちらでお聴きになれます。

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圧勝

2017年03月24日 | ドラミング

昨日の衆参両院における証人喚問は、籠池氏の圧勝だった。

特に、自民党は、日頃「主権在民などもってのほか」とする極右や元警察官僚などを繰り出して、同氏を恫喝、貶める作戦だったようだが、逆に、籠池氏から「論点が違う」などと諭される一幕もあった。また、公明党の議員は、水に落ちた犬を棒でたたくがごとき、陰湿なイジメに終始した。

そうした中で、首相夫人が土地問題に深く関与していた事実が新たに示され、議場がどよめく場面もあった。

いずれせよ、この喚問だけでは真相解明にはほど遠く、一方の当事者である首相夫人からもきちんと訊くが必要がある。以下、関連する「つぶやき」をご紹介しよう。

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ドカ雪

2017年03月23日 | アーバンライフ

今朝、すこし寝坊して7時近くに起きた。
そして、ベランダから外を眺めてビックリ。

手すりに雪がのっている。
散歩から帰ってきた家内が、「せっかくしまった長靴を出したわよ」と。どうやら、10cmを越す大雪だったようだ。

ところで、昨夜、「報ステ」で紹介された「愛子さま」の(中学)卒業作文。
そのしっかりした内容にこころ打たれた。備忘録的に(朝日デジタル版から)転載してご紹介します。

世界の平和を願って  敬宮 愛子

 卒業をひかえた冬の朝、急ぎ足で学校の門をくぐり、ふと空を見上げた。雲一つない澄み渡った空がそこにあった。家族に見守られ、毎日学校で学べること、友達が待っていてくれること・・・なんて幸せなのだろう。なんて平和なのだろう。青い空を見て、そんなことを心の中でつぶやいた。このように私の意識が大きく変わったのは、中3の5月に修学旅行で広島を訪れてからである。

 原爆ドームを目の前にした私は、突然足が動かなくなった。まるで、71年前の8月6日、その日その場に自分がいるように思えた。ドーム型の鉄骨と外壁の一部だけが今も残っている原爆ドーム。写真で見たことはあったが、ここまで悲惨な状態であることに衝撃を受けた。平和記念資料館には、焼け焦げた姿で亡くなっている子供が抱えていたお弁当箱、熱線や放射能による人体への被害、後遺症など様々な展示があった。これが実際に起きたことなのか、と私は目を疑った。平常心で見ることはできなかった。そして、何よりも、原爆が何十万人という人の命を奪ったことに、怒りと悲しみを覚えた。命が助かっても、家族を失い、支えてくれる人も失い、生きていく希望も失い、人々はどのような気持ちで毎日を過ごしていたのだろうか。私には想像もつかなかった。

 最初に71年前の8月6日に自分がいるように思えたのは、被害にあった人々の苦しみ、無念さが伝わってきたからに違いない。これは、本当に原爆が落ちた場所を実際に見なければ感じることのできない貴重な体験であった。

 その2週間後、アメリカのオバマ大統領も広島を訪問され、「共に、平和を広め、核兵器のない世界を追求する勇気を持とう」と説いた。オバマ大統領は、自らの手で折った2羽の折り鶴に、その思いを込めて、平和記念資料館にそっと置いていかれたそうだ。私たちも皆で折ってつなげた千羽鶴を手向けた。私たちの千羽鶴の他、この地を訪れた多くの人々が捧げた千羽鶴、世界中から届けられた千羽鶴、沢山(たくさん)の折り鶴を見たときに、皆の思いは一つであることに改めて気づかされた。

 平和記念公園の中で、ずっと燃え続けている「平和の灯」。これには、核兵器が地球上から姿を消す日まで燃やし続けようという願いが込められている。この灯は、平和のシンボルとして様々な行事で採火されている。原爆死没者慰霊碑の前に立ったとき、平和の灯の向こうに原爆ドームが見えた。間近で見た悲惨な原爆ドームとは違って、皆の深い願いや思いがアーチの中に包まれ、原爆ドームが守られているように思われた。「平和とは何か」ということを考える原点がここにあった。

 平和を願わない人はいない。だから、私たちは度々「平和」「平和」と口に出して言う。しかし、世界の平和の実現は容易ではない。今でも世界の各地で紛争に苦しむ人々が大勢いる。では、どうやって平和を実現したらよいのだろうか。

 何気(なにげ)なく見た青い空。しかし、空が青いのは当たり前ではない。毎日不自由なく生活ができること、争いごとなく安心して暮らせることも、当たり前だと思ってはいけない。なぜなら、戦時中の人々は、それが当たり前にできなかったのだから。日常の生活の一つひとつ、他の人からの親切一つひとつに感謝し、他の人を思いやるところから「平和」は始まるのではないだろうか。

 そして、唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要があると思う。「平和」は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくものだから。

 「平和」についてさらに考えを深めたいときには、また広島を訪れたい。きっと答えの手がかりが何か見つかるだろう。そして、いつか、そう遠くない将来に、核兵器のない世の中が実現し、広島の「平和の灯」の灯が消されることを心から願っている。

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ちゃんと説明しろよ!

2017年03月22日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)の社説。
昨日閣議決定された「共謀罪」についてである。

東京五輪での「テロ犯罪」を防止するためとしているが、専門家は現行法で何の不足もないという。
ならば、なぜ必要なのか、なぜ「今」なのか。

要は、これをやりたいからに違いない。

勿論、こんなことしたら直ちにしょっ引かれるだろう。

国会の質疑を見ても、金田法相の答弁は何を言っているのかわからない。国民をバカにするな、ちゃんと説明しろよ!

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