この2・3日、衆院法務委員会でのいわゆる「共謀罪」法案に関する審議の様子を視聴しているが、質疑がかみ合わず内容がさっぱりわからない。
つまり、「共謀」の事実をどう把握するのか、何が「(犯罪に至る)準備行為」なのかなど、政府側から納得できる説明が行われていない。
また、一般人と犯罪集団をどうやって見分けるのかについても確たる答えが返って来ていない。
要は、それだけ裁量による取り締まりや自白の強要などが行われる危険性が高い法律のようだ。
拡大解釈によっては、一般人の日常生活まで嫌疑をかけられる恐れ大と言わねばならない。
こんな危険な法律をたった30時間審議したからと(国民の理解や支持がないまま)数を頼んで採決して良いという道理はない。
関連する12日付け新聞(朝日)の社説をご紹介しよう。
次のイラストは、日本平和委員会が作成したものだが、これもご参考に供しよう。(大きなイラストは、こちらにあります)