アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

時事川柳傑作選

2023年11月30日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1-2句:この人、何やってんだろう。

3句:流行り歌にもあったね~「どうにも止まらない」。

4句:ちょっと、方角違ってませんか。

5句:これ以外言うことないのか。ガソリンの一部税負担をなくしても、ご利益限定的。

6句:これはご利益ありとか。

7句:ほんとに・・・。

 

 

 

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澤田瞳子著「能楽ものがたり・稚児桜」

2023年11月29日 | 読書三昧


2020年上半期第163回直木賞候補作。
月間「なごみ」2018~19年掲載、250頁。

現代でも舞台にかかる著名な能楽をヒントに紡がれた8つの物語。

それぞれの物語と曲目との対比は、次のようになっている。

 やま巡り~「山姥」
 子狐の剣~「小鍛冶」
 稚児桜~「花月」
 鮎~「国栖(くず)」
 猟師とその妻~「善知鳥(うどう)」
 大臣の娘~「雲雀山」
 秋の扇~「班女」
 照日の鏡~「葵上」

小生、能楽については全くの素人だが、本書を拝見することで少しは齧ったような気になった。他方、稚児桜などはジャニーズ問題を髣髴とさせる。

 

 

 

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何でもランキング~コーヒーとお茶、どちらがお好き?

2023年11月28日 | アーバンライフ

週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今週のお題は・・・。

 

 

結果を拝見してフムフムと頷きながらも、今更こんな質問をされても困るというのが正直なところ。

小生は目下、お茶党で、朝:ほうじ茶、午前:紅茶、午後:緑茶と飲み分けている。

一時、コーヒーに凝った時期もあったが、カフェインに弱いせいか体調を整えるのに苦労し、お茶へ戻った。

しかし、あのコーヒーを飲んだ直後のスカッとした頭の冴えは、今でも懐かしい思いが残る。

加齢に伴い、今後もお茶党から離脱することはないと思う。

 

 

 

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いやはや

2023年11月27日 | ギャラリー

 

いやはや、何という結果だろう。

パリ五輪への出場権のかかるU23男子サッカーアジアカップ(2024年4月・カタール)の組み合わせ抽選会があった。

第1シードの日本は、抽選でBグループになったが、以下第2、3、4シードの各国が振り分けられた結果が上図である。

よりによって日本は、先ずはグループステージで、韓国、UAE、中国と戦うこととなった。

先の杭州アジア大会では、決勝戦で韓国に1対2で敗れている。

アジアに与えられた五輪の出場枠は、2.5だから、先ずはグループの2位以上になってトーナメントを戦い、決勝戦まで勝ち上る必要がある。

3位になると、アフリカとの大陸間の闘いが待っているがこれは避けたい。

ということで、パリへの道程は簡単ではなさそうだ。

 

 

 

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新着ジュウタン~ルノー・カプソン「モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 全集」

2023年11月26日 | 音楽三昧

 

e-onkyo の何たらセールで、通常5千円の協奏曲集が3千円で購入できるというので、またポチしてしまった。(96hz24bit flac files)

演奏は、昨今人気のヴァイオリニスト、ルノー・カプソンと彼が主宰するローザンヌ室内である。

一聴したかぎりでは、想像していたよりちょっと線が細い感じだが、1番から順に通して聴くことができるのが良い。

曲目 モーツァルト

 ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.207 
 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 K.211
 ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216
 ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218
 ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219「トルコ風」
 ロンド ハ長調 K.373
 アダージョ ホ長調 K.261 

演奏

 ローザンヌ室内管弦楽団
 ルノー・カプソン(ヴァイオリン・指揮)

録音 2022年9-10月 スイス・ローザンヌボーリュ劇場

 

 

 

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根幹

2023年11月25日 | ドラミング

 

パレスチナ・ガザ地区(左半分)とその周辺を写した衛星写真である。

塀で囲まれた窮屈なガザ地区に比べ、いかにものんびりした農村風景が広がるイスラエル地区である。

記事は、イスラエル・米国連合の国境管理がいかに杜撰だったかと嘆くものだが、記事に添えられたこの写真こそ、パレスチナ問題を如実に物語るものである。

右半分の広大な、そして豊かな農村風景は、かってパレスチナ人のものであった。

彼らは今、占領者がすぐ目と鼻の先で土地や水やあらゆる資源を自由に使い、豊かな生活を享受している様子をどのような気持ちでみつめているのだろうか。

ここにこそ、パレスチナ問題の根幹がある。写真は、「NewsWeek」誌11月24日号から転載しました。

 

 

 

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音狂い爺さん来訪

2023年11月24日 | 音楽三昧

 

先月、先方へお邪魔して新しいスピーカーの音を聴かせてもらった隣町の音狂い爺さんだが、今度は、拙宅においでになった。

これは、拙宅に新しいパワーアンプが入ったので、音がどう変わったか聴きたいと言う。

これまで(製造から略20年経過した)年代ものを使っていたので、音質に直接かかわる部品の劣化等から、本来出るべき音(特に、高音域の繊細さとか低音の締り具合とか)が出にくくなっているのではないか。

それを、同じメーカーのちょっと上のクラスのものに替えたので、その違いを確かめたいと言う。

さすが音狂い爺さん。
一聴して、「やはり今度のはいいね。繊細さも力強さも各段に良くなった」とベタ褒めであった。

そう言われればこちらの気分も良くなり、楽しいひと時を過ごした。

 

 

 

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俳句王

2023年11月23日 | ギャラリー

「サンデー毎日」誌に「俳句王(ハイキング)」という投稿句を紹介するコーナーがある。

毎週、最も優れた作品に「俳句王」の称号を贈り、その作品を掲載する。

14日発売の同誌では、「枯野」という出題に神奈川県のYさん(89歳)が

「黄泉(よみ)路まで脚ならし行く枯野かな」

という句を寄せ「俳句王」となった。

選者の堀本裕樹氏は、「冥土への脚慣らしという捉え方に余裕と覚悟を感じる」と評されていたが、小生も共感しつつ拝見した。

蛇足~このYさん、あるいは小生の現役時代、同じ職場でお世話になった方ではないかと思いメールを差し上げたが、残念ながら返信はなかった。

 

 

 

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辻村深月著「鍵のない夢を見る」

2023年11月22日 | 読書三昧

 

2012年上半期第147回直木賞受賞作。
「オール読物」2009-10年、文春ムック等掲載、231頁

現代の若い女性が、刻々直面する理不尽さに戸惑い、動揺しながらも、それらに対し必死に抗いながら生きて行く姿を克明に綴った短編5話。

特に第5話「君本家の誘拐」で、子供に恵まれない母親の焦燥と、恵まれた後の育児に翻弄される日常には深く共感した。ご一読をお勧めします。
(お勧め度:★★)

選者評:林真理子氏
「今度の小説で辻村さんは見事に大人の人生を描き切っている。それぞれの小説には、地方に住むことの閉塞感、現実に向き合うことの出来ない人間の孤独と狂気が表現されているのだ。私は直木賞というのは、今盛りの人気の人に獲ってもらいたいと思う。ターボがかかるからである。辻村さんはぴったりの受賞者だ。」

 

 

 

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何でもランキング~お墓に入りたいですか?

2023年11月21日 | ギャラリー

週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今週のお題は・・・。

 

 

結果を拝見してなるほど、と思った。

家族関係が大きく変化している下で、死後、自ら(の遺骨)を家の墓に入れて(埋葬して)もらうかどうかは大きく判断が分かれるだろう。

小生自身は、遺体や遺骨は(自身にとっては)何の意味も持ちえないから、どうでも良いと思っている。

つまり、墓とか埋葬とか言う概念は、言わば、現世に生きる人々のためのものだから、後に残される人々(例えば、子供など)の意向に沿って処理すれば良いのではないか。

故人をしのぶのに決まった形はないのだから、現世に残る人々がどうしたいかによるだろう。

ある場所に行き、そこで頭を垂れて故人をしのぶことに意義を見出すのであればそうすべきと思う。

 

 

 

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