アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

服部文祥著「息子と狩猟に」

2021年11月30日 | 読書三昧

 

拙宅の下駄箱文庫から取り出してきた1冊。新潮文庫217頁。

サバイバル登山を実践し、他方、独特の作風で世に問う作者の出世作。

他に、K2登頂を元に書いた短編も収録されている。

物語の主人公は、鹿猟のため息子とともに山に入り、詐欺集団の内紛から発生した殺人事件に遭遇する。

いわゆる犯罪小説なのだが、そこには等身大のリアリティがあり、読者をして戦慄せしめずには置かない。

ただ、何故か余韻に浸る感情は生れない。お勧めしたい小説ではない。

 

 

 

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道民割(北海道版GOTO)利用の記

2021年11月29日 | アーバンライフ

 

昨日午後から、掲題のサービスを利用して近くの温泉ホテルに滞在した。

コロナ禍における道内観光業の打撃を回復するため企画されたサービスで、道民が道内の施設を利用する場合、半額補助するという対策だ。

小生らは一応どんなものかなと、その内のデラックス版を利用してみた。

部屋は2間続きのスイート、モール温泉(源泉・共同)があり、食事も、夕食は国産牛3種(十勝、平取、白老)の食べ比べなどの特別食とそれなりのサービスぶり。

部屋の外は雪景色と、まあ気分転換には十分な設えであった。

ただ、温泉は日帰りで利用する方々も多く、ちょっとした縁日状態であった。

こうした堰を切ったような諸施設の利用で、感染第6波への危険はないのか、十分見極めながら進める必要があるのではと思った。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2021年11月28日 | ドラミング

昨日の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1句:沖縄の民意を無視して進められる辺野古新基地建設。聞く耳持つならまず、沖縄から始めるべき。

2句:高い税金で票を買うイメージが付きまとう。

3句:先日、食料通販で届いたキウイはペルー産だった。

4句:そんな具合になっているのですね。

5ー6句:最近は100歳越えの方のご通知も・・・。

7句:備蓄原油に便乗し。

 

 

 

 

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雪が来た!

2021年11月27日 | アーバンライフ

 

当地(札幌郊外)にもいよいよ雪が来ました。

昨年は11月10日したから、今年は17日遅れの初雪です。

勿論、日本海に近い石狩地方ではすでに数十センチの積雪となっていますから、何を今更と言われそうです。

気温は、晴天だった昨日よりは大分あがって0℃くらいでした。

予報は、下図のようになっています。イラストは、tenki.jpからお借りしました。

 

 

 

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何でもランキング~ネット動画を見てますか?

2021年11月26日 | ギャラリー

 

結果を拝見して、「なるほど」と思った。

ただ、何を見ているかとの設問への答えを拝見して、小生の「なるほど」は大分意味合いが異なっていると思った。

つまり、小生は動画を「映画」と勘違いしていたようで、「ネットで映画を見る人がこんなに多いのか」と思った次第。

実際には、YouTubeなどで音楽や歌など実用的な動画を見ている人が多いのだ。

そう言えば、小生なども時事問題の動画をよく見るので、これも実態に沿う結果になっていると思った。

 

 

 

 

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新着ドーナツ~塚谷水無子「バッハ:オルガン作品集」

2021年11月25日 | 音楽三昧

 

前日のバッハリサイタルに触発されて、採りためてあった塚谷水無子のバッハ:オルガン作品集を聴いた。

このドーナツは、同氏がモーツアルトも10歳の時に弾いたという由緒あるオルガンを用いて、バッハのオルガン音楽の神髄に迫ろうとした力作である。

その嫋やかな音色と雰囲気は、やはり本場でなければ得られないオルガン音楽のように思えた。

すばらしいの一語につきる。

収録曲 J.S.バッハ

 ・コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645
 ・コラール「イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」 BWV639
 ・小フーガ ト短調 BWV578
 ・オルガン協奏曲 イ短調 BWV593
 ・コラール「最愛のイエスよ、我らここに集いて」 BWV731
 ・コラール「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまいし」 BWV650
 ・シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV1004より)
 ・シシリエンヌ(フルート・ソナタ第2番変ホ長調 BWV1031より)
 ・コラール「人よ、汝の罪の大いなるを嘆け」 BWV622
 ・パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582

演奏

 塚谷水無子(1738年 ミューラー製オルガン)

録音 オランダハーレム市 聖バフォ教会

 

 

 

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バッハ・コレギウム・ジャパンリサイタル

2021年11月24日 | 音楽三昧

 

昨日午後、札幌Kitaraで掲題のリサイタルを聴いた。

古楽によってバッハ時代の音楽を再現すべく奮闘する鈴木優人氏が率いる「バッハ・コレギウム・ジャパン」によるオールバッハプログラムである。

プログラム

・前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
・様々な手法による18のライプツィヒ・コラール集より3曲 BWV659-61
・カンタータ 第61番「いざ来ませ、異邦の民の救い主」BWV61
・ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050
・クリスマス・オラトリオ BWV248より第1部「声を上げて喜び、その日を讃えよ」

演奏

 管弦楽・合唱:バッハ・コレギウム・ジャパン
 指揮:鈴木優人
 森 麻季(ソプラノ)、青木洋也(アルト)、櫻田亨(テノール)、ドミニク:ヴェルナー(バス)

久しぶりに、入場制限のないかたちで実施された大ホールでのリサイタル。

聴衆もこれを待ち望んでいたかのように、ほぼ満席の会場は盛り上がりをみせた。

Kitaraホールとの共催ということもあり、丁寧なリーフレットが準備されていたので、古い宗教曲の連続演奏だったのだが十分楽しむことができた。

また、季節感のある「クリスマスオラトリオ」を聴いた後は、それなりに敬虔な気持ちになったから不思議だ。

コロナの収束で、こうした演奏会が引き続き実施できることを祈りたい。

 

 

 

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新着ドーナツ~辻井伸行「ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲・他」

2021年11月23日 | 音楽三昧

 

ラフマニノフによる超難曲の(25曲からなる)狂詩曲を難なく演奏してみせる同氏の技術と胆力に驚愕した。

また、ピアノの録音がすばらしい。
オケとはほどよく距離を置きつつ、華やかさを保ちつづけるというコンチェルトの録音はとても難しいと思うのだが、ことこのドーナツの場合、それが見事に調和して、これ以上はないと思われる仕上がりとなっている。

辻井氏のピアニズムが生きた名録音と言って良いと思う。

他に、グリークのピアノ協奏曲がカップリングされている。

共演は、ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団である。

Avex Classics AVCL25960

 

 

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本日休養日

2021年11月22日 | アーバンライフ

今朝目覚めると、何やらお腹の具合がおかしいので、今日はお休みにします。

 

@飯豊山(2001/08/01-03)

 

 

 

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フレイル克服大作戦

2021年11月21日 | アーバンライフ

このところ、あちこちの眼科医を訪ね、右眼の視力低下や鈍痛の原因を尋ねまわっているが、腑に落ちる説明は一切なく従って、治療方針も定まっていない。

ただ、はっきりしていることは、こうした状態は、コロナ禍における自粛生活の延長線上にあることは(体感上)間違いないので、先ずは、この状態から脱することを優先に取り組むことにした。

具体的には、

 ①生活スタイルの抜本的な改革~つまり、早寝早起きに徹し、PCの操作を始めテレビの視聴など目に負担がかかることはしない。

 ②ラジオ体操やウオーキングを行って、極力身体を動かすようにする。毎日、最低1時間は歩くようにする。

 ③関連するサプリなどを服用して代謝を促進する。

等を実行する。

こうして2週間ほど経過したが、結果はまずまずで、右眼の症状は比較的安定している。

まだ、鬱陶しさとか軽い鈍痛などは残っているのだが、明らかに快方には向かっているので、何とかサボらず頑張りたいと思っている。

 

 

 

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