この2・3日のガラガラポンの世相を受け、今朝の新聞(朝日)には傑作が並んだ。
地元今治で加計疑惑を追及する黒川氏は、「打算と保身じゃ人の心を動かせない」と言う。至言だ。
地元北海道では、逢坂氏が無所属で出ると表明。心ある人士は、その道を選ぶに違いない。
この2・3日のガラガラポンの世相を受け、今朝の新聞(朝日)には傑作が並んだ。
地元今治で加計疑惑を追及する黒川氏は、「打算と保身じゃ人の心を動かせない」と言う。至言だ。
地元北海道では、逢坂氏が無所属で出ると表明。心ある人士は、その道を選ぶに違いない。
昨年末、藤村の「夜明け前」を読了して以来、物語の舞台となった馬籠・妻籠宿を訪れたいと思っていた。
今回、札幌から郡上八幡を含む1泊2日のツアーがあることを知り便乗させてもらった。
生憎、見学の当日(昨日)は雨模様であったが、当時の面影を残すとされる宿場町の様子や、歴史を示す数々の展示を拝見するに及び、あの壮大な物語が眼前に立ち上がり感激ひとしおであった。
脇本陣跡に設けられた資料館。
当時の通行手形や往来の記録、藤村の書など数々の貴重な資料を拝見した。これは、藤村の「初恋」を佐藤春夫が記した色紙。
すぐ近くには、藤村の記念館もある。
「木曽路はすべて山の中である」に始まる「夜明け前」の原稿(同記念館のパンフから)
街道の中津川寄りの急坂の手前に、藤村の生地とされる建物もあった。
蛇足:藤村の「若菜集」から
まだあげ初(そ)めし前髪(まへがみ)の
林檎(りんご)のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛(はなぐし)の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅(うすくれなゐ)の秋の実(み)に
人こひ初(そ)めしはじめなり
わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃(さかづき)を
君が情(なさけ)に酌(く)みしかな
林檎畑の樹(こ)の下に
おのづからなる細道(ほそみち)は
誰(た)が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
以上、ネットから拝借しました。
国民の真の「希望」は、市民と野党の共闘以外にない。
来月の総選挙では、これを全国津々浦々で実現しアベ暴走政治に終止符をうとう。
地元北海道で進む野党共闘の動き。昨日の新聞(朝日)から。
そして、中央では〜
いよいよ始まりますよ。政界の大掃除が。
昨夜の首相会見や、ニュース番組を見てこの感を深くした。
「国難突破解散」とは聞いてあきれる。解散の大義などどこにもない。
そこで、マスコミなどの定義付けを拾ってみたらこんな具合になった。
・「敵前逃亡解散」「自己保身解散」・・・民進党前原代表
・「自己保身解散」「モリカケ隠し解散」・・・共産党志位委員長
・「宿題未提出・約束不履行解散」・・・ハインポスト紙
・「疑惑・改憲隠し解散」「身勝手解散」「人でなし解散」・・・ツイッター
などなど。
いずれにせよ、大義なき(600億円無駄づかい)解散であることは間違いない。
ロシア出身のピアニストだが、日本で活躍するメジューエワさんがデビュー20周年を記念して、ベーゼンドルファーを弾いたアルバムを出した。
ご承知のごとく、演奏会用ピアノと言えば米国製のスタンウエイか日本製のヤマハということになるが、オーストリア製のベーゼンドルファーも根強い人気がある。
高音部がキラキラした華やかなスタンウエイとの対比で言えば、ベーゼンドルファーは、中低音部がふくよかで懐の深い音楽を奏でる。
今回は、それが設置されている神奈川県の相模湖交流センターで収録されたという。(収録の様子は、ステレオサウンド誌から転載)
曲目
・ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番 ニ短調 作品31-2「テンペスト」
・シューベルト:即興曲 変イ長調 作品142-2
・シューベルト=リスト:連祷(れんとう)
・リスト:エステ荘の噴水
・ワグナー=リスト:イゾルデの愛の死
・ドビュッシー:沈める寺
・ラフマニノフ:プレリュード 嬰ト短調 作品32-12
特に、2曲めのシューベルトの「即興曲」や、6曲目のドビュシーの「沈める寺」などが、ベーゼンドルファーの馥郁とした響きが感じられとても良いと思った。
ウィンナー・トーンと呼ばれる独特のまろやかで美しい音色とメジューエワさんのダイナミックな演奏で聴き応えじゅうぶん。
若林工房
WAKA-4204
現在のアベダメ政権を退陣させ国民本位の政治を取り戻すには、総選挙における野党共闘が不可欠だ。
昨日、道新、毎日などが伝えた北海道全選挙区における野党一本化の動きを歓迎する。記事は、今朝の朝日地方版から。
これを見れば、その効果抜群なること一目瞭然。
小生らの地元5区だって、今度は勝つさ。これはご参考まで。
こちらはすでに本番モード。
昨日、札幌の道立美術館で「ゴッホ展」を見た。
兎に角、会場内は芋の子を洗うようなひどい混みようで、絵画を鑑賞するという雰囲気ではなかった。
幸い、小生らは前売り券があり(従って、チケット購入のための長蛇の列に加わることなく)且つ、会場では音声ガイドを利用したので、何とかそれなりにゴッホの芸術に触れることができた気になった。
彼の絵それ自体はすばらしいもので、また、日本の浮世絵との繋がりという点でも納得の行く展示であった。
ご一覧をお勧めします。ポスターや写真などは、同展のHPから借用しました。
ゴッホ展
会 期:2017年10月15日(日)まで
会 場:北海道立近代美術館
時 間:9:30ー17:00
休館日:月曜日(10/9を除く)、10/10(火)
料 金:1,500円
昨日、安倍首相の国連演説を聴いた。
16分の内、8割以上を北朝鮮問題に費やす異例の演説。
内容は、「圧力と対話」という安保理決議にも違反する一方的なもの。
その先にあるのは、「戦争」でしかない。
しかも、それは「あらゆる選択肢を排除しない」とする米国に尻尾を振るだけの空疎なもの。
こうした空論に耳を傾けたいと思う国連代表部はなく、会場もスカスカの状態。満席だったトランプ大統領の演説に比べ、何とも物寂しいかぎりだ。
一方、同行した昭恵夫人は、優雅にニューヨークの秋を楽しんだようだ。
昨日の新聞(朝日)の投稿川柳、大義なき解散の報を受け傑作が並んだ。
これには文化人、識者も怒った。
蛇足:今朝のそれにはこんな句も!
・ モリカケを軽く見ているタヌキそば (神奈川県石井さん)
昨日午後、第22回口頭弁論が行われた。
傍聴者は約60名。傍聴可能席数とほぼ同じだったため抽選はなく入廷することができた。
意見陳述者は、元高校教師で十勝連絡会の中村さん。
自身の反原発運動を踏まえ、泊原発の危険性、不合理性を指摘。早期の廃炉を訴えた。
続いて原告弁護団から、次のような陳述があった。
①泊原発の新設津波防護壁及び、従来から存在する防潮堤は、埋め立て地に設置されており、地震による土壌の液状化により用をなさない。また、建屋の一部も埋め立て地に建設されていることが判明したが、これらは当該原発の存立自体を否定するものである。
②先の公判で指摘した(泊原発沖の全長40~100kmの)巨大な海底活断層の存在については、原子力規制委員会からの指摘も受け、被告(北海道電力)はこれを認めたが、その影響評価を示していない。
③上記から、本裁判は被告側の反対陳述がないまま時日を費消すべきではなく、次回(12月)をもって結審すべきである。
上記に対し、被告側から発言はなく、閉廷後、今後の審理の進め方について、裁判所、原告、被告の三者による協議が(別室で)行われた。
前回の公判から新任の裁判長が公判を指揮しているが、この裁判官は声が大きくまた、積極的な指揮で審理がわかり易く好感を持った。
尚、前回の公判の模様を伝える「廃炉ニュース」は次の通り。同公判での原告側陳述書は、こちらにあります。