アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

逃げるな!

2018年02月28日 | ドラミング

現行の労働契約法が改訂・施行されてこの4月で5年となる。
これに伴い、これまで5年を越えて有期契約の下で働いてきた人は、雇い主へ申し出れば自動的に無期雇用へ移行できる。

しかし、雇用主の側は、4月を目前に有期雇用者を(3月末を目途に)解雇(雇止め)する動きが強まっているという。つまり、無期雇用への移行を阻止しようというわけである。

特に、政府・自治体に近い研究所や大学にこの動きが広がっているというからあきれる。
一体、労働者を何だと心得ているのか。コンプライアンス(法遵守)の気があるのか。

その中にあって、かの有名な理研がこの雇止めを撤回したというニュースが昨日のしんぶん赤旗で報じられた。

何かホッとする思いだが、これが「法」の趣旨なのだから、雇用主の側の「逃げ得」を許してはならない。

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郷原信郎著「青年市長は”司法の闇”と闘った」

2018年02月27日 | 読書三昧

元東京地検特捜部の検事で弁護士の郷原氏が主任弁護人を務めた岐阜県美濃加茂市の青年市長「藤井浩人」氏の受託収賄事件裁判告発の書である。240頁。

同氏は藤井氏逮捕直後、本人に接見。
収賄(浄水プラント業者からの30万円の受領)容疑を強く否定し、無実を主張する清廉潔白な人柄に惚れ主任弁護人となった。

一審(地裁)では、緻密な調査と弁論によって無罪判決を勝ち取るも、控訴審(高裁)では逆転有罪となる。

何故、実質的な審理を行わなかった高裁で「逆転有罪」となったのか、ここにも、いわゆる「司法の闇」が垣間見える。

目下、最高裁へ上告中だが、高裁での判断を覆すのは容易ではない。この間(3年半)、藤井市長は市民の厚い信頼を得て再選され、市政を担い続けている。

蛇足~去る12月13日、最高裁における上告棄却の決定を受け藤井氏の有罪が確定。同氏は同月14日、市長を辞任した。

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時事川柳傑作選

2018年02月26日 | ドラミング

新聞(朝日)2月24日版掲載の時事川柳。
どれも世相を反映した傑作が出そろった。

1~3句、森友関連で秀悦。

4句、西部開拓時代を彷彿とさせる米国の世相。教員に銃を携行させたらというトランプ大統領の狂気。

6句、「そだね~」と深く共感する。

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道産子娘2

2018年02月25日 | ギャラリー

今朝、変な夢から目覚めた。
あちこちに開いた穴を一生懸命塞いで回っている夢だ。

どうも、昨夜遅くまで観ていた平昌オリンピック、カーリング女子3位決定戦のイメージが残っていたせいかも知れない。

それにしても、あの神経戦はプレーしている選手は勿論、テレビ観戦をしている私たちもグッタリ疲れてしまった。

2時間を越す長丁場だ。
都合80本ものショットを投げ続ける訳だが、どのショットもゆるがせにできない。

試合は、1点ビハインドの英国チームの最後の1投にミスが出て日本チームの勝ちとなったが、見応えのある良い試合だった。

選手とスタフの皆さんに、心からおめでとうと言いたい。

同時進行だったスピードスケート女子マススタートで、これも道産子娘の高木菜那選手が金メダルを獲得した。彼女らの重ねての快挙に拍手を送りたい。写真は、毎日新聞からお借りしました。

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デジカメ壊れた

2018年02月24日 | アーバンライフ

愛用のデジカメが壊れた。

通常の室内での使用中に、突然「レンズアラーム」が出て、撮影不能に陥った。

このカメラ(Canon PowerShot S100)、このクラスでは画質が良いものをというコンセプトで開発されたというので、2012年2月に購入した。

満6年にして初めての故障。

気に入っているので、メーカーに「修理して欲しい」と言ったら、「部品がないのでダメ、別のモデルに買い替えて」とのご宣託。

メーカーは、生産終了から「5年間しか部品は持たぬ」方針ゆえ修理不可という。こんな方針で愛用者は納得するのだろうか。

例えば、オーデイオ機器などなら、メーカーがNo!と言っても裏蓋を外したりして何とか修理するのだが、カメラの電子部品が相手では如何ともし難い。あきらめるしかあるまい。

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My Favorite Analog!~ロッシーニ「セビリャの理髪師」

2018年02月23日 | この一枚

村上春樹氏の「騎士団長殺し」に触発され、以来オペラのレコードを聴いている。

先般のモーツアルト「ドン・ジョヴァンニ」についで、ロッシーニ「セビリャの理髪師」を聴いた。

これも、アルマヴィーヴァ伯爵というドンファンをめぐるドタバタなのだが、あの有名な序曲を除いては、やはり、モーツアルトの歌劇の持つストーリー展開や旋律の美しさには及ばない。

とは言え、演奏は、理髪師のフィガロにヘルマン・プライ(バリトン)、ヒロインのロジーナにはテレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)にアルマヴィーヴァ伯爵にルイジ・アルヴァ(テノール)という豪華な歌手陣をアバド指揮ロンドン交響楽団がバックアップする。

演奏時間は、ちょっと長めの2時間15分なので、1日レコード1枚づつ3日かけて聴いた。

という訳で、にわかにオペラづいた訳だが、手元には全曲ものがかなりあるので、引き続き聴いていきたいと思っている。

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極める

2018年02月22日 | ギャラリー

平昌オリンピック。
昨夜行われたスピードスケート女子団体パシュートで、日本チームが優勝し金メダルを獲得した。

どの試合もそうだが、見ていてつくづく思うのは、極めた者だけが持つ美しさである。

あの日本チームの3選手が1体となって滑走する姿は、そうならなければ世界の頂点には立ちえないという厳しさと美しさであった。

同じことは、小平奈緒選手や羽生結弦選手にも共通するものだ。

また、極めるには、「不屈」という精神性が伴うことも知った。
今回の平昌オリンピックを通して教えられたことのひとつである。

写真は、NHK、gooニュースから拝借しました。

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アベこそ国難

2018年02月21日 | ドラミング

衆院での予算審議をちょい見しているが、アベをはじめ政府側答弁のいい加減さにはあきれる。

件の裁量労働制の是非に関する審議だが、元々次元の異なる数値を比較してその正当性を主張するなど、国権の最高機関としての国会の場で行うことか。また、答弁は撤回するが、元にした数値は撤回しないという詭弁を弄する。

加えて、出してきた資料は「黒塗り」のオンパレード。
主権者たる私たち国民をバカにするにもほどほどにせよ!

一方、アベ官邸を忖度して「ないない」答弁に終始した佐川国税庁長官(前財務省理財局長)の下には、納税者が(「お前なんかやめろ!」と)大勢押し掛けた。

そして、これもウソ、あれもウソ。そしてはぐらかし。誰のための政治をしているのか。

アベこそ国難。いますぐ辞めさせることが日本を救う!

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抜本的強化策を~男子ジャンプ

2018年02月20日 | ギャラリー

当地(札幌郊外)、今朝6時30分頃の景色。
快晴、気温は-13℃ほど。「今朝も寒かったよ~」と言いながら、家内が朝散から帰って来た。

このところ、予報は終日曇りだが、午前中は晴れ間がのぞき午後は雪が舞うというパターンを繰り返している。

平昌オリンピック。
昨夜のジャンプ男子団体ラージヒルの模様をテレビで見た。

ほぼ無風の絶好のコンデションだったが、日本選手は精彩を欠き6位に終わった。

上位国との力の差は歴然としていた。
日本の得点合計940.5点は、3位のポーランドと131.9点の差。1人分足しても届かないほどの大差をつけられた。

いつまでも葛西レジェンドに頼っていてはジリ貧に陥ると思う。
例えば、男子柔道が思い切った強化策で復活したように、この競技も抜本的な対策が必要になっているのではないか。

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新女王誕生

2018年02月19日 | ギャラリー

平昌オリンピック。
昨日のスピードスケート女子500mは、小平奈緒選手が期待に違わず金メダルを獲得した。

過去の試合で15連勝中とあって、勝って当然とも思ったが、そこはオリンピックという特別の舞台。

何が起こっても不思議ではなかったが、「8割の力でも勝てる」との確信で臨んだというから、その位でないと(オリンピックで)優勝することは叶わないのだと思った。

また、この試合。
小平選手は、2連覇中の韓国の李相花(イ・サンファ)選手を押させて勝ったわけだが、試合後、この二人が抱き合ってお互いの健闘を称えあっていたのはとても良かった。

こうした心和む風景は、スキー男子モーグルやスロープスタイルなどでも見ることができた。写真は、Yahooニュースからお借りしました。

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