アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

スパイク

2015年11月30日 | アーバンライフ

過日の大雪以来、気温の低い日が続いている。
そのためか、降り積もった雪がなかなか融けず、お出かけは緊張を強いられる。

これはいつもの散歩道(サイクリングロード)で、当初、除雪車が入ったが、あちこちで路面が凍りついて滑りやすく、歩くのが怖い。

かと言って、(この道を通って)食料の買い出しなども行かねばならず、一度、トレッキングシューズで歩いてみたがツルツル滑ってとてもあぶない。

帰途、靴屋さんに寄って、滑り止めのついた長靴をあれこれ見たが、気に入ったものがない。

困ったと思いながら帰宅して玄関の下駄箱をみたら、何とニセコ時代に履いていた長靴があった。

底一面に鉄の鋲を打った作業用の長靴だ。

以後、これを履いて外出しているが、足下がシャンとして不安がなくなった。ヤレヤレ!

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地元をバカに~

2015年11月28日 | ドラミング
政府は、地元沖縄県や名護市の意向を無視して、辺野古における米軍のための最新鋭の基地づくりに奔走している。
 
最近、地元名護市の民意を分断する目的で、辺野古周辺の3地区に(政府が直接)補助金を交付することにしたと伝えられている。
 
こんな地元をバカにした話はあるまい。関連する「つぶやき」をご紹介する。

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新着ドーナツ~ラトル・ベルリンフィルの「シューマン交響曲全集」

2015年11月28日 | 音楽三昧
引き続き、MB(ミュージックバード)のエアチェックに精出している。
 
今回聴いたのは、ラトル・ベルリンフィルによるシューマンの交響曲全集である。

 
元ネタは、ネット映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」で提供されたライブ中継の音源をCD化して販売したところ好評だったので、SACDハイブリッド版とし、これにハイレゾ・ダウンロードチケットを付録につけて売り出されたもの。
 
プログラムは、
 
DISC-1
・交響曲 第1番 変ロ長調 作品38「春」
・交響曲 第4番 ニ短調 作品120 (1841)
 
DISC-2
・交響曲 第2番 ハ長調 作品61
・交響曲 第3番 変ホ長調 作品97「ライン」
 
の順で放送された。
 
これを96khz・24bitのハイレゾで録音し、オーディオ編集ソフトでflacファイルに変換、再構成してNASに収容した。
 
昨日午前中、全集4曲を続けて聴いたが、それぞれ演奏、録音ともすばらしく、シューマンのナイーブな感性にも触れた思いがして、思わず家内と「本日は、シューマン日和りなり」などと冗談を言いかわした。ご一聴をお勧めします。
 
演奏:サー・サイモン・ラトル (指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2013年2~11月
品番:KKC-5461 Berliner Philharmoniker Recordings
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ウルビーノのヴィーナス@ウフィツィ

2015年11月27日 | アーバンライフ
パリのルーブルやオルセーなども見ているが、ウフィツィほど名画を凝縮展示しているところはないと思われる。
 
 
今回のツアーでは、よいガイドさんに恵まれ、それぞれの絵画についてかなり詳しい説明があったのだが、次から次へと名画が登場するのでフォローするのが大変だった。
 
説明はイヤフォンを通して行われるから、聞きにくいということはなかったのだが、一方で、写真撮影に奔走していたから猶更である。
 
今回、こうした整理を通して、名画たる所以に納得している次第である。
 
これは、ティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」(部分)である。


永遠の愛の象徴でもあるバラを手にもつヴィーナス。窓辺に置かれたミルトの鉢は愛を、足下で眠る犬は忠誠を表すという。(全体図

これは、ミケランジェロの「聖家族」である。
 

あまりにも有名な絵画だが、聖母が幼いイエスを肩越しに受け取るという珍しい構図をとっている。力強く描かれた人物は、彫刻家らしい表現である。

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Win10がやってきた

2015年11月26日 | アーバンライフ
向こう1年間は、Win7と8/8.1から無料でアップグレードできるというWin10が気になっていた。
 
そうこうする内に、パソコンの直販サイトを覗いていたら、Win8.1搭載モデルが「型落ち」でバーゲンになっていたので、ノートを1台衝動買いしてしまった。このPC、4Kのディスプレーを積んでいるから尚、面白そうだ。
 
ということで、このWin8.1ノートのアップグレードに挑戦した。
 
事前準備(型番確認やドライバーの互換性チェックなど)に時間をかけたこともあって、作業は(自動で)1.5時間ほどで何の問題もなく終了した。(写真は、起動直後の画面)

 
早速、写真やブログなどを見てみたが、やはり、その画面のきれいさは感動ものだ。 
また、画面造りのセンスが良く、使用されているフォント(Yu Gothic UI)も見やすく疲れない。
 
まだ、ちょっと見の段階だが、Win10の良いところは、
 
1. 画面の造りがシンプルでセンスが良い。
 
2.「Edge」という新しいブラウザが、すっきりデザインで好ましい。手書きのメモ書きができたり、切り抜き保存もできて面白い。

 
3. OSの起動が速い。まだ負荷が軽いせいもあるが、PW入力まで20秒、デスクトップの表示までさらに10秒、都合30秒ほどでReadyとなる。
 
4. Win7/8.1との親和性が高く、これらの環境を正しく引き継ぐ。スキャナーもプリンターも何も(ドライバーの更新など)せず動作した。
 
などである。
 
機会があれば、是非お試しあれ。
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雪が来た

2015年11月25日 | アーバンライフ

雪が来た。
しかも、突然のドカ雪だ。

一昨日の深夜から降り出した雪は昨日いっぱい降り続き、今朝7時くらいになってようやく止んだ。気温は-3℃ほどで、日中も0℃くらいまでしか上がらないという。

午後には晴れるとの予報だが、一気に積雪30cmの銀世界に、少々うろたえた。

当地は、新千歳空港にも近く、昨年まで住んでいたニセコに比べれば積雪は少ないはずであるが、空港では飛行機の発着にも支障が出て、終日、除雪に追われたという。(拙宅からの風景)

今季、雪が少ないとオープンが遅れていたスキー場はホッと一息ついているだろうが、半都会に住む小生らは、道路がぬかるみ状態になって歩きにくくて大弱りである。

これからの長い雪との闘いが始まったということである。

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シベリウス三昧

2015年11月24日 | アーバンライフ

昨日、札幌Kitaraでオッコ・カム指揮ラハティ交響楽団による「シベリウス生誕150年記念コンサート」を聴いた。

プログラムはオールシベリウスで、

 ・交響詩「フィンランディア」
 ・ヴァイオリン協奏曲
 ・交響曲第2番

の3曲であった。

2曲目の協奏曲には、2007年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝し人気絶頂のバイオリニスト、神尾真由子さんが登場。

そのためもあってか、会場はいつになく男性が多くほぼ満席で、熱気あふれるコンサートとなった。

この協奏曲は、2009年の中欧旅行の際、ウイーンの楽友協会で聴いている
神尾さんの演奏は、
その時のソリスト、ヒラリー・ハーン嬢の楚々とした感じとは大分異なり、ダイナミックでスケールの大きなものであった。

一方、ラハティ交響楽団の演奏は、ちょっとセピア色がかった独特の雰囲気を持つ音調で、これこそシベリウスの故国フィンランドが育んだ音なのかなと思いながら聴いた。

蛇足:ラハティ市は、フィンランドの首都ヘルシンキの北北東100kmに位置する人口10万人の地方都市だが、ここを本拠とするラハティ交響楽団は、近年力をつけ、世界にその名を知られる存在になっている。

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にしゃんた著「ブッダと歩く神秘の国~スリランカ」

2015年11月23日 | 読書三昧

家内が図書館から借りて来た本だが、表紙の写真や装丁がとても良いのでまた借り(?)して読んだ。

そして驚いた。
スリランカ人と日本人との(仏教をベースとした)メンタリティーの何と酷似していることか。そして、何と日本びいきの国であることか。

太平洋戦争中の昭和17年、英国の統治下にあった同国首都コロンボの港を日本軍の艦載機128機が襲った。

つまり、かなりの被害を受けた訳だが、戦後のサンフランシスコ講和会議の席上、同国の代表はブッダの教えに従い、「憎しみは憎しみによって癒えず、ただ愛によってのみ消える」と述べ、参加各国に対し賠償請求の放棄と日本の国際復帰を促したという。

著者は、スリランカから立命館に留学、卒業して経済学の博士号を取得。現在は、京都に住み羽衣国際大学で教鞭をとる。

また、スリランカ応援団長を自認して、テレビやラジオに出演する傍ら講演会で全国を飛び回る。日本国籍も持ち、奥さんは日本人の由。

スリランカの歴史と文化、そして観光の格好の案内書である。

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プリンターが故障した

2015年11月22日 | アーバンライフ

最近、拙宅のプリンターが故障して、ウンともスンとも言わなくなった。
昨年末頃からインクの消費が極端に多くなり、また、印刷飛びが起こったりと不機嫌極まりなかったから、早晩こうなると思ってはいたが、遂にダンマリを決め込まれてしまった。

このプリンター、購入して8年になるからまぁ寿命かなとも思い新調することにしたが、問題は、機種選びである。

写真をきれいに印刷でき、写真集くらい作ってみたいと思っていたので、その道の先輩に尋ねたりしたが、その場合かなり(7~8万円)の出費になるので二の足を踏んだ。

また、高級な写真印刷は使用するインクの数も多く、本格的なものでは8~10色にもなる。

ただでさえ、プリンターがノズル調整と称して大量のインクを消費するのに、これが10色ともなれば印刷コストもバカにならない。まして、モノクロ文書の印刷にも、その準備段階ではカラーインクも消費する。

ということで、モノクロ印刷とカラー印刷はそれぞれ使用するインクを分けて行い且つ、値段の安いものという前提で検討した。

結果、採用したのはキャノンの入門機「PIXUS iP2700」。
Amazonで、3,186円。注文したら、二日ほどして届いた。

このプリンターは、モノクロ印刷には、専用(顔料)の大容量タンクを使用する。カラー印刷は、4色の染料インクを使用するが、いずれも、ノズル一体式のカートリッジである。つまり、2タンク方式である。

日頃印刷するのは文書が主だから、これに使用するモノクロインクが独立し、しかも大容量なら交換の頻度が減る。つまり、ランニングコストをセーブできるはずとの目論見である。果たしてどうであろうか。

今のところ、モノクロ、カラーとも満足する品質で印刷できている。

これは、L版に印刷したものをスキャナーで取り込んだ画像だが、そこそこの品質で印刷できていると思うがどうだろうか。

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ドゥオーモ@ミラノ

2015年11月21日 | ギャラリー

ドゥオーモのステンドグラス(部分)@ミラノ

 

ミラノに入ったのは11月6日であった。
比較的自由時間が多くとれたので、ミラノの街をゆったりと楽しむことができた。

街は秋の明るい日差しに満ちていて、街路樹の黄葉が青空に映えとても美しかった。(左奥にあるのはミラノ万博のモニュメント)

お上りさんよろしくドゥオーモに向かうと、大勢の観光客でにぎわっていた。
ただ、その賑やかさの中に
騒々しさはなく、それぞれが秋の日よりと観光名所を文字通り楽しんでいるかのようであった。

ミラノは過去に仕事で何度か来ていたから、このドゥオーモ広場には馴染みがあったが、今回ドゥオーモの内部を見学し、その壮大な造りに感嘆した。

これは、正面の祭壇とステンドグラスだが、その華麗さに目を奪われる。(大きな写真)

ステンドグラスは内部の壁面いっぱいに設置されていて、そのひとつひとつの物語を理解できれば尚、すばらしいと思った。

ドゥオーモに隣接したヴィットリイオ・エマヌエーレ2世アーケードには、種々のフレスコ画やモザイク画があり、他方、一流ブランド店や華麗なカフェが並び独特の空間を造り出している。

牡牛のモザイクの急所部分(窪み)に踵を合わせてクルリと一回転すると幸せが訪れる、また、旅行者は再びミラノに戻れるとの言い伝えがあり、次から次とトライする人々の姿があった。

近くには、スフォルツェスコ城やオペラ劇場(スカラ座)もあり、ミラノの雰囲気を満喫できる。

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