アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

陶然~ザルツブルグ音楽祭2015

2016年11月30日 | 音楽三昧

昨夜、NHKオンデマンドで、ザルツブルグ音楽祭2015・ムター & ムーティ指揮ウイーンフィルコンサートを聴いた。

プログラムは、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とブラームスの交響曲第2番だったが、やはり、ムターをソリストに迎えたヴァイオリン協奏曲が圧巻であった。

 

14歳でカラヤンに見出され、ベルリンフィルとともにモーツアルトのヴァィオリン協奏曲を演奏する可愛らしい姿を(LPジャケットに)発見したのはいつのことだったろうか。

その彼女も今年53歳。
今もって、世界の超一流ヴァイオリニストとしてクラシック界に君臨する姿には驚かされる。

共演するのは、これも超一流のムーティ指揮ウイーンフィルで、彼(女)らが紡ぎ出すヴァイオリン協奏曲の甘いメロディにしばし陶然となった。写真は、NHKオンデマンドの画像から作成しました。

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何じゃこれは?

2016年11月29日 | アーバンライフ

昨日は、遠くに住む友人が送ってくれた野菜や干し柿などがどっさり届いた。

大きな太い大根をよいしょと持ち上げた家内が、「この大根、私の足より太いよ」と言ったから大笑いになった。

今どき、北国の凍てついたマンションに暮らす小生らにとって、これ以上ありがたい贈り物はない。

ところで、これは拙宅の居間の風景だが、天井からぶら下がっている藍色のバスタオル。

何に使っているかというと、これが「加湿器」なのだ。

奥に見えるコンベクターから温風が噴き出て室内を温めているのだが、乾燥がひどいので、洗濯物がない日は、このバスタオルを濡らして下げておくと加湿器代わりになる。

しっかり濡らしても、3時間もすればすっかり乾いてしまうから、その際は、また洗面所へ持って行って濡らして来て吊るすを繰り返している。

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何でもランキング~ブランド米

2016年11月28日 | ギャラリー
先週の新聞(朝日)雑学版に掲載された「米の銘柄にこだわる度」調査。
 
結果は、こだわる派 VS こだわらぬ派、ジャスト50/50の結果となった。
 
 
当地北海道では、近年、おいしい米を作ろうとの官民あげての努力が実り、「きらら397」にはじまり、「ななつぼし」、「おぼろづき」、「ふっくりんこ」、「ゆめぴりか」、「ほしのゆめ」、「きたくりん」、「そらゆき」等々が開発され流通量も増えて、米の分野でも日本の食料基地としての役割を果たすようになっている。
 
特に「ゆめぴりか」は、新潟魚沼産「コシヒカリ」に匹敵するとされ、北海道産米のイメージ向上に貢献している。
 
当地のこだわる派(小生もその一人だが)は、「なんたって、ご飯がまずくちゃ食事にならぬ」とばかりに、背伸びして「ゆめぴりか」を購入している。価格は、5kg 2,550円くらい。
 
さてさて、みなさんのお宅ではどうでしょうか。
 
蛇足:「ミス北海道米」のページがこちらにあります。
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昔も今も~

2016年11月27日 | 音楽三昧

マニュアルのわかりにくさに変わりはない。

これは、小生が今取り組んでいるアナログレコードをデジタル化する際に使用している「ノイズリダクション」ソフトのマニュアル(取説)なのだが、兎に角、わかりにくい。

勿論、かなり専門的な領域の話だから仕方ないのかも知れないが、要は、これを書いた人間、つまり、このソフトの開発者か、熟達した人なのだろうが、何がどういう理由でそうなるのかを説明しないから、単に、操作法だけ修得できたとしても応用が利かない。

例えば上図で、左端にあるスライドバーを上下して、ノイズを除去する量を決めるのだが、その「匙加減」をどうするのかは、まったく触れられていない。

つまり、「あれこれやってみて、適当に決めろ」ということなのだが、楽音に埋もれているノイズの量がどれくらいかなどわかるはずがない。

結局、昔ながらの「徒弟制度」にも似て、そうした音楽工房にでも弟子入りして、先輩に付いて見よう見まねで習熟する以外ないということのようだ。

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賢い判断~ベトナム原発建設中止

2016年11月26日 | アーバンライフ
ベトナム政府は、日本とロシアの協力を得て進めていた同国南部における原発建設を中止すると決定しました。
 
経済的な理由の他、日本での原発事故を受け、その安全性や核廃棄物の処理について、先進国においてすら解決策を見出し得ていないとの理由によると伝えられています。
 
 
先の台湾における脱原発の動きと合わせ、ベトナムにおいても賢い判断がなされたと言うべきでしょう。記事は、23日付けのしんぶん赤旗から借用しました。
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熱気~宮下奈都著「羊と鋼の森」

2016年11月25日 | 読書三昧

2016年の本屋大賞を獲得した宮下さんの代表作。別冊文芸春秋2013年11月~2015年3月号連載、243頁の長編小説。

 

物語~高校2年の2学期、体育館に設置されたピアノの調律に立ち会った僕は、何かに突き動かされるように「調律師になる」と決める。そして調律の専門学校を卒業して地元の楽器店に就職すると、そこには、あの美しい音を創り出す調律師が居た・・・・。

「これいいよ」という家内の勧めで読み始めたのだが、「羊と鋼の森」って何、何のこと?

不覚にもこれが「ピアノ」のことだとわかるのに時間がかかった。つまり、羊とは、弦を叩くハンマーのフェルトのこと、また、鋼とは、ピアノ線のことだ。

その「森」が発する美しい音楽は、かって「僕」が暮らした北海道の裏山に広がる森が奏でるそれと同じものだった。

全編にみなぎる作者の熱気に気おされるように一気に読んだ。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

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野党共闘を促すシンポジウム

2016年11月24日 | アーバンライフ

昨日、地元北広島で「市民と野党の共同をすすめるシンポジウム」が開催された。

会場は、JR北広島駅に隣接した「芸術文化ホール」。
ギンギンに冷え込んだ朝10時の開会とあって、どのくらいの市民が集まるか心配したが、会場いっぱいの参加者で熱気あふれる集会となった。(写真右手で挨拶するのは、先の衆院北海道5区補選で当選にもう一歩と迫った池田まきさん)

集会では、農業、医療、主婦、教育、子育て世代等を代表する5人のシンポジストが、それぞれの立場から、現在の暮らしにくさや現政権の危険な動き、加えて野党共闘への期待などについて発言した。

また、参加者の中からも「シンポジウム」開催の意義が語られるなど、終始積極的な雰囲気に満ちた良い集会であった。 

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時事川柳傑作選

2016年11月23日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

激動する世相を反映する傑作が並んだのでご紹介する。

件の「土人」発言、政府が「問題なし」との答弁書を決定した由。どうなっているんだこの国は!

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播州織

2016年11月22日 | アーバンライフ

着心地のよいパジャマが欲しいと思っていた。

以前、近くのコープで購入したものは、綿100%だが中国産で、布地の感触も着心地も良くなかった。

それが10日ほど前、JAFの通販カタログに「日本製」というパジャマが出ていたので取り寄せてみたら、その商品に写真のようなタグが付いていた。

知らぬは小生ばかりなり、だったようで、この「播州織」というは、本邦でも指折りの由緒ある布地なのだそうだ。

その柔らかい手触り、着心地の良さと温かさなど、これまで理想としてイメージしていたものが手に入りニンマリしている。

蛇足:播州織については、こちらに詳しい説明があります。

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大忙しの一日

2016年11月21日 | アーバンライフ

昨日は、札幌で日本ハムの優勝パレードがあり、他方、J2のコンサドーレ札幌が優勝し、J1昇格を決めるという忙しい一日であった。

横浜から北海道に移住して19年。
今ではすっかり道産子ぶりを発揮する毎日だが、今年は何くれとなく忙しく、日本ハムもコンサドーレ札幌も、一度も球場へ足を運んで直接応援することができなかった。

来年は、心を入れ替えて応援できるようにしたいものだ。

こんな忙しい一日だったが、海一つ隔てた青森からは、戦争法に基づく危険な任務、「駆け付け警護」などを与えられた自衛隊の部隊が南スーダンに向け出発した。

その壮行風景を見るにつけ心が痛んだ。写真は、朝日新聞北海道版から借用しました。

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