日本のハープ奏者と言えばすぐ思い出す吉野直子さん。
自ら立ち上げたグランジツォというレーベルから、新しいアルバムを次々とリリースしているが、今回は、主としてロマン派の作曲者による珠玉の名曲をハープの演奏にアレンジした小曲集である。
音が出ると、部屋一杯にハープ独特のやさしい音色があふれた。
収録曲
シューマン(1810-1856):
・夕べに~幻想小曲集 作品12より
・アラベスク 作品18
シューベルト(1797-1828):即興曲 変ト長調 作品90-3
・4つの即興曲 作品90(D 899)より
モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545
・第1楽章 アレグロ
・第2楽章 アンダンテ
・第3楽章 ロンド(アレグレット)
メンデルスゾーン(1809-1847):「無言歌集」より
・甘い思い出 作品19b-1
・ヴェニスの舟歌II 作品30-6
・紡ぎ歌 作品67-4
ブラームス(1833-1897):
・間奏曲 変ホ長調 作品117-1~3つの間奏曲 作品117より
・ラプソディ 変ホ長調 作品119-4~4つの小品 作品119より
J.S. バッハ(1685-1750):
・シャコンヌ~無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番
BWV1004より
演奏:吉野直子(ハープ)
録音:2017年7月&11月/軽井沢
GRAZIOSO GNY-703