アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

新着ドーナツ~Aki Fujii plays Chopin Etudes with Pleyel 1843

2021年05月31日 | 音楽三昧

 

過日、MBで放送された藤井亜紀さんの「ショパン:練習曲集」。

彼女が演奏するピアノが、ショパン33歳の時に製作された1843年製「プレイエル」フォルテピアノであることを思えば、楽曲に対する親密度もおおいに上がろうと言うものである。その陰影に富んだやさしい音色に魅了された。

作品10の12曲には、有名な「別れの曲」や「黒鍵」なども含み馴染みがあるようにも思えるが、実は演奏者にとっては難曲ぞろいで迫力満点である。

メディア評
「それぞれの作品が芸術作品として結実しているエチュードが、ショパンが愛してやまなかったプレイエルにより奏でられる。その深く温かく語りかけるような音色は、当時ショパンが見ていた光景、感じていた音楽空間へ聴き手を誘い、そして、性格的小品集ともいえる作品の魅力をより浮き彫りにする。」

収録曲

 12の練習曲 作品10

 No.1 in C Major, Allegro
 No.2 in A Minor, Allegro
 No.3 in E Major, Lento ma non troppo "Tritesse" 「別れの曲」  
 No.4 in C-Sharp Minor, Presto
 No.5 in G-Flat Major, Vivace "Black Keys"「黒鍵」
 No.6 in E-Flat Minor, Andante
 No.7 in C Major, Vivace
 No.8 in F Major, Allegro
 No.9 in F Minor, Allegro molto agitato
 No.10 in A-Flat Major, Vivace assai
 No.11 in E-Flat Major, Allegretto
 No.12 in C Minor, Allegro con fuoco "Revolutionary"「革命」

 12の練習曲 作品25

 No.1 in A-Flat Major, Allegro sostenuto "Aeolian Harp"「エオリアンハープ」
 No.2 in F Minor, Presto
 No.3 in F Major, Allegr
 No.4 in A Minor, Agitato
 No.5 in E Minor, Vivace
 No.6 in G-Sharp Minor, Allegro "Thirds"
 No.7 in C-Sharp Minor, Lento
 No.8 in D-Flat Major, Vivace "Sixth"
 No.9 in G-Flat Major, Allegro assai "Butterfly"「蝶々」
 No.10 in B Minor, Allegro con fuoco "Octave"
 No.11 in A Minor, Lento-Allegro con brio "Winter Wind"「木枯らし」
 No.12 in C Minor, Molto Allegro, con fuoco "Ocean"「大洋」

 3つの新しい練習曲

 No.1 in F Minor, Andantino
 No.2 in D-Flat Major, Allegrett
 No.3 in A-Flat Major, Allegretto

 

 

 

 

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そこのけそこのけ五輪が通る

2021年05月30日 | ドラミング

 

5月30日付けしんぶん赤旗日曜版が伝えるオリンピアン「末続慎吾」氏のメッセージ。

2003年に銅、8年に銀メダルを獲得した日本短距離界のレジェンドが、国民を分断しまま五輪開催に突き進んで良いのかと警鐘を鳴らしている。

末続氏は言う。

「オリンピックはつねに開催国の真実を映し出す。これまでのプロセスを見ても、日本は(世界に)恥をさらす場面が多々あった。(ロゴ盗作、メイン会場、森会長発言等々、数え上げればきりがない)これは、オリンピアンとして恥ずかしい思いです・・・」

「緊急事態宣言」下、毎日100人単位の死者を出しながら五輪開催にしがみつく施政者の思惑とは何なのか、せいぜい聞かせてもらいたいものだ。記事のつづきはこちらにあります。

 

 

 

 

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ひどいことになって来た~

2021年05月29日 | ドラミング

 

今朝の新聞(朝日)道内版が伝えるコロナ感染状況。

昨日確認された新規感染者は423人と、3日ぶりに500人を下回ったが、死者は17人と過去最高となった。

同一の疾患で、死者が連日20近くにも上るという新型コロナ感染症特有の病態が続いている。

他方、感染者の急拡大は病床のひっ迫を招き、入院待機者が次々と亡くなっている。特に昨日は、40~70代の男性4人が自宅待機中に死亡したという。痛ましいかぎりだ。

国民皆保険を誇る我が国において何の治療も受けられず命を落とすなど、どうなっているのかこの国は・・・。

 

 

 

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My Favorite Analog!~シゲティ「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲」他

2021年05月28日 | 音楽三昧


毎日3枚プロジェクト。

昨日取り出して来たのは、次の3枚。
日頃、手に取ることの少ないが、いずれも個性豊かなディスクで、隅においてはいけないと思った。

 ①シゲティ・ロンドン響「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲」

 ②ビショップ「ベートーヴェン:バガテル集」

 ③マリナー・コンセルトヘボウ「アムステルダムの栄光」

ヨーゼフ・シゲティは、ハンガリー出身のヴァイオリン奏者で、1892年生れというから録音当時はかなりのご高齢だったはず。(1973年没)

そのせいか、シゲティ・ドラティ/ロンドン響との共演だが、ヴァイオリン演奏に元気がないのが気になった。

ベートーヴェンのバガテル集は、いつ聴いてもいきで粋な楽聖の小曲集である。ビショップというアーティストはよく知らないが、欲張っていないのが良いと思った。

マリナー・コンセルトヘボウの「アムステルダムの栄光」は、言わば、祝典序曲集のようなもの。

 

 

 

 

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ブラックアングル

2021年05月27日 | ドラミング

 

「週刊朝日」誌6月4日号掲載の山藤章二氏のブラックアングル。

東京新聞の世論調査によると、東京都民のスガ政権支持率は16.1%だった由。全国紙のそれの概ね、半分しかない。

コメントのしようがないというのが正直のところ。

 

 

 

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My Favorite Analog!~マリナー「ホルスト:組曲”惑星”」

2021年05月26日 | 音楽三昧

 

一風変わった「惑星」である。
これまで、カラヤン、ショルテイ、メータ、小澤、レヴァインによるものなどを聴いてきたが、それらはいずれも、作曲者の意思に沿ったどちらかと言えば無機質な音楽であった。

それが、このアルバムで聴く「惑星」は、妙に人間臭くなれなれしいのだ。
それがどこから来るのかよくわからないが、たぶん指揮者のもつ人間性が、造り出す音楽に色濃く反映されたということなのだろう。

 ①火星~戦争の神
 ②金星~平和の神
 ③水星~翼をもった使いの神
 ④木星~快楽の神
 ⑤土星~老年の神
 ⑥天王星~魔法の神
 ⑦海王星~神秘の神

演奏

 ネヴィル・マリナー指揮
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 アンブロジアン・シンガーズ(女声)

蛇足:今日26日夜には、皆既月食が見られると言う。偶然だが、せいぜいこの音楽を聴きながら、地球上の醜い争いを止めるべきとの思いを強くしたいものである。

 

 

 

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原田マハ著「常設展示室」

2021年05月25日 | 読書三昧

 

人生の岐路に立つ人々が美術館で出会い、運命を変えることになる1枚の絵。
マハさんが2009と18年に「小説新潮」誌に連載した珠玉の短編6編を収める。190頁。

いずれも、自立した妙齢の女性が、社会的、家庭的に弱い立場に追いやられている人々に寄り添う。

そして、あふれそうな思いで美術館に足を運んだ人々は、そこで出会った絵画によって生きる喜びを見出していく。

ラファエロの「大公の聖母」、フェルメールの「デルフトの眺望」やピカノの「盲人の食事」などの名画が持つ魅力を味わうことができるのも良い。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

 

 

 

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38度の熱が・・・

2021年05月24日 | アーバンライフ

昨夜、横浜に住む娘から、「ワクチンの2回目の接種で38度を越す熱が出て大変だった」とメールが来た。

彼女は老健施設に勤める管理栄養士だが、先月末、医療従事者の範疇で接種を受け(させられ)たと言っていた。

従って、小生らに対しては、「2回目は、二人同一日としないで」と言いたかったらしい。

ウーム、いろいろあるものだなと考えさせられた。

 

 

 

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北国の春

2021年05月23日 | アーバンライフ

 

北国の遅い春も本格化して、周囲の木々がそれぞれに特長のある葉を広げている。

いずれ、濃い緑一色になってしまうのだが、今の時期はどの緑にも個性があって面白い。

また、こうした眺めにも、土地の広い北海道らしく高い建物がないのが良い。

 

 

 

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過去最多更新~道内の感染者

2021年05月22日 | アーバンライフ

 

今朝の新聞(朝日)道内版が伝えるコロナ感染状況。

昨日は、過去最高の727人となった。

GWから2週間。その時期の”つけ”が回ってきた形だ。

何が五輪マラソンのプレ大会か、と思っていたのだが案の定だ。

いくら、観客を制限するとは言っても、その準備に費やされた関係者や選手の動きは、大きな波動となって多方面に伝わり、この感染者の拡大を生んだと言って間違いない。

まして、10数万人もの人々を招いての本大会がもたらすであろう惨禍は、酷暑下とも重なり測り知れないものがある。

五輪はきっぱり「止め!」と決断して欲しい。

8割以上もの国民に歓迎されない五輪などナンセンスそのものだ。

 

 

 

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