アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

ミラクル三度

2024年07月31日 | ギャラリー

 

パリ五輪男子サッカーグループリーグ最終戦は、イスラエル代表との間で今朝4時から行われ、日本が1対0で勝ち3連勝とした。

この試合、すでにグループリーグ突破を決めている日本は、前回の試合から6人の選手を入れ替えて臨んだ。

酷暑と高い湿度の中、再三、イスラエルに攻め込まれる展開となったが、後半20分過ぎから三戸選手や藤田選手、細谷選手などの主力選手を投入して活性化し、終了間際に細谷選手の豪快なシュートがゴールネットを揺らし勝利した。

ゴールキーパー小久保選手の再三のファインセーブが光る試合でもあった。

 

 

 

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冷房がギンギン

2024年07月30日 | アーバンライフ

妻は来月、腰痛の入院治療を予定しており、昨日、事前検査とガイダンスを受けた。小生もこれにつきあった。

そこは整形外科の大病院で、朝早くから大勢の来院者で混雑していた。
検査は、採血やCT撮影など数種類のメニューがあり、都度長時間待たされ、検査後、入院案内を聴き終える頃には午後2時を回っていた。

院内は冷房がギンギンに効いていて、小生は幸い、長袖シャツを着ていたので何とか対応できたが、それでもぐったり疲れてしまった。

日本全国40℃越えの酷暑だと言うのに、冷房対策に腐心するなどナンセンスだと思った。(当地の昨日の最高気温は、降雨の影響もあり22℃どまりだった)

 

 

 

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ミラクル

2024年07月29日 | ギャラリー

 

何という結末だろうか。
パリ五輪のサッカーグループリーグの第2戦。

男子は、先の交流戦で苦杯を舐めたマリとの戦い。
女子も、米国における交流戦で負けているブラジルと対戦。

どちらも、試合最終盤の息詰まる闘いを制して勝利した。
正に、ミラクルだ。

男子は、アデッショナルタイム(AT)に与えたPKを不発に終わらせて2連勝とし、トーナメントへ進出。
女子は、ATでのPKと谷川選手の劇的なロングシュートで勝ち、1勝1敗とした。写真は、ヤフーニュースから拝借しました。

 

 

 

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古谷経衡著「シニア右翼~日本の中高年はなぜ右傾化するのか」

2024年07月28日 | 読書三昧

 

予て、ネットを賑わす「ネット右翼(ネトウヨ)」とは何者か、どうして蔓延するのか知りたいと思っていた。

本書はその疑問を

 ①物理的条件、つまり、ネットインフラの急速な発展・整備
 ②思想的背景、つまり、戦後日本の民主主義の脆弱性

の二つの側面から解き明かす。

つまり、ネットのブロードバンド化は、後発の高齢ユーザーが Youtube や「X」などに投稿された右翼的コンテンツに触れることを容易にした。

彼らは、時間的にも経済的にも生活をエンジョイできる層だが、思想的にはノンポリで過激な思想に染まりやすい。

他方、我が国の経済的・政治的ポテンシャルの低下という未体験ゾーンへの突入は、彼らの焦燥感に拍車をかける。

結果、中には排外主義~在日(外国人)、身障者、女性、子ども、経済弱者などに対する虐め~を伴った暴走者さえ現れるようになった。

著者によれば、彼らの総体は概ね、2百万人と見込まれ、全人口対比では2%にも満たない存在である。

従って、当面、彼らによって社会秩序が大きく棄損されることはないが、実態を正しく認識して置くことが必要である。中央新書、223頁。ご一読をお勧めします(お勧め度:★★★)。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2024年07月27日 | ギャラリー

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1句:式の絵は華やかだったが・・・。

2句:一面の泥田に息をのむ。

3句:創業家の元会長。

4句:他方、食料支援の箱詰めに追われる人々あり。

5句:数10兆円越えでこの現実。

6句:同感。

7句:とっくに焼きあがってる。

 

 

 

 

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「潮流」

2024年07月26日 | ギャラリー

「天声人語」と言えば、朝日新聞朝刊1面の名物コラムである。

時事問題に精通し博学に裏付けられた一文は、その日の読者の気分を代表するだけでなく、大学入試や書き写しの教材となったりする。

ところで、しんぶん赤旗(日刊紙)の1面にも、「潮流」というコラムがあるのをご存知だろうか。

これも「天声人語」同様、読者のその日の気分を代表するに足りる名文ぞろいである。


7月24日号のそれをご紹介しよう。

「わが巨人軍は永久に不滅です」。かつて、最も印象に残る引退劇を聞いたアンケートがありました。そこで1位になったのが、ミスタープロ野球といわれた長嶋茂雄さんのセリフでした。

▼昭和の時代を色濃く映したものですが、野球ファンのみならず、記憶している人は多い。さまざまに取り沙汰される著名人の引退。世間からよく評価されるのは惜しまれて身を引く姿だといいます。(『引き際の美学』)

▼米国のバイデン大統領が大統領選からの撤退を表明しました。最近の言動を見ていると遅きに失した感もありますが、この決断が「わが党とこの国にとって最善の利益になると信じている」と声明でのべています。

▼直近の米世論調査では、バイデン氏は再選を目指すべきではないとの回答が7割以上にのぼっていました。ガザ攻撃のイスラエルを擁護する政治姿勢が批判され支持者離れを招き、続投を危ぶむ周りの声も一段と高まるなかでの撤退宣言でした。

▼さて、この人の場合はどうか。国民の7割が交代を望み、内閣支持率も最低ラインに沈みっぱなしの岸田首相です。自党の裏金問題の責任をとるわけでもなく、物価高の対策もまともに講じない。一方で軍拡や権力闘争には力を注ぐ。くらしにも平和にも役に立たないことを見透かされながら平然と。

▼「政治的に最善という思いでの判断だと認識する」。バイデン氏撤退をうけて、そう語った岸田首相。引き際は人を試すといわれます。この人の「最善」とは一体いつなのでしょうか。

蛇足~1週間分の「潮流」は、こちらで読むことができます。

 

 

 

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ハリス旋風再び

2024年07月25日 | ギャラリー

 

アメリカ大統領選。
バイデン氏の選挙戦からの撤退で、カマラ・ハリス副大統領が民主党の候補者に躍り出た。

そして、最新の世論調査では、ハリス氏が共和党のトランプ氏を凌駕する勢いを示していると言う。

これは、4年前の選挙で副大統領に選出された時のハリス旋風を思い起させる。

彼女の生い立ちや経歴から来る立ち位置、つまり女性や若者、そしてマイノリティに寄り添う立場がトランプ氏のそれとは対置にあり、より広い米国民の支持を得ることができるのではないか。

ハリス氏の今後の健闘に期待したい。写真は、日テレから借用しました。

 

 

 

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新着ジュウタン~ヤン・リシエツキ「ショパン:練習曲集」

2024年07月24日 | 音楽三昧

 

ヤン・リシエツキは、ポーランド系カナダ人ピアニスト。十代(17歳)で練習曲集をDGへ収録したのはポリーニに次いで二人目という悦材。

本邦では無名だが、音楽を聴く限り才能豊かなアーテイストであることがわかる。

若さあふれる多感なショパン像が垣間見え、他方、切れ味鋭いタッチと絶妙な甘さを含んだ演奏に納得する。

収録曲 ショパン

 12の練習曲 Op.10
 12の練習曲 Op.25

演奏

 ヤン・リシエツキ(ピアノ)

録音 2013年1月 トロント王立音楽院ケルナー・ホール、ユニバーサルミュージック UCCG53111

 

 

 

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一穂ミチ著「ツミデミック」

2024年07月23日 | 読書三昧

 

2024年上半期第171回直木賞受賞作。
「小説宝石」2021~23年に掲載された短編6編を収める。270頁。

受賞が決まった日の夜、図書館に予約を入れると「2人待ち」とのことであったが、幸い、翌日には手に取り読み始めることができた。

現代の渦にのまれ、もがき、のたうつ人々が見た地獄絵とは?

「私は幽霊になって、私から大金を奪い、増水した河に突き落として溺死させた親友や恩師を許さない・・・。」

過去の候補作、「光のとこにいてね」と「スモールワールズ」は拝見していたが、どちらも何か作り物っぽくて感心しなかった。

しかし本作は、なるほどそういう世界が存在するのだ、と納得させる物語性と凄みに加え、筆力も冴えて受賞作にふさわしいと思った。

 

 

 

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真夏日です

2024年07月22日 | アーバンライフ

 

いよいよ当地(札幌近郊)にも真夏日がやってきした。

今日は、34℃近くまで上がりそうです。

昨日もそうでしたが、正午を過ぎると室温が27℃を越え、耐え難い暑さとなりました。

そこで、今期始めて本格的にエアコンを使用しました。

当初、25℃に設定していたのですが、妻が涼しすぎるというの26℃に上げ、夕方6時頃まで運転しました。

その後は窓を開けて風を通すと、エアコンなしでも過ごすことができました。

ということで、今日もエアコンの出番が長引きそうです。イラストは、tenki.jp からお借りしました。

 

 

 

 

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