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夢の羅列<夏の日のサムライ列伝>

2016-08-04 19:50:12 | Dreams
夢の羅列<夏の日のサムライ列伝>


夢の中で、なんだかよくわからないが、
江戸時代の侍を何人もひとりずつ紹介された。

その方法は、
目の前に侍がいて、「ああ、こんにちは」というより、
私が彼らの紹介番組をテレビで観ているという雰囲気で、
侍の映像とナレーターの音声を私は視聴していた。

侍の名前がひどく変わったものが多く、例えば、
「村鍛冶乃長河原秀彦」とか、

「源次郎貞次天橋立春右衛門」とか、

もちろん、上の名前は夢で紹介された名前ではなく、
今、適当に創作したものであるが、だいたいこんな長い感じであった。

名前からして物々しいのか、庶民的なのか、よくわからない感じがした。
しかし番組としては地味ながらよく出来ていたような気がする。

それぞれの名前の由来における出来事や、殊勲の数やらをナレーターが語り、
大げさな演出もなく、淡々と紹介してゆくのを私は観ていたわけだが、
ほとんどを憶えていない。

しかし、毎度思う事は、なんでこんな夢を見るのか、
目覚めてからその予兆や脈絡を考えたが、まったくわからない。

夢の中で、私はそれが夢であることをわかっていたようで、
夢の中であるにもかかわらず、
「リアルだなあ」と感嘆していた記憶がある。

昔の侍の顔などまったく知らないのに、
次々とその知らない顔が詳細な映像で映し出されるということは、
いったいどういうことなのだろうか。

知らない、会った事もない侍たちの顔を眺めながら、
「全然知らないなあ」と文字通りに思った。
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