夢の羅列<階段>
つづき。
暗く誰もいない軋む階段をひとり上がった。
古い旅館、それもただ古いだけの旅館の階段とは
どこも同じで、まったく気持ちの良いものではないな。
格調の低い民芸品やら、
何十年前に貼られたのか、案内やら注意書きやら、
埃まみれの人形やら造花やら、
テンションが上がらないこと、この上ない。
まあ、こんな感じが好きな人もいるといえば、いるかもしれない。
私もテンションこそ上がらないが、そんなに嫌いではない。
そんなことを書いているうちに私は4階に着いた。
つづく。
つづき。
暗く誰もいない軋む階段をひとり上がった。
古い旅館、それもただ古いだけの旅館の階段とは
どこも同じで、まったく気持ちの良いものではないな。
格調の低い民芸品やら、
何十年前に貼られたのか、案内やら注意書きやら、
埃まみれの人形やら造花やら、
テンションが上がらないこと、この上ない。
まあ、こんな感じが好きな人もいるといえば、いるかもしれない。
私もテンションこそ上がらないが、そんなに嫌いではない。
そんなことを書いているうちに私は4階に着いた。
つづく。