餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

どれが冤罪なのか?

2024-03-03 14:44:03 | 映画

11/21分です。
映画「法廷遊戯」を見て来ました。
予告編を見た時しんどそうな映画かなと思いました。でもエレベーターのそれぞれに3通りのビジュアルが。杉咲花さんのヴァージョンのポケットにガラスの欠片が入っていてそこに金魚がわらっと映っていました。金魚が出るのか。見る順位があがりました。
ロースクールの同級生3人の話でした。一人は弁護士に一人は容疑者に一人は被害者に。昔見た「百夜行」をちょっと思い出します。昔の事件と学生時代の事件が2年後の事件にかかわって。清義と美鈴の部屋が昭和です。美鈴の部屋はコンクリート打ちっぱなし。狭くて暗くてごちゃごちゃ。清義の部屋は古い下宿。低い木のテーブルに座卓です。資料がいっぱい。下宿の広間の奥に金魚の水槽。赤い鳥居が入った和風の飾りつけで更紗の琉金がわらわら。まだ小さい子なのでわかりませんがさくら琉金やだるま琉金かもしれません。夜の暗い時は水槽が青い光を放っています。ちょっとだけど存在感があって良かったです。
予告編で模擬裁判の話かと思っていたら本当の殺人事件だった。うーん、これからどうなるんだろうと思いますが、迫力がありました。金魚が可愛かったのが救いです。


プリンの中には何を

2024-03-03 14:42:55 | グルメ

11/20分です。
友人と北海道展で買った百合根コロッケが美味しかったのに、次の日行くともう売っていなかったという話をしました。百合根は美味しいけど年末年始しか売っていないと言う話に。そこから茶碗蒸しには何を入れるかという話に。私は百合根派ですが、友人は銀杏が外せないと。後シイタケ。私は焼き穴子で友人はエビでした。具のない茶碗蒸しは嫌だと言う話になり、プリンに具がないのは何故だろうという謎に。果物を入れたら周りにすが立つんじゃないと言う話に。ナタデココや寒天なら入るとか、コーヒープリンにコーヒーゼリーとか案が出ました。でっかいプリンにして白熊風にあちこち駄菓子が埋まっているとか。チョコプリンにチョコが入っているとか、餅はどうかとなって入れるより餅にプリンを入れたら?とか話していて、やはりプリンは何もない方が美味しいのかもという結論に。
今朝テレビを見ていたら朝の情報番組でどこかのデパ地下で各地のプリンを集めたプリン祭りをしていました。見ると上にクランチザクザクのクリームがのってプリンの中には恐竜のチョコが入った恐竜発掘プリンが(あるじゃないか)。イチゴに薄く白あんがコーティング、周りがプリンで大福に入ったイチゴカスタード大福が(あるじゃないか)。色々開発は進んでいるのね。見かけることがあったら試してみよう。
望月麻衣「京都寺町三条のホームズ16 見習いキュレーターの健闘と迷いの森/前編」と「京都寺町三条のホームズ17 見習いキュレーターの健闘と迷いの森/後編」読了。
京都骨董屋のいけず男子探偵第16-17弾です。家頭家で円生の展覧会を葵ちゃんが取り仕切ることに。一方大学の友人から京都市北区から「船岡山エリア」を活性させるために手伝うことにも。おまけにホームズの方は祇園の地下クラブの敦子から稼働教室の生徒さんの婚約者の相談を受け。色んな事が並行して起きます。後編では円生が展覧会を中止してくれと言いだしたり。葵は世界的な女性キュレーター、サリー・バリモアから再度誘われたり。何とかうまい事収まっていきました。
それはそれで気になるけど。これからが楽しみです。


もう人間技ではない

2024-03-03 12:50:07 | アート・文化

11/19分です。
「日本の切り絵 7人のミューズ」に行って来ました。
切り絵は昔からありますが、前は切り絵と言えば素朴な故郷や日本を感じさせるものでした。しかし現代的なデザインと切り絵が結びつき次々スタイリッシュな切り絵が作られました。昔ながらのもあればおしゃれなのもあり、何がどうなっているのか皆無な作品も。切り絵も色々です。たった1枚の白い紙だけを切り、彩色もしない折らない影の効果を狙わないという福田理代さんの「海蛸子」がすごかったです。もう吸盤がレース。
金魚が出ていたのは福井利佐さんの「Formative experience」に色つきのヨークシャーテリアの子犬の前にグレーや黒の鯉や金魚、アロワナが泳いでいます。金魚は琉金、オランダ獅子頭、丹頂かな。かっこいい感じ。鯉が鯉のぼりなのは愛嬌。
松原真紀さんの「team Red」は赤い紙で一面に琉金がわらわら。下地に黒い紙が敷いてあります。目が輪っかでぼーっと泳いでいる感じです。正面顔の子はちゃんと口がへの字です。可愛い。
松原真紀「しろくもくろくも」読了。
今日の展覧会の売店で売っていた松原真紀さんの切り絵絵本です。自費出版かな。白い蜘蛛と黒い蜘蛛がある日捕まえた蝶の話を聞き、広い世界へ旅立つ話です。塀を登り来た風に乗って池を渡り、森に着き、さらに高く。飛行機の車輪に糸をかけ、遊園地や動物園を超えていきます。蝶が思い出す話の中に金魚が出てきたりしています。そしてあとがきのページに立派なランチュウが。頭は赤く体は白く。レースのように細かく鱗が彫られています。よく見ると頭のこぶには花も咲いています。細かくてかわいい。表紙と裏表紙には出てきた動植物が黒地に白でマークのように並んでいますが、裏表紙にちんまり金魚が。出てきた豪華な金魚でなく丸っこくかわいい琉金でした。


メガネメガネメガネ

2024-03-03 12:49:05 | 本と雑誌

11/18分です。
今日はすごく寒かった。マフラーを巻いてスプリングコートを着ていたけど、寒かったのでダウンに変えました。友人と会い喫茶店へ。コートやマフラーを外します。それから同じビル内の本屋へ。コートは手に持っていたけどマフラーが鞄に入っていない。「あ、マフラーを忘れて来た」と言ったら、「巻いているよ」と言われました。うーん、これは頭の上の眼鏡に気が付かないという定番のギャグかな。
円居挽×青崎有吾・斜線堂有紀・日向夏・相沢沙呼・麻耶雄嵩「円居挽のミステリー塾」読了。
相沢沙呼さんの本があるかなと検索をかけたらこれが出て来ました。円居挽さんと一緒に学ぶ「ミステリー塾」開講!これ面白そう。自分のセンスを信じるのをやめたミステリー作家円居挽が、ミステリー作家を目指す人の指針にとミステリーの書き方を学んでいこうと。ははは、円居さんがすごいと思っていましたが、他の人の書き方が天才過ぎて円居さんが普通に見えて来る。たぶん一般的には参考にならないかと。麻耶雄嵩さんが怖い変な先輩かと思っていたら(こらこら)気さくなのに驚いたり。
円居挽さんのペンネームが麻耶雄嵩さんが適当につけたというのを始めて知りました。京都らしい名前を付けてくださいと言ったら、左京区っぽい名前を出されたと切れていました。中華料理屋の名前だったのか。楽しい話が聞けました。ミステリーは書けそうもありませんけど。