エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

縄文の記憶

2009年08月18日 | 旅行
八ヶ岳の麓はもとより、山梨県から長野県へかけて縄文時代の遺跡が数多く発掘されている。

埼玉県にも古墳文化の遺跡が点在している。

八ヶ岳の麓では「井戸尻遺跡」である。



これは環状列石のレプリカである。
この遺跡周辺には、巨大な石やら人の頭部大の石までがごろごろしているのである。

石の並びは発掘されたままになっている!と学芸員。
確かに、こうした石が規則正しく連なっている場所が多く点在している。



例えば、ここは駐車場である。
標識として使っている。
この駐車場は林の中に点在する。

八ヶ岳アウトレットである。
いかれたことがある方は分かっていただけると思うが、場内到る場所に不自然に石がある。



ここは場内に設営されている「ドッグラン」である。
柵内にも石があって不自然である。



ここは石の間に、木製のベンチと長椅子が置かれている。
もし、設計段階でこの石を置いたとしたら素晴らしい造形となっている。

縄文時代の記憶の横で、携帯メールしている姿は・・・進化を考えさせられる。

このように、列石を設計段階で排除せず活用したのは良かったと思う。
次に紹介する時に写真をお見せするけれども、小さな墳墓らしき石積みも存在する。



この八ヶ岳アウトレットは、考える以上に貴重な場所かもしれないのである。







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                         荒野人





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