エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

赤いもの

2013年10月15日 | ポエム
ルビーのような、ウメモドキをお見せした。
しかしながら、赤いものはまだまだあるのだ。
そう、しかもルビーのような赤いもの。



ハナミズキの実生である。
光を跳ね返す姿は、あでやかである。







「赤き実や高く捧げて秋の澄む」







ハイビスカスの真ん中。
赤が鮮やかである。

このハイビスカス、東京の下町の地植えであって花開いている。
温暖化がここまで進んだ証左である。



水引の赤も又ルビーである。



これはコブシの赤い実生。
拳が弾けて、赤い実が地上に落下する。
赤味がいや増すのである。

忘れてはならない「赤」は言わずと知れた秋茜である。







「空にいる休むこと無き秋あかね」







昨日、実に一年ぶりにカメラに収めた。



赤味がまだ不足している。
季節が進めば、もっと赤味が増していく。

萌えるような赤になれば、冬隣になる。




      荒 野人