勿忘草・・・わすれな草は紫色の可憐で孤高の花である。
花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで下さい」である。

この花には、悲しいロマンスが語り継がれているのである。
中世ドイツの物語である。
昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、誤って川の流れに飲まれてしまった。
ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、「Vergiss-mein-nicht!((僕を)忘れないで)」という言葉を残して死んでしまう。
残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にしたというのである。

美しくも悲しい物語である。
英語圏でも「私を忘れないで!」とこの花を表現する。
「フォーゲットミーノット(Forget-me-not)」である。
「フォーゲットミーノット」がそのものズバリ、花の名前となっているのである。

ぼくはイタリア民謡が好きだ。
マンマ(ママ)、カタリカタリ(つれない心)、そうそうオー・ソレ・ミオ、帰れソレントへなど有名である。
でも、ぼくは「勿忘草」というタイトルのイタリア民謡が好きである。
歌い出しは「Non ti scordar di me ・・・(ノン チ スコルダ イ メ)」である。
ぼくはこの旋律を聞くと、思わず涙が出てくる。
忘れないで
過ぎたあの頃を
夢のような
二人の思い出
叙情的な美しくも切ない歌である。
日本では、1905年(明治38年)に植物学者の川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れな草」と訳された。

ぼくは最も愛する女性に、この花をブーケにして捧げよう。
そして永遠の愛を誓い、揺るぎなくきみを愛するのだ!
と告白しよう。
ぼくの内なるベルタよ!
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荒野人
花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで下さい」である。

この花には、悲しいロマンスが語り継がれているのである。
中世ドイツの物語である。
昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、誤って川の流れに飲まれてしまった。
ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、「Vergiss-mein-nicht!((僕を)忘れないで)」という言葉を残して死んでしまう。
残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にしたというのである。

美しくも悲しい物語である。
英語圏でも「私を忘れないで!」とこの花を表現する。
「フォーゲットミーノット(Forget-me-not)」である。
「フォーゲットミーノット」がそのものズバリ、花の名前となっているのである。

ぼくはイタリア民謡が好きだ。
マンマ(ママ)、カタリカタリ(つれない心)、そうそうオー・ソレ・ミオ、帰れソレントへなど有名である。
でも、ぼくは「勿忘草」というタイトルのイタリア民謡が好きである。
歌い出しは「Non ti scordar di me ・・・(ノン チ スコルダ イ メ)」である。
ぼくはこの旋律を聞くと、思わず涙が出てくる。
忘れないで
過ぎたあの頃を
夢のような
二人の思い出
叙情的な美しくも切ない歌である。
日本では、1905年(明治38年)に植物学者の川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れな草」と訳された。

ぼくは最も愛する女性に、この花をブーケにして捧げよう。
そして永遠の愛を誓い、揺るぎなくきみを愛するのだ!
と告白しよう。
ぼくの内なるベルタよ!

荒野人