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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

スイーツを「糖朝」で食す!

2010年04月27日 | グルメ
香港の名店「糖朝」は、ぼくのお気に入りである。
何がって?
「マンゴープリン」の濃厚な味である。
香港に行けば必ず食べるのである。

過日、表参道交差点傍の糖朝を紹介したところ、ある友人が食べさせろ!と要求してきたのである。
それも「むべなるかな!」と合点したのである。

横浜のレストランで上海料理を食したあと、急遽(きゅうきょ)表参道に向かったのであった。

ぼくの友人はマンゴープリンを注文した。



口に入れた途端、友人は唸った。
美味いのである。

一口一口惜しむように食べきったのである。

ぼくは「メロン入りタピオカ・ココナツジュース」をいただいた。



これも、ココナツ・ジュースの甘みがそのまま味蕾(みらい)に響いてくる。
素朴でいながら洗練された味となっているのである。

もう一人の友人は「春雨スーラータン」を注文した。
中華街でマンゴー・プリンをいただいた!というのがその理由であるのだけれど、実は貪欲なグルメである。



これである。
春雨の喉越しを楽しみつつ、スーラータンの深い味わいを堪能できる一品である。
酸味と辛味が入り混じったスープである。

小腹が減った時に適当なボリュームである。

全員が自分の注文した一品を、少しづつ相手に食べさせつつ完食したのであった。
美味いものは、人の心を豊かにするのである。





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                     荒野人

ペルー渡来の果実

2010年02月27日 | グルメ
昨日謎のペルー人が飛来したのは既報通りである。
リマ~マイアミ~ダラス~そして成田という長い旅を重ねてきたのである。

元気であった。
彼の持参したマンゴーは紹介した、
巨大なのである。



瑞々しい切り口である。
このマンゴーはただ甘いだけでなく、キリッとした酸味がポイントになっている。

でかい・・・美味い・・・のである。

そう、一つ昨日の内容で訂正がある。
それは、サボテンの実の事である。

このサボテンは、赤い汁をほとばしる果実ではなくドラゴン・フルーツのようであった。



縦に二つに切った断面である。

食べると、シャキシャキしている。
それでいてネットリとゼリー状の歯ごたえがあるのだ。

加えて、日本で売っているどのドラゴン・フルーツよりも甘く美味かった。

もう一つ、紹介したい。



チリモヤである。
台湾のチリモヤを紹介したけれど、それをはるかに凌(しの)ぐ大きさである。

ペルーの果物は、おしなべてなんでも大きいのである。
台湾でも、ペルーでも、これを釈迦頭という人がいる。

しかし、チリモヤと釈迦頭は似て非なるものである。
全くの別物である。



チリモヤの断面である。
甘く独特のクセがある。

だから旨味が凝縮されていると言って良いのである。
ぼくの相方は、これはチリモヤではない!
と言い張るのである。



これは、チリモヤの種子である。
左側の黒い種子が今回のもの。
右側の茶色の種子は、前回行った時の種子である。

あまりに美味いので、日本で撒こうと思って乾燥させたものである。
形状が全く同じである。

さて、沖縄の振興策としてこの「チリモヤ」は最高に適していると考えられるのである。
ポスト・マンゴーを探る沖縄県に提案したいものである。

日本ではほとんど売られていない。
しかも大きい。
加えて美味い。

新たな産品の条件を兼ね備えているではないか。





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                    荒野人

沖縄の飯は美味い

2010年02月14日 | グルメ
ある一日、ぼくは「お台場」に出かけたのである。

その日は生憎雨模様であったのだけれど、それも又風流ではあった。
フジテレビの特徴的なシルエットが映えるのであった。



自由の女神は霞んでいた。



お台場を探索しつつ、時刻が夕方になったので夕飯を食べることとなったのであった。
数ある飯屋の中で、沖縄飯を選択したのだ。

沖縄の豚肉は美味いからである。
本土の豚肉も美味くなったけれど、沖縄の肉は当たり外れが無いのである。
ブランドで無くてもおしなべて美味いのだ。



とりわけラフティ(豚の角煮)は美味しい。
いくらでも食べられてしまう。
お腹にもたれない油である。

もちろん、チャンプルは外せない。



ゴーヤチャンプルをチョイスしたのである。
苦味が旨味である。

厚く削った「鰹節」が載せてある。
スパムの角切りと豆腐、それを卵でとじてある。

スパムは好き嫌いがあるけれど、ぼくは比較的食べる。
コンビーフには大きく負ける味だけれど、まあまあ食べられるのである。

ぼくも相方も酒を嗜(たしな)まないけれど「海ブドウ」を注文した。



シークワーサー入りのポン酢でいただく。
口の中で弾ける感覚と、独特のネットリ感が味わい深いのである。

最近は養殖物が出回っている。
その分、値段が下落した。
でも、味は良いのである。

これ以外に、ソーキそばをいただいた。
ソーキそばのお椀の中には、紅ショウガが入っている。
ちなみに、ぼくはこうしてお椀の中や、丼の中に入っている紅ショウガは嫌いである。
食事中に、口の中をリフレッシュさせるために食べる事はあるけれど、基本的に嫌いな食べ物である。

もうひとつお椀の中には、軟骨を柔らかくかつ甘辛く煮込んだ二つの塊が入っている。
八角が使われており、ぼくの相方はこの八角が嫌いなのである。
食べれば、明日お肌ツルツルなのにね!

全部のお菜は「半分ずっこ」にしていただいたのである。
これで満腹!

そうそうデザートで、沖縄かき氷をやはり一ッ個注文した。



上にマンゴーのソースがかかっている。
マンゴー味である。

沖縄の・・・と言うより、台湾スイーツのマンゴーかき氷である。
台湾のかき氷は、上に大きめにカットされたマンゴーの果実が乗っかっている。
ぼくは相方と台湾旅行した時、そのスイーツの店に行ったけれど、生憎気温がかき氷を食べる高さでなかったので、いただくのをあきらめた経験がある。

なんでもそうだが、チャンスはそうそう巡ってこないのである。
とりわけ食べ物は、食べられるときに食べる!
これが鉄則である。




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                     荒野人

今夜は無水鍋料理だ!

2010年01月28日 | グルメ
今夜は無水鍋を使って、旨味が凝縮した白菜と栄養たっぷりの豚肉を食べた。
使用する鍋は「タジン鍋」である。

モロッコから伝来であるらしい。



つい最近買い求め、都合4回使用した。
野菜の旨味がストレートに味わえる鍋である。
無水で調理するからであろうと推測できるのである。



この鍋の中に、たっぷりと白菜を積み上げる。
白菜の間に、豚肉のスライスをミルフィーユ状に挟み込んで蓋をする。

最初は蓋が上がっているけれど、蒸されていくと蓋が落ちて密閉されるのである。

今夜は、白菜と豚肉だけで調理した。



蒸し上がりである。
最初積み上げた山のほぼ三分の一の高さになっている。

野菜が美味しく、かつ量も多く摂れるのである。
ヘルシーでいて、満腹感が味わえるのだ。

ぼくは、まず塩でいただく。
次いで、ポン酢でいただく。

潮がお薦めである。
野菜と豚肉の味わいがより一層深まるのである。



ご飯は、お取り寄せの雑穀米である。
小豆(あずき)などもブレンドされているのである。
モチッとした食感が大変よろしいのである。



お椀は、豚汁である。
七味を惜しげもなく振りかける。
辛さは旨さである。

寒い夜の一番の御馳走は熱々の汁ものであるのかもしれない。

このほか、香の物は白菜の一夜漬け。
それに、茗荷の佃煮が一皿。



季節のものとして「春菊」のおひたしであった。
春菊のおひたしには、何もかけない。
そのままいただくのである。

もう少し立つと、菜の花のおひたしがいただける。
嬉しいではないか。

春がそこまで迫ってきている。
もう、伊豆半島の河津では河津桜が咲き初めているはずである。

ピンクの桜である。
二月の上旬には咲きそろう。
見頃が長く続いてくれる、春を告げる早咲きの桜である。



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                   荒野人

ある夕食・・・台北の夜2

2010年01月21日 | グルメ
前回は、一杯のお椀・・・ぶっかけご飯で終わった。
さて今日はその続きである。



殻付きの海老炒めである。
炒めた海老の上に、アサツキがバッと振りかけてあって食欲をそそるのである。
口に放り込んだ時の味が何気に予想されて唾液がにじみ出てくるのだ。

素人の味覚予想は、きまって裏切られるのだけれど、その裏切られ方の格差が大きければ大きいほど味覚は喜ぶのである。

実は味覚の喜びとは、裏切られる度合いによって規定されるのである。



ふんわり卵焼きである。
まるで、厚焼きであるけれど厚焼きでなく、かと言ってふくらし粉を入れたお焼きでもない。

卵の中に、筍の千切やシイタケの千切がさりげなく入っていて、噛むとその隠された具材が歯に当たり美味さを増幅させてくれるのである。



汁ビーフンである。
このビーフンは例外なく「新竹」のビーフンである。
ビーフンのブランドとしては「新竹」以外はあり得ないほどなのである。

ぼくは、ビーフンの汁をしっかり飛ばしたものほど旨いと思っている。
そう信じ込んでいるのである。
したがって、これは美味さを感じなかった。
ビーフン自体には味がなく、汁を沁み込ませてこそ味わいが深まるのである。

しっかりと白菜を使っているのは、正しい。
白菜の甘味がビーフンに沁みているはずである。

しかし先ほどの理由から・・・一口食べただけであったのである。



空芯菜(くうしんさい&こんしんさい)と呼ぶ蔬菜(そさい)である。
この炒めものは、ニンニクをまな板で叩いたものを香り付けとするのだ。
それが、結構一杯になっているお腹や食欲を刺激し、あくなき食欲をそそるのである。

強い火力の賜物である。
あっさりと、それでいて味わい深いのである。

ぼくの大好きな蔬菜(そさい)である。



浅蜊(あさり)のスープである。
海に囲まれた台湾ならではのスープである。
浅蜊は砂抜きがされていて歯ごたえがあり大きめであった。

油まみれの胃壁が洗われて行った。
美味いスープである。



いよいよデザートである。
スイカは甘かった。
このスイカは、ホテルの朝食に供されるものよりも甘かった。

パイナップルは少し酸味が強いのだけれど、いっそ心地よい酸味である。
パパイヤは柔らかく、だがしかし、しっかりとフォークが刺さり美味かった。

中華料理のコースとしては、普通よりは上かもしれない。
美味しくいただけたのである。
美味しいものは、心許せる人と同じテーブルを囲んで食べたいものである。





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