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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

深大寺で蕎麦を食う

2011年10月07日 | グルメ
神代植物公園は、月曜日は休園である。
公園が東京都管理であり、東京都管理の公園施設は全てお休みなのである。

この公園は深大寺と地続きである。
植物公園の裏手から、深大寺に繋がっている。



山門を内側からみたのである。
藁葺きの重厚な門である。
右側の社務所でお守りなどを鬻(ひさ)いでいる。

深大寺の雰囲気は別の機会に譲る。



蕎麦屋の入口である。
そもそも、神代植物公園の冬薔薇を見に行ったのである。
冒頭に紹介したように、お休みだったので蕎麦食いがメインになったのであった。



それぞれざる蕎麦をいただいたのである。
相方は、従弟である。

この写真で美味しさは感じて頂けるだろうか?
実は食べ終わって「写真撮ってないじゃん!」と気付いたのである。



残念!!!



蕎麦屋の石の階段を上ると、右側の景色。



入って左側である。
ぼくたちは、この緋毛氈の一番奥の席に着いたのである。

落ちつける席であった。



蕎麦は、この店先から運ばれてくる。



従弟と二人して、タヌキを見て笑った。

破顔一笑である。

この蕎麦屋の前に、道を隔てるけれど古色蒼然としたカフェがあった。
「カフェ美学」という名前である。



食後、ここでコーヒーを頂いたのである。
ブレンド・コーヒーである。
ぼくは「美学」というブレンドをいただいた。

この左手は従弟の手である。
ドラえもんの手の様で可愛いのである。
そう指が短い。



店内は少し薄暗い。
けれど、雰囲気は良いのである。

至福の時間である。
車は、蕎麦屋の駐車場に停めさせていただける。
そぞろ歩きつつ、深大寺に参ったのであった。





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 荒野人

美味いものを食いたい

2011年09月28日 | グルメ
人は、ストレスが溜まったりフラストレーションが沈殿すると旨いものを食いたくなるのである。
従って、人は欲望の塊へと転化する可愛い動物であるのだ。
メトロノームがリズムを刻むように人は、左右に振れつつ生きるのである。



埼玉県の山懐に分け入って、この蕎麦屋を見つけたのである。
街道に看板があったので、そこを曲がってみた。
細い道が繋がっていて、根性がないと諦めてしまいそうになる小道である。

小道の先に、この駐車場が現れる。
9台は駐車できそうであった。



幟(のぼり)の奥にこの玄関があるのだけれど、既に満席で4組の案内待ちが溜まっているのであった。
店名は「樹庵」である。

「じゅあん」と読むのか「いつきあん」と読むのか定かではない。
どうとでも読め!ということであろうか?



玄関の前にはヒガンバナが咲いている。
自然が残っているのであるから、藪蚊が人の血を虎視眈々と狙っている。
そんな環境である。



天ぷら蕎麦にした。



美味い蕎麦である。
7:3の蕎麦であろうか。
腰のある蕎麦であった。



タレも適当である。
あまり塩辛くなく、適度の甘味があって、出汁も効いている。
蕎麦の後、蕎麦湯を頂いて呑んだけれど、これも美味かった。



薬味はシンプルである。
難を言えば、量が少ない。
山葵はこの2倍、大根下ろしはこの3倍は欲しいところである。



天ぷらはカリッと揚がっていて美味かった。
海老は良い按配の揚がり具合であった。

総合的には、70点はポイント出来ると思うのである。
美味かったからである。
マイナス点は、席に着いてからが長いこと、入口に順番待ちの客がいるのに平気で待たせている事である。

待っていた客の話によると「ちい散歩」というテレビ番組で取り上げた結果、行列の店になったそうな。
メディアの力は大きい。

さて、一人前1800円也のお会計をしてスイーツの店を探した。



大豆スイーツのお店である。
あれもこれも・・・と目移りするメニューが揃っている。



従って少しずつのプレートを注文した。
豆乳・ケーキ、豆乳アイス、大豆チップ、豆乳プリンのワン・プレートである。

これは旨かった。

食べ終わったころ、車軸を流す雨が来た。
忽ち道路は水浸しとなり、店に暫く押し込められてしまった。



店の前は「日高中央直売所」であった。
3時過ぎであったからであろうか、野菜類は殆ど棚になく寂しい感じであった。

売り切れである。
小雨になった帰路であった。



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 荒野人

山梨県・新府の桃畑

2011年08月26日 | グルメ
新府の桃畑である。
韮崎の手前に位置する丘陵地帯である。



いま山梨では桃の出荷が最盛期である。
一宮の桃が知られているけれど、新府の桃もまた美味しいのだ。



一宮の桃は、丘陵全体を埋め尽くしている。
花の時期は、あたかも桃源郷の趣である。



だがしかし、ここ新府もまた山の斜面を桃畑が埋め尽くしている。
我が家では「水蜜桃」の柔らかくデリケートな甘さでなく、硬くシャリシャリとした噛みごたえのある、ほのかに甘い桃が好物である。



ここ新府の桃はそうした種が多い・・・かもしれない。
虫よけの白い袋をかけられ、しかもあまり日に焼けないような配慮が施されている。



加えて、木の下には銀色のシートが敷かれている。
満遍なく太陽の恵みを吸収できるように・・・との工夫である。

かくて、新府の桃は甘く熟成するのである。





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 荒野人

金谷ホテルのレストラン

2011年08月11日 | グルメ
日光金谷ホテル(にっこうかなやホテル)は、栃木県日光市上鉢石町にあるホテルである。
実に古くてしかし、上質なサービスを連綿として提供しているのである。



神橋である。
日光にドライブに出かけ、神橋ほとりのレストランで中食をいただいた。

神橋は、山間の峡谷に用いられた「はね橋」の形式としては我国唯一の古橋であり、日本三大奇橋(山口県錦帯橋、山梨県猿橋)の1つに数えられているのである。



1873年(明治6年)6月開業で、現存する日本最古のリゾートクラシックホテルとして、登録有形文化財、近代化産業遺産に指定されているのであって古式ゆかしいホテルなのである。。

このホテルには、アインシュタイン博士(1922年)、ヘレン・ケラー(1937年)なども滞在したことがあるのだ。



これがカフェ・レストラン「匠」である。
1Fは、ベーカリーと売店、それにそば類の食べられる食堂となっている。



店内の雰囲気はなかなかによろしい。
よろしいけれど、空調は効いていない。
窓を開け放してあるので小虫が飛翔している。

それは目障りである。



地鶏のローストトマト味の一皿である。
鳥肉の噛みごたえは十分であり滋味のある肉汁が浸み出してくる。
美味しいのである。



カニクリーム・コロッケの一皿である。
カニの風味が残されている一品である。



パンのチェーン点を運営しているだけあって、風味のあるパンが出される。
いわゆる「ホテル・ブレッド」である。



値段もそこそこであって、ホテルの品位を守っている。



ランプもそれなりである。
いかにも日光らしい雰囲気だ。



壁は剥げ落ちそうだけれど、踏ん張っている。
レジに行くと、古い以前のレジスターが置いてあった。



もう一台。



考えてみると、このレジスターを使っていたのは、ほんの20数年前までである。
長足の進歩を感じさせる二機である。





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 荒野人

出会いがしらの旨いもん

2011年06月07日 | グルメ
旨いもんには出会いがしら・・・というケースが多い。
いや、旨いもんには出会いがしらでしか会えない、それは本当だ。

書店に行けばグルメ本。
テレビではグルメ番組。

だがしかし、自分の舌で納得しなければそれは「旨いもん」では無いのである。
従って、歩いて歩いてA級からB級、果てはゲテもんまで食い尽くして進む。
出会いがしらでこそ、旨いもんに行き着くことが出来るという訳だ。



食い物屋の店構えはどうだって良いけれど、雰囲気は必要である。
この日、ぼくが入ったのはいわゆる洋食屋さんである。

「良し、洋食を食うぞ!」
と思いつつ、玄関脇にある「三元豚のパイコー麺」という文字が気になった。

いわゆるパイコー・ラーメンである。
肉の万世が出すパイコー・ラーメンは絶品であるけれど・・・、と思いつつ注文したのである。



これである。
スープが美味い。

思いがけず出会った味である。
洋食屋で出会いがしらのパイコー・ラーメンである。
この一品を食すためなら、この店に出かけて来ても良い!と思わせる味である。



連れは、トマト味スープで煮込んだ「ロール・キャベツ」である。
少し味が薄かったようであるけれど、ベーシックな味を示している。
家庭料理風味付けであった。



漏れなくコールスローが着いてくる。
出会いがしらの旨いもんである。



スイーツは、飛行機を飛ばして東南アジア方面へ!



インドネシアである。



ほら、雰囲気あるでしょう?



土産物売り屋さんである。

zzzzzzzzz。
ウソピョン!!

街道沿いにあったアジア雑貨の店である。



ベトナム珈琲である。
下3分の1は練乳である。

やたらと甘いけれど、オープンな場所で頂いたのである。



つれはタピオカ入りのマンゴー・ジュースである。
これはなかなかいけた。



梅雨の晴れ間に出会いがしらの旨いもんに出会ったのであった。
ご馳走さま!




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 荒野人