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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

千葉県でイチゴ狩り

2012年02月09日 | グルメ
イチゴが高価である。
イチゴ狩りに行って分かったのだが、温室栽培といえども最近は寒波襲来で低温状態が続いており、イチゴが色づいていないのである。



行ったのは、千葉県の山武成東(さんぶなるとう)地区のイチゴ街道である。
この街道一帯でも、イチゴ狩りを中止しているイチゴ園が多いのであった。

「本日終了」の看板が目立つのであった。
行ったイチゴ園では、花の摘み取りなどもあるようだけれど実際には花はやっていなかった。

花の摘み取りは、館山まで行かなければならないのである。
イチゴを食べ、花を摘み取るという至福の時間は経験出来なかった。
残念である。



確かに色づきは悪かった。
だがしかし、良く吟味して歩いていると前の方の取り残しが結構あってお腹一杯になったのであった。



休園しているイチゴ園が多いので、客は殺到するといった按配である。



いま客を入れているハウスは、一棟のうちの半分。
この写真で言えば、手前のエリアだけであった。

イチゴが無くなってしまう訳である。
写真を見て頂ければ分かるけれど、赤味が少ない。

ハウスに入って「わあ~っ!」と歓声が上がることは無い。



このイチゴ園は、10棟以上のハウスがあった。
ここはまだ客を入れていないけれど「高設」式のハウスである。
胸の高さ、腰の高さにイチゴがある。

車いすの方や、子どもに喜ばれるのであるけれど色づきが悪く、客を入れるのは3月中旬頃になると言う。
やはりハウス全体の色合いが悪いのである。

でも・・・このイチゴ園は気持ち良かった。
時間制ではあるけれど・・・30分食べ放題であるけれど、時間を気になさらないで「お腹がいっぱいになるまでどうぞ!」と言ってくれた。

確かに、30分などと言う必要は無いのである。
現実には30分も食べていられないのである。

「お腹がいっぱいになるまでどうぞ!」は嬉しい一言である。



ぼくは再来することを約してこのイチゴ園を辞したのであった。
お腹も心も満腹であった。

緑川いちご園   TEL 0475-82-4304 である。
山武成東インターで下車、一般道に出たら左折して「JA緑の風」を過ぎ、道なりに行けば右手にある。




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 荒野人

と、あるスイーツ

2012年01月23日 | グルメ
ある場所の、あるスイーツの話である。
店の看板は「Cafe&Dining」である。



メニューを眺めると、リーズナブルな価格帯となっている。
だがしかし、この日はスイーツ狙いであった。

スイーツの小冊子に掲載されているお店なのである。



店内の佇まいである。
夕方に到着したのであったせいだろうか、店内に客は一組。
ワインを嗜みつつ小皿のつまみを啄ばんでいた。

啄ばんでいた・・・と表現するほど素敵なカップルであった。



今度は、夕食を認めに来たいと思ったのである。
心地よい店内と、穏やかに流れる音楽のマッチである。

できれば、カラヤンの振ったアダージョで良い。
作曲は誰でも良い。
カラヤンの棒を聴きたいのである。



いただいたスイーツはこれ!
アップルパイが適度に甘く、しっとりしている。
パイはあくまでサックリしている。

アイスの冷たさとパイ、それにアップルパイの感触が見事に合っている。
美味いのである。

木の椅子が暖かく、丁度良い按配になって長いをしそうになった。
で・・・帰ることとしたのである。



外はとっぷりと暮れなずんでいる。
その暗さの中で、まるで灯台のように明かりが燈る。

優しい光である。




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 荒野人

軽井沢のハルニレ・テラス

2012年01月22日 | グルメ
軽井沢でも、中軽井沢にそのテラスはある。
「ハルニレ・テラス」である。



ここは、川沿いに木製のテラスが広がっていて快適な空間となっている。



いまは、冬。
川のせせらぎでは、氷が張っている。
そのキラキラ感も大変宜しい。



ハルニレ・・・春楡である。
あの舟木一夫が歌った「楡の木陰に、はぁずぅうむ夢」の楡の木である。



さて、ここには数軒のレストランとカフェがゆったりと店舗を構えている。
もちろん宿泊施設も併設されている。
この言い方であるけれど、ぼくは宿泊していないのからである。
宿泊者なら「レストランやカフェが併設されている!」となるのである。

場所は、国道8号線を軽井沢駅から中軽井沢方面に向かい、軽井沢役場の先を右折してすぐである。



ぼくはここの中国家庭料理の店に入った。
名前は「希須林」である。

とても美味しかったのである。
従って、コメント無しで料理を紹介しよう。





















ふぅ~。
満腹である。

このところは雪があるだろうから慎重に出かけられたい。
だがしかし、車を飛ばして出かける価値は充分ある。

ロケーションといい、食事といい満足できること請負えるのである。
大事な方とご一緒にどうぞ!




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 荒野人

ドリアンが来た

2012年01月14日 | グルメ
ドリアンを頂いた。
凄まじい匂いで我が家を席捲したのである。



だが、この匂いこそが美味さの源泉である。
フィリッピンからの直送である。

ドリアンと言えば、タイが優れて有名であるけれど旬であれば台湾であれ、マレーシアであれ、ましてやフィリッピンの味は保障つきである。



これが旬のドリアンの果実である。
甘くねっとりとして、ずっしりと重い果肉である。



だがしかし、今は旬では無いのである。

少しドリアンの薀蓄・・・。
Durio=ドリアン属であり、このdurianという言葉はラテン語のもとになった。
もともとマレー語で棘(duri:ドリ)を持つものという意味であるのである。

しかし、持ち歩く際の棘の痛さは格別である。
従って、このように棘の先端はカットしてあるのである。

最初に書いたけれど、匂いは凄まじい。
いや「臭い」と書くべきか!

ドリアンの産地ですら、臭いが強烈なため、飛行機内への持込みが禁止されている。
公共の建物やホテルも、持ち込み禁止にしている所が多い。
 
近年タイではMon Thong(モントーン)という臭いを抑えた改良品種が作られ流通しているのである。



割るのに苦労するけれど、こんなふうに果肉が詰まっている。
時には血を流しながら果肉に辿り着くのである。

果実は強い甘味を持ち、栄養豊富(特にビタミンB1を多く含有)なため、国王が精力増強に食していたと言われる。
ゆえに「王様の果実」と呼ばれていたけれど、今日では「果物の王様」と呼ばれている。

果物の女王は、通常「マンゴスティン」である。



東南アジアでは、ドリアンを食べるとき飲酒すると死に繋がると広く信じられている。
古くは18世紀に書かれた文献にもそうした記述が登場するのである。
腹内での異常発酵によるガス説、または高カロリーのドリアンとアルコールによる急激な高血糖説など様々な俗説があるのである。
だがしかし、これまでにドリアンと飲酒による因果関係が証明された死亡事故は報告されていない・・・のである。

とまれ、このドリアンは我が家に来た。
美味しく頂くのである。




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 荒野人

栗の渋皮煮ができました

2011年10月17日 | グルメ
栗の渋皮煮が出来上がりました。
美味いです。



鬼皮付きの栗2キロです。
渋皮煮ですから、鬼皮だけを剥かねばなりません。
渋皮を残して丁寧に剥いていって、2時間かかりました。



旬ではありません・・・季節がずれているのでしょう。
処々に虫が這った跡があります。
残念ですが、そこはナイフで削って下ごしらえをしました。



これは綺麗に剥けました。
このように、荒渋は残して剥きましょう。



鬼皮の残骸。
荒野人としては、かなり頑張ってみました。

雅勒の散歩道さん、ありがとうございます。
レシピいただきました。
面(おもて)をうたれる方です。

用意するもの。
 栗  1キロ
 砂糖 カップ2(ぼくは三温糖を使用しました)
 重曹 適量(大匙3杯程度)
以上であります。
栗を剥く道具は有った方が良いと思います。

1、たっぷりの湯に重曹を大匙2杯を投じ、栗を入れる。
  素早くかき混ぜるのだが、そこは渋皮を壊さないよう優しくかき混ぜたい。
2、栗を投入してから5分程度で冷水に取り上げる。
3、水の中で荒渋を取り除く。
  ぼくはガーゼで優しく撫でてあげた。
  この時、栗の溝にある渋も綺麗に取り除いて下さい。
4、水をたっぷり張った鍋に、重曹小さじ1を投入して荒渋を取り除いた栗を入れる。



こんな感じになります。

5、沸騰したら再び水に取り上げる。

4と5を4回繰り返す。
栗が、段々柔らかくなってきます。



これが4回目です。
渋皮が破裂してしまった栗もありますね。

この作業をしながら感じた事。
「マロン・グラッセが高価な訳だな!」でした。
壊れる栗も多いのです。

さて、ぼくはもう一度水から煮ました。

6、水をたっぷり張った鍋に、栗を入れる。
  この際、重曹は投入しない。
7、煮立ったらすぐ水に取り上げる。

この作業の間、段々栗が柔らかく、綺麗になって来ます。
美味しさの予感が募ります。

8、いよいよ仕上げ。



  栗がひたひた程度の水をはり、そこに砂糖を投入。
  落とし蓋をして弱火で煮込む。
  水が三分の一程度になったら火を止め、冷まします。
  冷める過程で味が栗に沁み込みます。



9、好みでブランディーなど入れても良い。



完成形であります。



試食!
柔らかくて美味い!
のであります。

保存には、アルミ・フォイルで一個づつ包み密封容器で冷凍して下さい。
ジップ・ロックなどでOK。
長期保存ができます。

さて表は秋。
関東では、栗の旬が終わりつつある。



メタセコイヤはここまで黄葉しつつあるのである。

お疲れさま。
ご馳走さまでした。

追伸:このブログを訪問して頂いている皆さん。
   いつもありがとうございます。きっと今日は岩手の空の下に居ると思います。
   明日は、海岸沿いを歩く予定です。ぼくの精神状態が持ちますように。





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 荒野人