平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒18 「青木年男の受難」~今回のエピソードは「桜を見る会」の名簿の件から思いついたのではないか

2020年01月16日 | 推理・サスペンスドラマ
 リアルな警察捜査でしたね。
 現実の警察捜査とは可能性をひとつひとつ潰していくこと。
 今回のエピソードはまさにそれだった。
・ヤクザの抗争事件
・階段から落ちた過失致死事件
 これらの事件の真犯人の可能性を潰していった(実際は少しずつ関係していていたんですけど)。
 そして、可能性を否定していった結果、見えてきた青木(浅利陽介)拉致の真相とは?
 ……………

 青木をめぐる駆け引きも面白かった。

・青木のデータベースへのアクセス権を凍結するか否か。
 右京さん(水谷豊)は「凍結すれば犯人は役に立たなくなった青木を始末するかもしれない」と推測し、冠城(反町隆史)は「仲間を見殺しにしたことがバレたら警視庁の大問題になるかも」と脅す。

・青木の性格なら、すでに犯人に協力しているのではないか、という懸念には──
 右京さんは「青木君がメールを送ってきたのは犯人に抵抗している証拠」と推理する。

 パソコンにウイルスを送って居場所を特定したり、陰の真犯人に偽メールを送っておびき寄せたりしたのも現代的。
 現代的と言えば「桜を見る会」の名簿とかも誰かが内閣府のデータベースにアクセスすればみつかるかも?
 今回の脚本家さんは「桜を見る会」の名簿の件から、このエピソードを思いついたのではないか?

 とは言え、
 他人の思いを利用して犯罪をおこなわせて、自分だけ安全な場所にいるという陰の真犯人の姿勢はいただけない。
 まあ、警察がしっかり捜査をしていれば、今回のような事件は起こらなかったんだけど。

 というわけで、ふたたび現実の話題になるが、
 警察・検察は「桜を見る会」の捜査をしないのかね?
 内閣府のサーバーを調べることくらいすればいいのに。
 今や霞ヶ関のサーバーを不正を覆い隠すブラックボックスになっている。

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「桜を見る会」で公文書偽造~これだけ不正を働いてて政府の人間一人逮捕できないって特捜部って糞の役にもたたない連中だな

2020年01月15日 | 事件・出来事
 次から次へと話題が出て来て、尽きないのが『桜を見る会』。
 こちらも追いかけるのが大変だ。

 官房長官の菅義偉は民主党に罪をなすりつけ始めた。

 名簿破棄の記載をしなかったことに関して、
「平成23年と24年に記載すべきことを記載していなかったわけです。
 民主党政権ですけど。ですから、それを引き継いでいたということだと思います」

 しかし、23年と24年は東日本大震災と北朝鮮のミサイル問題で『桜を見る会』は中止。
 やっていないのだから、記載が残っていないのは当然だ。
 どうした、菅義偉?
 こんな基本的な事実も確認しないで発言したのか?
 かなり追い込まれている?
 ………

 公文書改ざんもまたやらかした。

 東京新聞に拠れば
『菅義偉官房長官は14日の記者会見で、昨年11月に内閣府が「桜を見る会」の推薦者名簿を国会に提出した際、一部に推薦した部局名を隠す加工をしていたと明らかにした。
「極めて不適切な対応だ。このような行為を厳に慎むよう内閣府に徹底した」と述べた。
 桜を見る会の招待者名簿を巡っては、公文書管理法に違反した管理簿への不記載などが既に明らかになっている。
 公文書のずさんな扱いが改めて浮上し、野党からの批判が強まりそうだ。
 政府は昨年11月に各府省庁が作成した推薦者名簿を参院予算委員会の理事懇談会に提出。
 その中で内閣府は「内閣官房内閣総務官室」の部局名の記載を消していた」

 なぜ消したのかね?
「内閣官房内閣総務官室」の名前が出るとまずいのかね?
 いずれにしても公文書改ざんがなされたことは、菅も認めている事実。
 これをおこなった職員は何らかの処罰を受けたのかね?
 責任を取らせないから官僚は改ざんを続けるんだぞ。
 処分されると思ったら、よほどの動機がないかぎり不正に手を染めない。
 内閣府は菅の所管だが、菅は責任を取らないのか?
 つーか官僚が改ざんしたのは、忖度か政治家・首相補佐官の指示だろう。
 …………

 以下はネット掲示板の言葉。

『なんでこれで捕まらないの。なんでもありじゃねーか』

『凄いな。もう法治国家として成り立ってないやん』

『公文書偽造ならちゃんと逮捕して罰を受けさせないとダメだぞ
 法を守らせる側が守ってないなら窓割れ理論じゃないけど誰もが守らなくなる』

『公文書改竄していい国ってこれもう信用度ゼロだろ』

『これだけ不正を働いてて政府の人間一人逮捕できないって特捜部って糞の役にもたたない連中だな』

『この国っていうかこの政府すごいな・・そらゴーンも脱出するわ』

 確かに。
 ゴーンの主張していることが、そうかもしれないな、と思えてしまうのが、2020年のこの国の現状だ。

 来週20日から通常国会が始まる。


※参照記事
 内閣府、推薦部局隠し国会に提出 桜見る会名簿で、菅氏「不適切」(東京新聞)

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君の膵臓をたべたい~誰かを好きになったり、嫌いになったり、手を繋いだり、すれ違ったりするすべてが愛おしい

2020年01月14日 | 邦画
 膵臓の病で余命幾ばくもない山内桜良(浜辺美波)。
 他人が自分の領域に入るのがイヤで他人を拒んでいる「僕」(北村匠海)。

 そんな「僕」の心の中に桜良はズケズケと入ってくる。
 他人を拒み、一定の距離を保っている「僕」は、膵臓の病のことを知っても気を遣ったり、悲しんだりしないからだ。
 これが親友の恭子(大友花恋)だったら泣き叫んで、桜良は否応なしに『自分が死ぬ存在であること』を認識してしまう。
 死を前にした人間にとって、気を遣われたり、哀しい顔をされることは逆につらいのだ。
 一方、「僕」はいつもと同じ距離とそっけない態度で自分に接してくれる。
 桜良にとって「僕」は普通の日常を与えてくれる存在であった。
 桜良はそんな「僕」と『死ぬまでにやりたいこと』を実行していく。
 …………

 この作品、録画していてお涙頂戴の「闘病もの」かと思って放置していたが、実際に観てみると必ずしもそうではない。
 むしろ「僕」の成長物語だった。

「君、先生になりなよ」
「みんなと友だちになる練習をしよう!」
「真実か挑戦かゲームをやろう」

「僕」が桜良から学んだことは『他人と向き合うこと』だった。
 他人を拒む「僕」は教室でいつもひとりで本を読んでいる。
 必要なことしか話さないし、得意なのは図書委員の仕事(=図書館の本の分類をすること)だ。

「君にとって生きるってどういうこと?」と問われた桜良はすこし考えて、こう答える。

「誰かと心を通わせること。
 誰かを好きになったり、嫌いになったり、
 手を繋いだり、ハグしたり、すれ違ったり。
 楽しいのに鬱陶しくて、好きなのに嫌いで、まどろっこしいんだけど、それがわたしの生きている証明」

 桜良が人間関係のマイナスの部分、面倒くさい部分も肯定している所が興味深い。
 死にゆく人間にとっては、自分の目の前で起こることすべてが愛おしいのだ。
 死を目前にしていない人間は、このことになかなか気づかない。

 桜良も「僕」と関わることで得られる日常に救われていた。
「僕」は心を閉ざしているので、なかなか心を通わせることができなかったが、桜良にとっては、それが面白くて楽しい時間だった。
「僕」の心がすこしずつ開いて、ふたりの距離が縮まっていくのも喜びだった。
 ネタバレになるので書かないが、
 桜良が最後に語った言葉なんか、せつないんだけど、歓喜にあふれていてせつなさを圧倒してしまう。


 ハードディスクの録画を消さなくてよかったと思える作品でした。
 心の栄養、ビタミンをもらった作品でした。

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シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。~まほほん、ドラマデビュー! 白石聖さんも出てた!

2020年01月13日 | 推理・サスペンスドラマ
まほほん(山口真帆)、ついにドラマデビュー!
役は『セクハラを受け動画で告発する女性』の役!
攻めてますなあ。
1年前が思い出される。
こういう役をできるようになったってことは、1年前のことに心の整理が出来たってことか?
だとしたら、よかった!
ただ、これからは話題性でなく、山口真帆の本当の実力が問われる。
がんばれ、まほほん!
 
 
 
ドラマのモチーフは極めて現代的だ。
・白でも黒でもないグレーゾーンの事件
・動画
・マインドコントロール
 
現在、世間を賑わせている事件って、皆、白か黒かはっきりしないものばかり。
特に政治関係。
議員が「後で説明する」と言って国会を休んでそのままになったり、「書類や記録は破棄した」と言ってそのままになったり、すべてがモヤモヤして気持ち悪い。
「道義的には間違っているが、法律的には無罪」と言って開き直るケースも多々ある。
そんな時代の空気を反映しているのがこの作品だ。
 
動画も、山口真帆の例が示すように告発の手段になったし、現在、最も影響力のある媒体だ。
この作品でも描かれたが、都合のいい部分だけを切り取って世間に誤解を与える事例も起きている。
 
マインドコントロールも、現代人は情報に踊らされたり、熱狂的に信じたりして、現在の重要なテーマになっている気がする。
 
あとは、
おおっ! 『だから私が推しました』のハナ役の白石聖さんが出てました!
テレビディレクターの神代一樹(要潤)の下で働くアシスタントの役!
ハナが活発でハキハキとしゃべってる!?
個人的にはヒロインの清野菜名さんよりも白石聖さんを見てしまうのだった……!
 
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映像研には手を出すな!~空想世界に飛び込むことで彼女たちは自由と冒険を手に入れた!

2020年01月12日 | コミック・アニメ・特撮
「アニメーションは設定が命」
 というわけで設定・イメージボードを描きまくる浅草みどり(伊藤沙莉)。
 お金にもならないことにエネルギーを注ぐことに疑問を持っている現実主義者の金森さやか(田村睦心)。
 お嬢様でアニメ研究会に入ることを禁じられているが、キャラクターやメカを描いて動かすことが大好きな水崎ツバメ(松岡美里)。

 こんな3人が集まれば、やることは決まっている。
 アニメーションをつくることだ。
・浅草みどりは世界観設定・美術。
・金森さやかはプロデューサー。
・水崎ツバメはアニメーター。

 浅草氏と水崎氏はスケッチブックに描いたお互いの絵を見せ合い、合わせて、ひとつの世界をつくっていく。
 スケッチブックのメカにさまざまなギミックが加えられ、トンボの形になり、カタパルトが設置され、人力で押して、やがて飛ぶ。
 追ってくる悪漢のメカが登場し、銃撃してくるが、ビルの隙間に飛び込んで撃退する。
 ふたつの絵を合わせただけなのに、彼女たちはこうした『空想世界』に飛び立てるのだ。
 これはとんでもなく素敵なこと!

 浅草氏たちが『空想世界』にダイブできることは住んでいる街も影響している。
 川が流れる水の上にあって、すべての建物は増改築が繰り返されて街は迷路のよう。
 芝居小屋もあり、紐を引っ張れば、奈落が競り上がり、垂れ幕の背景が降り、階段が坂になる。
 コインランドリーの入り口にはなぜかエアコンの室外機があり、腰を屈めないと入れない。その二階には、洗濯が終わるのを待つ人のための畳のくつろぎスペースがあり、窓からは街が見える。
 こんなファンタジーな街に住んでいれば、否が応でも空想力をかき立てられるだろう。

 浅草氏たちは空想の力で別の世界に飛び立っていく。
 そこは自由で冒険がある『最強の世界』だ。
 現実に退屈し、スケッチブックに絵を描くことで何とか生きていた浅草氏。
 彼女は仲間に会うことで、空想世界にダイブする方法を手に入れた。

 方法としては、宮沢賢治が書くことで『イーハトーブの世界』に飛び立っていったのと同じかな?

 今後どんなドラマが待っているのか?


※『映像研には手を出すな!』
 NHKにて、日曜24:10放送中!(関西地区は24:45)
 本日は第2話です!

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イランがイラクの米軍基地を空爆~報復合戦がエスカレートすれば戦争に……。日本は新安保法に基づき自衛隊を派兵するのかね?

2020年01月08日 | 事件・出来事
 イランがイラクのアメリカ軍基地にミサイル攻撃。
 あ~あ、報復合戦が始まるよ。
 最悪は戦争に発展だ。

 中東に石油を依存している日本は株価が一時600円下落。
 イラン革命防衛隊はアメリカの同盟国にこんな警告。
「アメリカのテロ軍に基地を提供したすべてのアメリカの同盟国に警告する。
 イランに対する攻撃行為の出発点となるあらゆる領土は標的になる」

 こんな時に安倍晋三は中東3カ国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン)を訪問するらしいが、これらの国々は反イランの国なんだよなあ。
 2月中旬には自衛隊の派遣も。
 火に油を注ぐことにならなければいいけど。
 オリンピックも普通に開催できるのだろうか?
(※追記 安倍は中東訪問中止を発表した)

 日本は舵取りが難しい。
 アメリカは同盟国だし、安倍とトランプの関係を考えると、何らかの協力を要請される。
 一方、イランとは永年の友好国でもある。

 でもトランプ尻舐めの安倍だとイランを切ってアメリカに追随しそうだな。
 集団的自衛権を一部容認した新安保法があるから戦争になれば兵站とかをおこないそう。
 派兵の理由は、
『中東の石油が入らなくなるのは国の存立危機事態』
 新安保法の国会審議の時、安倍は
「アメリカの戦争に巻き込まれることはない」
 と言っていたが、何か巻き込まれそう。

 この情勢に対し、中国ロシアはどう動く?
 北朝鮮もこれに乗じて何かをしそう。
 こうなると、第3次世界大戦だ。
 アインシュタインは、
「第4次世界大戦がおこなわれるとしたら、石と棍棒の戦いになるだろう」
 と、核戦争になる第3次世界大戦を皮肉っていたが、こうならないことを願う。

 各国のリーダーたちは賢明になってほしいが、どう動くのかな?

 ソレイマニ司令官空爆殺害にはトランプにも言い分があるらしいが、こうなることを想定していたのかね?
 バカに権力を持たせるとこういうことになる。
 そんなトランプ以上にバカなのが安倍晋三だが、果たしてどんな対応をするのか?

コメント (6)
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さあ、面白くなってきました!~カルロス・ゴーンやIR逮捕の秋元司が事件の裏側をぶっちゃける?

2020年01月07日 | 事件・出来事
 さあ、面白くなって来ました!

 レバノンに逃亡したカルロス・ゴーンが明日の記者会見で、
「日産の役職解任に、日本政府関係者が関与したことを裏付ける物証や実名を明らかにする」
 と言っているのだ。
 どういうことかと言うと、
『日産がフランス企業に買収されることを嫌がった日本政府がゴーン逮捕のために一役買った』
 というのだ。
 ゴーンの主張が正しければ、ゴーン逮捕は『国策捜査』だったことになる。
 誰だろうな、この件の背後で動いた政府関係者って。
 …………

 IR汚職も面白い。

 元自民党の秋元司が逮捕。

 100万円受け取った政治家として、
・岩屋毅 (自民/前防衛大臣)
・中村裕之(自民)
・船橋利実(自民)
・宮崎政久(自民)
・下地幹郎(日本維新の会)
 の名前が挙がり、下地は100万円の受領を認めた。

 逮捕された秋元司はヤケクソになって、こんなことを言っているらしい。
「500.comの議員への働きかけ、ロビー活動はすごかった」
「直接、見たわけじゃないが、約2000万円もらっている議員がいる」
「自民党内のIRの三羽烏って呼ばれる議員なんか、そりゃすごいんじゃないか。
 12月になって俺の疑惑が報じられはじめたら、3人は俺の電話にすら出なくなった」
「なんらかの形でカネもらったり、便宜を受けたリストに載っている議員は30人はいるんじゃないか」

 いいぞ秋元、もっとしゃべれ!(笑)
 仲間割れしろ!
 …………

 基本、自民党の政治は『利権政治』です。
 昔は土木・建設・医療などで甘い汁を吸っていたが、
 今はそれだけでは足りなくなって、新たな利権をつくっている。
 それが、
・IR
・教育(大学入試改革・大学許認可)
・軍事(法外な値段で武器を買い、中抜きする)
・外国人労働者受け入れ(自民党の上野宏史政務官の口利き疑惑)
 吉本などのクールジャパンとかも怪しいな。

 こんなやつらが政治を担っているんだから、国の借金が1000兆超えになるのは当然だ。
 必要な所に税金が使われず、少子化問題なども改善するどころか、ますます悪化。
 成長戦略もお友達優遇や利権優先だから、本当に成長する分野に税金が行かない。
 だってIPS細胞の山中教授の援助を打ち切って、加計学園に使うんだぜ。
 原発輸出もトルコからの撤退が決まり、すべてが失敗したらしいな。

 こんな『利権政治』『お友だち優遇』を続けていたら、この国はどんどん衰退していくだろう。
 安倍も本当に日本や国民のことを思うのなら「力不足でした」と言って辞めるべきなんだけど、この驚異の鈍感力の持ち主は辞めないんだよな……。
 いまだに「この道しかない」と言って間違った道を進んでいる。
 今はオリンピックや万博といった『対処療法』ではなく、少子化対策や分厚い中間層の創出といった社会の『根本治療』が必要なんだけどな。


※参照記事
 クーデター”証拠公表か ゴーン被告 8日の会見で(FNN)

「約2千万円もらっているIR三羽烏の議員がいる」秋元容疑者が逮捕前に語る(アエラ・ドット)

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戦争の危機~アメリカがイラン革命対の司令官を空爆殺害! さあ、安倍さん、『外交の安倍』ってやつを見せてくれ(笑)

2020年01月05日 | 事件・出来事
 2020年は大変な年になりそうだ。

 イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官がアメリカ軍の空爆によって殺害。
 これを受けて、イランが報復を表明。
「ソレイマニ氏はわれわれの心の中で生き続ける。米国に反撃する」
 ロウハニ大統領も「イランは必ず復讐をおこなう」

 やはりトランプはバカだな。
 どうして、こんなふうに火種をバラまく?

 戦争が始まれば、アメリカがイランで手一杯になるため、北朝鮮が動き出すかもしれないな……。
 中国、ロシアは北朝鮮を後押し。
 中東と極東で戦争が始まる?
 3日はアメリカなどで『第三次世界大戦』がツィッターなどでトレンド入り。
 日本でも4日にトレンド入り。

 こんな時、「世界で最も頼りにされている」と言われている、われらが偉大なる安倍晋三氏は何をしていたかというと、
 3日は映画鑑賞『決算 忠臣蔵』……。
 4日は千葉県でゴルフ……。
 どこが『外交の安倍』だよ!
 トランプとロウハニに電話をかけて、仲裁しろよ。
 昨年末、ロウハニが来日した時、安倍は「日本がアメリカとイランの架け橋になる」と言ったじゃないか。

 まあ、下手に絡んで、バカを晒すよりはマシだけどね。
 だったらゴルフしながら、状況分析やさまざまなケースのシミュレーションはしているのかな?
 してないだろうなあ。
 イランにいる日本人には危険勧告をしているのだろうか?
 してないだろうなあ。
 2月の自衛隊の中東派遣はどうするのかな?
 中止した方がいいと思うんだけど。

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義母と娘のブルース 新春SP~育児×親子×ビジネス 楽しくて、育児問題も提起した、いいドラマでした!

2020年01月04日 | ホームドラマ
 相変わらずの亜希子さん(綾瀬はるか)でしたね。

 大阪でのビジネスはボケとツッコミが要求され、高度なコミュニケーション能力が要求される(笑)
「考えとくわ」は「考えないこと」と同意(笑)
 ソースの二度づけ禁止には裏技がある(笑)

 そんな大阪で大活躍の亜希子さんだったが、プレゼンの失敗の責任を押しつけられてクビになり、東京へ。
 そして始まるドタバタ劇!
 ………………

 この作品、登場人物が自由自在に動きまわっていますね。
『うる星やつら』などの漫画家・高橋留美子さんは、
「キャラクターが作者の手を離れて自由に動きまわった時、作品は面白くなる」
 みたいなことを語っていたが、今作もまさにそれ。

 捨て子の赤ん坊(通称・専務)を亜希子さん、みゆき(上白石萌歌)、店長(佐藤健)たちの中に放り込んだら、彼らはどんなリアクションをするか。
 作家はそれをただ書き留めていけばいい。
・亜希子さんは子育てのノウハウを実践を通してシステマティックに学んでいき、子育てにニーズがあることを知り、ビジネスに昇華していく。
 おまけに母乳まで出してしまう(笑)
・みゆきは自分のかつての境遇を重ね合わせて、どうしたら専務が幸せになるかを考える。
・店長はDNA鑑定をするために専務の髪の毛を抜こうとし、亜希子さんと結婚するために父親の口の粘膜を採りにいく(笑)
 このような作品が面白くないわけがない。
 育児と親子関係とビジネスを上手く掛け合わせているのもお見事!

 現在、育児は考えるべき社会問題となっている。
 シングルマザー、シングルファーザー、共働き。
 社会インフラは不十分で、親戚や近所とのつき合いがなければ、そんな方々にとって育児は本当に大変。
 先日もシングルファーザーの方の痛ましい事件があった。

 だから、亜希子さんが考え出した『スポーツクラブで子育て支援』、いいアイディアだと思う。
 僕の通っているスポーツジムには子育てを終えた年配の方がたくさん来ている。
 彼女たちは子育てのプロだ。
 そんな人たちがポイントと引き換えに、出来る範囲で子育てを手伝ってくれたら。
 スポーツクラブだから子供のための場所も広く確保できるし、マタニティヨガなどもレッスンに組み込める。
 要は、こういう場所の提供と人材のマッチングなんだよなあ。
 ところが、国がやると、規制とルールに縛られてたちまち柔軟性を失う。

 この作品、親子のドラマですが、今回は社会派ドラマでもありました。
 専務の父親が子を捨てるまでの葛藤や苦悩もていねいに描かれていたし。
 こういうドラマがもっと増えるといいですね。

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相棒18 「ブラックアウト」~リスクしかない駐車場爆破事件。結局、入江を使って何をやりたかったんだろう?

2020年01月02日 | 推理・サスペンスドラマ
 長尺の『相棒』は後半がメチャクチャになるんだよなあ。

 以下、ネタバレ。

 結局、蓮見恭一郎(長谷川初範)は入江を使って何をやりたかったのだろう?
 息子の事件の口封じなら、最初から10億渡せば済む話。
 リスクを伴う地下駐車場爆破事件をわざわざ起こす必要はない。
 結果、トンネル事件の被害者たちの復讐心を煽ってしまったし、自分の「上級国民」意識をネットにさらされてしまった。
 入江が警察に捕まればすべてを自供するリスクもある。

 なので、後半の1時間はまったくの無駄。
 前半の暴力団組員の溝口正吾(螢雪次朗)とトンネル事件の被害者の復讐劇だけにしておけば、それなりの物語になったのに。
 秘書の雨宮紗耶香(瀧本美織)の恋愛話と復讐も取ってつけたよう。
 結局、紗耶香は銃口を突きつけられた、復讐相手の蓮見誠司(浅香航大)も「やめて!」と言って助けちゃったし。
 謎を入り組ませて、物語を複雑にすれば、素晴らしい作品になるわけではない。
 つーか複雑にしすぎ!

 それよりも、右京さん(水谷豊)のサバイバル技術とか、蓮見の「上級国民意識」とか、溝口の「斜陽のヤクザの思い」とか、ディティルを大切にした方がずっといい。

『相棒』で2時間を構成できる作家さんはいなくなってしまった?

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