昨日の国会・憲法審査会で、参考人として呼ばれた三人の憲法学者。
そのすべてが、安倍政権がすすめる戦争法案が
「違憲」
であると表明した。
これは〝市民団体〟〝民間団体〟の出来事ではない。〝国会〟での出来事である。
この憲法学者の中には、自民・公明・次世代が参考人として呼んだ長谷部恭男早大教授もいる。
長谷部教授は、「憲法違反だ。従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかないし、法的な安定性を大きく揺るがす」と指摘。
普通、自民・公明党が推薦する人物なら、政府に有利な発言をするはず。
なのに、この発言。
完全にオウンゴールだ。
というより、現在の憲法の下では安倍首相がやろうとしていることは、もともと無理なのである。
それを無理矢理こじつけて通そうとするから、ツッコミどころ満載になる。
国会答弁はフラフラになり、国民にもよくわからない内容になる。
今回のことでわかったのは、やはり憲法は〝権力者を縛るもの〟ということだ。
権力者である安倍さんが、日本を戦争できる国にしたいと望んでも、憲法が許さない。
憲法が安倍首相の暴走を抑えてくれる。
一方、この違憲判断に関して菅官房長官は次のようにコメント。
「憲法前文、憲法第13条の趣旨をふまえれば、自国の平和を維持し、その存立を全うするために必要な自衛措置を禁じられていない」
えっとですね、菅さん、あなたは憲法学の権威ですか?
昨日呼ばれた三人の憲法学者より、憲法に精通しているのですか?
あるいは、こんなコメント。
「まったく違憲でないという著名な憲法学者もたくさんいる」
だったら昨日、そういう学者さんを呼んできたらよかったじゃない。
なぜ長谷部教授を呼んだの?
負け惜しみにしか聞こえない。
ていうか、菅さん、また、いつものやつが出ましたね。
政府の言うことは正しくて、批判する人間の言うことは間違っている、という傲慢な理屈。
日本は三権分立の国である。政府(=行政)がすべてを決められるわけではない。
もし、政府の理屈であらゆることがおこなわれるようになったら、〝独裁〟になる。
仕方がないので、いつもの画像を貼っておきましょう。
※「問題ない」で、やりたい放題の安倍自民党
関連記事 集団的自衛権行使「違憲」=憲法学者三人が表明-衆院審査会(時事通信)
そのすべてが、安倍政権がすすめる戦争法案が
「違憲」
であると表明した。
これは〝市民団体〟〝民間団体〟の出来事ではない。〝国会〟での出来事である。
この憲法学者の中には、自民・公明・次世代が参考人として呼んだ長谷部恭男早大教授もいる。
長谷部教授は、「憲法違反だ。従来の政府見解の基本的な論理の枠内では説明がつかないし、法的な安定性を大きく揺るがす」と指摘。
普通、自民・公明党が推薦する人物なら、政府に有利な発言をするはず。
なのに、この発言。
完全にオウンゴールだ。
というより、現在の憲法の下では安倍首相がやろうとしていることは、もともと無理なのである。
それを無理矢理こじつけて通そうとするから、ツッコミどころ満載になる。
国会答弁はフラフラになり、国民にもよくわからない内容になる。
今回のことでわかったのは、やはり憲法は〝権力者を縛るもの〟ということだ。
権力者である安倍さんが、日本を戦争できる国にしたいと望んでも、憲法が許さない。
憲法が安倍首相の暴走を抑えてくれる。
一方、この違憲判断に関して菅官房長官は次のようにコメント。
「憲法前文、憲法第13条の趣旨をふまえれば、自国の平和を維持し、その存立を全うするために必要な自衛措置を禁じられていない」
えっとですね、菅さん、あなたは憲法学の権威ですか?
昨日呼ばれた三人の憲法学者より、憲法に精通しているのですか?
あるいは、こんなコメント。
「まったく違憲でないという著名な憲法学者もたくさんいる」
だったら昨日、そういう学者さんを呼んできたらよかったじゃない。
なぜ長谷部教授を呼んだの?
負け惜しみにしか聞こえない。
ていうか、菅さん、また、いつものやつが出ましたね。
政府の言うことは正しくて、批判する人間の言うことは間違っている、という傲慢な理屈。
日本は三権分立の国である。政府(=行政)がすべてを決められるわけではない。
もし、政府の理屈であらゆることがおこなわれるようになったら、〝独裁〟になる。
仕方がないので、いつもの画像を貼っておきましょう。
※「問題ない」で、やりたい放題の安倍自民党
関連記事 集団的自衛権行使「違憲」=憲法学者三人が表明-衆院審査会(時事通信)
いつもありがとうございます。
戦争法案は違憲。
でも、自民党・公明党は、あくまで参考人の意見だとして、スルーしそうですよね。
自分たちに都合のいい言説が出た時は採用し、都合の悪いものは難癖つけてスルー。
本当に〝姑息な政権〟です。
こうした政府の暴走を防ぐために、司法があるのですが、裁判所は今回の法案も「高度な政治判断はそぐわない」として、「違憲」の判断から逃げるんでしょうね。
この国は本当に司法が機能していない。
あってはならないことですが、もし戦闘で自衛隊員の方が命を落とされたら、やりきれないでしょうね。
違憲の事案で亡くなるのですから。
此れで 戦争法案は 違憲 である事が明確になりましたね。
憲法学者3氏の参考人に依る見解が、揃って 集団的自衛権行使を可能
する戦争法案について、 「憲法違反」 との認識を示しましたね。
正に、正論の中の正論であります。
小林氏は、「憲法9条2項で軍隊と交戦権は与えられていない。9条をそのままに、
仲間を助ける為に海外に戦争に行くと言うのは、憲法9条、とりわけ2項違反だ」
と述べました。 本当におっしゃる通りです。
ま、政府は 「立憲主義」 に依り、太刀打ちが出来ないでしょう。
まぁ 管氏は 何時もの通り、政府は正しい とのコメントのみ・・・
話になりませんね。
そもそも 戦争法案は、海外で戦争すると言う法案ですから、憲法違反
である事、他なりません。
此れは 野党が共闘して反対意見を一致させ、 必ず廃案に追いこまな
ければなりませんね。