平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒15 「アンタッチャブル」 ~これでいいのか、『相棒』?

2017年01月12日 | 推理・サスペンスドラマ
 中園参事官(小野了)のヒントで、目撃者を確認し、目撃者の証言で犯人を捕まえた。
 ただ、それだけの話である。
 ここには謎解き要素やトリックはまったくない。
 昔は、あっと驚く犯人や名推理があったのにね。
 今回の右京さん(水谷豊)は目撃者の眠っていた記憶を引き出しただけ。
 しかも目撃者は不自然すぎるくらいに犯人のことを覚えている。
 これでいいのか、『相棒』?

 青木(浅利陽介)も相変わらずの便利キャラ。
 後に伏線があるとはいえ、目撃者・市原里奈(桜田ひより)のことをペラペラ話す。

〝偶然〟要素も2回あった。
 中園がそば屋で事件を追っている旧友の刑事に〝偶然〟出会う。
 右京たちは高校生が空き家に出入りしているのを〝偶然〟目撃する。
 シナリオ学校とかでは〝偶然〟を多用するな、って教わるのになぁ。

 というわけで、
 これでいいのか、『相棒』?
 ドラマとしても薄っぺらだし。
 ドラマにするなら、もう少し里奈を掘り下げようよ。

 今回のエピソードは、衣笠副総監(大杉漣)との戦いの序章という位置づけで見ればいいのだろうか?

コメント
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