街角風景～大樹探索

【書きとめ】吾妻鏡現代語訳(意訳)　1189年文治五年 9月11日「今日 源頼朝は 陣が岡を発たれた。今まですでに七日間 逗留された。
ところで 高水寺の鎮守は 伊豆の走湯権現(ソウトウ)を勧請したものであるが その傍にもまた小さな社があり大道祖といった。
これは藤原清衡（キヨヒラ）が勧請したものである。この社の後ろに大きな槻の木があった。
二品(源頼朝)は この樹の下に立つと 走湯権現に奉納すると称して 上矢の鏑二つを射立てられた。」のケヤキ大樹の写真。
於：紫波町高水寺　頼朝奥州平定の年　推定樹齢？約千年

街角風景～しまい雪

今朝起きたら・・・雪が積もっていました。多分日中の気温上昇で融けてしまいそうなので　降り終いなのでしょう。

気持はすっかり桜待ちモードになっていたのに　こうもはずして降られると　ちょっと名残惜しい気持もします。

「再びの　名残の雪と思いけり：高木晴子」
おまけ・・・「戻り鳥　どの瞬間も　覚悟あり：斎藤牧子」　
其々気持ちの据わった素晴らしい名句です。

街角風景～ワシの形

当地方の春の実感は　御山のテッペン付近の雪解けの形が　羽を広げる「ワシ」の形・・が はっきり見分けられる　今頃以降になります。
むかしむかしその形から山の名を「巌鷲山」（ガンジュサンと読んでます）・・・とも　重々しく呼んでいたようです。

この時期は　毎日山の姿が激しく変化しますので　ぼんやり過ごせません。天気予報をチェックしながら　お出かけはカメラ必携です。

今朝の御山は雲の中ですが平野部は日が射しています。
「雪解　田に空より青き　空のあり：篠原　梵」

街角風景～鳩の散歩

芝生も一斉に緑に活性化し出し　鳩やらオナガやら鳥どもも活発に動き出した。かなり近場まで寄ってくる鳩の眼を見ると　こちらが怖い気持ちになる。

「山かげの夜明けをのぼる雲雀かな：几董」
　・・・またまた地球鳴動　お気を付け下さい。