桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・10・23

2013年10月24日 | Weblog
いよいよ芝居の稽古が始まった。俳優の浜田晃さんと滝沢めぐみさん、それに今回無理を言って美術を担当して貰うことになったデザイナーの部谷京子さんと制作のIが集う中、とりあえず読んでみましょうと云う浜田さんの音頭で本読みが始まる。まだ何もできてない筈なのに、生身の俳優さんが実際に声に出して自分が書いた台詞を読んでくれると、パソコンを叩いていた時やプリントアウトして読んでいた時とは全く違う世界が現出する。特に男主人公の意識の中にある時は妖精のように、ある時は過去を糾弾すく検事の様に、何役にも渡って出現すく女主人公の一番気がかりだった部分を滝沢さんが声だけですっかりそのキャラクターになっていたのはびっくりすると同時に安心する。でも、ここまでこぎ着けた安心感からか、ちょっと体調不良。先日から「生理」の他にもいくつか「難病」に悩まされている上に、今日はとんでもなく眠気がすごい。老老ランチ(今日はキノコの炊き込みご飯、豚汁、鰺の干物)を終えて店に向おうとして六本木に着いたまてはよかったが、六本木交差点から店まで歩くのが億劫になって、時間も早かったのて、日比谷線をベッド代わりに日比谷まで、そして乗り換えて乃木坂までうつらうつらの30分。バーの営業中も予約された七人の団体客に料理を一万五千円分出した途端にホッとしてしまったのか、S新聞のUさんが来てくれてHKと楽しそうに話しているのを聞いている内に完全に古本屋の親父というかたばこ屋のお婆さんというか、こっくりこっくり。そして電車の中でも地下鉄からJRに乗り換える時は夢遊病者のように歩いて電車の中は完全熟睡状態。勿論、部屋に帰って食事しながら録画しておいた先々週から始まった新番組「L」をみている内にソファに倒れ込んでしまったのは、くどいようだけど、主人公のオーバーな演技に嫌気をさした訳ではないことをお断りするコレドクローズまで今日で後25日。★都合により突然臨時休業したり、開店時間、閉店時間が変更する場合がありますので、ご来店の際は電話でお確かめ下さい。★コレドシアター THE FINAL 桃井章遺作シリーズ②「パラソル」(作演出・桃井章,美術・部谷京子、出演・浜田晃、滝沢めぐみ)公演日11/13(水)~11/17(日)、料金3500円 予約お問い合わせはコレドシアター(03ー3470ー2252)へ日曜祭日を除く五時以降にお願いします。詳細はホームページ参照。