桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・6・9

2010年06月10日 | Weblog
明日こそパッと晴れてくれと昨日の日記に書いたけど、今日も気分は晴れない。胃袋の調子もよくないので、朝昼兼用の食事はきつねたぬきうどんとタラコのお握り、それに昨日深夜スーパーで安売りしていた牛肉のタタキにオニオンスライスをテーブルにならべただけ。2時にマンションの管理人さんと業者が来訪。入居した時から問題となっていた一室の天井の水漏れのことで対策を打ち合わせ。先日の調査で上の部屋の落ち度でないことが判明し、今日の調査で施工以来の手抜き工事の可能性が出てくる。そうなると修理費用に保険はきかないみたいで、直すとなると住居者負担になるとか。冗談じゃない。ウチが何十万も出せる訳ないだろ?何とかしてくれと喚く。4時に茅場町の歯科クリニックへ歯が抜けてから初めて行く。抜けた後をどうするか?もう入れ歯しかないみたいだけど、何となく入れ歯は抵抗があるし、そのままにしておいてもそんなに目立たないからいいと断る。するとT先生は同業者に分かったら歯が抜けた後の処置を何もしてないみたいにみえるから困るという。プロとか仕事ってそういうもんだと理解したけど、ウチの店に同業者がきて何か云ったら、ちゃんと理由を説明しておくからととりあえず納得して貰う。少し食欲が出てきたので、Mとミッドタウンで待ち合わせして久しぶりにハヤシライスを食べる。ここも色々新メニューを開発しているみたいで、今日食べたニューフェイスはハンバーグハヤシライス。安くて美味しかったけど、この店の辛口ハヤシライスだけの方が俺は好き。お客さんはTテレビのOさん、プログラマーのIさん、Y君の銀座以来の知り合いのTさん、近所の化粧品会社のHさん、通信会社に勤めるTさん、それと広尾時代はまだT大生だったY君がIT企業の会社員となって同僚を連れて来店してくれた7人だけ。Oさんとお互いが係わっている芝居のこと、Y君たちとは文学と政治のあり方について話して2時前閉店。深夜スーパーて買った俺は肉まんを、Mはピザを食べながら借りてきた『高校教師』(野島真司脚本)を見ている内に明け方。野島脚本はひっぱりがどきついけど、凄い。見終わってからベッドにひっくり帰って夕刊を広げると朝日夕刊で連載中の『人脈記 シナリオなき旅』の最終回に今年98歳になる巨匠、新藤兼人さんとお孫さんでウチのお客さんでもある映画監督の新藤風さんの紹介があって、読む内にほのぼのとした気持ちになる。98歳の祖父と33歳の孫の二人きりの生活を紹介した記事のサブタイトルは『風がそっと寄り添って』。気分がフッと晴れた。
      ~~『即興劇の夜』出演者募集!~~
☆予選6/10、17、24の各木曜日19時開演、決選7/1の木曜日19時半開演
☆プロアマ問わず。参加費用なし。出演希望の方は前日までにエントリー用紙(電話でも可)を提出し、当日18時までに当シアターに集合して下さい。出演順をくじで決定します。
☆出演人数は2人~4人。毎週定員(15組)になり次第締め切らせていただきます。同一ユニットでのエントリーは2回までOKです。
☆出演者たちは出番寸前に「舞台設定」(例えば公園のベンチ)を知らされ、短い打ち合わせの後、即興劇を始めます。小道具はこちらが用意したものの中から選んで下さい。
☆1ユニットの上演時間は最高20分。出演者同士が自主的にエンディングに持って行き、短い時間(例えば1分)で終わることは可能ですが、長くなった場合は19分を過ぎた段階で照明をFOしていきます。
☆毎週優秀賞を選び、3組の優秀書グループで7/1に決選を行います。そこで最優秀賞に輝いたユニットには、今年9月から来年7月までの間にコレドシアターでの二日間の公演を使用料無料でおこなう権利が与えられます。
☆お問い合わせはコレドシアター(3470ー2252、午後四時以降)まで。