桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2006・12・12

2006年12月13日 | Weblog
今日の公演、音楽集団フィオレットのリハの為に1時に店へ。主催者のIさんにバトンタッチして一旦部屋に戻る。この数日、忙しさにかまけて食事をいい加減に済ませていたけど、今日はアボガドとマグロと鯛の刺身の海苔ワサビ和え、もずくと蛸の酢の物、スクランブルエッグとレタスの柚子胡椒和え、納豆、漬け物、シジミの味噌汁など久しぶりに食べたい物を作って食べる。3時過ぎ、買い物をして再び店へ。今日は50人一人一人に500円分のオードブル皿を出すことになっているので、7本のバケットを200ピースにカットすることから始まって、カナッペ様にタラモサラダ、鮭のほぐし身と水菜のクリームソース和え、煮卵、そしてカマンベールチーズを50ピース作り、真ん中に添えるグリーン野菜とソーセージを用意する。Mちゃんが4時半、Tちゃんが5時に出勤して来たので、二人に手伝って貰って流れ作業でオードブル皿を作る。まるでお弁当屋さんみたいだ。これだけで一仕事終った気分だったが、本番の営業はそれから。8時過ぎに映像カメラマンのYさんが来店したのを皮切りに、メイクアップアーティストのTさん、俳優事務所のKさん、テレビTのプロデューサーOさん、テレビAのKさんたちでカウンタターが埋まったもんだから、今日はかなり混雑するかもと思いきや、後はイチゲンのお客さんが一人だけ。1時には一人もお客さんがいなくなってしまったので、2時までの間、Tちゃんと厨房の掃除をしたり、お酒を飲んだりして時を過ごす。何となく骨休みしている感じ。

この日記を書いている途中、常連の演出家Sちゃんから電話があった。肝臓に腫瘍が出来て検査入院していると親しい人から聞いていたもんだから心配していたのだけど、誤診?だったみたいで、今週末には退院できるとのこと。同い年の友達だけに自分のことの様に安堵した。来週には「水」でも飲みに来いよ、Sちゃん。