参院選挙で自民党が大敗した原因の一つとされている年金問題が自分にも降りかかるとは思わなかった。社会保険庁から届いた「年金加入期間の確認について」と云う通知に、俺の年金加入期間が249ヶ月しかなく、年金を受けることが出来ないと書いてあったのだ。そんな筈はないだろ?と思わず大声を上げそうになった。少なくとも今年20歳になる息子が生まれてからはずっと払い続けているんだから、それだけで240ヶ月だ。それ以前の独身時代は時々パスしてしまった記憶があるけど、その前の結婚生活でも払っていた筈だ。いや、それより20歳の時に古本屋の店員になった時、22歳で制作会社の演出助手になった時、23歳で広告代理店の企画部員になった時、それぞれ正社員だったから厚生年金を払っている筈だ。それなのに、その記載はゼロとなっているのだ。おいおい、記載漏れかよ?と手元に残っている年金記録で確認して社会保険事務所に電話する。ところが何度掛けても話中だ。だんだん面倒くさくなってくる。どうせ電話が通じたって役人に横柄な態度を取られるんだろうと思うと、それ以上書け続ける気がなくなってしまう。それに記載漏れが判明したって、月々僅かの年金を何回貰えるか分からないんだ。だったらいいよ。かなり家計は逼迫しているんだし、もう毎月13500円は払わないから。