桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2011・12・23

2011年12月24日 | Weblog
かなり疲労がピークにきているのか、9時過ぎに目が覚めたのに10時過ぎまでベッドから出ることができない。でも、こういう時は「気合だ、気合だ、気合だ!」と昔は小馬鹿にしていたレスラーの言葉を借りてベッドからでると、トイレ、風呂、洗濯、経理事務、日記と起きてからの日課をこなして、食事はせずにとにかく部屋をでてしまう。部屋で食事を作り、食べているとそのままダラッとしてしまいそうな気がして、怖かったのた。何故って、今日は予定では観客が50人のライブが6時から、更に8時半からは35人から40人のパーティがあるのに、O君は休みだし、料理から会場設営から一人でやらなくてならないので、一時間でもダラっとしている訳にはいかないのだ。おいおい、そんなスケジュール、一人でやれる訳ないだろ?誰かバイトにきて貰えばいいじゃないかと云う勿れ。クリスマス前の連休初日、いくら「負け組」が流行っているからって、今まで手伝ってくれた天使たちに、君たち負け組は暇だろうから店を手伝ってくれよと電話するのって勇気が必要で、いやそれ以前に俺の天使たちはみな勝ち組だろうし、遂に誰にも電話できずに今日に至ってしまったのだ。けど、流石に今日は一人でやるにはかなりの「気合だ、気合だ、気合だ!」が必要で、肩に食い込む程の食材の入った鞄を背負い、両手にスーパーの袋を持って店に入ったのが3時過ぎだったろうか、それから店を2時に店を出るまでは、ただただ掃除して、料理を作って、お酒を作って、洗い物をしての11時間。これだけの集中力と持続力があれば受験勉強だって出来て東大にだって受かっただろうにと学歴コンプレックスの俺は臍をかむ(話題がずれるけど、64歳になってまで受験や学歴のことを語っている俺ってある意味で凄い)でも、今日も天使は現われた。Fテレビの秘書のMちゃんとM銀行の同じ名前のMちゃんの二人が洗い物を手伝ってくれたのだ。ウームっ、俺って恵まれている。それにこの季節、ライブやパーティを企画してくれてウチの店の財政状態を助けてくれたSさんに感謝。とは言っても疲れ切ったことは疲れ切ったし、何処かで暖かい日本酒を飲んで帰ろうかと思ったけど、パーティで残ったおでんやお寿司、それに昨日※※テレビ社長秘書のIさんからのいただいたお菓子まて抱えて飲む気になれず、電気を消す前に強いラムを二杯ストレートで飲んで、2時前店の前からタクシーに乗り込んでしまう。普通だと細かい店の指示するのだけど、今日はそんな元気もなく、「五反田の昔のソニー近くまで。コースはおまかせします」と寝込んでしまったら、いつもは2300円から2500円なのに、2700円台。まぁ、仕方ないか。部屋で海苔巻きの残りを熱いお茶で食べつつ、録画してあった「松本人志のすべらない話」を見ながら一日を終える。今日働いた分、明日のクリスマスイブを臨時休業にして日曜日と合わせて久々の連休だ。さて何をしよう?いや多分何もしないだろう。十数年ぶりにひとりきりのクリスマス。★12/24(土)は臨時休業します。尚、年末は30日(金)まで営業。年始は1/10(月)から営業します。