桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2013・12・3

2013年12月04日 | Weblog
昨日作ったモツ煮込みを薄めて味噌汁にしたけど、モツの臭みは酒の肴としてはグーなのに、朝御飯とはマッチせず失敗。そして今日は冷蔵庫を覗いて並べたコンビーフとキャベツの炒めもの、水菜入り納豆、わざと崩しの目玉焼きなと全て味や盛りつけががしっくりこない。味覚がどうかしたのか?調理人としての能力の欠如しているのか?12時前に店へ。今日はバーカウンターの中の冷蔵庫や製氷機などの搬出作業に立ち会う。でも、先日の見積もりの段階で持っていく筈だったシンクやガスレンジは持っていかないと言われる。当日になってそう言われても、だったら製氷機も持っていくなとは言えず、結局業者にやられたと思うが、もうどうにもでもなれと云う心境のまま銀座に出てシネスイッチで「母の身終い」と云う映画を見ようとしたが、時間を十分間違っていて断念。今日はどうもついてない。だったらと、確かこの近くの画廊で今日からLさんの母上のHさんが個展をやっていた筈と出向いてみる。先日の国立新美術館に展示されていた大作を中心に馬と若い娘をモチーフにした作品が十数点。幸い他にお客さんがいなかったのでHさんと創作論など交わしていたら、Lさんの弟さんや沖縄からLさんの祖父なとも顔を見せて何だか一家中と知り合った気分。帰りに整形外科によって帰宅。先日録画しておいた「黄金を抱いて跳べ」(井筒和幸監督)を見る。これって同じ日本?何だか井筒監督の映画を見るといつも異国気分にさせられていい。女優のTさんから電話。先日の「パラソル」のDVDを宣材に使いたいと五反田まで受取りに来たので、駅前の居酒屋で軽く飲む。24才の彼女には未来がある。一緒にいると66才の俺にも未来があると云う錯覚に陥っている。そんな時間が好きだ。。