桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・6・10

2012年06月11日 | Weblog
12時半に店の前でボランティアで手伝ってくれているポルトガル人女性のCと待ち合わせ。先日ビザの関係で一度日本を出国しなくてはならないので、その前に一度プライベートに話したいと言われたからだ。待ち合わせて彼女が目の前の乃木神社に行ったことがないというので一緒にお参りして旅の安全を祈ってから六本木の寿司屋に連れていく。Cはにぎりを俺が手でたべていたら驚く。寿司は手でたべるのが本当なんだと説明しても呆れた顔をするばかり。というか、俺の英語力ではちゃんと説明するのが難しい。普段、店では仕事の指示をブロークンのインチキ英語でやってしまうけど、文化的な背景や細かなニュアンスを伝えていくには俺の英語力では無理。おまけに寿司屋のカウンターに並んで座ったら逃げられない。ずっと英語を聞き続ける一時間半。店を出てからも場所をカフェに移して彼女はこれからの東京生活について話し続ける。そう、殆ど一方的に話されただけで、こっちは時々質問をするのみで、話した内には入らない。ちょっと疲れる。4時近くに再会を約束して別れてから、昔つきあっていたYさんと会う。全てを分かられている気安さと、何より日本語で聞いたり話せたりする気楽さに、ジントニックとワイン少しで酔っぱらう。更に麻布十番で干物を文字通り酒の肴にして日本酒を飲んで、完全酩酊。仕事半分とプライベート半分のちょうどいい休日。●桃井章プロデュース・津森久美子ファドライブ『リスボンの夜vol3』ポルトガルギター演奏・西村輝彦、6/24(日)開場12時開演14時・料金3000円 ~ご予約お問い合せはコレドシアター03ー3470ー2252まで