桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2007・7・25

2007年07月26日 | Weblog
昨日の日記に「只でさえお客さんの少ない店だけど、特に開店時間の6時から9時までの3時間は無人化している日が殆どで……」と書いたけど、今日が正にその「無人化」した日。そして昨日の日記の続きには「営業時間はそれから閉店時間の2時までの5時間……」と書いたけど、確かに9時過ぎにイチゲンのカップルがカクテル一杯づつ(売上2600円)、10時過ぎに近所の常連Nさんが黒ビール二杯(売上3000円)と「営業時間」になったことはなったけど、有料客はその二組三人だけ。2時近くまでで総売上は5600円。五万じゃないよ、五千だよ。それで「営業時間」と言えるのか?言える訳ないッ!お前は趣味で店をやってるのか?違う、商売だ!だったら何故店をやってる?いや、店がそこにあるから……なんて、くだらない自問自答をしながら12時にはTちゃんにも帰って貰って、後はただ一人待つだけ。2時間もあの地下室に一人きりでいると、ちょっとおかしくなってくる。もうこうなったら朝まで一人きりでお客さんを待っていようかなんて馬鹿なことも思い出す。もしも本当にそんなことをしていたら、精神的に変調を来していたに違いない。その寸前に、救いの神。人妻Iちゃんがお姉さんと一緒に来店してくれる。いつもは帰る時にハグする習慣になっているのだけど、今日はIちゃんが顔を見せた途端ハグハグ。お姉さんが呆れていたけど、それだけ嬉しかったと云うことで。でも、まぁ、ホント営業時間をどうしよう?