桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2010・3・28

2010年03月29日 | Weblog
朝起きてすぐやった、いや、やらなくてはならなかったのは階下のFさん宅へ改めて水漏れ事故のお詫び。菓子折りと一緒に迷惑料として3万円を包んで行ったけど、お金は受け取って貰えなかった。そのことでFさんの人柄が分かり、階上にいる人間としては安堵する。11時前、今日で広島へ帰るSちゃんとMyちゃんにせめて一回くらいは外で御馳走しようと、近所の韓国家庭料理の店へ。まだ午前中なのにサンゲタンを始め、チジミ、豚バラ肉のキムチ巻、石焼きビビンバなど四人でお腹一杯になるまで食べる。品川駅まで二人を見送った後、有楽町まで出て花組芝居の大野裕明作演出の一人芝居『巨匠溝口健二』を見る。これは花組芝居の同姓同名の俳優、溝口健二が映画監督の溝口健二を演じるという芝居。その企画もだけど、内容も抜群に面白かった。夏にウチの店でやる大野君の新作が楽しみ。終演後、東京駅まで歩いて、本屋好きのMを八重洲ブックセンターに案内。中でお茶を飲んだ後、本屋の中で二時間のフリータイムを提案される。本屋の中にいると時間を忘れるMは、俺が再び珈琲を飲みながら読み出した「シナリオ無頼」(中島丈博著)を殆ど読み終わるまで本当に戻ってこなかった。その後目黒駅に降りたことがないというMのリクエストで目黒の街を散策。そのまま西麻布にでて、母と三人焼鳥屋へ。今日も俺たちと同じ量の焼鳥を食べる80ウン歳になる母の食欲は衰えをみせず、息子としては安心。