今日から店の改修工事が始まった。これまでイベントを行う上で問題になっていた防音問題、控室問題を解決し、同時にボックス席(と云っても四人がけのスペース一つだけだけど)を作る工事だ。この工事と映写装置を備えることでコレドをリニューアルして再生する。工事が始まったのを見ている内、体が震えるのを覚えた。赤字が累積しているにも関わらず二百万以上のお金をかけたのだ。もう言い訳が許されない。一度部屋に戻った後、五時半に再び店へ。工事中でイベントスペースが使えないし、団体のお客さんが来たらどうしようと案じていたけど、不幸中の幸いで来店したのは常連のNさん、女子大生のYちゃん、ランチの時のお客さんのSさんの三人のみ。工事の打ち合わせにきていた店の「母親」である美術デザイナーの部谷京子さんとスタッフのLちゃんも混じって、とても「家庭的な一時」が過ぎて行った土曜日の夜。