桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2008・7・22

2008年07月23日 | Weblog
この二週間、喉に異物感を覚え、痛みも感じる様になったので、今日意を決して日赤病院に出向く。年齢が年齢だし、煙草ももう四十年以上吸い続けている。喉頭ガンだったとしても不思議はない。待ち時間の間、Mとのこと、お店のこと、まだ書いてない原稿のこと、様々な感慨が頭の中を渦巻く。処が二時間後、漸く診察したくれた医師は、深刻そうな顔をした俺に「どこも異常ありませんね」と軽い口調で告げる。煙草で軽く炎症を起こしているだけだという。途端、拍子が抜ける。喉頭ガンはともかく、ポリープができている位いわれると思っていたのに、今までの深刻さがこれじゃピエロだ。いつもこうなのだ。去年も脳疾患を疑っていくつかの検査をして貰ったけど、どこも異常なく、ストレスが解消したら、あっという間に痛みがなくなっていた。ホント、幸せなことだけど、俺に重病は似合わないのだ、ということにしておこう。